Bitcoinの手仕舞い 2017年09月03日

Modern cash 3

タイから日本に帰国するにあたって、タイでは自分で立てた会社の閉鎖処理、日本では東京で新しく借りる部屋の初期費用が必要でそれなりにお金を準備しておかなければならない。ちょっと不安があったのでこの際手持ちの暗号通貨を手仕舞いして現金化しようかと思った。

2014年の後半に暗号通貨の仕組みやマイニングの仕組みに興味を持ってBitcoinをいくらか購入。当時投資目的で買ったわけではなかったので正確にいくらで買ったのか覚えていない。確か日本の換金所で数万円ぐらい。。それも1〜5万円の範囲ぐらいで買っていたはず。。。で、いろいろ昔のメモを探ると「Bitcoin 20,000円 購入」という記載を発見。たぶん2万円前後で購入したんだろう。

それからBitcoinでオンラインサービスの支払いをしてみたり、他の暗号通貨に換金してみたりといろいろやって手元に残ってたのが0.649 Bitcoinほど。タイのBitcoin換金所にて売却。めでたく約300,000円になりました。

THB to BTC Trading | Buy Sell Bitcoin at BX | Thailand Bitcoin Exchange
↑ タイのBitcoin換金所

タイだとこちらの換金所がメジャーなようです。自分もしばらくBitcoinのやりとりをしてなかったのもあり、どこで換金すればいいのかわからなかったので知り合いの使っている換金所を聞いてそれを使うことに。僕が使った際も特段銀行振込までソツなく終了。

そしてふと見ると2014年ぐらいは大した金額ではなかったLitecoinもそこそこ値上がりをしている。「そういやLitecoinもいくつか持っていたな。。。」ビンゴ!なんと20Litecoinも持っていた。これで約150,000円。というわけで、最終的に

2014年に20,000円で買った暗号通貨(Bitcoin)から2017年には約450,000円+未だに二束三文の泡沫暗号通貨

が残りました。ありがとう暗号通貨。当時単純に遊びでやっていて、熱が下がった後はほったらかしにしてましたが非常に嬉しい結果に。引っ越しに際しての諸処の支払いにあてます。非常に助かる。

いやー、これからも興味のあることにはガンガンお金使って試してみよう。

FLDCというコインマイニングに参加 2015年01月15日

Argonne's Midwest Center for Structural Genomics deposits 1,000th protein structure

Folding@homeというスタンフォード大学で2000年から継続されているタンパク質の折りたたみ構造をシミュレートしてその結果を医療に役立てていくというプロジェクトがあります。それにはものすごい量の演算が必要らしく、スタンフォードの大学から配布されるクライアントプログラムをWinマシンやMacにインストールしてスリープ時などのマシンリソースが余っている間にCPUの演算リソースをタンパク質折りたたみ演算に参加させることができる。

Folding@home – Wikipedia
タンパク質 – Wikipedia
フォールディング – Wikipedia
グリッド・コンピューティング – Wikipedia

FoldingCoin | Mine Medicine – Not Hashes

またこれをコインマイニングの演算としてFoldingcoinという仮想通貨を稼ぐこともできるらしい。というわけであまり考えずにとりあえずFolding@home(これがスタンフォードのグリッドコンピューティングプロジェクトの名称らしい)の端末プログラムを入れて自宅のMacminiのCPUで演算に協力してみたがスリープ時にずーっとファンが回っている。CPUぶん回してるんだからファンが回るのは当然っちゃあ当然なのかもしれないがアルミユニボディの筐体も熱くなるし、何かと部屋に居て落ち着かない。普通にMacを使うときにはCPU演算はピタリと止まって何ももたつくこともなく使えるんだけどとかくPCを使ってない時にファンの音が気になる。それぐらいフルにファンが回る。

さらには最初にちゃんとHow toを読んでなかったのもいけないが、ただ単にFolding@homeのプログラム入れて待機させておくだけではFoldingcoinはマイニングできない。それもモバイルのアプリやウォレットプログラムをインストールするという程度の作業ではなく名前の設定から演算チームの設定から何かとその設定がかなりややこしかった。

というわけであっさりと辞めてしまいました。。。Bitcoinなどの暗号通貨のマイニングでGPUやCPUをぶんぶん回して採掘を行いますが、演算を行うこと自体はシステムにつながるマシン全体でBlockchainの改ざんを阻止するという意味をもつものの演算内容自体に意味はまったくなく、やはりリソースの無駄遣いといういうように感じていたので演算内容自体を意味のあるものに使っていくこのFLDCはいいかなーと思ってとりあえず手を出してみたものの、自宅でいつもファン回りっぱなしの熱いMacminiとその整理されていない面倒な設定内容でFLDCからは離脱と相成りました。

もうちょっと設定のインタフェースまともにしないと人集まらないよーと思う。。。

暗号通貨のマイニングマシンを用意したけど。。。 2015年01月06日

image

年末年始Bitcoinについて勉強していてかなり面白く、とりあえず自分も一度暗号通貨のマイニングをしてみたいと思った。とりあえず、二年前に組んで放置されていた自作LGA1155 Core_i5、RAM16GBの自作マシンがあったので6600THBでmsiのRadeon R9 270XのGPUを追加購入して組んでみた。

他のマイニングユーザーのサイトを見てみると発熱量がかなりあるらしくみんなケースから取り外して使用しているので8年前に買ったミドルタワーのケースもホコリだらけで汚れていたし、それは捨て去って同じような構成にして回してみる。

ちなみに今までの人生、セガサターン以降ゲームとは無縁の生活だったのでグラフィックボード自体を買うことも今回生まれて初めて。最初マイニング系のサイトを見ていてAMD RadeonとかNVIDIA GeForceとか言われても何のことかさっぱりわからなかったが、パンティップ・プラザで購入するGPUを色々物色してるうちに覚えた。

image

image

とりあえず起動中の消費電力を抑えるため起動ディスクはUSBメモリ。ここにScrypt系のコインを採掘する際にはBAMTを入れて、それ以外のコインを採掘する際にはPiMPを入れて稼働させている。別にPiMPでもScrypt系は掘れるけどPiMPはまだあまりパフォーマンス・チューニングしてないんでBAMTを使ったほうがパフォーマンスよく掘れる。BAMTでScrypt掘ってると485KH/s、PiMPだと450KH/sが平均になる。

image
↑ こいつの電源ユニットが死に、

image
↑ これに入れ替わった。おかげでファンの音は静かになった。。。

と485KH/sで回し始めた途端にマシンが急停止。電源を入れようにもうんともすんとも言わない。結局いろいろ切り分けを試みながら電源ユニットを新しいものに入れ替えたら動き出した。電源ユニットが死んだ模様。なんかチューニングしたことで変な負荷がかかって電源ユニットが死んだ?しかしアプリのConfigで電源ユニットが死ぬというのも聞いたことがないし。。。まあそれ以降は何もなく動き続けているので問題ないのでしょう。単純に2年ほど経っている電源ユニットなので寿命だったということでしょうか。

しかし、やってみてようわかりますが今更暗号通貨のマイニングなんて始めてももう儲からないですな。また基準通貨になってるBitcoin対USDのレートが上がれば儲かるかもしれませんが、それでも参加者も増えてるので掘れるコインの量なんて微々たるもの。1日掘ってて掘り出せるのが0.01USDとか。タイでだって明らかに電気代のほうが高いぜ。というわけでだんだんと掘ってる目的が2014年の頭から雨後の筍のごとくアホほど種類の出回ってる亜種暗号通貨のコレクションとなっております。ただしいくら集めようがこちらの都合ではなく暗号通貨のシステムでブロックチェーンが維持されなくなったら即貯めた暗号通貨はビットの海の追憶と化すのであります。またまた無駄なことをしてるなあという感が満載です。