コスプレランナーが意外と早くて抜けない時が悲しい 2015年11月21日

Costume Party

どこの国でもそうでしょうけど、マラソン大会に出るとある一定の数の人がだいたいコスプレして走ってる。僕が出てるフルマラソンなんか当然ながら42.195kmあるわけでタイの暑い気候の中(とはいえ炎天下を避けるために早朝の日の出前から出走だが)コスプレの衣装のまま42.195kmを走る決意には頭が下がる。(その実、多分何も考えてないんだろうけど)

しかし、出走前に横で眺めている時と実際にコースで目の前を走っている時はだいぶ気持ちが変わる。自分もランニング中は余裕がないのでこういうコスチュームの人が目の前走ってるとうっとおしくてなんとか抜かしてやろうとするんだが、意外とちゃんと走れるやつが結構居て、抜こうと思ってもなかなか抜けない。

あんまり意固地になると変に自分のペースを崩してしまい後に響いたりするので無理やりは追いかけないがアホなコスプレのランナーに置いて行かれる自分も中々悲しいものがある。

この前のフルマラソンでは「オリオン座」のコスプレしたやつに抜かれて、抜き返せなかった。。。まあこういうところも奮起のひとつとして日々頑張って10kmランで練習しているわけです。

すでにASICSのシューズがランニング走行距離500kmオーバー、買い替え? 2015年11月16日

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痔の悪化、手術などで幾度と無く寸断しつつもなんとか頃合いを見てはルンピニ公園に走りに出ております。基本的にどんなにしんどくとも1回10kmというのを決まりにして走ってます。

そして今年の春先に買ったASICSのこのランニングシューズも走行距離500kmを越えました。

Nike Runningのアプリがシューズを買ったら登録してランニングの度にどのシューズで走ったかを関連付けできるので、忘れずにやればちゃんとどのシューズでどれぐらいの距離を走ったかはっきりわかる。

以前のお気に入りだったNew Blanceのランニングシューズを履き続けて、多分1000km以上は走ったと思うが、その頃ランニングに調子が出ず走ってもあまりに脚が痛いのでシューズを買い換えてみたら驚くほど脚の痛みが激減してタイムも伸びた。単純に靴の問題だったのである。

なのでランニングシューズは一応これからは500kmでまだまだ使えそうでも買い換えることにしてみた。変えた直後に脚の負担がぐっと楽になるようなら500kmですでにかなりシューズがヘタっているのだと思う。

あまり脚の負担に変化がないようであればまだ古いシューズは使えるのかもしれない、もしそうなら次のシューズは600km履いてみるなどいろいろテストしながらやっていけば自分の脚にあった買い替えタイミングがわかるのではないかと思って今年からテストをしてみるのであります。

ただ、買い替え頻度は高くなるので気張ってNikeあたりの高い靴を買うのは辞めてお安めASICSやReebokあたりのうまく当たれば1000THB台、高くても2000THB台ぐらいのシューズを買うようにしてたりします。

今年は親知らずも抜いて、痔の手術もして、一個一個体の弱点つぶしをし、酒タバコもやらず、食事も相変わらず記録を続け、走って代謝を高めて、自分でもどこへ行こうとしてるのかわからないですが、多分次の10年のための体づくりをしてるんでしょう。

運動なんてものはやっぱりちょっと体を痛めるぐらいの負荷をかけないと体が成長していかないと思いますがその痛みも1日か2日ぐらいで回復するぐらいの負荷に抑えないとダメで本格的に怪我をしないように守る必要がある、なのでランニングの唯一の必要な備品、シューズの買い替えタイミングはいろいろテストせないかんはずなのです。

スポーツ用イヤホン、PlantronicsのBackbeat FIT 2015年11月11日

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iPhoneを使ってる時にはあまり気にならなかったが、Nexus6 はやはりでかいのでランニングに持って行くにはやっぱりその重さと握りにくさが気になる。

タイのソンクラン用の防水ポーチにNexus6を入れて密封し首から下げてランニングをしようか?とも考えていて、密封してしまうと音楽聞くにはBluetooth接続のイヤホンしかないよね?とPlantronicsのBackbeat FITを買ってみた。

タイのApple Store、iBeatで4,490THB。日本円にすると15,000円ぐらいで結構お高い。他にもBlueantのPUMPというヘッドホンが2,850THBぐらいで出ていてこっちのほうが安いなと思っていろいろ見ていたが、結局Backbeat FITのほうが密閉型ではなく、周囲の音も聞こえて、その割に音がいいとのことでこちらを購入。付属のスマホ用アームポーチなどはNexus6は当然の事ながら大きすぎて使えなかった。

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↑ 首筋に来るユニットをつなぐケーブルはかなり柔らかい。

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↑ 各国語で注意事項が書かれているが、日本語はなし。メインの市場とは見られてないんだろうなあ。。。

で実際に付けてみるとかなり軽いし、簡素な作りに見える割にズレたり外れたりはまったくない。ただ、ランニングで10km走る分の1時間弱装着してると片方だけ耳孔が痛くなった。片耳だけインイヤーのチップ形状が合わないのか?

後、音質。ウェブ上のレビューで「割りと音がいい」的な記事が多かったが「みんなこんな程度で音がいいって言ってんの?」てな感じでかなり音がペラペラである。もっともこれはもしかしたらAndroidがダメなのかもしれない。手元にまだiPhone5sがあるので今日これにペアリングして使ってみよう。多分iPhoneとならちゃんと使える音質になる、というようなオチのような気がする。

ただ、ランニング時、非ランニング時を問わず、些細なことに思えるかもしれないがイヤホンのケーブルがないというのは非常に楽だ。ランニング時は走ってる最中にケーブルがぶわんぶわんと踊ることもない。机で作業中に聞いてる時にもちょっと体動かすとケーブルがついて回ってPCのキーボードの上にケーブルが乗って、「ああ、うっとおしい」なんてこともない。ちょっとしたことだけど非常に便利。

ただし、最大の欠点は音質よりもWirelessであるがゆえに必ず充電が必要なところ。さあ、ランニング、イヤホン使いまっせ!ってな時に充電を忘れていたら、アウトであります。フルマラソンを走るときにも使えるフル充電で8時間はもつバッテリらしいが100%充電には二時間半かかるというところを気にしないといけない点もWiredのイヤホンとはことなる。

持ち運びも普通のWiredイヤホンと比べるとちょっとかさばるのでどう持ち歩くかを考えておく必要があります。

それぐらいかなー。イヤホンひとつにどうこうと話をつけるほど感じるものは多くないのでこんな感じで。防水に関してはバッチリらしいのでしばらく使ってみます。やっぱり充電がめんどくさいとかで数カ月後には使ってない可能性もありありですが。。。

一ヶ月ランニングを休むだけで元のペースを取り戻すのに大変 2015年10月16日

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↑ いつも走ってるバンコクのルンピニ公園。ランニングの総合距離は2272kmも走っている。

23日(金)はタイは祝日で土日を合わせると3連休となります。僕はこの23日の朝から痔の手術でバンコクはSt. Louis Hospitalに2泊ほど入院する予定です。

人生初の手術と入院。今まで健康優良児でこういった体験がほとんどないのでドッキドキであります。しかし、8月、9月と痔の調子が悪く、あれだけ毎日走って脚に調子が付いていたランニングをしばらく止めてしまった。

手術前の今になって状態がよくなってきたのと、しばらく運動してないと走り慣れた脚がムズムズしてなんとも落ち着かなくなってきた感じでランニングを再開したが、たかが1ヶ月~2ヶ月空けていただけでめちゃくちゃ脚が弱ってるもんである。

運動してる時には運動量に従って脚が強くなっていくので嬉しいが止めると途端に弱ってしまうのも大変である。例えば以下が8月のランニングの際のデータ。

8月
04日 48.16
05日 48.41
06日 48.02
13日 49.19
14日 52.44
17日 49.57

数ヶ月前から平日は出来る限り毎日のランニングを行ってきたおかげで脚が出来てきて10kmの距離を50分切りで走れているのでありますが、8月半ばから痔が悪化したのと自分がメインで関わっていた仕事の案件が山場に入って毎晩のランニングの時間が取れなくなった。めっきり、というかまったく走らなくなってしまった。

9月
18日 62.42

9月になっても全然走らず。案件は9月の初旬に終了したが、9月の半ばに日本への一時帰国。せっかく帰ってきたのでと実家の周りで街なかランニング。いつも走っているルンピニ公園のトラックと違い、公道で実家の周りの上り下りのある道を走っていたので多少ハンデになるものの、それでも10kmが62分もかかっている。ぜんぜん脚が前に出てくれなかった。想像してたよりもまったく走れない。

10月
05日 26.22 (脚が痛くて5.1kmで断念)
06日 55.27
08日 56.07
09日 55.11
12日 52.20
14日 53.16
15日 52.30
16日 51.58

10月、こりゃ駄目だ。せっかく今年は運動づいてたのに、と思って再度奮起。平日毎日10kmランニングを再開。走り慣れたルンピニ公園のトラックでさえ初日は脚が痛くなって5kmで断念。肉体の弱っていくスピードというのは本当に残酷であります。しかし、雨ニモ負ケズで毎日走っていると少しづつまたタイムが伸びていく。先々週は55分台がほとんどだが、先週は52分台がベースになってきた。51分も出ている。やっぱりこれぐらいの負荷をかけてあげると脚は弱くなるのではなく、度重なる労苦に打ち勝つために筋肉強化へと舵を切るようである。

このタイムを見てなんとか続ける意志を持てるようになった。今回はこのランニングと同じく参加してなかった日曜の青空ヨガでほぼ週6日はなんかしらの運動を行うサイクルを保てるようにしていきたいと思っております。

タバコも酒もやめてますが、そういったドラッグの高揚感はランニングハイ一択とします。

ランニングウェアよりシューズ! 2015年07月22日

The weapons of choice
The weapons of choice taken by Tim Wilson in Flickr

ランニング、マラソンはとりあえず金のかからないスポーツとして一番に思い浮かびます。まあ体一つ、靴一つで走り出せるから、リーズナブルなスポーツだよね〜という感じですがホントにそうなのか今一度考えてみると。。。

実際にやっていて思うのは、ランニングウェアはそれほど気を使わなくても大差ないと思います。走ってる間大量に汗をかくので体の排熱効率の良いウェアがよく、長袖、長ズボンのものだと汗で体に張り付いて体の動きの邪魔したりもするので短パン、タンクトップがよいです。あと生地が化繊で薄くて濡れてもすぐに水が切れて乾きやすいやつ。これは毎日走ったり、旅行するときに何日分もウェアを持たなくても使ってすぐに手洗いでざっと洗って干してしまえば翌日には乾くという点で良いのです。ウェアはこれぐらいしか言うことがない。

ランニングで大事なのはシューズだと思います。ウェアは適当でなんとでもなるけど、シューズだけは脚の健康にも関わってくるのでいいのを選びたいところです。

経験上、普段の生活で普通の靴を履いていていきなりランニングでベアフットランニング系のシューズを履いても慣れるのが大変なのであまりお勧めしません。ベアフット系はトレイル系などの未舗装道路を走る時に使うのがよろしいかと。舗装路で路面の感触を脚の裏で捉える必要はないはずなので、舗装路のランニング、マラソンはやっぱり踵にしっかりしたクッションのあるランニングシューズを。靴でランニング時にかなり脚の痛みが和らぐのと、タイムもフルマラソンぐらいの距離になると30分以上も差が出たことがあります。

いろいろメーカーごと、ブランドごとにシューズのメリットを広告では書き立ててますが各社それほど違いはないかと。Nike, New Balance, adidas, asics, Reebokなどのメーカーのものならだいたいどれも問題ないです。この中で安いのを探すと良いかもしれません。以前はNew Balanceあたりを履いてましたが、現状価格が比較的安めのReebokとasicsを使ってます。あと古くなったらまた新しいのに取り替える。ソールがヘタってクッションが効かなくなる可能性があるので僕は500km走ったら交換しようと思います。Nike Runningのアプリを使えばランにシューズを紐付けられるのでそのシューズで何km走ったかトラッキングできるようになります。

↑ タイ在住の僕はこのモデルがショッピングモールで安く売ってたので購入して現在のメインシューズ。実に安くて履きやすい、いい靴。噂通りAsicsはいい靴作ってますな。

旅行でランニングするならNikeのFlyknitが良さそう。どんだけ旅行荷物をコンパクトにしてもランニングシューズは嵩張って、いつも飛行機に乗るときは履いて行き、目的地について宿に荷物を置いたらかばんのなかからサンダル出して履き替えるってのを毎回やってます。

↑ NikeのFlyknitならこのへんか?ちなみに僕はまだ自分で買ったことないです。

Flyknitは踵部分が柔らかくたためるのでかばんに嵩張らないで収納出来ます。ランニングはシューズ以外は荷物を取らずに準備できるから旅行時にはとてもいいですな。早朝に人の少ない景色のいい通りを走るのは気持ちがいい。ペナン島に行ったときに、ジョージタウンから出て、ガーニードライブの朝日を眺めながら走ったのがいい思い出です。