タイのマイナーお菓子 ขนมสอดไส้ カノムソートサイ 2016年03月04日

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タイのデパート、セントラルの吹き抜けでやってる地方特産展みたいなところで1パック購入で試しに買ってみたお菓子。うちの彼女は ขนมสอดไส้ カノムソートサイと言ってましたが ขนมใส่ไส้ カノムサイサイとも言われているみたい。

すでに在タイ丸9年になってはおりますが、タイ飯やタイのお菓子はまだまだ地方のマイナーメニュー等もありそうで、知らない名前がまだまだまだまだ出てくる。

このカノムソートサイは餡にココナッツの実の千切りを椰子砂糖で煮込んだものを使い、その周りをココナッツミルクのクリーム(米やもち米の粉をココナッツミルクとあえる)で包んで蒸したようなお菓子。タイではよくある味のお菓子でそれほど特筆すべき用な点はないです。ホントタイらしいお菓子です。

ま、たまに買う分ぐらいにはいいかな。。そんなに好んで買うほどではないです。。

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こちらはうちではよく食べるカノムトゥアペープというもちに緑豆をまぶしたお菓子。

味優しめの緑豆餅 ถั่วแปบ トゥァペープ 2013年11月25日

作り方動画ありました。いつもお馴染みFoodTravel.tv。

自宅でネームヌアン、ベトナム生春巻き的な飯 2016年03月02日

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バンコクではベトナム飯屋もそこそこあります。タイ人向けのベトナム料理であってベトナムに行って食べるホントのベトナム料理とはまた異なる味だと思うけど、これはこれでおいしい。

やっぱり米の麺とかライスペーパー、その他アジアンハーブてんこ盛りというのがタイにおいてもベトナム料理のイメージ。

で今まで飯屋ではよく食ってたけど、一回も自宅で食ったことのない、ネームヌアン แหนมเนือง をセントラルの田舎物産展みたいなところでひとセット買って持って帰った。

持って帰った野菜を再度洗い、細かくカットして皿に盛って。。。ライスペーパーとレタスを重ねて、その上にネームというソーセージと青いマンゴーや青いバナナ、にんにく、唐辛子などを乗せてタレをちょっとつけてバクっといく。いろんな香りのする料理で非常にフレッシュでおいしい。

今回はつけてくれたマンゴーが青いやつじゃなくて熟れ熟れで甘かったのが残念(普通は青いやつを使い、酸っぱいのを楽しむ)。それでも自宅ネームヌアンってのも落ち着いて飯食えていいもんですな。

今回料理の準備してて不思議に思ったのが、なぜこの料理だけ青いバナナを皮付きのまま薄切りにカットしてバナナなのに皮ごと食べるのか??青いバナナは触ってると皮の上からでもなぜか手がねちゃねちゃしてきて扱いにくい。なぜ皮まで食うんだろう??

また今年もマンゴーの季節!!アイスクリームもマンゴー系で。 2016年03月01日

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もうすでに今年も3月に入りました。タイの正月ソンクランは4月半ば。もう一ヶ月ちょい。今年は結構寒い日もあったりしますが、だんだんとソンクランに向けて暑くなってきてます。

んで、ソンクランといえばマンゴーの季節。黄色いマンゴーがごーろごろ。ソンクランに車で田舎の国道を走ってるとそこかしこで竹竿みたいなので国道沿いのマンゴーの木から実を家族総出で取ってるのをよく見かけます。

バンコクではスーパーやらアイスクリーム屋やらで一斉にマンゴーシーズン開始。

うちは早速マンゴー3つほど買って自宅で食ってみる。。

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買った当日は全然熟れてなくて酸っぱかったけど3日ほど置いたら熟れ熟れ状態で柔らかく、あのなめらかな舌触りと熟れ熟れマンゴーらしい甘み。いいですなー。ドリアン好きだけどマンゴーもええですな。

そしてアイスクリームパーラー Swensen’sでもマンゴーのアイスクリームが今年も登場。タイらしく、カオニャオマムアン(マンゴーのもち米添え)のアイスクリームが。屋台デザートなどで有名なカオニャオマムアンはアイスクリームでも定番。

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黄色いマンゴーアイスの横の緑色に色付け(バイトゥーイ ใบเตย というタイのハーブで色付け。まあここのは着色料でしょうけど)され、ココナッツミルクとともに甘く炊かれたもち米が添えられています。

さらにデイリークイーン、DQでもカオニャオマムアンが販売。こちらはこのようなカップ式のマンゴーアイスクリームにもち米をゴッテリ載せて。

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個人的にはSwensen’sのものよりもDQのほうがよりマンゴーっぽくて好きかな??

しかし、毎年この時期になると同じことを書いてますな。。。

バイクとランニングと、、ブームの後は? 2016年02月29日

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タイは今自転車とランニングブームがすごい。

自転車が半年ぐらい先行していて、今ランニングやマラソンがそれに追いついてきてて半年前と比べるとかなりランニング中のセルフィーがSNSに溢れかえっている感じ。

個人的には自転車、ロードバイクはやったことはないが、ランニングは2013年から初めて脚痛めたり、痔が大変になったりで間が空きつつも、地味にやり続けて今に至ります。ひとえにランニングは継続障壁(継続を妨害する壁)が低いから続いているのだと思う。

Hatyai Marathon 2015

反対に自分的には自転車の継続障壁はかなり高いのではないかと思っている。

なんでみんなあんなに高い自転車買って、わざわざ嵩張る自転車持って遠くへ出掛けて、めちゃ暑い昼の日中に乗るんだろう。バンコク市内は道路ボコボコ、渋滞酷くて危ないし、田舎は田舎で道路穴ボコあったり、空いてるから車は大概100kmオーバーの高速道路状態で走ってるしで言わずもがな危ない。

ホントに自転車が好きな人が「俺はそれでもタイで走る!」ていうのは全然理解できます。そんな苦労よりも自転車にかける情熱の方が上なのも理解できます。

が、一般のタイ人はそれほどみんな自転車好きなのかね。自分の場合はそういう障壁が十分に事前に予測されるから、始めたとしても絶対続かないと踏んでいる。だからやらないのです。。。

というのも、数年前にあれだけハマっていた釣りも結局今は全く行ってないからであります。

やっぱりタイは海釣りも淡水釣りも、もともと仏教的な観点から良いとされないせいか、環境があまり整ってない。なのでタイでまともに釣りをするのって結構大変でお金掛かったり、手間が掛かったりなのだ。僕はとある瞬間からちょっと熱が覚めてそれ以降めんどくささが先にたって行かなくなってしまった。釣りも意外とタイでは継続障壁が高くてホントに好きな人しか続かないと思う。

とりあえずタイでは数年後に自転車もランニングもどれぐらいの人たちが残っているかが楽しみです。継続障壁が低いと考えているランニングもどれぐらい人が残るだろうか??いつも走ってるルンピニ公園の走者の数で確認できるはず?!

「Paris, Texas」を見にThai Film Archive へ出向く 2016年02月28日

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とうわけでヴィム・ヴェンダースのフィルム・フェスティバルに行ってきました。

週末はヴィム・ヴェンダース映画祭 2016年02月24日

ヴィム・ヴェンダースの作品がどっさり上映される、ということだったが、とりあえず昔見た「Paris, Texas」を大きなスクリーンで見たい、と思ってフィルム・フェスティバルのWebサイトを調べてみたらどうもFilm Archive (Public Organization)という団体が主催してる模様。

Thai Film Archive หอภาพยนตร์ (องค์การมหาชน)

URLを見てみるとgLTDで.orgとなっていて非営利団体などによくつけられているものだから、一般の映画会社や企業というわけではなさそう。

で、日曜日に実際に行ってみました。プッタモントンサイ5というバンコク中心地からかなり離れた場所。そして案の定Google Mapで登録されている場所に着いても周りに映画館らしきものがまったく見えない。これ登録場所が間違ってる。またか。。。

で、いろいろ調べ、近所の人に聞いてみたりしながらたどり着いた場所はこちらでした。プッタモントンサイ5の通り沿いにあるのね。

ちょうどこの位置に入口があって、中は映画館が一個あるだけじゃなくてタイの映画に関する博物館にみたいになっている。映画に関する本やグッズ、カフェから博物館本体、そして小さな映画館までが揃っていて土日は毎週オープンしてて博物館が見れたりするみたい。また、月に一回ぐらいはフィルム・フェスティバルみたいなイベントも行ってるみたい。

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サイトを見てみるともともとは映画黎明期のタイの古い映画などを残していく文化保護のためにタイの文化庁みたいなところの肝いりで始まったぽいですな。なので名前がFilm Archiveとなっているようです。

心配していた駐車場も入り口ゲートから続く敷地内の路上に数十台、さらにそれがいっぱいになっても表の道路にそのまま路駐。ガードマンもゲートにいるし、道路は広くて路駐したところで何にも問題になりそうもない環境です。

中のスタッフも見に来る客も、ヴィム・ベンダースというインディペンデント系の映画でさらにバンコク中心地から遠く離れた名も無き小さな映画館ということで非常に少なく、さらには草食系なタイ人が多くて、びーびーわめくガキやいきり立ったDQNもおらず落ち着いて映画を見れました。

映画館は120席しかない小劇場で予約用の60席、ウォークインで60席という構成になっていたのでとりあえず予約したのですが、当日予約は全然通っておらず、上映30分前に席を改めて押さえてもらって、いざ入場の際にチケットに書いてある席の番号を見たら指定した席と全然違ってたというぼんやりミス連発もありましたがなんせタダで見れる「Paris, Texas」。文句は言うまい。

スクリーンも正直そんな大きくはないですが、それでも家のPCやテレビで見るよりかよっぽど大きいし、2000年代に入ってデジタルリマスタリングされた鮮明な色彩が楽しめました。音声は英語、字幕はタイ語と言語的にはアウェーでわからないところも結構ありましたがそれでも外国で映画を見るなんてのはこんなものさと割り切りながら見つつ、正直タイでこんな映画を上映してくれるイベントがあったというのがホント驚きでありました。

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