Frsky Taranis Plus、なぜか単純なファームウェアアップデートでまた一時文鎮化、マルチプロトコルモジュールは永眠 2017年02月26日

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Bang goodからFS-TH9XやFrsky Taranis Plus X9Dなどの背面にあるモジュールスロットに挿して様々なメーカーが採用している無線プロトコルを使える4-in-1 Multiprotocol Moduleが届いた。

2.4G CC2500 A7105 Flysky Frsky Devo DSM2 Multiprotocol TX Module With Antenna Sale – Banggood.com

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↑ ここに挿して使います。

使用するには対応したファームウェアをプロポにインストールする必要があるので早速セットアップしようと、TaranisのSD引っこ抜いてWindowsマシンでMultiprotocol Module に対応したファームウェアをSDにコピーし、YawとRollのトリムを本体中心に向けて押し込んだ状態でスイッチオン、BOOTLOADERが立ち上がり、”Write Firmware”を選択、さっきSDにコピーしたFirmwareを選択、適用!

プログレスバーが100%まで行って完了。今回はなんの問題もなかったなと思いきや、再起動しても音もしないし、画面にも全く何も映らない。バックライトも光らない。。がびーん!!なんでここでつまづくかなあ。。。

悩んで悩んで2、3時間。たぶんSDにファイルコピーする時にBOOTLOADER状態でPCにつないで外部USBメディアとして認識させた時になんだか不整合が起きてファイルシステムが壊れてたのかも。。。その後、同じファームウェアをフラッシュしようとしても、Invalid Fileと出たりイマイチ動作がおかしい。

WindowsマシンでSDをFAT32で再フォーマットして/SOUNDSや/BMPのフォルダを再配置、DLしたfirmwareをコピー、そしてTaranisにMultiprotocol Module を挿した状態で(ここがポイントかもしれないが)Write Firmware!

。。成功!!!。。!!!

ドローン周りのツールはめんどくさいです。。Arduinoがめんどくさいのか??

その後、1,300バーツほどしたMultiprotocol Moduleですがセットアップは完了しつつも実際にドローンとBind出来ないのでいろいろトライしてたら、基盤のはんだでブリッジしてた箇所をいじり過ぎて、熱で米粒の4分の1ほどのサイズの抵抗が取れてしまいお亡くなりに。。

あーもう!イライラする!

OnePlus OneにOxygen OSを入れる 2015年10月29日

OnePlus One

OnePlus One を持っております。2014年のハイスペックマシンとして有名で最初は Color OS というOPPOの開発したOSが搭載されて、その次にCyanogenチームと提携して Cyanogen OS を公式に搭載したマシンとしてリリースされた。

しかし、その後インド市場に出て来たOnePlusに想定外の出来事が。インド国内ではインド地場スマホメーカーの雄 Micromax がCyanogenブランドの販売権を一手に握っていてCyanogen OSを搭載したOnePlusスマホの販売ができないらしい。裁判に打って出てみたもののやはりMicromax側に権利が認められたらしい。

というわけでOnePlusは急展開で自社でカスタマイズOSを作成して標準搭載としたようです。それが Oxygen OS というものらしい。さらに日本語ではほとんど説明がないが、Hydrogen OS というものも用意しているみたい。これはまだどんなものなのか全然読んでない。。。

というわけでOne Plus Oneには現在Cyanogen OS、Oxygen OS、Hydrogen OSの3つの選択肢があるみたい。今ん所どうも入れなおした Cyanogenmod 12.1 が調子悪く、Oxygen OS でも入れてみようかということになりました。

OxygenOS is here [Installation Guide] – OnePlus Forums

Oxygen OSインストール手順のリンクはこれ。FeedbackアプリってのはOxygen OSで見つかった問題をレポートにしてすぐにOnePlusの開発陣に送信することができるツールっぽい。入れなくても多分問題はないはず。なので上のURLからOxygen OS のzipファイルをダウンロードし、保存しておく。zipファイルの中身を覗くと

oxygen_1.0.0_flashable.zip
oxygen_1.0.0_flashable.md5

というファイルが2つあるのでそれを展開して取り出し、端末のストレージのRootフォルダなどにコピペしておきましょう。

AndroidのカスタムROMをよく入れ替えたりしてる人にはシンプルな手順。単純にfastbootコマンドでまず一度 Recovery ROM をFlashし、その後、 Recovery ROM 上からOxygen OSのzipファイルをインストール。再起動。
以上。gappsも Oxygen OS のパッケージに同梱のようです。

(端末内のアプリが持ってるデータなどはバックアップしておく、個別ファイルを保存しているストレージ領域は基本ノータッチだが万一の時を考えてバックアップを取っておくのが良し)

1. Android SDKか個別にfastbootコマンドをインストールしてコマンドプロンプトからコマンドが通るようにしておく
Download Android Studio and SDK Tools | Android Developers

2. TWRPのダウンロード(RecoveryにTWRPを使用します)
TeamWin – TWRP | OnePlus One

3. OnePlus One端末を電源OFFし、ボリュームアップキーと電源ボタンを長押しして端末をFastbootモードで起動

4. PCに端末をUSB接続。コマンドプロンプトから以下の実行

fastboot oem unlock (bootloader unlockが済んでいるなら必要なし)
fastboot flash recovery “twrpのサイトでDLしてきたファイル名.img”
fastboot reboot

これでTWRPが入ります。

5. 一度電源を落として、ボリュームダウンキーと電源ボタンを長押しして端末をTWRPのRecoveryモードで起動します。

6. WIPEメニューから factory reset を実行 (このタイミングで端末内のOS設定情報、各アプリが持ってる情報は消去されます)

7. 次に戻るボタンでTWRPのホームへ戻り、INSTALLメニューへ進み、インストール対象ファイルに oxygenos_1.0.0.flashable.zip を指定して実行。

8. 端末再起動して終了。

中々簡単です。

しかし、再起動後に現れたOxygen OS はほとんどGoogleの出してるPure Android、AOSP版と変わらない感じで、ホントにCyanogen OSが載せられないから急場でOnePlus Oneを動かせるOSを用意したって印象。

大した特徴も得意な事もなさそうだけど、インストールされてるアプリもホントに最小限になっているっぽいんでこれはこれで最近価格が高くなってきているNexus端末の代わりに十分になるんじゃないかと思案中。

zabbix サーバー&エージェントインストール 2015年10月09日

My Day

久々に必要があってZabbixというLinuxベースのオープンソースのサーバーモニタリングツールであるzabbixをサーバーとエージェント両方のモジュールをインストール。

Zabbix – Wikipedia
↑ 後述するが、ある1台のマシンのCPU使用率、メモリ使用率、HDD使用率を見るくらいならSNMPとかでエージェントレスでも見れた模様。。。

v1.8.1を入れましたがインストール手順はだいたい以下で。

Zabbixのインストール(RPM編) | ZABBIX-JP

エージェントのインストールは至極簡単ですが、サーバー側のインストールが難しくはないものの、PHPやApache、DBとして使用するMySQLなどを別途手作業でインストールする必要があり、そちらの初期設定などZabbixのパッケージインストールとは別物なので少々時間がかかってめんどくさい。

Linuxのアプリケーションでも商用のものだとアプリケーションとともにだいたいDBが同時にインストールされて・・・なんてお手軽に作ってくれているものだから、たまにこういうオープンソースでインストールに手間のかかるものにあたると手間取る。

Zabbixのサーバー、エージェント、MySQLのインストール

yum install zabbix zabbix-agent zabbix-server zabbix-server-mysql zabbix-web zabbix-web-mysql
yum install mysql-server

から /etc/my.cnf の編集、DBサーバーの起動、zabbix用DBの作成、zabbix用DBユーザーの作成、スキーマのインポート などなど。ずーっとzabbix用DBユーザーの作成の権限設定でエラーが出続けるので結構迷ったが単純にprivilegesの綴を間違えて頂けでガックリ。。。zabbixサーバーのユーザーインタフェースになるHTTPサーバーはzabbixサーバーとともにインストールされているので( ← たぶん)そのまま http://own_zabbix_server_IP_Addr/zabbix を開く。そしたら今度はPHPの設定チェックが走り、エラーがある場合、php.iniファイルをviなどで手作業で直します。php.iniファイルを編集した後にはhttpdの再起動が必須。なのでhttpdの上で動いているウェブコンソールはチェックだけで修正までカバーしてくれてません。。。

ウェブコンソールの初期設定をすべて終わらせたら再度 /etc/zabbix/zabbix_server.conf でzabbixサーバーの設定。でもこれはウェブコンソールで設定した接続先DBの情報を手作業でconfファイルに書いてあげるぐらいの作業。

エージェントのほうは接続先のIPアドレスとサーバーのホスト名などを /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf に書いてあげるだけなので結構簡単。

これで基本的にはzabbixサーバー、エージェントともに立ち上がります。さらに今度はウェブコンソール側で再度監視対象としてzabbixエージェントのホストを登録して、どういった項目を監視するかを登録する必要があってsquidのプロキシサーバーを1台モニタさせようと思っただけなんだけどかなり時間がかかった。とりあえず簡単にSquid入れてるサーバーのCPU使用率とかメモリ使用量、ディスクの使用量を見たかったのでLinuxのモニタテンプレートを当てて設定完了。

最後はchkconfigで各サービスがサーバーの起動時に立ち上がるように設定されているかを確認しておくことですな。

後はSquidのログ解析ツールを入れて終了というところですがこれはまだ未完。

Windows10 ではまだPDFの編集って出来なかったのね。。 2015年09月26日

msw-win10-hero-slider-familiar

MacからWindows10に戻ってしばらく使っているけど今回紙の印刷物をPDF化したい要件があって以外に思ったことが「Windows10ではまだ標準ツールでPDF編集ができない」だった。

ネットを見てみると「Windows10になってプリンタに標準でPDF出力が実装されてる」と高評価な書き込みが見られるが書き出しはできても編集が全然できない。

やりたかったことは単純で印刷物をスキャナで取り込んだ時に向きを変な方向で置いたため、奇数ページは時計回りに90度してて、偶数ページは反時計回りに90度回転している状態になってそれを修正したかった。Windows10は「Adobe Reader」や「Microsoft Edge(ブラウザ)」や「Microsoft WORD(いわずと知れたワープロソフト)」などで開くことができるが編集ができない。

これ、Macの場合はPerviewというOSに標準でインストールされているツールで扱う事ができて、個別にページの回転、ページの分割、結合、他のファイルに移動など、簡単なことはこれ一つで済んでしまう。もちろんプリンタの中にPDF出力のドライバも標準で入っている。

これが今までの環境だったのでWindows10ではPDFに関してはがっくりだった。XP以降の不人気からなんとかやっとの起死回生でWindows10はモダンOSの仲間入りとなるところだけどせめてPDFの編集ぐらいはカバーしてて欲しかった。今のOSはどれも標準でだいたいのドキュメント作業の基本的な作業はカバーしてるから別途アプリをインストールするっていうのはちと見劣りがする。

というわけでどうするか?といろいろ見たところ

Cube PDF Utility

というツールが回転・結合・分割などに対応していて使いやすそうなのでこれを入れました。インストール時に適当にはい、はい、はい、とやっていくと勝手に「Cube Widget」という常駐型のニュースアプリみたいなのが入るのでこれだけインストール時に入れないようにチェック外すか、後からアンインストールがベターかと思います。

旬のものですのでWindows 10アップグレードをば 2015年08月04日

Windows 10 Battlestation - Front
Windows 10 Battlestation – Front photo taken by Brett Morrison on Flickr

今年の7月29日にWindows10の正式版がリリースされ、Windows7/8の正式ライセンスを持ってる人は無償でアップグレードができるというので今が旬のものをおいしく頂きました。

僕はだいぶ前にWindows 7 HomeのDSP版をタイのPCショップで買って仕事用のPCに使っていた。さらにWindows 8のリリース当時、Microsoftのサイトでアップグレードを促すためにアップグレードライセンスを2,000円だか3,000円だかで売っていたのでそれを入手している。しかもこのアップグレードライセンスはWindows 7 HomeをWindows 8 Proにしてくれるというメジャーバージョンアップだけでなくエディションもアップしてくれるありがたいライセンスだったのだ。

Windows 10へのアップグレードは元のライセンスが

Windows 7 Home / Windows 8 無印 > Windows 10 Home
Windows 7 Pro / Windows 8 Pro > Windows 10 Pro

というふうに元のライセンスのエディションがそのまま引き継がれるので自分の場合Windows 10 Proを入手したい場合は

Windows 7 Home > Windows 8 Pro > Windows 10 Pro

というふうにアップグレードする必要があった。確かWindows 10へはWindows 7からでも直接上げれるはずなんだが、Windows 10 “Pro” を手に入れるにはちょっと手間だが上の手順を踏まなければならない。

さてさて、久しぶりに今週から机の横にドドンと復活したデスクトップ機にWindows 7 Homeのパッケージ版をインストールしていきます。さらにそれが終了してログイン出来るようになった時点ですぐにWindows 8 インストールを行う。これも順調に終了。Windows 10のアップグレード通知を待つ。

その間暇なので可能な限りドライバのインストールを行うこととする。そこでWindows Updateが走ってるウィンドウを最小化したのを忘れてUSB WiFiモジュールのドライバをインストールをスタートさせてしまう。

途中で「あ。。」と気づくも時すでに遅しでキャンセルできないプロセスまで進んでしまっている。「Windows Updateとドライバインストールって平行でやってしまってだいじょぶかなぁ。。。?」とちょっと弱気になっていたらUSB WiFiのドライバインストールの終了ボタンをクリックした途端に

画面が一瞬真っ暗に。そして現れたブルースクリーン。

画面にはSystem Failure。

がびーん。

再起動を試みるが延々とSystem Recoveryの画面から回復せず。。。

泣く泣く再インストール。

よくよく見るとMicrosoftのサイトにWindows 10のインストールメディア(isoファイル)が上がっている。Windows 7 / 8から「Windows 10を入手」アプリでアップグレードを予約してアップグレードを待つよりも手動で自分のテンポで進められるみたいなのでこちらを試すこととする。

ただし、Microsoftのサイトの説明によると「Windows 10を入手」アプリのようにドライバまでちゃんと選定して入れてくれる、というようなことないとのこと。てか最近のWindowsのアップグレードインストーラってそんなこともしてくれるの??そんなことは人間様が自分でやらないといけないと思っていた。まあ、前回失敗したがドライバぐらい自分でも入れれるのでこのインストールメディアを使うこととする。

というわけで同じようにWindows 7 > Windows 8までインストールしなおし。ここまではスムーズ。そしてインストールが終わったらすぐにWindows 10のインストールメディアを立ち上げてアップグレード。これもまたすんなり終了。これならWindows 8を入れてWindows Updateを待つ必要もなく早く終わりますな。

ドライバもRadeonのドライバとか勝手に入っててほぼ完全にWindowsは動く。ただ、USB WiFiのドライバはやはり入らなかったのでそれだけ自分でインストール。

これで問題なくWindows 10環境を入手できました。しかしPCスペック高くてもディスプレイがしょぼくて全然Windows 8と比べて綺麗になったような気もしない。相変わらずフォントのレンダリングも見るに耐えない感じ。。Surfaceとかのディスプレイで見るともうちょっと綺麗に感じるんだろうか??