KZ ZSXという中華イヤホン 2019年11月04日
8月の終わりに日本に帰ったついでにKZという中華メーカーのZS10というイヤホンを買った。
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もともとはそれまで使っていたBOSEのQuiet Control 30というBluetoothのイヤホンがあったが、これがバックパック一つで旅行に出る際にネックバンドが大きくてかさばるのが嫌で、そこそこ音質がよくてコンパクトにまとまるイヤホンが欲しいという思いで購入したもの。
中華イヤホンのキーワードでいろいろ調べていると、このZS10という機種が片耳ごとにDynamic Driver(DD) 1機、Balanced Armature(BA) 4機という数で搭載されていてなかなかの音質という風に書かれているので買ってみたが、その音の良さに感動した。
それからいろいろとKZのヘッドホンは2000円ぐらいの1DD/1BAのハイブリッドのものやBAを複数積んだイヤホンなどをちょこちょこ買ってみたが、ずーっと最初に買ったZS10を超えて気に入るような音ではなかった。
しかしながら先週末に到着したZSX、これは1DD/5BAの機種だがZS10よりも音が良い(好み)。低音は十分な圧がありつつ、その輪郭もきれいに聞こえてくるし、中域も絶妙なバランス、高音も刺さるような音は出ず聞きやすく非常にクリア。そして明らかにZS10よりも音のなっている空間が非常に広く感じられる。左右の音のパンなんかでもZS10よりもずっとダイナミックに聞こえる。音楽のジャンルも選ばずにいろいろ聞けるイヤホンだと思う。そして多ドラのわりに筐体が比較的小さく形状もよい。個人差もあると思うが、自分の耳にはしっかりフィットし、今までのKZイヤホンの中では抜群のフィット感。これは買ってよかった。
しかし、ZS10とZSXの間にはZST、ZSNなどなど結構買ったが、ZS10、ZSXを聞いた耳にはそれらは結局不必要と感じる音だった。(この辺は好みやどんな音楽をメインで聞いているかってところが大きく左右すると思うが)
とにかくこれからメインのイヤホンがZS10からZSXに変わりそう、という感じです。
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