デルタ猛威の引きこもりにRussian Doomerを聞く 2021年08月03日

毎回書いてるが、タイはデルタ猛威でさすがの自分もこりゃ外出たらロクなことがないなと自宅引きこもりをキメてるわけですが、リモートワークとその後は学校の勉強と忙しくている間に聞いてる音楽はLo-Fi Hiphop、youtubeのLo-Fi hiphopのLiveのチャンネルをえんえんと2時間も3時間も流しっぱなしというのが常ではありましたが、最近は少し変化がついてきて少し前の記事で紹介した日本の夜の街歩き動画だったりを見ています。

そして最近少し触肢が動いたのがRussian Doomerなプレイリストたちであります。上の画像に書かれているwojak君がどの動画にも居座っておりますが、ロシア語のポスト・パンクな曲たちが目白押し。Russian Doomerってなんやねん、という人は以下の2リンクほどを読んでいただけるとご理解いただけるかと思いますが、このダウナー加減がデルタ猛威&包囲の状況に絶妙に合うのであります。

ゴム、シンゲリ、アマピアノ… 要注目の「最新音楽ジャンル」たち | ARBAN

偉大なるソヴィエトウェイヴの、思ったより奥深い世界|verylongunagi|note

しかしこれ、日本に居て、だいたい1月か2月の冬のまっさかりの晩、仕事でもプライベートでもいいけど、きっつい失敗した後にとぼとぼと歩いて家に帰る、なんていうシチュエーションにもめちゃくちゃ沁みるでしょうな。そういった気分を味わいたいがためにまたちょっとだけ日本ホームシックになったりします。


↑ 動画はこちら。

あー、そんなこと言ってたらお気に入りのBOSEのノイズキャンセルイヤホンが壊れた!!

ギターのジャック。。 2021年05月12日

Lazadaでギターのジャック部品を購入。70バーツぐらいだったかな?自分の持ってるジャパン製のストラトの交換用。 東京は高円寺、AVガレージで確か8万円ぐらいで買った Fender JAPAN のストラト(確か93年製だったはず)をわざわざバンコクまで持ってきてが、タイの気候の中に放置。そして朽ちていく直前だったところを改めてリストア(あまりに汚かったのでネックと電装部品全部外してボディ水洗いしたぜ)。そして先日ピックアップをオリジナルからFender USAのFat 50sに付け替え。ぐっと魅力的な音になって僕の中では第一線のギターとなって復帰しました。 が、ジージー言うノイズがだいぶ増した。なのでトグルスイッチから、ボリューム、トーンポッドまで全取っ替え及びピックアップ及びトレモロスプリングのカバーをノイズ対策することを計画中。その一環でジャック部分の交換(弦も外さなくていいので一番簡単)を先にやってみようとしたが、このジャック、ナットが一つしかついていなくてジャックプレートを挟みこめずまともに固定できない。。。しまった、2つ買っとけばよかったよ。。あまり見ない形のジャックだけどグラウンド側もしっかり挟み込むガリが出にくそうなやつなんで買ってみたが、、、うーん。

Маяк – Романтика を聞く 2021年02月19日

↑ ロシア語でアーティスト名すら読めません。一応英語に当てるとMajakと言うらしい。

最近はSynthwaveやRetrowaveの派生のひとつであるSovietwaveをよく聞いています。日本語であまりまともな解説ページもないのでYoutubeの長尺Mixや英語のWikiをたぐりながらいろいろ聞いてます。

https://en.wikipedia.org/wiki/Sovietwave

SovietwaveってのはSynthwaveやRetrowaveから派生してロシアで再燃してる(してた?2010年代前半が最盛期か?)ソヴィエト時代のノスタルジックなメロディを取り入れたインディーなシンセミュージックでございます。ジャケなどのアートイメージもソヴィエト時代のプロパガンダ広告をパクったり、模したりしたものが多く、日本人が昭和歌謡のリバイバルを興したようなもんなんだろうか?

もともとは2000年ぐらいにロシアントランスのアーティストでPPKというグループがコズミックなソヴィエトエレクトロのメロディを取り入れてヒットして以降、ソ連崩壊ともに人類の大ロマンである宇宙開発が闇に葬りさられ、さらにその背後で消えていったソヴィエトのノスタルジーとスペース感が満載の音楽へのレスペクトがじわじわと再燃してこういうムーブメントになっているようです。

音が非常に気持ちいい。80年代のMiami Nights 1984のような実にアメリカアメリカした音楽もこれまたびんびん来るんだけど、しっとりとした憂いのある東欧的なこの宇宙音楽のメロディもこれまたしびれます。もともと5年かそこら前に初めてPlanet MuのアーティストだったSolar Bearを聞いたときもこういうテイストがあって(Solar Bear はたぶん英国。こちらのSovietwaveは本国ロシアのアーティストが多い。Маякもロシア。)初聴の際に非常に感動したのを覚えている。やっぱりこういうソヴィエト、東欧コズミックってのは地下水脈がちゃんと途切れずに続いていたのだ。

↑ Solar Bears の Super Migration。リリースは2013年だった。このアルバムはリリース当時に即買って聞いていた。大好きなアルバム。

しかし、自分はSynthwave、Retrowave系は本当に好きなんだと思う。だって2013年ぐらいから途切れずに聞いてるんだもん。この2013年のちょっと前はChillwaveというのがありまして当然シンセが全面に出てた音楽だったがWashed OutとかはもっとDream Popよりでした。でもこのChillwaveをとっかかりに自分の興味はSynthwaveに流れたんでしょう。ほとんどのアーティストが個人レベルで活動していて大資本が入って居らず、Bandcampでmp3を売るぐらいの活動というのも地味で聞きやすかった。

とりあえず、今はSovietwaveに来ています。もう少しこれを掘ってみようと思います。

楽器の練習に絶大な力を発揮するもの 2020年08月17日

思えば自分は15歳ぐらいからアコギ、エレキと手にして、社会人になっても高円寺に居着いてAVガレージでFender JapanのストラトやGibsonのSGなど金に物を言わせていろいろ買ったが結局まともに弾けるようにはなっていない。

そして練習スタイルは基本教本とにらめっこして、引きこもり練習。はっきり言って人とまともにセッションする技術に全然達してないのだ。。。教本ばかり買ってギター教室に行くとか、サークルなどで上手い先輩に教えを請うなどの行為はして来なかった。

結局、文字情報だけでは音を伝えるのには限界があるし、運指やベンド(チョーキング)の微妙な加減やテンポを表すには実際に耳と目で見るのが一番だったが、自分が高校生の時や大学生のときにはリアルに人に習う以外の方法はなかった。しかしながら自分のあまりの下手さ加減にまともに人前で弾くことが躊躇われたのであります。

今は youtube であります。プロのミュージシャンがギターレッスンのシリーズ動画をいろいろと上げてくれているのでそれを見ながら微妙な加減をしっかり確認することができる。Tab譜に出てこない左手のフォームなども動画ならバッチリ。

ダイアトニックコードの活用方法なども本だけでは絶対わからなかったと思う(自分はね)。7thのコードは単純に7と書くだけなら基本短7度というのもyoutube見るまでよくわかってなかった。メジャートライアドだとメジャーとは明記しないからC△7などと書かれていると7thのほうがメジャー、長7度となる。白板にカキカキしながらギターで音出して授業してくれる先生をyoutubeで見ることですこーしづつ今までおぼろげに耳に入ってきていた音楽理論用語が理解出来てきています。。。

たぶん、GSの時代にギター弾いてきた人は我々80年代や90年代にギター弾いてた人間に「恵まれてるなあ」と思うのでしょうし、我々80年代、90年代にギター弾いてた人間はまさに「恵まれてるなあ」と今のyoutube時代のギター若人に思うのであります。

ヤワラート突き当りの有名なおもちゃビルの向かい側で日本のCD、DVD、PS2のソフトが1枚10バーツでたたき売り 2020年05月15日

2020-06-03_09-38-01

いやー、まさかバンコクでこんなCDを手にするとは思ってもいなかった。バンコクは中華街のヤワラートをずんずん進んで突き当りまで来ると目の前におもちゃお店ばかりが入った有名なMEGA PLAZAというビルがあるが、その向かいのビルの1階に日本から持ってきた中古CDや映画のDVD(日本版)、PS2のソフトが数千枚ぐらい広げてあって、土日になるとJ-POPなどの掘り出し物を求めてタイ人のお客がいっぱいであります。

聞いてみると5枚セットで売ってるらしく、5枚は何でもいいらしい。最初は一枚100バーツかと思ってたが会計してみると1枚10バーツだった。

とはいえ、寺内タケシのCDは中身が入ってなかったし、MicrosoftのWindows95用のCD-ROMはなぜか読めなかった。まあ1枚10バーツでは怒ることもないけど。

しかし、90年代ぐらいに大阪や京都のレコード屋でレンタル落ちや中古のワゴンセールでCDを探すみたいなそんな久しぶりの感覚でした。まあ、これらのCDもPCにデータ吸い出したら結局二度と開けないんだけどね。。。