Tommy も音が分厚くなっててびっくり 2017年02月09日


↑ 映画のトレーラー

中学生の頃から聞いている The Who の「Tommy」。ケン・ラッセルが監督でいろんなミュージシャンが総出で製作された実写版もあり、多分一番有名なロックオペラアルバムだとは思うが、昔からこのアルバムは音が薄かった。さらにはサントラ盤もちょっと音が薄かったが、それと比べても Who のオリジナルの Tommy のサウンドプロダクションはペラペラで残念な感じだった。

さて2017年、改めて Spotify などの定額制聴き放題サービスで聞いてみるとちゃんと最近のリマスター盤が聞けるようになっていて、なかなかしっかりした音の厚さを出せておりました。

90年代に聞いていたCDの音源から比べてしっかりミキシングのバランスもいいし、スマートに低音の底上げも出来ていて素晴らしい。やっぱり昔聴いてた盤を最新のリマスター盤に変えて聞き直してみるというのは新しい発見がいっぱいあっていいものでございます。

Go To The Mirror! なんかはだいぶ聞き応えが上がりました。それでもまだ Pinball Wizard は音薄いと思いますが。。。

Tommy-Remastered
Tommy-Remastered

posted with amazlet at 18.02.20
Who
Geffen Records (2013-11-11)
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JVC HA-MX10-B モニタヘッドホン 2016年07月08日

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自分の中で変な過熱ぶりを示すヘッドホンへの興味ですが、またまた日本からJVCのヘッドホンがやってまいりました。タイでは売っていないJVC HA-MX10-Bでございます。

今回初の”モニタ”ヘッドホンなるものを購入。これはリスニング用ではなく、ミュージシャンやサウンドエンジニアがスタジオで音作りするときに音の調整が入っていないヘッドホンで出音をモニターする必要があることから作られてるヘッドホン。フロア向けミュージックなどなら、低音ブリブリのドンシャリヘッドホンなんかで音聞くと気持ちいいけど、音作りするときはやっぱりニュートラルなものでないとどうしようもないですわな。

実際に僕がこれを欲しかったのはとあるミュージシャンのスタジオワークの際の写真がSNSに乗っていて、その写真にこれが写っていたから。

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で、実際にiPhoneにつないで聞いて、、、あれ、ジャックが太すぎてiPhoneのケースと干渉。。このケースも結構ヘッドホン用に周り広く取ってあるのになあ。。形状と作りを見ると完全にスマホジェネレーションではない設計。かなりアナログな雰囲気が漂っています。

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箱にも「業務用だから無償保証は付いてないです」的な注意書き。さらに付属のケーブルも長さ2mと本当にスタジオで楽器をいじりながらモニタする用なんだなという感じ。持ち歩きにはケーブル長を持て余します。

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しょうがないのでiPadにつないで音を聞いてみると、ああ、、低音が細い。。今まで聞いてたJVCのXXシリーズがウソのようにこのヘッドホンは低音が出てないです。が、やっぱり低音から中音域にかけて様々な楽器の音色がディテールまでくっきり聞こえてくる。ギターのピックが弦に触れる際のノイズからしてよく聴こえる。思ったよりは感動は少ないもんですな。ああ、こんなもんか、という程度。なんかXXシリーズとか低音よりのヘッドホンになれてしまったら、やっぱり低音薄いフラット音質はちょっと頼りなく聞こえてしまうかなー。

それでもいいところはファズなんかの中音あたりで歪むエフェクターの音はいい感じに広がって聴こえたり。

作りは割としっかりしてるけど折りたたみできないし、基本的には宅内使用かな。あと、基本的にヘッドホンはオンイヤーじゃなくオーバーイヤーが耳たぶ痛くならなくていいなと思っていたが、このHA-MX10-Bは届いてよく見てみたらオンイヤーかオーバーイヤーかわからんような微妙なサイズ。イヤーパッドも薄めで微妙な感じ。これ、SHUREの交換用イヤーパッドがつくらしいのでこれを
つければ完全にオーバーイヤーになるらしい。しばらくしたらこれにトライします。

JVCのファットベースヘッドホン XXシリーズを買い足し 2016年06月07日

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以前に書いたJVCのXtreme Xplosiveシリーズのインイヤーヘッドホン。

JVCのファットベースインイヤーヘッドホン HA-FX1X XTREME XPLOSIVES 2016年06月05日

割りかしファットな低音具合がいい感じなのでオーバーイヤーヘッドホンも欲しくなり、いろいろ見てたらバンコクの日本人御用達デパートの電化製品売り場で低価格なオンイヤーヘッドホンを発見。HA-S4Xというやつでお値段は1890バーツ。だいたい日本の相場と同じぐらいかな。ヘッドホンで2000バーツいかないのはかなり安い方ですな。それでもかなり古い製品なんでたぶんJVCでももうディスコンの製品なんだと思います。

価格.com – JVC HA-S4X 価格比較

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見ての通り頭頂部があたる部分は迷彩カラーで、全体はプラスチックで金属パーツは3.5mmジャック部分のみというチープさではありますが、とかく低音のブンブンだけは健在。

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ただ、実際に音聞いてみると、インイヤー式だったHA-FX1Xのほうが低音が強いといえど全体の音バランスはよかったような気がします。オンイヤーのHA-S4Xは低音高音はいいけど、中音がかなり後ろに引っ込んでる印象。もうちょっと音鳴らすとまた変わるかもしれないですが、基本的に小さくて音がより好みに近いインイヤーヘッドホンがあるなら、オンイヤー型のヘッドホンは使わなくなりそうな危惧。。。

かなりお蔵入り予感満々ですが、もうしばらく使ってみます。

JVC HA-S4X 密閉型ヘッドホン
JVCケンウッド (2011-07-14)
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JVCのファットベースインイヤーヘッドホン HA-FX1X XTREME XPLOSIVES 2016年06月05日

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いろいろ迷ったあげく、結局元の路線に戻り、「イヤホン、ヘッドホンには金をかけん」というコンセプトを再度採択。

んで改めて買ったのは、これまたモトサヤ戻りJVC。JVCのHA-FX1Xというインイヤーヘッドホン。バンコクのPower Buyで買ったが価格は1,190THB。大体3,600円ぐらい。

価格コムなんかでも価格の割に満足度高く、低音の出が非常にいいということと、前からずっとJVCのインイヤーヘッドホン使っててJVCで今までハズレがなかったことという理由でこれを買ってみました。

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実はほぼ同じ仕様のHA-FX3Xというのもあって、それだとヘッドホンのハウジング部分が金属製になって見た目も良いらしいが、音質的にはほとんど変化はないらしいのでプラハウジングでお値段が安い1Xの方にしました。

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聞いてみると、評判通りにベース音がしっかり厚い。ブンブン鳴っとります。自分のよう聞いてるハウス系の機械音楽やglo-fi、chillwave系聞くとホントにベースが低周波になって耳が震える。

かと言ってブブブ、ブブブ、というような歯切れの悪い安っぽい中途半端な音質ではなく、ブンブンとキレはある!と思います。

ただ、しばらく聞いてると聴き疲れするとこもあるかな。。そのへんは耳がなれるか、ヘッドホンの音が変化してくれて聴きやすくなったりすることもあるかも。

それでも最近は生音をスタジオで録った音楽より、ラップトップでDAWでマスタリングまでしたループ系機械音楽を聴く時間の方が圧倒的に長いのでそういう状況には適したヘッドホンかなと。

ヘッドホンのデザインも厨二系で大雑把なこれまたアメリカンデザインな感じが好みなのでしばらくこれで行くことにします。

追伸:これを聴いた後ならBeatsのヘッドホンでも低音薄く感じるぐらいになりますな。

JVC HA-FX1X XXシリーズ カナル型イヤホン ブラック
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