インド料理でもパクチーが大事だった 2019年09月14日

Corriander harvested

タイ料理でパクチーが大事なのはよくわかるんですが、インド料理はまずスパイスがメインで香草ってのはそれほど入っていない先入観があったけど、実際に自分でダルカレーなどを自炊してみるとパクチーがあるかないかでかなり大きく味が変わる。

やっぱりこってり感は少なめの南インド料理系だとその傾向は顕著かな。まあ、当然タイの気候でよく育つパクチーは南印度でも取れるでしょうから使うのも当たり前か。かなり味にふくらみが出てくるのでこれに気づいてから結構カレー作るときにはパクチー入れるか入れないかはしっかり考えるようになった。

あと大事なのはライムもしくはレモンですな。カレー作ったあとに最後に一絞りってところですが、これもあるとないとでは味が大きく違って、これのおかげで結構味がしまるのでインド料理自炊するときにはこれも忘れずにスーパーで買っておきたいところですな。


↑ このレシピでも結構な量を入れてる。

家庭で作れる南インドのカレーとスパイス料理
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パクチーファランと???タイのわさびハーブ 2016年11月14日

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↑ イサーン料理屋でメシを食うときにはだいたいこの野菜&香草が付け合せで出てくる

晩飯はイサーン料理を食うことが多いです。酒は飲みませんがそれでもやっぱり晩飯はイサーン料理が多いです。で、タイに10年居て、大概のことには感動も何もなくなった無感情な自分ですが、ふとひとつ今まで知らなかったことがございます。

ผักชีฝรั่ง パクチーファラン

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これ、上の写真にも含まれてるイサーン料理の付け合せ香草のひとつですが、これの香りが非常によくて特にラープとの組み合わせが非常にいいです。このパクチーファランをポリポリとかじりながらラープをスプーンでひとすくい、みたいなのが延々とエンドレスで止まない感じです。ネットで見てたらベトナムのフォーの付け合せ香草でもだいたい出てくるみたいでそういえば以前ベトナムに旅行に行った際に確かに出てきてたなあと思い出しました。パクチーという名前が付いてますが香りも見た目もまったく異なり、同一点は匂いが強いというぐらいのもの。

これはなんていうの??

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で、わからないのがこれ。これもイサーン料理屋の付け合せでたまに出て来る。かじってみるとしゃきしゃきしてて、抑えめなわさびと同じ香りがする。わさびの大好きなタイ人の彼女はこれを嬉しそうに食べてますが、これも単体で食べるというより付け合せですな。わさびの香りというのはいわゆる日本でよく見るわさびだけでなくて西洋わさびとか、他の野菜や香草でもあるらしい。スーパーで売ってるチューブ入りのわさびなんかは製造コストを下げるために西洋わさびなんかを代用しているとかを何かの本で読んだこともあるような。。。

この香草の名前がわかりません!ていうか店で出て来るんだから店の人に聞けばいいじゃんって話なんだが、単純に聞くのを忘れた。また今日にでも食いに行って謎の解決に迫ります。いつも一緒にメシを食ってる彼女に聴いても「うーん、、、なんだったかな、、」と微妙な回答。いつも食ってるものなのに。。。

パクチーの根っこ 2015年04月02日

making thai spice paste 1

以前にも書いたトムチャプチャーイの自炊ですが、二回目にトライしたものは色も真っ黒にならずなかなか美味しく作ることができました。んで、味付けは最小限にしてたんですが、その時に入れたハーブ類を書いておくと、

白胡椒
パクチーの根っこ
にんにく

これだけ。これ、白胡椒も入ってるのでかなりスパイシーになりそうなもんですが、パクチーの根っことにんにくが合わさることで香りがなんとも甘ったるくなるんですな。実際に食べてみても全然スパイシーさは目立たず、まろやかに甘い香りが漂う。

パクチーは葉 > 茎 > 根の順番で香りが強くなり、日本ではあまりパクチーの根っこを使うというのはポピュラーではないかもしれないが、タイではパクチーの根っこはシーフードのタレなど見えないところでいっぱい使われている。

この組み合わせの意外な甘い香りはタイに8年もいる割に新しい発見で面白かった次第です。

making thai spice paste 2

thai - chinese style pot