タイ生まれのArduino Uno互換ボード、Lambda 2019年08月12日

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バンコクの電子部品街、バンモープラザを歩いていて発見。なんぞやと思ったら店員のおばちゃんから”Arduino”のという言葉が。どうやらArduinoの互換品らしい。しかもMade in Thailand。単純なArduino互換というだけでなく、いくつか製品グレードがあるみたいだけど、温度・湿度センサ、気圧センサ、9軸センサまで積んでいるものもあるらしい。

LITE:Arduino Uno 互換
BASIC:Arduino Uno 互換 + 5V/3.3Vレギュレータ
PLUS:Arduino Uno 互換 + 5V/3.3Vレギュレータ + 各種センサ類

Lambda : All Thai Arduino Compatible – Supports site for all Lambda by Gravitech

という棲み分けみたい。

しかし基盤裏面のプリントが非常に特徴的。象さん。これ、なかなかいいですな。珍しくタイプロダクトでなかなかいいものを見つけました。自分は写真を取り忘れましたが製品の外装パッケージも下のリンクのページにあるように竹のかご。なかなかコンセプトはしっかりしてます。

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しかしながら、お値段は

LITE : 245THB
BASIC : 345THB
PLUS : 649THB

とそれなりにします。LITEと本家がほとんど同じ値段なのでわざわざこっちを買う人がいるでしょうか?という感じはあるが、本家のUSBコネクタが嫌いでMicro-USBのコネクタを使いたい人はこっちを選ぶのがありかな?BAISIC以上は本家以上の機能があるから単純比較できないし用途によっては喜んで買う人もいるでしょうな。

はんだ付けはブラインドタッチ? 2017年02月15日

Soldering

バンモープラザあたりには路上で机を置いてなんだかわけのわからんポンコツ電化製品の修理をしている修理屋が居てたりします。

家電製品の修理なんかを行う技術者の基本中の基本のスキルははんだ付けですな。ITで言うと初歩の初歩でブラインドタッチぐらいでしょうか。

90年代の終わりぐらいから2000年代、2010年代と時代の花形的なITのお仕事でありますが、そのひとつ手前の80年代ぐらいの家電全盛時代はこういう電気系のスキルが花形だったのかなあと思ったりしています。

今から考えると電話の技師とかも70年代、80年代なら花形だろうけど、それ以降は携帯電話、インターネットと、人々の通信手段のメインがバンバン切り替わっていったから今は仕事が全然多くはないだろう。。。

しかし10年ぐらいでホントに世の中の技術が様変わりしますな。ユーザーとしては目新しくて楽しいけど、これらで飯を食ってる人間はその変化の速さに愕然とします。人生80年と考えて、ちゃんと死ぬまで自分はアップデートして生きていけるんだろうか??非常に不安になりますなw。