KZのWiredイヤホンをWireless化できるBluetoothケーブル 2019年09月15日

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先日の日本一時帰国時に購入したKZのZS10というダイナミックドライバx1とバランスドアーマチュアドライバx4を積んでアマゾンで約5500円、Aliexpressだと3000円強で買える低価格中華イヤホンがありましたが、これは標準では有線で使う。

これをBluetoothイヤホン化できるケーブルが別売りしているので、それを付けることで無線化することも可能。しかもお値段も1000円程度で買えるのでこれは試さずには居られない。

というわけで買ってみました。

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スポーツ用のBluetoothイヤホンみたいに左右のイヤホンをケーブル一本でつないだコンパクトなタイプでBluetoothモジュールは4.2でAptx対応。箱の中身はBluetoothケーブル本体と充電用のマイクロUSBケーブル、説明書類のみでシンプル。

で、実際に聞いてみたところ、いやー、有線でのいい音をしっかり堪能した後なのでいくらAptxでつないでも音がぜんぜんクリアに感じられなく、音質劣化を感じてしまって、「うーん、これなら多少不便でも有線かな。。。」と思ってしまう。

そしてあまり気に入らない点が以下、

思いの外ケーブルが長くて首周りでだらーんと余ってしまう
バッテリ容量をかせぐためか、ケーブルの左右にBluetoothモジュールのような塊がついている
ケーブル自体は軽いのだが、硬さが結構あって、箱に収められていた時の巻グセがなかなか治らないのもちょっと扱いにくい

というわけでイマイチ使っていこうと思えないBluetoothケーブルでした。個人的には良い点は価格が安いことぐらいかな。。Aptx-HD対応のケーブルも別に売ってるのでそっちも試してみようか?音さえよければ多少使い勝手悪くてもとりあえずは使っていくと思うんですが。。。

初めてアップルのライトニングケーブルがほぐれた 2015年05月16日

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アップルの純正ケーブルって結構値段が高いから、それなりに丁寧に扱っていたつもりであります。使ってない時もちゃんとケーブルタイでまとめて、伸ばす時にもケーブルがねじれていかないように注意して、しまう時も元のケーブルの巻きと同じようになるようにしてケーブルがねじれないようにずっと気を使っていた。

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が、それでもやっぱり長く使うとどうしてもこんな感じでコネクタの付け根の部分って破れてくるのね。。これはどうしようもないかもしれないなあ。。

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でも内部の配線がねじれて破れたというよりは、皮膜のほうが経年劣化で乾燥して破れて来たという感じかなあ。

2年ぐらいは使ったケーブルだからそれほど文句はないけど皆同じ箇所で壊れるというのはやっぱり脆弱点だろうから修正してもうちょっと強くして欲しいもんですな。

とはいえ、今まで数々のiOSデバイスを購入しておりますのでまだまだ家にはデバイスにいっしょに付いてきたライトニングケーブルがスペアとして出番を待っております。。買い足しの必要性はまだないのであります。

ネットワーク系エンジニア職歴約15年で初めてWire Trackerを買う 2016年03月15日

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前回客先に行ってタイ人のスタッフが作業している中で今まで見たことがない道具を目にしてこれは面白いし、これからの自分にも必要になると思ってWire Trackerなるものを購入してみました。タイのオンラインショッピングサイト、Lazadaで999バーツ(約3000円)。

こういう機器にしては高いんだか安いんだかわからん微妙なレンジの値付け。それでも届いたブツは明らかに見た目とか重量感が中国製だがそこそこ質はいい感じ。作業の際に引っ掛けられるよう大きなベルトループのついたレザーケースと

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Wire Tracker, Cable Testerの機能を持ったテスター。

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で、試しにYoutube検索したら、使う際の様子を収めた動画を上げてるひとがいた。

45秒から1分10秒ぐらいまでの間でテストしてるLANケーブルのテスターは結構バンコクでもどこでも売っていて以前も買ったことはあるけど、このWire Tracker 自体は今回初めて買った。

実はこれ、LANケーブルの片方にEmitterをつなぎ、Receiverのスチールのアンテナ部をLANケーブルに近づけるとケーブルの皮膜の上からでも中の信号を検知してピコピコ音がなる。パッチパネルにつながるケーブルのもう一方がどこに繋がれているのか?社内で前任者が辞めて以降問題があれば好き勝手つなぎ変えてきたりした結果、もうどのLANケーブルがどこにつながってるかさっぱりわからない状態になっている場合に重宝する。

「このケーブルのもう一方はどこに接続されてるんだ??このスイッチにささってるケーブルのどれかのはず。。。」

ていうようなときにそのケーブルにこのEmitterを繋ぎ、スイッチにささってるケーブルにReceiverのアンテナ部を添えてみると、Emitterの繋がったケーブルにのみこのReceiverは反応してピコピコ音がなる。

ネットでぐぐってみると特段珍しい機械でもないみたいで、やはり電話やLANケーブルのパッチパネルでの作業時なんかに普通に使うらしい。多分自分はネットワーク系のエンジニアとはいえ元のキャリアがファイアウォールの製品担当から始まってるのでLayer2から上の部分しかほとんど業務経験がないのでこういった道具は知らなかったんだろう。。

しかしまだまだ知らないこともいっぱいあるし、面白い道具もあるもんですなー。

USB “Type-C > micro-Bの変換アダプタ”では基本的にType-Cのポテンシャルは活かせない? 2015年11月19日

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今年はUSB-C元年となるのでしょう。

かなり早いうちにNokiaが改めてAndroidタブレットを出すという変化球があり、そこにUSB Type-Cコネクタが採用されてましたが、それ以降スマホ・タブレット系ではしばらくType-Cのものは音沙汰なく、春にMacbook12インチがUSB-Cコネクタ1つだけを搭載して発表されました。

んでやっと2015年の秋以降でType-Cを搭載したAndroidスマホが出て来ましたが、Android端末なんで今までのAndroidユーザーは基本的にUSB Type-A <-> Micro-Bのケーブルやら充電関連機器いっぱい持ってるはずで、Micro-BからType-Cへ変換できるアダプタを欲しがるに違いない!というのは至極うなずける話。

リバーシブル仕様のUSB規格「Type-C」–その利点と従来のUSB規格との違い – CNET Japan

だがしかし、いろいろUSBの規格・仕様を見てみると、USB Type-Cで実現される今までのType-B(Micro-B)から大きな進化というのは実はケーブル両端がType-CのUSBケーブルでないと使えない、というのが多分正しい。

確かにUSB Type-Cに対応しているNexus5xやNexus6pは充電用ACアダプタもType-Cのメスコネクタが搭載されている。これに反してハイエンドスマホで始めてUSB Type-Cを搭載したといOnePlus2は付属ケーブルはUSB Type-Aのオスコネクタ、反対がType-Cのオスコネクタになる。充電用ACアダプタもType-Aのメスである。OnePlus2のACアダプタの出力を確認してみると記載は5V/2Aの10Wのみ。USB Type-CでUSB3.1の規格に則ったものであればデータ転送速度が10Gbpsで電力も100Wまで流せる。なのに10W。今多く流通してる規格USB3.0だと転送速度は5Gbps、電力は10Wである。その差はかなりあります。

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GoogleのエンジニアがOnePlusのUSB Type-CをChromebook PixelとNexusでの利用目的に購入しないよう警告 | ガジェット通信
↑ この記事を見てUSB Type-Cについてはいろいろ考えた。

USB Type-Cケーブルは下位互換性があるのでUSB3.0やUSB2.0でも動作する。なのでもともとType-AオスーType-CオスとなっているケーブルではType-Cでのみ動作が可能なUSB3.1の恩恵をうけることが出来ず、USB3.0で動作するところまでだろう。

要はMicro-BかつUSB3.0で動作しているどこにでもあるUSBケーブルのコネクタがType-Cのリバーシブルな形状に変わるだけ。

OnePlus2のSoCとして搭載されているSnapDragon810もやはり対応はUSB2.0/3.0となっていてUSB3.1は微塵も対応していない。

というわけでType-CオスーMicro-Bという変換アダプタはあまりいいことないのでご注意を、というお話になります。

USB Type-C 規格と試験のポイント @ Technical Direct
↑ 散々書いてきてなんですが、この記事を読むとまた話が違うようにも思う。もうちょっと調べないといけないかもしれん。。。