気持ちいい10kmラン 2013年05月19日


↑ こんなん聞きながら走ってます。

ダイエット > 禁酒 > ランニング、と「お前どうしたんや??」と昔からの知り合いにはいろいろと問い詰められるネタが多くなった @yamagiwa2000 でございます。

約1ヶ月ほど前からランニング/ジョギングにハマったりしております。最初のうちは「健康のため」とか「体重維持ダイエットのため、引き締めが必要だから」とか言って5km程度の距離を会社の近所のルンピニ公園で走っていましたが、段々距離が伸び、今は週に2,3回、毎回10kmを走っております。

走っていると全身が熱でパンパンになり、一番安上がりで効率的なサウナ感覚。心肺機能も強化される!脚力の強化、持久力も増します。後は10kmを走る約1時間の間ランナーズハイに入りながら80年代のキラキラした音楽を聞きまくるのもアドレナリン脳汁スパークな濃厚な時間を過ごせます。

しかし、ここはバンコク。さらにはなぜかこの5月は猛暑期と言われるソンクランのある4月よりも暑い日が多いようでお昼間は地獄のような暑さ。暑さのしのぎ方をちゃんと考えておかないとぶっ倒れたり、全然いいタイムが出なかったりします。

やっぱりお昼間の陽が高い時間帯に飛ばし過ぎると体の熱が走行風で排熱し切れずにいわゆるオーバーヒート状態になってしまう。僕も経験あるが顔や頭に熱が籠って熱中症みたいな状態になって頭が北斗の拳よろしく破裂してしまいそうな感じになってしまう。それでたまらず歩いてしまう。やっぱり走るなら夜明けすぐか、18時以降の日暮れ直前のある程度明るいけど日が高くなくて涼しい時間。また完全に暗くなってしまってからは逆に暗がりの公園を一人で走るのは危険。ルンピニ公園とかのランニング好きに有名な公園なら暗くなってからも走ってる人が大勢居て大丈夫な場合もありますが。。

というわけでこれからは走行時の排熱とペースのバランスを取りつつ絶対歩かない10kmラン、6月/7月はパタヤマラソンに向けて20kmランを二週間に一回、計三回、さらに週二回は10kmを絶対歩かないペースで走り込んで身体作りまーす。11月には2007年に10kmに出場して依頼二度と参加していないStandard CharterdのBangkok Marathonに出ます!この時にはフルマラソンに出場できる身体にしたい!

亜麻色の髪の乙女は今いずこ 2013年04月09日

青山ミチ、それほど有名な歌手でもないけれど、1960年代、GSの頃の日本の女性歌手の中ではちょっと特異で面白い人であります。パッと聴きで感じるのは歌い方はラフだけど声量でガッと前で出てくるパワフル肝っ玉母さん系のシンガー。1975年生まれの僕がなんでこんな人を知ってるかというと、この人がカバーしてるからです。

純音楽家エンケンであります。この曲を初めて聴いた時になんてカッコイイ歌詞なんだろうと思っていたが、これの原曲を歌っていたのが青山ミチだった。

青山ミチ – Wikipedia

Wikiによるとなんとこの人、在日米軍の黒人兵と日本人女性のハーフとのこと。なんかやっぱ血なんですかね。こういうパワフル系の歌い方になるってのは。


↑ なんかちょっとカルチャーショックなライブ音源。観客の声大きすぎ。まるで温泉街の小さなキャバレーで歌っているような箱鳴り感。


↑ どろりとした濃さのある情念ブルース。声の太さがたまらん。


↑ しかし、日本の音源て売れてるものほど、バックの演奏の音量が低く、ボーカルが大きい。いつの世もこんなミキシングしてるんだね。だからちょっとマイナーな歌手のレコードのほうがバックの音は面白いものが多い。GSの頃の音源はエレキの音がゴリンゴリンしてて耳に気持ちいい。

そうこうしてたらこんなものを見つけた。


↑ 以下3バージョン全部聴いてみると確かにこの青山ミチバージョンが一番いい。


↑ うーん、まさにGSの頃の音の作りですな。


↑ うまいことやるなあ、と思ってたが聴いたことがあるなという程度でなんという曲か元々誰の曲かも思い出せんかった。

なんとこの曲、この人が最初に歌っていたのか。しかも万引き(?!)やら覚せい剤所持なんかで不祥事が続き、リリース直前で販売中止が決まったとか。それだけでなくWikiには”芸能界から追放状態”とある。その後、ビレッジ・シンガーズ、島谷ひとみなどが歌い継いでヒットしてるのを見るとこれが出てれば結構ヒットしてたんじゃないかと思うところであります。

その後も青山ミチさん、結構荒れた生活をしてたんじゃないかと思う記述もある。現在64歳でしょうし、まだご存命でしょうから今のうちに再評価の波が来ればいいなあと思いながら書いております。。

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音楽様に自分を合わせる? 2013年02月04日

His Master's Voice (HMV) Monaco Portable Record Player
“His Master’s Voice (HMV) Monaco Portable Record Player” photo by NFSA Australia

これ食えを聞いてて、いい事言ってるなあと思うことが。

この第58回は岸野雄一さんという方がゲストでいろいろ話をされてるんだが、その話の中で「たまには、あれ?自分のほうが音楽よりも劣ってるんじゃないかと思ってみるのいい。音楽様に自分を合わせてみるってことも大事なんじゃないかな。わかんない自分のほうがおかしいんじゃないか?的なね。」と言っていた。久しぶりにそんな感覚が話題に登ってるのが嬉しかった。

イマイチ理解できない音楽をじっくりと何回も聞きなおす作業ってほとんどしなくなったなあ。昔聴いてて一番アタマの中が???だらけだったのはLed Zeppelinの2ndだったなあ。名盤と言われていて聴いてみたもののあんなめちゃくちゃな音楽、理解不能だった。今であれば大きな音楽シーン自体の流れがある程度わかるからあの盤にどういう意味があったのかはいろいろ想像出来て楽しいんだが、中1であれ聴いて「名盤だ!」と言える日本人が居たら手を挙げてもらいたい。

昔はCDが高かった(2500円〜3200円ぐらいしてたと思う)から元とるつもりで何回も聴くってなことをよくしていた。2000年代からのP2Pで音楽を馬鹿みたいに違法にダウンロードする時代を経て最近はオンラインで音を購入することも増えてきている。iTunesストアやAmazonに限らずTalking HeadsのDavid Byrneのように自分でウェブサイトを運営してユーザにmp3を直販してるようなサイトからも最近はかなり購入するパーセンテージが増えてきている。だからと言って一旦覚えたインターネットを基盤にした音楽の取り込み方を覚えてしまうと中々大量消費的な音楽の楽しみ方が離れて行かない。聞いて馴染まなかったらそのまま聴かないというようなことが多い。

昔のギター弾きなんかもギター高かったから他の物を犠牲にしながらも金をためてギターを買って練習してきたんだろう。今の世の中便利になって何事にもリーチが近すぎて、買う前からいろんな疑似体験ができるし、あまり背水の陣で真剣になる、ということもない。だから昔の気質のほうが気合が違うような気がします。

とはいえ、昔のほうが良かったというような安易なことを言うつもりはなく、今の世の中は今の環境でもっと自分の欲望やFUNに忠実に楽しめる方法を自分なりにセレクトしたり発明していったらいいだけのことで、便利になった今も楽しみ、かつ自分の大事にしてる部分も捨てない。そう考えると先にEtsy.comで書いたミニマムビジネスの項と共通してくるけど、大量消費のプロダクトはそれなりに使い捨て、惚れ込んだものはお金をかけて大事に使っていく、つまり音楽の世界では自分の大好きなバンドや人に対して輪を組んでコンテンツの制作、消費を繰り返していくこんな小さなコミュニティが世界各地に無数に出来上がるような形になるのかな?60年台のコミューンのような。そうするとAppleやAmazonに頼らずプラットフォームをWebに置いてるDavid Byrneのような自分のプラットフォームを築いていくスタイルのほうがメリットがあるような気がするな。

話少しそれましたが、昔ながらの自分の感性に疑問を持ちながら音楽を聴くのもいろいろ視野が広がってとてもいいことなんで久しぶりに意識してやってみるかな。そういう感覚を大事にしつつ、コダワリ過ぎずで。。。。んーうまく話まとまらんな。ま、とりあえず今の御時世sound cloudやmix cloudなんかで見知らぬどこかのマニアの作ったmixテープでも楽しいものがいろいろあってそれを好きなように聴いたりすることができるのはやっぱ嬉しい。んーまとまらん。

DJのトラック日本蟻男 – バブル経済ミックス by Dj Trackpantzman on Mixcloud

↑ 例えばこんなのが転がってたり。

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アジア一帯でiTunes Storeがオープン 2012年06月28日

先日、Appleから「Introducing the iTunes Store」という表題でメールが届いていた。メールの本文を見ると「The iTunes Store has arrived」と。何を今更とざっと見てメールを削除しようとしたがホントに何を今更である。iTunesを紹介しますって何を紹介すんの?と思ってたが、どうもおかしい。そこでふと気づいた。「あれ?もしかして。。。」

アップル「iTunes Store」、アジアの12の国と地域で利用可能に – CNET Japan

なんとなんと、タイでもiTunes Storeがオープンしたというのだ!正確に言うと、以前から日本やアメリカのクレジットカードで作ったApple IDで日本やアメリカのiTunes Storeからmp3などを購入することは可能だったが、タイ発行のクレジットカードではApp Storeは利用できるもののiTunes Storeは利用できなかった。以前からコピーCD/DVDが横行する東南アジアはなかなかオープンまで漕ぎ着けるのが版権管理団体などから反対が強くて大変だったのか?と想像したり。

ところが今回ブルネイ、カンボジア、香港、台湾、タイ、ラオス、マカオ、マレーシア、フィリピン、シンガポール、スリランカ、ベトナムでどどんとiTunes Storeオープンとのこと。ていうか香港、台湾もまだだったのか。。。さあて、これまでタイもオンラインショッピングなどはあまり活発ではなかったけど、これを機にオンラインコンテンツ販売が爆発したりするんだろうか?しかし、ソフトウェアには金をかけない国だからなあ。。。

販売ラインナップをざっと見てみると、欧米アーティストの中にアジア系のアーティストもちらほら。多分韓流なんかは結構いっぱいラインナップされてるんじゃないかな?アジアのポップスとかは聞かんのでわからんが。。。欧米系はそれなりにラインナップがあるので、これからはタイでCDとか探しまわらんでもいいと思う。UltravoxとかDepeche Modeとか、ZeppelinとかFloydとかStonesとか。それなりに結構いろいろある。

しかし、アルバム1枚4.99USDぐらいはちょうどいいと思うんだけど、たまに見てるとアルバム23.99USDとか信じられんぐらい高い設定のアルバムがあったりする。正直に言ってしまえばこの辺の欧米系のアーティストの曲ってtorrent使えば簡単にDLできてしまうものも多数あるなか、この値段でホントに売れると思ってるんだろうか?著作権を守りましょう!って善意だけでみんな買ってくれないって。torrentに勝利できるような手軽さ安さがないといかんと思うんだけどな。。。

あ、あとiTunes Matchなんかもサービス利用できるみたいなのでちょっと詳細を調べてみよう。

R.E.M. – Part Lies, Part Heart, Part Truth, Part Garbage: 1982-2011 2012年02月09日

R.E.M. – Part Lies, Part Heart, Part Truth, Part Garbage: 1982-2011

R.E.M.のラストとなるアルバム。1982年から2011年までの総集編ベストであります。解散を聞いてから聞き出したR.E.M.。聞けば聞くほどすんなりハマって行く。昔は多分こういう音作りのバンドって聞く事はなかったが、年のせいかホントにすんなり入ってくる。こういうのも聞ける年になったんだろう。以前はもっとトリッキーな音や展開のバンドが好きだった(ま、XTCなんかはまんま昔からの好みの音)。

ちゃんとラストアルバムはタイにて購入致しました。それもCDを。CD見るの久しぶりだのう。最近は音楽のCDなんて年に一回見るかみないかぐらい。 Continue reading “R.E.M. – Part Lies, Part Heart, Part Truth, Part Garbage: 1982-2011 2012年02月09日”