忙しくてもランニング、緩みメディテーション 2014年04月25日

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ここ二、三週間でくせになってるのが前回も書いた自宅近所のラマ3通り近くの公園にて朝からランニングし、ランニング後の汗だくの体ですぐさま帰宅してしまうのではなく、芝生にブルーシート (別に芝生の上にそのまま寝転んでてもいいんだが) に寝転び、瞑想とも睡眠ともつかないゆるーい時間の流れに体を預ける。

まだ朝のうちだと公園も人が少なく風に木が揺れる音や遠くの方で人が話す声、遠くの車の音を聞きながら、木陰で暑さに任せて汗をかきながらゆっくりと呼吸するその感覚が、個人的にめっちゃリゾートな訳であります。。。安上がりですな。

でも緩やかな時間と心地よい静寂と、何も考えなくていい気持ちの緩さが最高でちょっとしばらくはこんなことやってそうな感じです。

ただ、やっぱタイはこの時期暑いですな。走り始めが8時過ぎてしまったので上の写真みたいな「お帰りなさい横井さん」的なカッコしないと直射日光の熱が頭に篭って熱中症になりそう。やはりタイの場合4月から11月ぐらいまでは日中に走るならこういう装備は必要ですな。でもできるなら日が登り切る前の朝6時とかに走れたら最高です。中々、起きれないんですけど。。

Public Park in Commemoration of HM the King’s 6th Cycle Birthday 2014年04月19日

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なんか最近バタバタしてたり、自分の中でうまく考えがまとまらないような事が多くて微妙に疲れているような気もするのでちょっと今週は時間をゆっくり取って心身ともに緩めるような事をしようと思った。

今までなら電脳タウンであるフォーチュンやパンティップ・プラザ、デパートのセントラルなんかに行っていろいろ物色し、飯食って帰ってくるという消費のストリームの中にどっぷり浸かるような休み方をしてたが、今回はそういう流れからは距離を置いて、公園にでも行って自然の中に身を置いて気が済むまでベンチに座ってたり、芝生の上に寝転がってみようと思った。


View rama3 park in a larger map

んで、自宅近くのラマ3通り沿いにある公園に。Public Park in Commemoration of HM the King’s 6th Cycle Birthdayとなっているので「現タイ国王の干支6周り(72歳)記念公園」ってことになるのか。この公園、外周が800mしかないので僕みたいに10kmとか走りたい人にしたら飽きるほど周回を重ねないといけないのであまり楽しくはないのだが、基本川のそばにある公園なので川の方面から絶えず優しげな風が吹いていて今の猛暑の時期でも割りかし過ごしやすい。朝イチの7時や8時ぐらいに行くととても気持ちいい。今週の土曜日は朝8時に出向いて、日曜日は18時に出向いてみたけど日曜日の夕方はまだ暑かったなやっぱり。

ここで5km走って(10km走りたかったが久しぶりなので体が5kmしかもたなかった)、その後は高ぶる呼吸を整えるために川辺に座って風を受けながらメディテーション。メディテーションとは言っても15分程度ですが。あんまり瞑想、メディテーションとかも信じてないタチなんですが、ただ自分で一度ちゃんとやってみてやりこんだ末に何か得られるものがあるのかやってみようと思って最近は真面目に取り組んでおります。

改めて外でぐだぐだしてるのも中々いいもんだと思った次第。暑いところで普通に汗をかき、風を受けて涼み、芝生の上で微睡む。あまり時計を見ずにぼさっとしてりゃあいいわ。

とりあえずもうちょっとこういう時間を増やそうかと思います。なので多分ここには通うことになりそう。とにかくルンピニ公園にまだデモ隊が居るうちはあまり忙しくないこの公園で過ごします。。。

マラソン、ランニングにNew Balance 373 2014年02月21日

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薄汚いシューズの画像ですんません。こちらNew BalanceのM373。以前からNew Balanceのシューズが派手すぎないデザインで好んで履いていたんだけど、最近はこのNew Balanceの中でも一番廉価な373ばっかり好んで履いております。

スーパーサイズダイエット日記2010年11月28日

このリンク貼った記事でもNew Balanceのシューズ探し求めて歩いていたりするんですがその時探していたのが574というVietnamで生産しているモデルだったが、今は上でも書いたとおりもっぱら373。何故かと申しますと、走るのにちょうどいい。574の場合かかとの部分のソールが分厚くランニングを始める以前はこの分厚いソールが足の負担を軽減してて非常に履きやすい靴だと思っていたんだけどランニングには少々分厚く、ソールのクッションが深すぎた嫌いがあるのと、シューズ全体が重くてどうもランニング向きではないなと感じていた。

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それが、より廉価版な373だといい具合にソールもトップも薄く作ってあって(安っぽい!??)、靴自体が軽い。ソールが薄いせいか逆にクッションが深くなく、地面と足が過度な負荷なしにうまく接地してる感があってランニングやマラソンの際にはもう必ずこれを履いている。ベアフットランニング向けのNew Balanceを試したりもしてみたが、慣らしをすっ飛ばしていきなり10km走ったらすぐ膝を壊したので気持ちが離れ、373に慣れた段階では他のシューズでまた足の調子がおかしくなるのが嫌でもうこればっかりとなりました。

このオールドデザインのシューズの中で多分一番の廉価版でどこのスポーツショップでも大体置いていて玉数が多いのと574がだいたい2,800THBとか3,000THBぐらいの価格帯に対して373は2,200THBとか2,400THBぐらいの価格帯でお安い。

上の小汚いシューズは昨年のパタヤマラソンアユタヤマラソンを走ったシューズであります。やっぱりNew Balanceだけあって20kmや42kmも十分走れるいいシューズだと思います。良くも悪くも典型的なNew Balanceデザインで街歩きもできるし、ヘタに悩むなら考えずにこのシューズ、という感じであります。

↑ なんか日本では全体的に値段上がってない?2年前ぐらいはどこでも10,000円以下ぐらいで売ってたような。。。

ウルトラマラソンマン ディーン・カーナゼス 2013年09月04日

Trusty New Balance 992's / Soggy Gooseshit Socks
“Trusty New Balance 992’s / Soggy Gooseshit Socks” photo by Nate Luzod

アメリカのウルトラマラソンランナー、ディーン・カーナゼスの著作。これもkindleで売っていたので購入。840円。先日の日本一時帰国の際に行き帰りの飛行機の中で読み切った。

いやー、この人は変態だわ。なぜこんな過酷な長距離マラソンを走るのか?というと基本答えはただひとつ、「肉体をいじめ抜いてどこまでのことができるのか??」だけ。100マイルのマラソンを走ったり、気温50度以上、路面温度90度以上になるアメリカの日陰が全くないカンカン照りの砂漠の一本道のハイウェイをふらふらになりながら走ったり、極寒の南極をスノーシューズではなくランニングシューズでフルマラソンしたり、あげくは全体300kmを超えるリレー大会のコースを一人で完走したりと「なんでそこまで。。。」と呆れるぐらいに極限への挑戦を行うドMランナー。

本を読んでいても、特定の信条、思想について書いていたり、精神世界がどうのとか、そういった記載はまったくなく、本人のこだわりは若い頃になくした妹の事。彼の信条の根幹にあるものが仰々しい大義名分ではなく、彼の生活の半径何10kmとかそういったレベルの非常に地に足をついた地味ーな生活基盤なんである。完全ヴィーガン(菜食主義者)でウルトラマラソンランナーのスコット・ジュレクなどとは大違い。スコットジュレクの場合、動物保護や健康管理上の視点から好ましいとされる菜食主義者で、ウルトラマラソンで過酷な肉体的課題を次々とこなしていって、世の中の菜食主義者のアイドルとなっている(完全菜食が菜食+肉食の通常の食生活と比較して栄養学上、健康上問題が発生しないのかというと、そこはまだ完全に答えが出ていない)。それと比べるとディーン・カーナゼスは「俺がやりたいからやる!肉体の極限までを試してどこまでのことができるか見てみたい。きっと死んだ妹も喜んでくれるはずだ。」と自分のコアに一直線。普通に職場や友達関係では思い込んだら言うこと聞かないちょっとめんどくさい感じの人なんだろうなあと夢想。でもまあわかりやすくて信用はできるかな。

しかし、本の後半この人はちょっと人道的な理由付けを覚えてしまう。「病院で臓器移植を待っているあの娘のために走る!」というような感じであります。このへんはちょっと”思い込み善意の人”っぽくなってて感情移入がしずらくなった。自分の思い込みだけで根拠もなくポジティブでそれを人に振りまいたりする人を”思い込み善意の人”と呼んでるが、よくネット上のコメントなんかでも「元気玉送ります」とか、「元気を頂きました」とか書いて得意満面になってる人が居るが、ああいうどうでもいい根拠も何もないことを発して自分は善意の人だと思い込んでる偽善的な雰囲気があまり好きでない。「いやー、書くことなかったからみんなに合わせて書いただけだよ。実際には元気玉とか元気をもらいました、とか何言ってんねん?!って感じやけど」と言ってくれる人ならいいが、真剣に「俺、良いこと書いたなあ」とか思ってる人とは話しが合わなくて困るのだ。。

ディーン・カーナゼスの例も「いやー、一応やってることが俺の場合極端だから、だいたい何かやろうとすると取材が入るじゃない?だからこういう臓器移植の提供者を探してる人達の看板役になってあげると目立って多くの人の目に触れるから何もしないより提供者が名乗り出てくれる可能性も高くなるかなと思って」とか言うのであれば至極同意なんだが、理論・根拠はなしに「あの娘のために走る!」としか書いてないから「はあ、、、」と言ってどうも気持ち的にシンクロできないのであります。

とはいえ、やっぱかなり変態的に走るにこだわったエピソードが満載でそれなりに読み応えがある。先のリレーを一人で走るなんてのも、300kmもの距離を数時間程度で走れるはずもないんだが、通常はリレーで短距離間で選手が入れ替わって走るからコース上に補給所なんて設置する必要もない。なのでこの人、食事などは自分で用意する必要があるのだが、携帯電話を持ちながら走り食事の少し前の時間になったらピザ屋に電話して「ピザ配達して!」と依頼するらしい。そして「40分ほどかかります」と言われれば「その頃には####の交差点から****方面にそう遠くにはいないはずだから交差点から走ってきてもらえば見つかるはず。」と言って持って来てもらい、なんと走りながら食ったりするみたい。なんともな変態ぶり。そうかと思えばドライブスルーで車がないからとオーダーを断られたりアホみたいなエピソードがいっぱいで楽しい読み物なんであります。

ランニング好きの人は是非。

「ひさしぶりやんけ大阪城 ひとりぼっちのトリプルクォーターマラソン 2013」 2013年08月28日

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今回の一時帰国にあたって、会社の人から言われていたのは、

「ぜひ、大阪城公園で大阪城眺めながらランニングしてらっしゃい!」

てなこと。んで、確かに大阪城公園はランニングにはいいなあと思ってたが、ふと実家から大阪城までの経路検索で徒歩を選択して調べてみると片道15km。ハーフマラソン走りきって、年内にはフルマラソンに出場したいなあと思いながら、どう練習しようかと考えていた自分にはちょうどいいのではないか。。。

ということで決定。一人で「ひさしぶりやんけ大阪城 ひとりぼっちのトリプルクォーターマラソン 2013」を実行。ホントは日本で調達したNewBalanceのminimusシリーズのシューズ(いわゆる裸足ランニング系のソールのうす~いシューズ)で走ろうかなんて思ってたけど、帰国直後の24日に新調シューズを履いて10kmランニングしたらかなりきつい筋肉痛になってしまったため、いつものNewBalance373にて出かける。

基本的にコースは寝屋川の成田山周辺の実家を出て、外環状線に入り、数年前に新しく出来た第二京阪に入り、緑地公園まで一本。その後、南下して第二寝屋川にぶち当たり、それを西に向かって大阪環状線を超えれば大阪城公園駅に、というコースのつもりでした。

が、案の定不案内な大阪市城東区に入った時点で道がわからなくなり、GPSウォッチ一本でスマホも持ってなかったため、コンビニで道を聞くまで自分が森ノ宮を走っていることに気づかず余計に5kmも走ってしまった。結局大阪城公園には森ノ宮の駅方面から入り大阪城が一番良く見える場所で10分ほど休憩。軽いストレッチなどして折り返したが、前のパタヤマラソンと同じく、今まで練習したことのある最長距離21km前後から脚が前に出なくなり、歩いてしまう。わかりやすいなあ。でもこれでかなり脚を追い込んだので次回は脚がちゃんと距離を覚えて強くなってくれるはず。

結局のところ、帰りの道の大半は歩いてしまった。35km中7,8kmは歩いたんじゃないかな。。。でも歩こうが決めた距離、決めた場所までは完走します。んで結果は

総走行距離:35.5km
走行時間:4:57:17
1kmラップタイム:8’21″/km
消費カロリー:2542kcal

さすが距離を稼いでるだけあって消費カロリーは大したものですな。走行時間は休憩の10分とコンビニで道聞きつつ補給で豆乳など飲んでた時の約10分引いて4時間37分ほどでしょうか。かなり歩いてしまったのが心残りですが、これはフルマラソンへの布石ということでこの経験でまた脚が育ってくるでしょう。

しかし、日本の道路って歩道も広くて走りやすいね。これは確かに町中ランも心理的な障壁は少ないわ。これと比べりゃやっぱバンコクで町中ランはかなりきつい。歩道のデッコボコ、屋台で道が狭い、人が多い、そもそも歩道が狭い、歩道がない、車の凶暴な運転などなどこういったところは珍しく僕も日本のほうが良いナーと思ってしまった。

日本は暑い夏場はランニングのシーズンではなく、涼しくなってくる秋口から冬に向けてがシーズンらしい。実際にこの35km間で大阪城公園以外ではまったくランニング姿の人を見かけなかった。そして8月の最終週ということもあってか、あれだけfacebook上でも日本は酷暑でこんな中で走ったら死ぬで!と散々言われてましたが、日差しもそれほどキツくなく、バンコクの気候を経験してるせいか朝10時頃から走り始めたにもかかわらず全然楽に走れました。。

さて、また最初に立ち返って、バンコクでどうやって30kmや42.195kmを練習しよう。。。同じ場所グルグルじゃ飽きるしなあ。。。