MacでリッピングしたDVDは。。。 2015年10月26日

Getting rid of the boxes

2009年ぐらいから自宅ではMacメイン、仕事ではWindowsだったけど2013年からは両方全部Macにして作業してましたが、2015年のここに来てWindows10の出来を見てからMac miniとデスクトップWindows10の二頭立てにしました。現在はもうWindowsがメイン稼働。

やっぱりひとつのシステムに依存した運用は避けるべきですな。改めて昔DVDをリッピングしたデータがMacで使うんだからとdvdmedia形式でリッピングしており、

「え?これ、Windowsで再生できるのか??」

と一生懸命iso形式にコンバートするソフトウェアなどを探しておりました。

が、基本的に ***.dvdmediaのファイルをWindowsの共有フォルダにコピーしたところ、Windows側ではフォルダとして表示され、中にはVIDEO_TSフォルダが。。。普通にVLC Media PlayerとかでVIDEO_TSを再生できることがわかりました。単純にVIDEO_TSフォルダをコピーしてMac上では単一ファイルとして見えるようにパッケージングしてただけなのね。。。

というわけでisoじゃないけどWindowsで見れるようだからこれでよし。

後はMac&iPhone構成の時にEnableにしたiTunes Matchが当然ながらAndroidやWindows Phoneで聴けないこと、カーオーディオにつないでいるBluetoothのワイヤレスレシーバーがAACプロファイルしか対応していないのでAACに対応していないAndroid端末ではAMラジオみたいな音質でしか飛ばせない。。。この辺Mac依存の時に何も考えないで買ったデバイス達の残酷仕様です。やっぱ重視すべきは互換性ですな。。。

作業環境をWindows10に移行してTo Doのツールに困った 2015年10月01日

post-it notes

ここに以前から書いてるように最近メインで使用しているPCをMacbook12″からSurface3に乗り換えました。その時にWindows環境でTo Do管理するツールに困ったという話を。

乗り換え前のMacの時はMacOSX標準のリマインダを使ってましてスマホがiPhoneだからOS標準で連携出来てて扱いが簡単でよかった。が、Windows10に移行したらMacのリマインダはWindowsマシンからだとiCloudのWebベースでしか使うことができなくてちょっと使いにくい。

Windows10乗り換えでまた金がかかるのも嫌だなと思ってEvernoteのリマインダ機能を使ってTo Do管理をしようと考えたんだけど、大きな問題がひとつ。

それは「繰り返しのリマインダ設定ができない」ということ。
毎日の自分のリマインダタスクには体重測定とか日報の作成とかがそこそこあるのでそれを毎日毎日手作業でタスク作成しないといけないのはちょっとつらい。

結局、Remember the milkという有料のSubscriptionを購入したけど使わなくなったサービスを再度使い始めました。とりあえずWindowsの場合はWebインターフェースで使うことになるけどiCloudよりもよっぽど使い勝手よく出来ているのでこれでOK。iPhoneもAndroidもアプリがあるので問題なし。

年間のSubscriptionで3000円ほどかかるのでまた更新しないといけないかもしれない。そのうちにEvernoteが繰り返しリマインダの設定ができるようになればいいが。。。それ以外の機能はTo Do管理として使うに申し分なく、繰り返しリマインダ機能だけが足りてなかった。

SSDモデルのノートPCにはちょうどいいディスク解析ツール 2015年09月15日

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Surface3にメール移行して使ってみるかと考えていましたが、ストレージは128GBしかないんだが、意外とディスクスペースが埋まっている。なんのファイルでこんなに容量食ってるの?

って疑問がSSDモデルのノートPC(Surface3はeMMCですけど)を活用してる人は常にあるでしょうけど、その辺解析してくれるツールを。

Win -> WinDirStat https://windirstat.info/
Mac -> DiskInventryX http://www.derlien.com/

起動してPC内のすべてのドライブか、単発のドライブ、もしくは特定のフォルダだけを指定すると、中にあるファイルをスキャンしてどのファイルが、どのフォルダがどれだけ容量を食っているかを表示してくれる。

画面の左上が各フォルダごとの容量と全体とのパーセンテージを表示する。画面右上はファイルの種類ごとにどれだけ容量を食っているかを表示する。そして画面下部のブロック絵みたいなのが一番便利で、各ファイルがひとつひとつのブロックとして表示される。

このブロック絵を見てると他と比べて極端にでかいブロック(ファイル)とかも一目瞭然。そのブロックをクリックすると、そのファイルに該当する画面左上の部分がハイライト表示され、どのパスのなんていうファイルなのかがぱっと見でわかるようになっている。数百KB程度のMS Officeのファイルがほとんどなのに数GBのファイルが2,3個あるよ、なんて簡単に気づける。

逆に画面左上の容量を食っているフォルダをクリックするとそのフォルダ内にあるファイルがブロック絵の中でハイライトされる。うまく出来てるのは特定のフォルダに入るファイルはまとめて綺麗に長方形を描くようにブロック絵で配置されていてフォルダ選択は綺麗に長方形がハイライトされる。

ちょっと文字の説明だけではわかりにくいところがあるでしょうけど、フリーのツールなんで実際に使ってみると結構良く出来てるのがわかるかと思います。

ちなみに以下が元ネタです。

The Best Disk Space Analyzer for Windows

The Best Disk Space Analyzer for OS X

ThunderbirdはWin <-> Macの移行もわかりやすい 2015年09月13日

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勢いで買ったSurfaceを試すためにメールデータも全部移行してテスト中。

しかしThunderbirdは相変わらずWin -> WinのみならずWin -> MacMac -> Winでも乗り換えが簡単で最高ですな。

Winなら
C:\Users\yamagiwa2000\AppData\Roaming\Thunderbird\profiles.ini
C:\Users\yamagiwa2000\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\??????.default\

Macなら
/Users/yamagiwa2000/Library/thunderbird/profiles.ini
/Users/yamagiwa2000/Library/thunderbird/Profile/??????.default/

* “yamagiwa2000″の部分はログインユーザー名
* ??????.default\、??????.default/ の??????はランダムな英数字
* ??????.default\、??????.default/ はそれぞれ配下のファイル、フォルダを含めたフォルダまるごと

でこれらのファイルを移行元マシンからコピーして移行先マシンにペースト。Thunderbirdアイコンダブルクリックで設定からメール保存してるフォルダ構成からすべて同じでひきついで立ち上がってくれる優秀な子。もうかれこれ10年もお世話になっております。途中鶴亀メール(現・秀丸メール)というニッチなメールソフトを2,3年ほど使ってた時期もありますが、遡って行くと、元々FirefoxやThunderbirdはMozillaプロジェクトでNetscapeの流れなのでNetscape Messengerを使ってた時を含めると15年ぐらいは使ってるかもしれない。。。

Netscape Navigator 3.0
↑ 懐かしのNetscape Navigator3.0起動画面。

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↑ こちらはv4.0かな?Netscape Messengerの画面。

Data Traveler Locker+ G3 ってな暗号化機能付きUSBメモリを買いました 2015年08月19日

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タイの大手ショッピングサイトLazadaにてData Traveler Locker+ G3という暗号化機能のついたUSBメモリを購入。16GBもので999THBでした。商品の発送がよく見ると「International Shipping」となっていて普通にタイでは売ってないのか?とふと考えてしまった。確かにこのモデルは店頭で売ってるのは一度も見たことがない。

ちなみにこのData Traveler Locker+ G3という型番、仕事で異なるお客さんが立て続けに「USBメモリは暗号化できるものでないと。これ見積もり取れる?」って感じで指定してくるものがだいたいこのKingston製なのでLazadaで見つけた時に「高いものではないし、一回自分でも触ってみるか」と思い購入。

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発送は香港からでした。極々簡素な包装。パッケージはいつものKingstonのUSBメモリと変わらない。中身のメモリ自体は、何故か金属製。それもアルミとかではなく、ずっしりしたメタル(ヘビーメタル!)。外装をわざわざ金属製にする必要性がわからん。無駄にゴツイ作りをしています。

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一番最初にUSBメモリをPCやMacに挿してマウントされる”DTL +G3″というドライブを開き、Windowsならそのドライブのルートフォルダ、Macの場合はルートフォルダ > Mac のフォルダの中の暗号化アプリを立ち上げて、暗号化用のパスワードを入力、その入力した暗号化キーで最初にドライブの保存領域をフォーマットして準備完了。

次以降に使う際には、USBメモリを挿して同じく”DTL +G3″というドライブ名のドライブが自動的にマウントされるのでそのドライブ内の暗号化アプリを立ち上げ、パスワード入力。パスワードが正しくて復号化ができれば新たに別に”Kingston”という名前のドライブがマウントされ、そのドライブが暗号化されたドライブとなる。ここにデータを書き込んで使用するという使い方になります。

つまり最初の”DTL +G3″というドライブは暗号化アプリをPC/Macに提供するための役割を持ち、このドライブには他のファイルを書き込めなくて、暗号化アプリに正しいパスワードが入力されて、”Kingston”がマウントされるとそこが本来の暗号化機能を提供するドライブとなるわけです。

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↑ H:ドライブが上記で書いてる”Kingston”に該当するドライブ。ドライブ名をその後自分で変更しました。

これって、オープンソースのディスク暗号化ツールTrueCrypt使って同じようなものを作れるんじゃない?もしくは今ならMicrosoftのWindowsについてくるBitLocker To Goとか。このBitLocker To GoはHDD暗号化機能のBitLockerの暗号化機能をUSBメモリにも適用できるもの。Windows標準の機能でUSBメモリ暗号化して、それ以降WindowsマシンでUSBメモリ使うときには挿した直後にパスワードを聞いてきて認証されればファイルが読めるようになる。WindowsのBitLocker To GoはWindows 7までは高機能版のUltimateやEnterpriseでないと使えなかったがWindows8~10ではHomeからひとつ上のProで使うことができるようなのでこれも低コストで暗号化USBメモリを実現出来るんじゃないかと思う。

TrueCrypt – Wikipedia
BitLocker – Wikipedia
BitLocker To GoでUSBメモリを暗号化する - @IT

ちなみにBitLocker To GoはWindows専用。TrueCryptはMac版もあってUSBメモリにMac版のプログラムも仕込んでおけるけど以前テスト的にこれで暗号化メモリ作った時にはWin<->Macの両方で使っているとすぐに暗号化されたファイルが不整合起こして読めなくなったような気がする。Windowsだけで使ったほうが無難ですな。

さらにはTrueCryptは去年あたりからプログラム上の問題でセキュリティホールがあると開発者自身から指摘されていて開発が中止されている様子。でも再度有志が集まり別途開発を進めてる動きもあるみたいでちょっとややこしい。

開発が停止したと思われていた暗号化ソフトTrueCryptが復活に向けて動きだす – GIGAZINE

TrueCryptの暗号化の問題はちょっと横においておくとして、TrueCryptを使えば通常の暗号化機能のないUSBメモリでもUSBメモリを挿したあとにTrueCryptを立ち上げ、パスワードなどを入力、その後別途マウントされる暗号化対象のドライブにファイルを読み書きすることができるようにセットアップすることが可能である。

ほとんど機能的に一緒ではあるが、ここで異なるのは単純にTrueCryptで作った暗号化USBメモリはTrueCryptの実行ファイルを置いている非暗号化領域にもファイルが書き込めてしまう点が問題か(アクセス権限をちゃんと設定すれば書き込み禁止にできるような気もするが)。

仕事で急いでいる時とかパスワード入れるのめんどくさくなってついつい暗号化領域ではなく、この非暗号化領域にファイルを書き込んで使ってしまうことは想像に難くない。こんな運用をしていてUSBのメモリをなくすと元も子もない。非暗号化領域に保存したファイルは拾った人間が自由に読めてしまう。

その点、ほぼ同じ機能ではあるが、このKingstonのUSBメモリなら非暗号化領域もアクセスの権の設定によってファイルが書き込めなくなっているのでユーザーはめんどくさくてもパスワード入力して暗号化ドライブをマウントしてから使うことになる。ということは通常のUSBメモリとこのKingstonの暗号化機能付きのUSBメモリの価格差はこの「非暗号化領域に書き込めないように”よりセキュア”に作ってます」ってところなのだろうか?

といろいろ考えたKingstonのUSBメモリでした。ま、他にも暗号化強度やパフォーマンス、使い勝手などいろいろ考えないといけないポイントはあるんでしょうけど。てか、ちょっと今からTrueCryptでの非暗号化領域を書き込み不可にするアクセス権設定をいろいろやってみたくなった。これができれば基本的に暗号化USBメモリってわざわざ買うこともないのかとも思ってしまいますな。。。

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↑ 珍しくタイで購入した価格のほうが安い。。。