WinとMacでKindleアプリが使えるようになった。 2015年02月13日

Powebook ebook
“Powebook ebook by Richard Smith, on Flickr”

毎朝読んでる勝間和代のメルマガに「WindowsPCの用のKindleがようやく使えるようになった!」という記事が書いてあって、早速MacのParallels上のWindows8やWindowsタブレットにインストールして居たら、なんと同じタイミングでKindle for Macまで使えるようになったとニュースが飛んできた。

Amazon、「Kindle for PC」公開 Windows向け閲覧アプリ 和書も対応 – ITmedia ニュース

「Kindle for Mac」日本語版がリリース ~320万冊以上のKindleコンテンツをMacで – PC Watch

こちらも早速インストール。すると表示がPCの横長ディスプレイを使ってリフロー型(小説などの本のように文字データだけで画面サイズに合わせて文字配置が変わるフォーマット)の電子書籍を横長のエリアに表示して(真ん中に縦線一本入れてくれると縦長ページ見開きみたいな印象になって違和感はなくなると思うんだが。。)1ページとして読むのはちょっと抵抗があるが、それでもアプリは全然使えるし、今まで不毛だったPC上での読書に光明が差す感じですな。

これで気になるのはWindowsタブレットでんな。インド人社長のナデラさんに変わってからのMSの舵切り具合が凄くてちょっと前までスマホ・タブレット・クラウドに興味は見せていたものの生ぬるい感じの対応であくまで目の前のIntel PC前提、みたいな姿勢を崩さなかったMSが最近はどんどんどんどんクラウド対応も進み、iOS、Android上でのOfficeやOUTLOOKが動くようになり、MSの製品、サービスがどんどん便利になってきた。一歩も二歩も遅れていたIntelベースのタブレットアーキテクチャもそこそこ世に出てきたし、ARM系CPUに浮気した出来損ないのWindows RTの屍も乗り越え、Windowsタブレットの最大のデメリットであったKindle本が読めない件も実用的なレベルで使えるようになったので、またWindowsがタブレットというジャンルでどんどん伸びてくるんじゃないか、と思います。

MacとWinの両方のKindleアプリを入れてみて思ったが、基本的にこれらのKindleアプリって日本語版を本国アメリカ版とは別にリリースしたのではなく、今までの英語版プログラムでAmazon.comだけでなく、Amazon.co.jpにも繋げるようにしてインタフェース日本語にしたよ、ということになると思う。

そこでもうひとつ、結構気づいてない人が多いかもしれないがWindows8上ではデスクトップPCのように使うPC版アプリとWindowsストア版のタッチ対応+フルスクリーン版のKindleアプリがあって、Windowsタブレットで本を読むっていうのならぜひこのストア版Kindleで読みたい。が、やっぱりWindowsストア版はまだ日本のAmazonのアカウントではログインできない状態でした。。。多分このへんももう少し待てば対応してくるような気がします。。。

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