ไก่ย่างวิเชียรบุรี ガイヤーンウィチェンブリ その2 2014年06月02日

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先に書いたบัวตอง ブアトーンでのガイヤーンがうまいのはうまいのだけれど、あまりに普通のガイヤーンでなんとも拍子抜けしたのと、彼女は「前に食ったのはこんなのじゃなかった」と言って「他の店でも買ってバンコクに持って帰る」と言い出した。まあ別に嫌いなもんではないし晩飯もまたガイヤーンになりました。

ペチャブン県を南北に走る国道21号線のウィチェンブリの交差点周辺には上の写真のような屋台が一杯。至る所で鶏の開きが炭火の上を踊っています。

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まさに鶏の開き。典型的なガイヤーンはこうやって一羽丸ごと焼かれます。これをそのまま油紙で包んでビニール袋に入れて渡してくれたり、「切ってくれ」というとデカイ中華包丁でダン!ダン!断!と切ってくれます。

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じうーっと延々鶏は焼かれ。。。しかし、一眼レフ買ってこういう夕暮れ時の微妙な明るさの中で撮る写真がなかなかいい質感を出せるようになって(腕というよりカメラ・レンズの資質でしょうが)いい感じです。頑張ってRAW現像、レタッチをもうちと身につけて撮る絵ではなく、僕自身が作る絵にしたいところです。

さて、バンコクに戻って来て食ってみた感想なんですが、やっぱりうまいんだけどとりわけスペシャルなところがないガイヤーン。いいんだけどもう少し明確に他のガイヤーンと区別化させないと人の話題にはなりにくいんじゃないかと思いました。。。

ไก่ย่างวิเชียรบุรี ガイヤーンウィチェンブリ、ร้านไก่ย่างบัวตอง ガイヤーンブアトーンにて 2014年06月01日

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彼女と一緒にペチャブンに小旅行に出ておりましたが、ペチャブンのちょっと手前の街、ウィチェンブリはガイヤーンがいっぱい売っていて、とてもおいしいと言っていたので、結構それを楽しみに運転しておりました。

実際にウィチェンブリに到着してみると、ペチャブン県を南北に縦断する国道21号線がウィチェンブリ市街へと続く道と交差する3つ又の交差点周辺にガイヤーンの屋台やらレストランが密集している。ウィチェンブリのガイヤーンって有名なんだろうか?

まあ彼女がおいしいというのでどこか入ろうという話になったが、残念ながら以前どの店に入ったのか記憶が定かではないらしく、とりあえず目についたここ、ร้านไก่ย่างบัวตอง ブアトーンというレストランというか屋台に屋根が着いただけというか、という感じのお店に入る。


View phetchabun in a larger map

さすが街のイチオシとして売り出してるだけはあって、出てくるメシは丁寧。

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テーブルにはガイヤーン用のナムチム(タレ)が。ペチャブン県はマカーム、いわゆるタマリンドの生産で有名らしく、ウィチェンブリーのタレはタマリンドの甘ダレになっている。タレだけなめてみるとまるでプルーンのような甘さと酸味でありました。塩っ辛いものに甘いタレを付けて食べるタイスタイルな食事に僕はもう慣れきってしまっているのでこういう甘ダレもまったく抵抗なく非常においしく食べれます。

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カオニャオ(もち米)を頼むとこんな感じでバナナ(?)の葉に包まれて出てくる。開けてみるとカオニャオの赤米と半分ずつもち米が入っている。こういう演出はいいですな。特にバンコクから来た観光客とかは喜ぶと思う。

店員の接客なども悪くなく、いい感じのお店なんですが、ただガイヤーンウィチェンブリと言って、食ってみると特にウィチェンブリーのガイヤーンらしさというのはまったくない。普通のおいしいガイヤーン。うーん、ウィチェンブリのガイヤーンって特に特徴はないのかな?メインの要素であるガイヤーンがもっと特徴的なものがないと全然ブレークしていかないと思うんですがどうなんだろう???

久々にバイクですっ転び。。 2014年05月31日

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↑ これが、、、

夜間外出禁止令が00時01分から04時00分までと時間は短縮されたもののまだ実施されている昨日、深夜の2時に自宅までバイク(Wave110)で帰宅途中、見事にカーブですっ転びました。一人自爆ですな。バイクは右に倒れこみ、僕も上半身右側をしこたま打ちました。。。

とりわけ顔面を思い切りやりましてヘルメット被っていたものの、朝になったら右目に青あざが。。。

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↑ こんな状態に。。。

脳震盪でも起こしてるのか若干クラクラする感じでしたが、昼飯を食い終えた午後からいきなり吐き気が襲ってきて、「こりゃ脳内出血とか?やばいかな?」と思い、会社抜けだして近くのバンコククリスチャン病院へ。

診察までの待ち時間が長く、診察室の前の椅子でうつらうつらと30分以上寝ていたが、「Mr. Takahiro~」と呼ばれて目が覚めたら、なんか吐き気すっきり!なんじゃ吐き気は二日酔いか!

しかし、病院行ったり、ズボン破れたり、メガネのレンズに傷いったり、バイクのホイールに歪みが出てたりと転倒のお陰でこれまたいろいろと出費が。。

今日一日考えました。ハイ、結論!禁酒!いや、断酒!もう死ぬまで。No Alcohol Life until my last day. そういうことで僕はもう金輪際酒止めます。Natural High!

もの静かなペチャブンの街 2014年05月30日

Center city of Petchabun Thai
↑ クーデター直後だったからか、街の中心のロータリーには兵隊の姿が。

彼女の友人を訪ねてペチャブンの街までやって来ました。ペチャブン県の県庁所在地なんですが、到着する前からSNSなんかで知り合いから話を聞くに、「田舎」だと。そして実際行ってみても、やっぱり田舎。人があんまり歩いてないですな。田舎らしい静かな優しい緩い空気なんですけど、人のいない具合はちょっと前のラオスを思い出させる。

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そういえばペチャブンの観光地カオコーは昔、コミュニストの根城になっていて政府軍とコミュニストの間で戦闘が行われていたという。

タイは政権は変われど、今も昔も資本主義で基本的には親アメリカ方針は変わらずだと思う。そんな中、共産の分子を抱えていたペチャブン県はそれ以降中央政府からほとんど目もかけられなくなったのだろうかと夢想。コミュニスト、ラオスっぽい、というキーワードだけで思い込みしてるだけですが。。

街の中心地も小さなローカル市場があるぐらいで静かなもんです。しかしこの街、街の真ん中に近づくに従ってどんどん英語表記がなくなってくる。看板の類もタイ語オンリー。これは海外からの旅行者はしんどいかもね。

彼女の友人いわく、結構外国人居てるよとは言ってたが、それは多分カオコー(山が続くなかなか景色のよいエリアでタイ人にも人気のある観光地)だけで、ペチャブンの街中は外国人なんてほとんど居なかった。白人は一人も見なかった。

地球の歩き方、Lonely Planetを見てもペチャブンは載っていない。観光産業からフレームアウトした街ペチャブン。

Night Bar of Petchabun Thai

Band playing in the night bar in Petchabun Thailand

晩飯に彼女の友人と街中のちょっと大きな飲み屋に行ったが、ここもまた内装が古臭くて、まるで昭和40年代の古ラウンジといった風情。

このままホテル帰ってテレビつけたら味園ビルのキャバレーユニバースのCMとかやってそうな静かないなたい夜。そんなペチャブンでした。

ペチャブン、シーテープの遺跡 2014年05月29日

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彼女の友人を訪ねに週末ペチャブンに行くことになりました。こちらは行く途中に立ち寄った遺跡。ペチャブンは南北に長い県でサラブリ、ロッブリを経てペチャブンに入る。その途中経路で国道21号線を走っているとSiThep Historical Park 7kmと書かれた看板が。

右折して行ってみると今までわりと整備されたきれいな国道だったが、路肩には砂が乗り、道は穴ボコが目立つ田舎道に。それでもそのまま突き進んでいくとありましたありました。

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↑ You are here. がInformation Counterでその背後に遺跡の敷地としては結構でかい範囲が。大阪城みたいに堀で囲まれた都市だったんでしょうな。

昼13時近くに行ったせいかどうなのかわからないが、ここの遺跡、とにかく観光客がいない。でもちゃんとInformation カウンターなどもあってお姉ちゃんが出て来てパンフレット渡して説明してくれる。ここの遺跡はアユタヤやバンコクのコラタナーコーシンと同じく都市の周りを掘りで囲っていて、公開されてる遺跡の後ろに約1500ライ近くの面積のエリアが手付かずで残っているらしい。当然一般の人は入れない。

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↑ Information Counterには出土品が。カンボジアの遺跡でよく見る顔の造りとはまた違う様式のような。。なんだか虚ろな危ない目つきが微妙に心に残って悪い夢でも見そうです。。。

そして出土品。カンボジア様式とはまた違う印象の顔の作りである。この顔だけになった像とか表情が微妙に目に焼き付いて怖い。

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遺跡エリアに行っても人が居なかった。もうほとんど好き勝手に歩き回れる。余程まだ人に認知されていない遺跡なんでしょうな。暑い昼下がり、僕ら二人、700~800年前の遺跡を歩き回って、兵どもが夢の後状態の朽ちた人工物と自然の対比を存分に楽しんできました。

パノムルン遺跡などもいいんですが、こういう本当に人がいない遺跡を歩いて無音の中でボケーッと時の移ろいに思いを馳せるというような体験を出来ることはそうそうないのでいい思いをさせてもらいました。

ついでに言うとここでカウンターに居るお姉ちゃんや、カウンターから移籍までカートを運転してくれるおっちゃんも片田舎の割に非常にFriendly & Politeで感心。地方自治体がよっぽどここを観光名所に仕立て上げるよう力を入れてて、スタッフの教育にも熱心なんだろうか??

行ける人は平日などに行くと多分高確率で一人遺跡を楽しめるはずです。周りなんもないけどそういう意味でオススメです。


View Si Thep Historical Park in a larger map