AndroidのGoogle HangoutがSMS統合してくれてデータはクラウドバックアップ 2013年12月02日

SMS
↑ “SMS” photo by Erik_Schlange

僕はスマートフォンはAndroidのNexus4を使っておりますが、つい先日のアップデートでSMSがGoogle HangoutというGoogle純正のチャット/メッセージングアプリに統合された。これで益々Androidが便利になった。

何がいいって統合されたSMSのメッセージがHangoutのアプリで見れるだけでなくGoogleお得意のクラウドバックアップが有効になっていること。これでAndroidのOSを再インストールしたりCustomROMをインストールした際にGmailのアカウントの認証だけ済ませればSMSのやりとりも電話にデータが復元されるということ。

SMSって一時的なやりとりがほとんどで特にバックアップする必要のないメッセージがほとんどなんだけど、たまーに電話番号を聞いて、それを電話帳登録し忘れていたり、住所の情報やら、ちょっとした細かい情報が入っていてそんなのは忘れて再インストールの際には豪快に消してしまうので後で時々困ることがある。しかしHangoutがあればこれからは安心なんである。

別に再インストールでなくても、Googleのサービスでクラウドに情報があるから普通にブラウザでGmailを開いてもGoogle+を開いてもこのSMSでのやりとりの内容が確認できる。これは素晴らしい。これでまた何年分もSMSの記録が自分のGmailアカウントに蓄積されていくことになるんですな。

11207218666_387e636561_o

しかし、こうなるとSMSの対抗馬というか、すでに完全に追い越しているLINEですけど、このアプリはやりとりのデータを電話側に持ってて再インストールするたびに今までのやりとりが消えてしまうんだよな。。。なんでデータをサーバ側で保存しないんだろう??急激にユーザが増えてきてデータの保存までサーバ側でやってたらディスク容量が足らなくてサーバ増強が追いつかない。。。なんてことなんでしょうか。

後はLINEのクラウド対応だけかな、と思ってたりしてます。もうデータバックアップなんてほとんど気にならない世の中になりつつありますな。

ドロイド君 -Android Robot- フィギュア 2013年12月01日

IMG_20131202_230023

またまたeBayで買ったガラクタが家に届きました。出品者がイングランド人で支払いの通貨もユーロだったのになぜか発送は中国から。。。日本では通称ドロイド君、正式名称は”Android Robot”のフィギュア。

IMG_20131202_225715

パッケージからちゃんとAndroid。一個が1000円ぐらいで中国からの発送ということでペラペラの安物かなあと思っていたが、全然そんなことはなく箱の素材からしっかりした紙質のもの。

IMG_20131202_230107 IMG_20131202_230101

IMG_20131202_230055 IMG_20131202_230050

アルミの袋に入ったAndroid Robot。このアルミの袋も全然安物感はない。

IMG_20131202_230145

ご対面。本体のプラスチック?塩ビ?もしっかりずっしりでそこそこいい作り。

IMG_20131202_230220

自宅のMacの上にひとつと職場の机の上にひとつ。最近はApple派というよりNexus派な自分のデスクにはちょうどいい感じでおま。

北欧の極悪、ブラックメタル 2013年11月30日

Satyricon at the Inferno Festival
“Satyricon at the Inferno Festival” photo by Dan A. Nachtnebel

いやー、中学生や高校生の頃にHR/HM(ハードロック/ヘビーメタル)をよく聞いていたけど、この90年代前半の北欧のブラックメタルシーンというのは全く知らなかった。どえらい奴らが居たもんだって感じで、グランジがメジャーシーンがどうの、マイナーシーンがどうのと言ってたって屁でもなく、常に死と犯罪がつきまとうとんでもない極悪シーンが福祉の国ノルウェーで盛り上がっていたのですな。当時の日本のメタルシーンはレコード会社とがっちり手を組んだBurrn!が完全に先導していたし、さすがに企業がこんな犯罪まみれのシーンを日本に紹介するのも無理があったんでしょうな。。。

メイヘム – Wikipedia
バーズム – Wikipedia
インナーサークル – Wikipedia

これ読んでると、最初はライブの際のステージに豚の生首持ち込んだり、生肉や豚の血撒いたりと割と可愛いけど、そういう飛んだパフォーマンスを「どこまでやれるか?!」という感覚がどんどんエスカレートしたんだろうな。メイヘムの1stアルバムのジャケに描かれている大聖堂を発売と同時に爆破しようとしたとか、自殺したバンドメンバーの死体写真をアルバムのジャケに使ったり、自分で放火して全焼した教会の写真をアルバムに使ったりとか、挙句の果てはメンバー間の殺人。さすがに警察が黙っておらず90年代前半のうちに主要メンバーが逮捕されて懲役二十年とか十数年とかマジものである。

実際に音を聞いてみるとアイデア自体は面白くてMayhemやBurzumなんかは別に聞けなくはない感じではあります。ブラックメタルの語源はVenomの曲から取られたらしいが、音楽的にはMetallicaの1st, Megadethの1st, 2nd, Slayer, それから当時のヨーロッパの汚声スラッシュメタルバンド、Sodomや​Kreatorあたりがちゃんと下敷きになってる気がする。確かにちゃんと聞いてみるとこれらのバンドの進化系なんだね。このへん音楽が出てきた当初はメタルに死のイメージを当てるというのはあまりに安直で音楽も素人で作曲、演奏が簡単に出来そうに聞こえてなんにも興味をそそられなかった。。。

特に面白いものもないなーと思っていた90年代前半だけどこんなえげつないシーンが存在していた事も知らなかったのは勉強不足ですな。。。

最後にこんなものも。。

隣人注意報 : 「デスメタル沢山入ったiPod落ちてたぞ。誰のー?先生に渡しとくからもらいに行けー」