タニヤのラーメン屋 桃太郎 2012年08月03日

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日本から帰ってきてからなんか日本食づいている。ある晩ふと餃子とビールが飲みたくなった。思い出すのは京都王将の餃子とビール。王将の餃子みたいにパリパリで油っこい餃子が食いたい。

というわけで会社の人と一緒に手軽に会社近くのタニヤはラーメン屋の桃太郎へ。タニヤならば基本的にはらーめん亭か桃太郎か。らーめん亭がちょっと高いので桃太郎にした。

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メニューはほとんどの品が100THB台でそんなに高くない。餃子は一人前100THB。ビールはビアシン120THB。これでゴブゴブいける。米が欲しけりゃ40THB。桃太郎の餃子は皮がかなり柔らかかったが日本の餃子うまし。ほんというともっと油ギトギトでパリパリの大きめの餃子が食いたい。

さらに特筆すべきは夕方の7時ぐらいから飲み始めたがタニヤの通りに面しているお店の割に、周りの人達からメシ屋と認識されているのか、こういう時間帯には人がほとんど居らず静かにビールが飲めること。まさに地元のちょっと路地を入ったとこにある古ーいラーメン屋みたい。空いているので座敷にあがって蒸れた足を解放しながら餃子とビールをつまみましょう。この店が混みだすのはランチと夜12時過ぎ、みんな他のお店からお姉ちゃん連れだして最後の〆でラーメンを食うときでしょう。多分。

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 2012年08月02日

やっとこの超大作を完読。いやー、なんやかんやで読みきるのに一ヶ月ぐらいかかった。しかし、やっぱり戦後のプロ柔道以降のくだりからはもの凄い勢いで読み進んだ。

タイトルにある、木村政彦、力道山のみならず、大山倍達(ちなみにこの本で初めて倍達という語が朝鮮における「大和」を表すような大事な言葉だということを知る)、岩釣兼雄、山口利夫など日本の武道界に関連する男たちが交錯し合いながら、敗戦、混乱という時代を生き抜いていく様が恐ろしいほどの綿密な調査と検証を経て描かれている。木村政彦の三倍努力と言われる地獄のトレーニングやら、凄まじい強さもさることながら著者の木村政彦に対する事実を知りたいという執念が凄まじいのであります。

増田俊也の憂鬱なジャンクテクスト|公式ブログ

戦前、戦中、戦後と、日本人とおよびアジアにとってのアイデンティティの大転換期において木村政彦のノンポリな性格も凄い。天皇を中心に据えたカミカゼ日本の必勝神話が崩れ、今まで差別を受けてきた朝鮮、中国人が戦勝民族として立場が逆転する中で師匠の牛島辰熊やら大山倍達が思想に傾く一方、大股開きのヌード写真を飾って柔道を教えている門下の生徒に拝ましていたりととかくいい加減な世渡りを繰り返している。ま、それだけ自身の強さにアイデンティティの根幹があったんでしょう。全日本選士権三連覇、天覧試合優勝という権威のハクもつき、さらには実戦、ノールールでも負けないという自負はどんな思想も必要としなかったのでしょうな。そしてノンポリが故に真剣勝負に拘らずプロレスのリングにもあがって。。。

そしてアイデンティティが敗れた時には、武士道や思想の元に自害をしたり、他に寄り添っていくものを見つけるという手段がなく、常にアイデンティティの中心にあった自己との対話しかなかったのでしょう。それでもどう言い訳したって自己のどまんなかの心が納得しないまま残りの半生を答えをやはり見出せないままに生きてきたのでしょうな。やっぱり人間信じるものがあるってのは救われるのかな。こういう本を読みながら「信じる者は救われる」というベタな文言を思い出したりした。それだけ自身を信じて生きるってのは中々辛いもんなんだよね。。

当然、力道山の関連の本も、大山倍達の本も、坂口安吾の「堕落論」も、石原莞爾の「最終戦争論」も読んでみたくなるのであります。

しかし、その前にシャンタラムだ。

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
増田 俊也

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Feel to Journey 各国のビザデザイン 2012年08月01日

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来週の3泊4日カルカッタ旅行に向けてインドビザが取得できました。初めての国のビザがパスポートに貼られると否が応にも旅行気分が盛り上がります。んで、ビザのデザインってどの国も綺麗なものが多くて眺めているだけで結構飽きない。たまにスタンプだけのビザがあったりと1つの国でも何種類の形式(デザイン)のビザがあるのかわからないが、いろいろなデザインのビザを眺めているのが楽しい。これから訪れる国のビザはワクワク感、既に使用済みのビザは「ああ、あの時あんなだったなあ」とぼさーっと物思いに耽るのもいいもんです。

てわけで、ちょっと僕のパスポートにあるビザを貼ってみるかと。上の写真はインドビザです。

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↑カンボジア、ツーリストビザ。6年前のもの。今はデザイン変わってるだろうなあ。

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↑ラオス、ツーリストビザ。日本人の場合現在はビザ免除。6年前は必要でした。

でもあんまりビザって取得しなかったな。日本人は大概の国で旅行目的の場合はビザ不要です。

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↑こちらラオスのツーリストビザ、オンアライバル版。スタンプのみ。下のタイのNON-B取得の際ビエンチャンに入るときに取得したアライバルビザ。

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↑タイのビジネスビザNON-B。6年前ビエンチャンで取った時はビジネスビザなのにスタンプだけの簡素なもの。タイに長いこと居るけどステッカーのビザって一回も取得したことがない。

さらに彼女のパスポートから。

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↑普段日本人が見ることはない日本のツーリストビザ。伏字ばっかり&写真も弄っててすいません。

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↑さらにこちらもビザ不要の日本人はほとんど見る機会がない台湾のツーリストビザ。

集められたのはこれだけ。。。ビザの写真を集めたサイトなんか作ったら楽しいかも。

ข้าวกล้องผัดผักรวม タイチャーハンの缶詰 2012年07月31日

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こちらはバンコクのTopsというちょっと高級路線のスーパーで売っているチャーハンの缶詰。これはข้าวกล้องผัดผักรวมでベジタリアン向け玄米チャーハンの缶詰だが、これ以外にツナチャーハンの缶詰やら白米の缶詰、玄米の缶詰などもあり、一時期日本ではあまりない米の缶詰という物珍しさでチョコチョコと食っていた。動物性油脂を多用せずそのまま缶を開けて冷たいままでも食えるようになっているのが面白い。

が、このベジタリアン玄米チャーハンはとにかくまずい。ベジタリアンということもあってかほとんど味がしない。しかもご丁寧に玄米のチャーハンなので米の舌触りもボソボソでなんとも言えない味わいであります。

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ベジタリアン玄米チャーハン。上から見るとなんとも味気ない。蟻の卵か?と思ってしまう。ちなみにタイの田舎のほうでは赤蟻の卵をラープにして食ったりします。その赤蟻の卵にちょっと似てるな思ったり。

まあ、とにかくうまくないのですが、見ての通り300gと結構な量があるので勢いで開けると後悔します。300gってのは結構量がある。これをうまくねえなあ、と思いながら食うのが結構ハードワークです。

でも不思議になぜかスーパーで見ると買ってしまったりするところが不思議だ。現に今でもまずいと解ってて買って、食ってるんだから。。。