台中日帰り、てんやわんやの移動記

31日、今度は台中のライブハウスで後夜祭ということで昼間からバスで台中へ移動。しかも台北から台中、その帰りもダムダム団ご一行様から移動費を出して頂けました。謝謝。

バスに乗り込むと一列2シートでシートはふっかふか、各シートに液晶テレビがついていて、テレビが見れるという、これがまたとてつもない豪華バス!みんなご機嫌で写真撮ったりしながら移動してました。

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さて、台湾日記、かなり長く書いてるので段々めんどくさくなってきました。ちょっと省略しながら行きます!

とりあえず台中ライブハウスに到着、ここでのライブはビールの酔いも手伝って大暴れでした。おっぱい見せてください!ワシので良ければどうぞ!ってな感じでしたな。

そしてダムダム団ご一行は次の日帰国ということで台中は日帰り。夜11時を過ぎて台北へ移動と言うことになるんですが、ここで一悶着。とりあえず台北行きのバスがあるというところへ歩いて行ってみるものの、バスチケット売り場が閉まっていてどうしようもない状況。そこで再度台中居残り組に連絡をとってもらって別の場所にある深夜バスターミナルへ移動。途中のタクシーでは運転手の拙い英語、日本語、こちらの拙い英語、台湾語でコミュニケーションを図り、台北駅までは3つのバス会社がバスを出していることが判明。運転手はご丁寧にちょうど地理的に真ん中にあるバス会社のターミナルまで連れて行ってくれたようですが、そのおかげで他のタクシーに乗った連中と離ればなれに。

その後、タクシーの中で見たひとつめのターミナルの記憶をたどり、戻って見るとみなさんいらっしゃいました。めでたく全員合流することができ、台北へのバスを確保。深夜3時を過ぎて台北の大安までたどり着くことができました。

フェス2日目、かならズ、士林夜市

30日相変わらず午前中はぐだぐだと過ごし、午後はダムダム団ご一行様と
ともに台北駅の地下街へショッピングへ。相変わらず台北地下街広場では
虚無僧が演歌を吹いており、ダムダム団ご一行もこれを見て笑ってました。
そして台北駅地下に約2キロに渡る地下街を散策したものの、ワシは特に
買う物もなく、コーヒーだけ飲んで大安に帰り、フェスに出る準備。今日は
かならズのステージであります。
とりあえず暑いし、時間ないしタクシーで行こうということになりましたが、
よく考えたら5人いる。タクシー2台で分乗か、、と考えていたら一台目の
タクの運ちゃんが「乗れ乗れ」というので、4人定員のタクシーに5人で
乗り込みました。そういや、日本以外のアジアの乗り物って、乗れるだけ
乗ればそれが定員なんだっけ。そういや、東京でもインド人と一緒に6人で
一台のタクシーに乗り込んだっけか。
圓山公園駅と運ちゃんに告げてちゃんと着いてくれるかドキドキしながら
でしたが、ちゃんと着いてくれました。
さあ、かならズのステージ。ふんどし姿にオーディエンスはかなり反応して
るが、残念ながらダムダム団にはおよばず。2バンドともフェス向きのいい
バンドであるが、ストレートな勢いで引っ張れるダムダム団のほうが言葉が
わからない台湾のステージでは少々勝っているでしょうか???
「どんな音楽やってんの?」と聞かれて、一言で形容しずらいかならズも
結構ツボに入って楽しめました。そしてかならズ終了後は他のステージへ。
途中でステージダイブしたりでいい運動にもなりました。
そして終了後、ダムダム団ご一行様、ナナちゃんとともに士林の夜市へ。
ナナちゃんのガイドのもと、士林へ向い、とりあえずメシを食らう。
台湾の臭豆腐!これがうまいのなんの。臭豆腐を揚げて、タレで煮込んである
ものなんですが、臭旨い。鼻をつまんで食えば多分木綿の厚揚げ。臭いは
くさやに似ておりますが、あれほど強烈ではありません。元々くさや好きなので
うまいうまいとバクバク食いながらビールをキューっとやって大満足。
その後、12時半を回って士林をうろうろしながらみんなTシャツやらパンツやら
買ってました。
その後は大人しく帰ったかな?よく覚えてねえや!

Hotter than Hell

29日!フェスの日を迎えてお昼過ぎから圓山公園駅に移動。

台風はどっかに吹き去り、強烈な直射日光の中会場をうろつき、ダムダム団が演奏するFire Stageへ。そして楽器の置き場所を確保した団員のみなさんと食事。フェスのスタートが17:30からなのでその後も会場の近くをうろうろ。

その後、タイペイ・カラーズ・ミュージックというレーベルで仕事をしているナナちゃんという女の子とも挨拶をして、さあダムダム団Show in TAIPEIのスタート!

一曲目からオーディエンスの反応がいいですな。フェスなんで他のステージに行こうとして通りがかった人も足を止めて見入っていますよ!

んでもってシンゴ君のMC、

「Do you know Michael Jackson? Do you know Michael Jackson?」

にもバンバン反応してる。いいっすねえ台湾のオーディエンス。

Funk DE 〜のMC「集まって、みんな集まって!」も、マー君の集まってジェスチャーにオーディエンスがステージにどわっと押し寄せた。そして曲が始まるやモッシュの嵐!数年間ダムダム団のステージを見てますが、これほどオーディエンスが熱狂してるステージは今までなかった。そしてそんなオーディエンスの反応を見てかダムダム団のプレイもまたかなり熱の入ったものであり、この熱い会場を見てるとなんか知らんが嬉しくてちょっと泣きそうになりました。

いいぞ!台湾のオーディエンス!俺と同じでこのバンド好きか???

いっきに台湾を見直しました。

んでもって、持ち時間をおよそ一曲分オーバーしながら終了した瞬間、オーディエンスから「アンコール、アンコール!」の大合唱。すげええ!

結局、アンコールには応えることができなかったようですが、その後もオーディエンスから「一緒に写真撮って」や「サインしてくれ」やらの大攻勢を受けてメンバーもご満悦。

ファンからのサイン攻勢が収まった後、相川七瀬のステージなどを見てアンクル邸に帰宅。ビール飲んで就寝!

相川七瀬ご一行様

さて、28日。ダムダム団ご一行様が台湾に到着するはずなのでゲストハウスで白い紙をもらってマジックで大きく「ダムダム団ご一行様」と書き込んで空港に向かう。

彼らの乗った飛行機CI109が到着。「ダムダム団ご一行様」のプラカードを大きく広げてArrivalの出口のところで彼らを待つ。と、横に居た同じく出迎えをしている台湾人らしき兄ちゃんが、警備員と話して、普通は出迎えの人間が入れないところまで入っていって誰かを待っている。何かいな?と思って彼の持っているプラカードを見ると

「相川七瀬ご一行様」

相川七瀬もこの飛行機か!!相川七瀬が見れるかも!というのはどうでもいいが、「相川七瀬ご一行様」の横で負けじと「ダムダム団ご一行様」を一人で掲げるワシ。誰かこの瞬間を写真撮って!と思っていましたが、なんとCI109から一番に出てきたのが相川七瀬でした。バックバンドの連中もぞろぞろ出てきましたが、なんか見たことある外人も居る。誰やろうと考えてる間に相川七瀬ご一行様はそそくさと空港の外に出て行ってしまいました。追っかけも20人ぐらい居て、キャーキャー言いながら大移動してました。

そして後日見覚えのある外人はマーティーフリードマンであることが判明しました。ほんでもってそれから40分ほどしてダムダム団ご一行様と無事会えることができました。そしてかならズのタカベー氏の知り合いの家に泊めてもらえるとのことでバスに乗って台北へ移動。地下鉄大安駅のすぐそばのアンクルさん宅は非常にセンスのいいおうちでした。

そしてその晩は早速メシを食い、ビールでかんぱーい。ほんとに時間がゆるゆる過ぎて行きます、、、。

食っちゃ寝台北

次の日から台北散策開始。とりあえずダムダム団がライブを行う圓山公園駅を下見しようと台北の地下鉄に乗って駅へ。

圓山駅についてもまたここが地味なところで、公園をぶらっと歩いて、そのほか街をうろついて後はやることがなくなってしまう。しょうがないので圓山公園駅から台北駅までの5駅ほどを歩いて帰ることに。大量に汗をかきながらゲストハウスに到着。そしてテレビ見ながらビール。

台湾はえらい日本贔屓な国だと聞いておりましたが、テレビでも日本の番組がバンバン流れている。上戸彩のドラマや、お宝鑑定団、バリバリバリューとか中国語の字幕付きで四六時中やってます。そしてそんな中、いきなり川口浩探検隊が流れ始める。ああ、台湾に来て川口浩が見れるとは思わなんだ、、、。アイスランドの火山活動によって出来た巨大なクレバス、ギャオに挑戦しておりました。日本贔屓の国、日本人宿、日本の番組、地味な町並み。なんとも外国に来た気がせん。

それでも少しはおもろい所を見つけようと次の日も台北駅の回りを散策したりしていると、台北駅地下街広場にて、虚無僧が尺八の演奏会をしておりました。その虚無僧が吹いている曲が演歌ばっかりで、写真を撮ったときは「浪花節だよ人生は」を吹いておりました。台湾人、とにかく日本のものが大好きなんですな。でも虚無僧はどうかと思う。

銀行に両替に行って、「レートいくら?手数料取るの?」と聞いたら、「うちの銀行はT/Cの換金は手数料高いからICBCという銀行へ行け」とわざわざ他の銀行を紹介してくれる奥ゆかしい台湾人。酒もあまり飲まず、町中の屋台ではほとんど酒をおいていない真面目な台湾人。大陸の中国人のようにワイルド&クレイジーなところも少ない。

いい人達だが、刺激に欠けるな、、、と思ってましたが、台湾のスポーツ新聞を見てびっくり。一面からこれでもかと言わんばかりに事件事故の死体写真を載せまくり、犯人の写真に至っては手錠をかけられた瞬間の写真が載っている。というか非常に作為に満ちた紙面で、普通新聞記者が到着して、写真取る準備が出来た時にハイ!逮捕!ってありえんでしょう。多分警察も事件があって犯人逮捕した後でも、記者が来たら

「ほら、もっかい逮捕の瞬間の絵を作るから、撮って撮って!」

とかやってるんやろう。とにかくスポーツ新聞はどのページをとっても扇情的な写真ばっかですわ。川口浩といい、結構台湾の人はこういうハードなコンテンツ好きなんでしょう。そんなこんなでぐだぐだと毎日を過ごして28日のダムダム団ご一行様とご対面の日を迎えるのでありました。