男はつらいよ テレビドラマ版最終回 2014年09月02日

前々から男はつらいよが映画でヒットする以前のテレビドラマで放送されたものがYouTubeにあがっているのは知っていたが、なんでか見ていなかった。今日改めて見てみたんだが何気に面白いもんですな。

テレビドラマ版の最終回ということで寅さんの実家のとらやはおいちゃん・おばちゃんが隠居するのに人に売り渡してその後、喫茶店になるし、さくらは長山藍子だし、おばちゃんはじめ博も映画版とは役者が違う。でもその割に映画2作目に出てきた坪内散歩先生や、娘の佐藤オリエはそのまま。

テレビドラマ版の寅さんは若いからかしゃべりも勢いがあって、よりやくざもの的な雰囲気が強くて、これが映画になるとしゃべりが逆に演劇的なデフォルメしたような感じが強い。南の島でハブに噛まれて死んだ寅さん、という設定はずっと前から知っていたが、まさか佐藤蛾次郎の口から語られて物語が〆られていくとは。。やっとこれをちゃんと見ることができた。

ただ、残念ながら男はつらいよシリーズの中で1番好きな役者さんである森川信の出番が非常に少なく、ほとんどしゃべっていない。しかも世の中にこのテレビドラマ版って第一回放送分と最終回しか原版が残ってないらしく、じゃあ森川信みたさに第一回も見てみたら、なんかYouTubeに上がってる第一回分は著作権のうんぬんかんぬんで
音声がミュートされていて聴くことができない。。。なんだこりゃな動画。

というわけでこの第一回分と最終回を収めたDVDが出ているみたいだからそっち買ってみるかな。

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ビアードパパのドリアンシュークリーム。そういやヒロタって。。。 2014年04月28日

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ビアードパパのシュークリームを初めて食べた。ここ2,3年ぐらいでバンコクのデパートなどでちょこちょこと見かけることが増えてきて、「シュークリームとはまた珍しい」と思っていたが、実はビアードパパって日本のブランドなんですな。

んで、なんでまた今まで食うことのなかったシュークリームを試そうかと思ったのかというと「ドリアンのシュークリーム」があるからである。見た瞬間に「あ、結構イケるだろうな」と思った。それぐらいドリアンの実ってトロ熟になるとこってりとしたクリーム状になるのだ。

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うーん、写真を載せただけでは普通のシュークリームとなんにも変わらん。そして一口パクっと食べてみるともわーんとあのドリアン臭。うん、確かにドリアン。ただ、香りも味のほうもだいぶソフト。本物のドリアンをシーズンになるとほぼ毎日食ってる僕にしたらちょっと弱いなあ。。。

まあ、可もなく不可もなくといった風情なんですが、ビアードパパのシュークリームは大きすぎて食いにくいっすな。食ってる端から噛んだ時にクリームがむにゅーってはみ出してきてそれが手についたり。

それではたと思い出したのがヒロタのシュークリーム。シュークリームっちゅうたらやっぱこれですな。小さいサイズで食いやすい。小さいころ、実家では親がどっか出かけたら必ずこれを買ってきてたような気がする。いつも家の冷蔵庫にはヒロタのシュークリームがあったなあ。今も売ってるのかと思って検索してみたら普通に売ってるみたいね。次回大阪帰ったらヒロタのシュークリーム食いたいね。

しかし会社沿革とかよく見てみるとヒロタは1924年創業っていう歴史のある会社っぽかったけど、2001年に経営破綻してたんですな。。そして2002年に21LADY株式会社って会社に買収されて現在に至るみたいですな。とりあえずヒロタのシュークリームがなくならずに済んでよかった。ただ、21LADY株式会社ってのがイマイチ何してる会社なのかもよくわからん感じですが。。

柴又帝釈天、寅さん記念館 2014年04月03日

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日本への一時帰国、タイ人の彼女が割と喜んで見る日本映画、渥美清の「男はつらいよ」シリーズ。その舞台になっている寅さんのお家(団子屋さんのとらや)や帝釈天を見せてあげたくて行ってきました。

泊まっている高円寺からは総武線で小岩まで向かい、そこからバスに乗って帝釈天前まで。

平日に行ったから歩いている人も少なくて東京らしくない静かな町並みでとてもよかった。

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↑ 駅前の寅さん像。あまり似てない。。。

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↑ とらやにて冷やし飴、くず餅、草だんご。

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↑ 店内には各作品のポスターがずらり。高校生の時から20作以上は見てるかな。。

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↑ 帝釈天境内。

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お守り新調。高校卒業して浪人の時に訪れて、その時にも同じように厄除けお守り買った。なぜかバンコクの自宅の机の中にある。持って来て奉納すりゃあよかったがすっかり忘れてた。新しい方は仕事のカバンに入れといていつも持ち歩こう。後は車に貼る「交通安全」の御札。これもタイの自家用車に貼るために買った。

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↑ 江戸川土手の桜は満開。

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↑ 山本邸内。

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↑ 抹茶&和菓子を頂きーの。

寅さん記念館も行ってきました。内部には映画で使ったとらやのセットや、うらのタコ社長の印刷工場の機械などが置かれていて寅さん好きならワクワクします。

ちなみに今改めて「男はつらいよ」シリーズを見てみると日本の各地方のいい景色を満載し、人情話で渥美清のコメディスタイルもオーバーアクション気味で、言葉がわからない外国人でもだいたいストーリーが把握でき楽しめるいい映画だと思います。日本を紹介するための映像としてもとてもいいんじゃないかと思ったり。

高校生の時になぜかハマって大体20本ぐらいは観たかな?個人的にはおいちゃん役の森川信との掛け合いが大好きで最初期が好きなのと、渥美清が体調を悪くしてメインから退き、吉岡秀隆と後藤久美子のカップルがメインになった42作目以降も地味に面白いのが多い。

偉大なるマンネリと言われている「男はつらいよ」ですが、寅さんを中心に恋物語と放浪と定着(世帯もち)を描いているこの映画は思ったより自分の中に蓄積されている量が多いのだと思った次第です。

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↑ 一本載せておくとしたらとりあえず寅さんが母親に会いに行く2作目かな。

桜の国の散る中を 2014年03月29日


↑ 香里園の駅ホームから。

今回の日本への一時帰国は妹の結婚式があったからであります。

3月30日っていい時期にやるなあ、桜の満開の時期に合わせてスケジュールしてんのかな?などと思っていたんですわ。そしたら単純に4月1日から消費税が増税になるので駆け込みで式上げてしまえ!ってな理由らしいです。ああ、なるほど。かなり現実的な理由なのね。

それはさておき、実際に日本に帰って来て桜の花の咲く様子を眺めているとやっぱり心和むものがありますな。


↑ こちら東京は柴又、帝釈天裏の江戸川河川敷。

帰国当日の日ってめちゃくちゃ寒くて、あんまり気温を気にせずTシャツ一枚で帰ってきたアホな僕は空港の外に出た途端に「うわ、なんじゃこりゃ!はよバス乗ろ!」とバス乗り場に駆け込んだものの、たった10分前に行ってしまったバスが午前最後で次まで3時間も待たないといけないというなんという荒行。ジャスト20kgまで詰め込んだ馬鹿でかいスーツケース持って南海電車、地下鉄、京阪、タクシーと乗り継ぎながらなんとか実家の寝屋川まで帰ったのでした。


↑ 香里園駅前の街中にて。

その日は寝る前なんかもめっちゃ寒くて寝間着に着替えて布団に入るまでガタガタ震えながら駆け込んだんですが、次のお昼間から一変。お日様が登る頃には割とポカポカした陽気に溢れて結婚式に備えてシャツや靴などの買い物にスクーターで街をうろついていて目にする桜の花に見とれていたりしてました。


↑ こちらも香里園駅前の街中。

タイでは久しく忘れておりましたが、あの寂しく寒い冬が明けて、陽気と淡い柔らかな色彩で街を包む桜を眺めるこの感覚が日本人のソウルなんでしょう。個人的に割りかし天邪鬼で日本のカルチャーとか大嫌いなんですが、これには参った。ノックアウト。桜は綺麗だねえ。

というわけで約7年ぶりに目にする桜の花をしばし堪能しておりました。


↑ こちらも香里園駅ホームから。

ちなみにタイトルは桜に関連してふと思い出した友川かずきのアルバムタイトル/タイトル曲です。よくよく考えたらこのアルバム、僕はまだ聞いたことなかったんでした。Amazonでも廃盤で取り扱ってないですな。Youtubeに上がっていたので貼り付けてみますが、全然心和むようなものではありません。。。すごい曲ですが。。。

AirAsiaでの日本帰国 バンコク発KL経由関空便 2014年03月26日

妹の結婚式で日本へ一時帰国をするのですが、ちょっと今回はAirAsiaを試してみようと思い予約してみました。

バンコクー日本間であれば直通でだいたい6時間、いつも使っているキャセイパシフィックなら前回の場合、バンコクー香港ー大阪という乗り換え時間が約1時間の経由便で11:10−21:05の約10時間。今回のAirAsiaはバンコクークアラルンプールー大阪というコースでわざわざ遠回りして帰る道のりです。時間が18:55−8:25で13:30もかかります。。。

それでも機内預入れ荷物がなければ一人頭往復で12,000THBちょっと。キャセイの便がだいたい18,000−20,000THBぐらいしていたので6,000〜8,000THBの節約になる。これが2人ならもっとお安さ感が目立つ。

というわけで帰った訳だが、さすがに長時間なのでケツが痛かった。


↑ AirAsiaの機内誌 3sixty°、載ってる写真、記事が普通にキャセイやタイ航空の機内誌よりも全然目を引いて面白かった。


↑ KLに着いたらLCCT(Low Cost Carrier Terminal)までこんな鉄道駅の構内みたいな通路を歩いていく。しかもLCCTの建物までめちゃくちゃ遠い。。。


↑ KLのLCCT、構内。夜22時から1時までの待機だったが、人結構多かったなあ。


↑ コンセントは全埋まり。まああたり前の光景か。LCCTは無料のWiFiが用意されていたけどつないでもすぐになんか通信できなくなって再度接続しなおししたらつながるようになる、という繰り返しだった。

LCCT、なんか構内に入ったと同時に飲食店は閉店し始めた。なんか食おうと思ってメシを探すもそもそもマレーシアのリンギットを持ってないことに気がついてBangkok BankのPLUSマークのカードでリンギットでお金を引き出そうとするもATMはすべてOUT OF SERVICE。両替所の後ろにあるレートの電光掲示板にタイ・バーツの表示がなく、僕はどうしたらいいのかまったくわからない。。。と思ったらカウンターに置いてある小さな看板にはタイ・バーツの表記が。。。なんとか500THBだけを両替して売店でピタサンド買って食う。。。なんかKLは別に便利でもなんでもねえな。


↑ KLからKIX(大阪)までの飛行機はAirBusの330という機体。結構大きな奴だった。なんかこの若いころのビートたけしみたいな男の顔がワンポイント。

というわけでやっと13:30の移動時間を終えて大阪は関空に着いたが、実家のある寝屋川のとなりの枚方までのエアポートバスが朝09:15を過ぎると13時までバスが一本もなくなるという以外なフェイントで思いスーツケース引きずって電車で帰ることを余儀なくされもうヘトヘトになりました。。。桜の開花がどうのこうのと帰国前には言われていたにもかかわらず27日の帰国当日はびっくりするぐらい寒くて堪らなかった。。。しんどいことばっかでした。

うーん、しんどいけど一人ならまた使うかも。ディレイはなかったのでよかったかな。