goldenmp3.ruなら20ユーロでアルバム20枚買える 2015年12月09日

golden

だいぶ前にロシアのmp3ダウンロードサイトがめちゃくちゃ安い、というのを聞いたことがあったが、なぜか今になってgoldenmp3.ruというサイトを見つけてしまって、ちょうどSammy Hagarがセレクトした「俺の音楽人生を変えた10枚」というタイトルで出ていたDonovanとVan Morrisonが聞きたくてここで買ってみた。

サミー・ヘイガーが「俺の人生を変えた10枚のレコード」を発表 – amass

確かにこのサイト、mp3販売はめちゃくちゃ安くて、とりあえず10ユーロチャージしたらアルバムが10枚買える。1アルバム1ユーロ、1曲が0.1ユーロという感じの値頃感。しかもここは支払いがクレジットカードだけではなくてなんとBitcoinでの支払いも受け付けている。ウクライナ危機で自国通貨が信用しきれないのか、調達ルートの追跡が困難だからあやしいところからの戦費調達に人気のBitcoin。やはりロシアでも需要が高いのかちゃんと使えるようになっているのが面白い。

ビットコイン – Wikipedia

Blockchain.info

とりあえず20ユーロ購入で画面に表示されるQRコードをBitcoinのウォレットでスキャンして、そのアドレスに20ユーロ分を送金処理すれば数分後には支払いが確定してgoldenmp3.ruのアカウントにもチャージが反映される。20ユーロだと5%分がボーナスで1ユーロ分増量。これ、約アルバム一枚分です。

ダウンロードできるmp3は192kbpsでビットレートがそれほど高くないが、まあそれなりにちゃんと聞けるmp3ファイル。Webサイトからアルバム単位、曲単位で選んでDLが可能。一度購入したものは何回でもDLが可能っぽい。

とりあえずSammy HagarのVOAVan MorrisonのMoondanceJeff Beck GroupのTruthDonovanのSunshine SupermanKLFのChill Outなどをポンポン購入。これでもまだまだクレジット残ってます。あー、あと何買おうか??

まあ、Apple Musicとか聴き放題ストリーミング全盛のこの時代にウェブサイトからmp3を購入してダウンロードってのもすでに時代遅れ的な雰囲気もありますが、mp3という曰くありなフォーマットにふさわしい怪しいサイトで久しぶりにインディーかつアンダーグラウンドな空気を吸ったような気分になれるサイト。

Torrentとかで金払わずにガンガン落とすのも飽きちゃった、という人はここで格安に「ちゃんと」mp3を買うようにしてみるのもまた新しい感覚じゃないかと思います。

VOA(ヴォイス・オブ・アメリカ)(紙ジャケット仕様)
サミー・ヘイガー
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Moondance
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トゥルース 対象商品

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やっぱりAndroid/iOS、勝手の違いにとまどう 2015年11月02日

Not Listening

今日は久しぶりに遠方へ外出の用事があったので移動の車内でNexus6で音楽を聞いてたけど、iPhone付属のヘッドホンでいつものように聞こうとしたらえらいペラペラの音になっててびっくりした。

なんじゃ、やっぱりAndroid機は映像、サウンド、カメラはAppleと比べて弱いなあ、と思ったがいかんせんiPhone付属のヘッドホンである。iPhone+付属ヘッドホンで聞くと付属品のくせに結構聞ける音が出るようにちゃんと調整してくるのがAppleであります。だから他の端末とでは全然調子が出ないんだろう。

カメラなんかもカメラモジュール自体はAndroidマシンのカメラと変わらないだろうけど、撮ってから内部処理でRAWデータからjpgに落とされるまでの絵作りがちゃんと調整されてるのでやっぱり数あるスマホの中では一番きれいな写真が撮れると思う。(最近iPhoneの写真も限界が見えてきたからAndroidでも良いかな?と思うようになった)

今まで、音楽聞くのはAppleの付属ヘッドホンで十分、と思って聞いていたがやっぱり端末変わるといろんなところで差が出て来てめんどくさい。

なのでしばらく使ってなかったインイヤーのヘッドホンを引っ張りだして聞いてみると可もなく不可もなく。(iPhoneにこれ挿して聞くと低音ブーストとコンプレッサのかかりがキツすぎる気がして音酔いする。。。)

というわけでまたインイヤーの復帰であります。しかし、Nexus6の出音は細すぎて貧相やなー。どういうヘッドホン前提のチューニングなんやろう?

Ableton Live & Novation LaunchKey mini 2015年04月15日

novation launchkey mini 2

ここ最近Ableton Liveをいじってちょこちょこと曲の断片みたいなものを作っている。

数週間前に音楽系のウェブマガジンでこの動画を見て、「ああー、サンプリングだけで作る曲ってこんな感じでやってるのか!」というのがわかって自分もやってみたくなり、Abletonの試用版をダウンロードしてサンプリングで曲をいじって遊び始めた。

Live 9とPushを使用した音楽制作 | Ableton

ところがまだまだ弄る時間が不足しててループが合わなかったり、思ったようにリズムと上音の被せが綺麗にできなかったりで、どちらかというとループシーケンサ的にMIDIの打ち込みでリズムトラック作って上音被して、という方がうまく出来る感じになってきた。

ちょっと話それてこのAbleton Live、今までのDAWと比べてめちゃくちゃ使い易いし、触れば触るほど使い方がわかってくる。これ、ソフトの出来がよくて分かりやすく、かつクオンタイズやサンプリングの際の編集が細かい調整なしに自動でうまいこと繋いでくれるようになってたりするところが素晴らしいのか、出来やわかりやすさは他の(LogicやCubaseのような)DAWとほとんど一緒だがウェブやYoutubeにあがってるユーザーの使用例やTipsが数多いのでどんどんテクニックが身につくのか実際よくわからないが、(その両方という気もするが)とかく今ままでのDTM、DAWから比べれば圧倒的に「こりゃイケるなあ」て感が満々なんです。

で、話戻ってMIDIの打ち込みやっててリズムはマウス一個でなんとでもなるんだけど、上音のコードが実際に音だしてみないと音感ゼロの自分はまったくまともな音を出せない。

novation launchkey mini

というわけでこれを買ったわけです。NovationのLaunchKey mini。単なるMIDIキーボードなので単体で音は出ません。あくまでコンピュータや音源となる機器があってこそですがミニサイズの鍵盤25キーとAbletonのトラック/クリップに割り当てるパッドが申し訳程度に付いている。これで3,990THBなので1万円強。15年前、10年前から比べたら楽器、MIDI機器もなんか安くなったなあという印象。

しかも安物とはいえ、Novationであります。大学の頃友人の持っていたNovationのBassStationをかっこいいのう、と思って見ていたが、今頃こんな値段でNovationの機器を買うとは。Abletonでも読み込めるVSTプラグインでBassStationとV-Stationのソフト音源が付いてます。

なかなか弄ってて楽しい。しかし、DJなんかもTraktorでなくてAbletonのほうがいろいろ細工が出来ていいような気がするな。

未踏の地アメリカの憧れ 2014年12月22日

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タイはバンコクによくあるスーパー、topsで売っていたマシュマロのパッケージ。輸入品のアメリカ製。150gででっかいマシュマロが20個ほど入っている。雑にビニール袋でパッキングだけしているいい感じのアメリカンプロダクトデザインですな。でも裏にしっかり日本語表記もあったり。

ダイエットし始めてからいろいろとオーガニック系の食品とかにも興味を持ったけど、結局僕はそういったオーガニックとはかけ離れたアメリカの工業製品のパッケージデザインが好きなのかもしれない。簡素なボコボコの箱にスペースを余りまくらせて質実剛健な飾り気のないフォントが踊る、細かい説明なしに商品名と”Big bag!”とか”Extra!!”とかの売り文句。

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多分小さい頃にハードロック・ヘビーメタルとか聴き始めてそのビデオや雑誌の隅にこういうデザインを見つけて興味を惹かれてたような気がする。さらには日曜日の朝、ドラえもんが始まる前に流れていた「今週のロードショー」みたいな映画紹介番組で70年代後半〜80年代前半のハリウッド全盛になる前の映画、それもニューヨークなどの東海岸のアメリカを舞台にした映画って画面が暗い映画が多い印象でBGMは必ず憂いのあるメロディーだけどきらびやかな音色のディスコ、ガラージがかならずかかっていたような気がする。だから今でもPhilly SoulやSalsoulなどを聞くとその頃を思い出すし、小学生時分に何も知らず憧れだけで眺めていたアメリカがそこにあるのです。

もう40ほどにもなるといろいろ勉強して戦争に勝った世界の覇権国のやってることがいろいろ見えてきて、武力、経済、外交すべてにおいてなんだかなあと思うことも非常に多いアメリカですが、やっぱり子供の頃に持ってた憧れってのは強いものでふと気が付くとこういったものに惹かれる自分がおります。


↑ こんな音色。このMJがめちゃくちゃカッコいいっす。