未経験からフルマラソンを完走するまでにやったこと 2015年07月21日

Running Styles
Running Styles taken by Chris Hunkeler in Flickr

ランニング、マラソンを始めて2年ほど。自分にしたらよく続いている方だと思うんですが1回ランニングについてまとめてみようと思います。

体を鍛えるとかダイエットなどの理由でみんな手軽にランニングを始めると思います。でも結構きつくて、モチベーションの高い初回はいいけど、2回目以降続かないというような人がほとんどじゃないかと。

そんな中で自分でやってみたいくつかの対策を。そして最終的にフルマラソンまで走りきった実績ある方法をご紹介。

ランニング始める前は「どう考えても無理!スーパーアスリートだけだよ」と思っていたフルマラソンを走りきった達成感は言葉に尽くせないものがあります。フルを走りきった後も、(最初の完走は歩いた距離が大きかったでしょうから)次は歩かずに完走を、とか5時間を切ろうとかやること考えることいっぱいで次の日もまた前向きに走れるはず。

さて本題。最初のランニングの走り方ですけど、ホントは毎日走るのがいいんだけど、さすがにしんどくてできないってことなら平日週に2回を走るべきですな。距離は多分10kmがベスト。僕の場合、週2〜3回で毎回10kmを続けて来ました。10kmだと慣れてくると1時間でちょうど走りきれる距離で、遅くても1時間半ぐらいだし、社会人としては走りやすい。

最初は10kmでもかなりきついが、走ろうと思わないこと。とにかく10km歩く。特に太ってる人はいきなり走ると膝やかかと、腰を痛めるので注意。歩いて徐々に慣らします。

歩いてる中で「ちょっとは走ってみたい」と思えば走ってみる。ただし脚が痛くなったり、辛くなってきたら頑張りすぎず、すぐに歩きに戻る。でも立ち止まったらダメ。歩いてでも10kmは完走することを必ず肝に銘じる。途中で辞めずにちゃんと10kmを走ること。

そうすると人間の気持ちは「出来れば10kmは歩かず走り切りたい」と思うようになってくるのでやってるうちに少しづつ無理なく走る距離が増えてくる。

あまり急がずこれをしばらくやってると早い遅いは関係なくとりあえず10kmが完走出来るようになります。10kmミニマラソンにエントリしましょう。

最初は10kmのミニマラソン、次にハーフ、最終的にフルマラソンと体が慣れていくに従って距離を伸ばせばいい。自分の場合だいたい二回目づつぐらい出て脚を慣らして最終的にフルを走った。(距離を伸ばしていく間にも週2回ぐらいのペースで10kmを走っていた。練習で20kmとか42kmとか走るのは時間取るのが難しいのでたまに20kmは走ったがほぼ10kmランしてました)

始める前はどう考えても42.195kmなんか走れるわけないじゃんと思っても人間の体ってよく出来ていてある程度負荷をかけてるとちゃんと順応してくれます。とにかく急がずで距離を伸ばしていけば脚を傷めず時間をかけて (途中歩いてでも) 42.195kmを完走できます。

フルマラソン完走を目標に、42.195kmのゴールをくぐる自分の姿を想像しましょう。

とりあえずはこれでなんとか42.195kmのテープは切れると思います。。。フルマラソン走りたい人は試してみてください。

1日10km、週5日のランニング 2015年06月26日

Hatyai Marathon 2015

今週はふと思い立って平日五日間で全日ランニング。もちろん今まで通り一回10km。

毎日負荷かけてたらなんか面白い変化はあるかな?と思っていたら、走り初めの脚のしんどさとか呼吸のしんどさがふうっと軽くなって脚が前に出るランニングハイ状態になるのが日が経つにつれて早くなった。その分タイムに反映されていいスコアが出る。

やっぱり人間の筋肉やら、各器官は休ませるよりも毎日ある程度高負荷をかけて追い込む、いじめるのがいいんでしょうな。走り込んで、脚の筋繊維が破壊されて、次の日ぐらいに体が回復してくるときにまた被せて追い込む。そうすると体は「ああ、この人の生活環境は結構大変やな。いつもの回復以上に3割り増しぐらいでやってかな辛いのう」とどんどん生活環境に体が慣れてくんでしょう。間をあけると体がオフィスワークモードというか筋肉使わないモードになって筋肉が細るような気がしますな。出来ればまた来週から週5とかで走れるようしたい。。けど仕事が終わらなかったり、客先からの帰りが遅くなったりとかもあるから今週みたいなラッキーな週が続くことはないんだろうな。。。

Nike SportWatchとiPhone版Nike Running 両方でRun計測 2015年06月20日

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最初はApple WatchのNike Runningアプリの使い勝手を試してみたかったのでiPhoneとApple Watch、そして操作間違えてログが取れなかったらヤダからNike Sportwatchを付けてセンサーだらけの体でランニングに出ようとした。

しかし、その後すぐにiPhone+Apple Watchと言えど単純にランニング計測のロジックはiPhone部分が持っているのでApple Watch 対 Nike Sportwatchという構図ではなく、iPhone 対 Nike Sportwatchという構図になり、別にApple Watchを買ったタイミングでやることでもないことに気づく。そう、Nike RunningのアプリがApple Watchにあるからと言ってApple WatchはほぼiPhone側で実行してるNike Runningの結果表示をしてるだけの追加ディスプレイなのだ。

でもせっかくなんで計測。Apple Watchと比べてやっぱりNike Sportwatchは大きい。

Nike Sportwatchは測定を開始しようとしてGPSの受信までが長い。iPhoneのほうはGPSのReady状態までが短い。Apple Watchはスタートさせて走りだし、画面が消えてしばらくしたらまた画面を見ようとしてもデフォルトWatchfaceが表示されてイチイチNike Runningを開かないといけない。走ってる最中にこれはうっとおしい。なのでApple Watch側の設定で画面を開く際のデフォルト画面をWatchfaceではなく直前のアプリの画面に変更したらいいんだけど、イチイチランニングの時に変更が必要なのもめんどくさい。自動でそうなって欲しい所。

後、以前のマラソンの時にわかったことだが、iPhoneの画面でNike Runningをスタートさせて出走後、Apple Watchの画面からNike Runningを立ち上げて走行距離などを見ようとしてもなんとiPhone側とアプリのステータスを同期してくれない。「ランニングをスタートします」の画面のままだった。うーん、Apple Watch、プログラム上の制限がかなりある模様。これでは使えないなあ。WatchOSv2、v3などに期待ですなぁ。これからサードパーティがどれぐらいの自由度でアプリを作っていけるかでこの製品の売れ行きは大きく左右されるでしょう。

さて、10km走った後の計測結果、

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Sportwatchのほうが10.13km、iPhoneのほうでは10.0kmと誤差1%。思ったほどではないか。。。消費カロリーの測定はSportwatchのほうは619kcal、iPhoneのほうは598kcalと20kcalほども差が出た。やっぱ同じメーカーが作ったソフトウェアでもハードやセンサーが異なると結果も異なってくるんですな。これぐらいの差だと気になると言えば気になるし、気にならないと言えば気にならない微妙なところ。いや、まあどうでもいいな、これぐらいは。普通の人はスマホやウェアラブルを2個も3個も買ったりしないだろうからそんな身近に比較対象もなく「どっちを使おうか??」などと考えることもないでしょうな。。

後は、WatchOSv2以降でApple Watch Nativeアプリが動くようになってからのNike Running on Apple Watchに興味があります。

Hatyai International Marathon 2015 ハートヤイマラソン 2015年05月27日

Hatyai Marathon 2015

いろいろハートヤイの事をブツブツ言ってますが、さて本来の目的のマラソンですが24日の早朝開始でその前日の23日土曜日に繁華街北にあるジラナコーンスタジアムという競技場にゼッケンを受け取りに行く。

หาดใหญ่มาราธอน2015

今回のハートヤイマラソン、インタナショナルマラソンのはずだが、申し込みの手順からしてもなんか適当感が滲み出てる。申し込みの用紙をネットからpdfでダウンロードし、それを書き込みスキャンしてメールかfaxで送付する。んで参加費(フルマラソンは600THB)を銀行振り込みで送る。手順には管理事務所から登録完了メールが来るとかの記載もなく、振り込みに関してはちゃんとその時のレシートを持って振り込み証拠を残しておくようにとの事。

海外住まいの経験がある人はわかると思うが、こういうパターンはかなりの確率で登録抜けになっていたり、そうなってても当日まで判明せず現場でバタバタするパターン。実際に行ってみると、案の定登録されていない。なので印刷して来た振り込み履歴を差し出して、「ちゃんと金払ってるからね!」と念押し。このマラソン目的で飛行機乗ってここまでやってきてるんだから。

なんかそれってどうなの?って話だが、受付の方も登録漏れがある前提でやってるがごとく僕の銀行振り込み履歴をパパッと確認してオーケーオーケーと、実に事務的にテキパキとナンバーを発行してくれた。それなら最初から漏れないようなシステムで登録すりゃあいいのにと思うが、まあ実害は何もないのでよしとする。

Hatyai Marathon start line

さて、晩は早めに寝て3:30フルマラソン出走。実に地味でスタート前の盛り上げの音楽もなく、なんかスピーカーから聞こえてくる声がカウントダウンみたいなことしてるなあと思ってたら「ぷぁーーーーん!!」でスタート。コースとタイムを記録するNike+の開始が間に合わなくてちょっとずれてしまった。

ハートヤイのジラナコーンスタジアムから駅前の繁華街をぐるっと回り、その後スタジアムの北の幹線道路に出てひたすらソンクラー郡方面にひた走る。そして折り返しが24km地点。あとで見たらまさにハートヤイとソンクラーの郡境まで走ってきた形だ。もうちょっと道を外れたら海が見えるところまで来ていた。ハートヤイの道路はほぼ平坦で走っててしんどい坂はなかったが、幹線道路のカーブのバンクが足首にきつかった。

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タイムは4時間47分と上出来のタイム。フルでは自己ベストかな?やはり前回のナコンナヨックと異なり、新しいReebokのシューズで50kmは事前に走りシューズ慣らしもしてありかなり快適に走れた。ほぼゴールまで歩かず、立ち止まらず(給水所では歩きながら水飲んだり、まれに立ち止まって補給のバナナを食べたりしたが)、それでも無理した感はなく元気に走れました。

やっぱり良いタイムは良いシューズからですな。スポーツも資本主義にしっかり取り込まれてます。とはいえマラソン、ランニングは他のスポーツと比べてほとんど金のかからないスポーツなんでとにかくシューズには金かけた方がいいという結論でした。次回はパタヤマラソンでまたフルをがんばりまーす。

クアラルンプール、歩行者には過酷な街 2015年05月02日

というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

マレーシアの首都、クアラルンプールって町並みは相当綺麗でちゃんと統制されている印象ですな。ブキットビンタンからKLCCまでの町並みなんかは青空にバシッと映えるスカイスクレイパー郡がとても絵になる。がしかし次回ぐらいに書きますがランニングで道を間違えた原因のように、狭いエリアに高層ビルをバコバコ建てまくり、足元の交通も高層化してしまえ!みたいな感じでバイパス!バイパス!立体交差!みたいな造りでgoogle mapをリアルタイムで観ながらでもまともにまっすぐ歩けやしない。上からみたら十字路でも歩いて行ったらバイパスで交差する道路は頭上にあったりで超混乱。

もう二日目ぐらいからこの街は歩行者の事は二の次にしてる街なんだと諦めてタクシーばっか乗ってました。タクシーにしたって「えー、この道からこう行けばすぐ行けるじゃん、ボリすぎじゃないの?」と言うと「いや、今この道は工事中で、こうぐるっと回らないと行けないんだ」みたいな言い訳。それが行ってみないと本当かどうかわからないから微妙なところ。

なので、歩く時、タクシーに乗るとき、かなり道のつながりをいろいろ見てました。だから、KL自体はバンコクと比べてもかなり小さい街なのがわかった。だいたいチャイナタウンから10km程度走っただけでここまで中心地から外れてしまうんだから相当ちいさい。

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上の画像でスタート地点がチャイナタウンのPetaling Street。それから走って南下して4kmのポイントがリトルインディアのBrickfieldsの南端。それから無理くり高架道路を走って降り口を間違い、さらに南に爆進。間違いに気がついた時にはすでに9km。。9km進んで来たのをまた引き返すのかとガックリ来ましたが、帰り道は帰り道で反対車線からは通れない交差点とかあってどの道を走るのかを考えるのに難儀しました。

というわけでランニングも一応その日は18kmを完走しましたが、かなりガックリ来てしまい4日の滞在中走ったのが1日だけという残念な記録となりました。

クアラルンプールはタクシーですな。電車も乗りにくい。全般的に道案内の看板が少なく、あってもなんだかわかりにくい案内が多かった気がします。。。

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