辛さに塩

prik-ki-nu-daengつい先日、高円寺から団長夫妻がいらっしゃっておりましたのでラマ3のレストランにて飲み食いをしておった訳ですが、そこのソムタムタイは結構な量のプリッキーヌー(タイの唐辛子で一番辛い品種。食うと辛いというよりも痛い)が入っており、案の定お二方がヒーヒー言い出された。

「これは辛いでしょう。もうそうなったらビールかウィスキーで冷やして辛さが引くまでじっくり待つしかないね」

とこっちはにんまりしながら言っておったところ、店員がナムチム(料理のつけだれ)用の皿を持って来た。なんやら粉末が入っているが。。。ん?塩?口が辛くてたまらない時にはこれを舐めろと。早速塩を舐めた団長が30秒ほどして「あ、ほんとだ少しましになった」と言うではありませんか。

タイに住んでて丸4年、この話は聞いたことがなかった。実際自分でもテストしてみたが、気持ち辛さは和らいだような気がする。。。というレベル。実際ホンマかいな、という気持ちがあったが、ネットで検索してみると、一件だけ同じような記事があった!

バンコク発 辛い料理には塩で対応が知恵

 この口が麻痺する位の辛さに対する対応は、塩を舐めることです。地元の女性の方と屋台で食事をした時に、これを教わりました。東北部(イサーン)料理の中に、こちらの青マンゴのサラダ(ソムタム)があります。これは、有名タイ料理の一つです。食べたくないほど、辛いのにこちらの人は、ドンドン好んで食べます。もち米とソムタムがあれば食事を済ませる位です。
 これを食べた時に、余りにも辛くて食べれない事を伝えた所、ソムタムを口に入れた後、辛味が口の中に残るならば、塩を一つまみ口に入れると辛味が消えると言うのです。ビールや水でこの辛さを解消しようと試みても効果薄。しかし、塩を一つまみ口に入れて、舌の上で溶かすと驚愕。しつこい、辛味が無くなり、更にソムタムを食べる事が可能となる状態に逆戻り。

ああ、まさにソムタムで辛くてヒーヒー言ってる状態。。。イサーンの風習っぽい。
しかし、塩で辛みを消すよりは、ビールかウィスキー飲んでるほうがまだ体にいいか?悪いか?