Chuck Berry と 三文CD、思い出すLittle Richard、オカマ感 2017年03月18日


↑ なんかアメリカの英語っぽくない話し方してますな。

Chuck Berryが90歳で亡くなって夜な夜なYoutubeでChuck Berryの動画を見まくっていますが、

Chuck Berryがバリバリ現役で活躍してた頃って1950年代〜1970年代ぐらいでしょうから全然リアルタイムじゃないけどいわゆるロックレジェンドみたいな形でその頃活躍してたミュージシャンのルーツみたいな形で紹介されてて名前は知っていた。


↑ 我々の世代はBack to the FutureでマイケルJフォックスがダンスホールで演奏したJohnny B Goodeが有名か。

で、当時(1990年ぐらい)ファミレスとか本屋のワゴンや高速のサービスエリアなどに海賊版か正規版かよくわからない格安CDというのが売っていて(それでも一枚1,500円ぐらいしたから今から考えれば格安でもなんでもない)、その中のChuck Berry & Little RichardというR&B、R&RなCDを買って、その後は正規版のアルバムを買うでもなく、後生大事にその格安CDを聴いていた。

今もiTunesのmp3ライブラリにはそのCDからリッピングしたmp3が残っている。

– Chuck Berry
1. Roll Over Beethoven
2. Rock And Roll Music
3. Sweet Little Sixteen
4. Maybellene
5. Menphis
6. Johnny B. Goode

– Little Richard
7. Long Tall Sally
8. Lucille
9. Good Golly Miss Molly
10. Redy Teddy
11. Jenny Jenny
12. Baby Face

で、Chuck Berryの各曲がどれもすばらしく今のミュージシャンがこぞって大好きだというのがよくわかるんだが、このCDの悪いところは後半のLittle Richard。中学生の頃にこのCDを聴いて強烈に印象に残るオカマ感。映像なしで音だけなんだけど、それも50年代、60年代の古い音質でディテールなんぞわからんはずなのに声だけで強烈にオカマアピールがスゴイ。一瞬でオカマとわかる声でChuck Berryも素晴らしいがオカマ感がどうにも頭から離れずChuck Berryの印象が薄くなるダメな盤。

映像見たら遠慮なしのオカマでした。

で、桑名正博がLittle Richardとかぶるのです。

話がかなりそれましたが RIP Chuck Berry。

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2016年も暮れゆきます 2016年12月31日

Bangkok panorama from Baiyoke Sky Tower II (2007-01-178)

もう今日で2016年も終わりですなー。

なんとも月日の経つスピードが異常に早く感じます。特に今年は勤めていた会社を辞めて自分で商売を開始したので特にそう感じるんでしょう。2016年の最後のブログ投稿なんだから仕事のことをちゃんと書けばいいものをあまり書くこともありません。とりあえずなんとか食いつないで来てるのは声を掛けてくれる周りの皆様のお陰であるのと、そういうお声がけに対してこんな自分でも多少は期待に答えられているのだろうということが救いですな。来年はビジネスモデルというか、自分の商売の軸をもっと見直しし、もう少し拡大したいですな。タイで仕事してるという事情もあっていろいろ人も使わないかんし。。。

仕事の話は適当にこのへんにしておいて、しかしまー、なんですなー、2016年はまさにDavid Bowieのお亡くなりで明けたと言っても過言ではないですな。そしてBlack Starのアルバムの質の良かったことこの上ない。上四半期はこのアルバムがヘビーローテーション。今持って今年の10大ニュースは?と聞かれると第一にDavid Bowieの死去。SMAPなんかどうでもええ。日本のことにはほとんど興味がない。そして2016年の今、ホットな話題とは言えないが、自分の好みの音楽のど真ん中のSynthpopやChillwaveを探るのに

ムーンサイドな海外音楽の旅

この記事を見つけられたお陰でPitchforkやHype Machineなんかのオンラインサービスを見つけることが出来てさらに音楽ライフが充実しました。Miami Nights 1984などちょっとナードコア的な香りも漂うめちゃインディーなSynthpopなどを聴きながらニンマリ。

ドイツのRooseveltなんかもHype Machineで知った。このアルバムも2016年のベストバイの一枚ですな。

2017年はもうちょっとSynthpopを掘り返していこうかと思います。

2016年の年末は改めて酒を飲みだして、Topsで見つけた四合瓶で350バーツという格安なベトナム産芋焼酎とこれもまた最近ちゃんと食べてみようと思った点心を満喫しながら引きこもりホリデーしております。

というわけで今年も1年お世話になりました。また来年もよろしくお願い致します。

CDのロングボックスって知ってるかい? 2016年12月05日

20080223 - cd longboxes - Nine Inch Nails: Pretty Hate Machine, Jane's Addiction: Nothing's Shocking, Ministry: The Mind Is A Terrible Thing To Taste, Gwar: Scumdogs Of The Universe, Type O Negative: Slow, Deep And Hard, Atari Teenage Riot: Live In Philad

久しぶりの単語を聞いた。CDのロングボックス。世間的にぜんぜんクローズアップされていない単語ですな。

Wikiなんかを見ると1985年〜1995年ぐらいまでの間とあるが、個人的な経験ではもっと短くて、1989年〜1992年ぐらいまでは見たがそれ以降はぱったりと見なくなった。

Longbox – Wikipedia

CDのロングボックスというのはCDが販売され出した時分に販売店の什器がレコード用の箱しかなくCDだと小さすぎてレコードと並べられないなどの理由から12cmのCDケースに厚紙の外箱を付けて高さを30cm程度にしたもの。日本ではCDが出始めた当初からCD用の棚があったように思うがアメリカだとレコード棚に一緒に並べてたみたい。だからタワレコのような輸入盤のお店ではこのロングボックスがいっぱいあった。

外箱と言ってもそのデザインはアルバムジャケを伸ばしたものとか、大した意匠はなく、単純にレコード会社が便宜上付けてますといった程度で、ほとんどアーティスト側が意図してデザインをしたものではないようなつまらない印象だった。

中学生当時、タワレコでMetallicaのKill ‘em allやMotley CrueのDr. Feelgoodなんかのロングボックスの輸入盤を買った思い出があります。しかしホントにロングボックスがなくなったのは早くて次の年ぐらいにはもうほとんどの輸入盤屋でロングボックスはなくなってたような気がする。

当時日本盤と大きく違う見てくれと、雑な外箱の作り、ウンコのような匂いのするインキなどカルチャーショックの連続。今、実に久しぶりにロングボックスと聞いて懐かしさがこみ上げてきましたが、当然のことながら流通していた1990年初頭よりも後に生まれた25歳以下の若者はまったくロングボックスなど知る由もない事実を考えると自分はホントに年を取ったなあと感じます。。。

Blank Bansheeというカナダのバンド 2016年11月08日

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こちらSynthwaveやDreamPopあたりの面白い音源探していてバンドキャンプで見つけたバンド。

SynthwaveやDreamPopというよりはもうちょいずれててDAWで作ったコラージュ的な雰囲気で、単純に音の気持ちよさを第一に曲作ってますみたいな感じです。

Windows95の起動音なんかがサンプリングされていて、「あー、こんなもん入れるか??」と思ったりするんだけど、よくよく考えると今年21歳を迎える人はWindows95がリリースされた年に同じく生まれた人たちで、我々とはこの起動音に対する想いも全然違うんでしょうな。


↑ 彼らの本家HP

Blank Banshee
↑ Facebookページ

Teen Pregnancy by Blank Banshee
↑ Soundcloudページ

Music | Blank Banshee
↑ Bandcampページ

アルバム通して聞くとちょっと前衛的な印象ですが、車の中とか閉鎖された空間で聞くと一音一音の音色が気持ちよくてなかなか良く出来てる体で聴く音楽。流行ってる(流行ってた?)Synthwaveなどよりはよっぽどシリアスな音作りで、プログレなんかを聴いてる人はこっちの方が肌が合うのではないでしょうか。たぶん製作者はちょっと影のある青春を過ごした人たちなんだろうなと音を聴いて思います。アルバムのジャケはPCで結構簡単に描けそうな画像ばかりですが、彼らのサイトのトップページの写真は結構強烈に印象に残ります。

とりあえず彼らも将来有望な人たちだと思います。

温泉アンビエント Naturally Gushing 2016年09月17日

サワサキヨシヒロ先生がやっておられる Naturally Gushingですが、これもまたちょっと懐かし目の音色のアンビエントじゃないですか。そしてサワサキ先生は温泉に向かってられたのでした!

以下、上の温泉映像の説明欄から転載です。

温泉復古の大号令!!

見なくてもいい、ただ流していればいい。

極上の”たいくつ”を味わう、極楽音泉温楽&映像かけ流し!

日本のテクノ・オリジネイターの一人として知られる奇才クリエイター、「温仙人」【サワサキヨシヒロ】が手がける、世界初の”温泉”オーディオ×ヴィジュアルBGV(Back Ground Visual)!

自然に湧き出すお湯の映像と、アンビエントサウンドのあまりの気持ち良さに爆睡者続出! ブライアン・イーノ「Music for Airport」ならぬ「Music for Onsen」な、究極の温泉アートフィルム。これさえあれば、自宅にいながらにして自然湧出温泉のNatural Gushing High!を仮想体験できる、全く新しいスタイルで鑑賞するヴィジュアル・インテリアの決定盤です!

「NATURALLY GUSHING」とは「自然に湧出する」という意味。自然湧出の温泉こそ、本来の本物の温泉であるという思いを音楽に込めて。NaturallyGushing DVD

とのことです。サワサキ先生の温泉アンビエントワークス!いやー、自分ももう41だからかこの映像見てると確かに体が弛緩してくるわ。久しぶりに温泉入りたくてしょうがなくなります。。。

こういう温泉映像とサワサキ先生のアンビエントワークスが合体したDVDが市販されているとのこと。

「見なくていいんだよ!流してればいい」
「爆睡者続出!」

爆睡者続出!そらそうや。家でも風呂上がりなんかにぼやっと見てれば安眠間違い無し。。。

確かに音も映像も単体で切り離しても非常に気持ちいいですな。これ、実際の温泉地で見たいなあ。なんか7月4,5日も兵庫県は湯村温泉でシンセ温泉というイベントがあったみたいで、(違った。多分これ2015年だ。。。)「温泉入って、風呂上がりアンビエント」なんて幸せな企画だ。。確実に、

爆睡者続出!

でしょうな。次回このイベントに合わせて日本帰国したいぐらいの素晴らしいイベント。とりあえず音はApple Musicでいくつか聴けるし、映像はYoutubeかな。コンプリートするにはDVDって感じになるのかな。

あー、温泉行きたいべー。

Naturally Gushing vol.1
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