DIYなドローンの世界はとにかくDIYで面倒くさい 2017年02月05日

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最近はスピードレーサードローンをびゅんびゅん飛ばしてみたくてDIYドローン機を作成してますが、この世界はとかく中華プロダクトを安く買って手作業でいろいろ組み合わせて遊ぶDIYの世界で、店の人に「このプロポとこのモジュールは使えるって確かネットで読んだと思うけど。。。」「その組み合わせは使えるよ、大丈夫」てな会話をしてモジュールを買ってきて自宅でハメてみるとモジュール装着穴にハマらないなんてことは多々。

???と思ってさらにネットで調べてみると、「通常このモジュールはTXモジュールの規格のサイズなので使えるが、XXXX-XXXという特定のモデルのプロポだけは端子部分の土台が規格以上に出っ張っているので、プロポ開腹、基板を取り外したあと、ニッパーで土台部分を豪快に切り取れ!そうすれば使えるよ。」などというような記述が。。。

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手間はかかるがたしかに改造技術は要らない作業なのでたしかに使うことはできるんだけど2000年以降、以下に手間を掛けさせないでユーザーを自分とこのサービスに引き込んでくるかを各企業がネット上で競っていた世界を見た後だけに、非常にめんどくさく感じる。DIYなんかを好きな人はこういうのがめんどくさいんじゃなく楽しいって感覚もわかるんだけど、そもそもハードウェアよりの人間ではない自分はちょっとめんどくさく感じる。

でもスター・ウォーズの空中戦の景色を自分で操作して自分で見てみたいのでもうちょっと頑張ります。

↑ 日本での価格は高いね。。。

軸間90mmのブラシモーター小型機 QX90到着 2017年02月06日

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というわけでEachineというメーカーのQX90というホイールベース90mmでブラシモーター搭載、かつフライトコントローラはSPRACING F3EVOでClean Flightがインストールされている小型FPVドローンを買いました。

前回は似たような機種のQX95をプロポ付きで中国のBang goodから購入しようとしてタイの通関でImport Licenseがないと足止めをくらい、キャンセルしたのだが、このQX90はタイ国内からLazadaで購入。2900THB。

中国のオンラインショップでドローン購入、タイの通関でストップ 2017年02月01日 | 野暮天ワールドワイド・YABOTEN the Worldwide

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カメラの機体への据え付け方法はなんと輪ゴムマウント。しかしこれはクラッシュ時にVTX(リアルタイムの映像送信)アンテナを折らずに綺麗にVTXユニット自体が倒れ込んでくれるので結構いい機構かも。

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↑ カメラと送信機の一体型ユニットを輪ゴムでひっかけて本体のフックに引っ掛けるだけという固定方法。。

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↑ ちなみにバッテリーの固定方法も輪ゴムマウント。DIYのドローンの世界ってこういうざっくりとしたソリューションに溢れております。。。

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付属品は

スペアのプロペラ
スペアのモーター
バランス充電ケーブル
バッテリーの固定ベルクロ
ペライチの手持ちプロポとのバインド方法説明書
バッテリー2個付き

バッテリー2個付きは嬉しいが、バランス充電ケーブルは付いてくるのにバッテリのチャージャー自体は同梱されていない。別途用意する必要あり。1s用のバッテリーチャージャーか、2sバランス充電器があれば対応できます。

プロポは付いてないモデルを買ったので手持ちのプロポとバインドしてさっそく初飛行

サイズは小さくてもF3のフライトコントローラを積んでるフルスペックと変わらないマシン、フルスロットル時のパワーはすごい!この前買ったトイドローンとは格が違う!!そして操作するプロポのスティック捌きも非常にシビア、思ったよりもスティックの振り幅はかなり少なく操作する感じ。サイズが小さいので宅内でドローン操作の練習をするにはちょうどいいサイズであります。

Bang goodなどのレビューにあるとおりプロペラは非常にモーター軸から抜けやすい。あまりに抜けるのでプロペラの軸穴にアロンアルファを少量流し込み、一旦細いヘキサレンチなどでグリグリした後でモーター軸に付けると抜けなくなった。

あと、プロペラがちょっと弱い。すでにプロペラ一枚はクラッシュ時に破壊してしまいました。すぐにBang goodで追加のプロペラを発注5セットで1,000円ぐらい。

さらに3日目にしてすでにFPVカメラが動作しなくなりました。。。VTXのユニットの基板に付いているPower Inductorという部品が欠けていて、ちょうどコイツがボディフレームと接触する場所にあり、クラッシュ時にVTXユニットがショック吸収のために倒れ込む際に何回も接触するうちに壊れてしまったのだろう。。。

むむむ。。もうある程度操作の腕前があがるまではVTXユニットは載せずにLOS(単純に目視による操作)で練習してかなり自身が付いてきたらカメラとVTX搭載のほうがいいかもしれない。。。初心者のクラッシュ多発時期には故障が多すぎます。。。

↑ Amazonのは凄い値段だ。。。Bang goodなら10,000円ぐらいで買えます。

部屋での練習用小型機と追加バッテリーパック 2017年02月02日

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部屋の中でも練習できるようにとMBKのトイドローンのお店で買っておいたマイクロドローン。プロペラ軸間60mmほどの超小型機ですが、もともとは3.7V 150mAhのバッテリーが1個付いてくるだけだったので5分ほど飛ばして充電、30分強で充電終わり、また5分飛行というループだったが、Lazadaでバッテリ4個パックと4個が並行充電可能なUSB充電器購入。500バーツほど。

追加購入したバッテリーは180mAhで若干容量が大きい。まあ飛行可能時間がちょっと増えるかな?ぐらいに思っていたが、実物を見てみると機体のバッテリ装着箇所にバッテリーが入らなかった。

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↑ Lipoの充電器というとややこしいイメージがあるが、安っぽく簡単な構成の並行充電器。

急遽バッテリー装着場所をカッターで削り、マウントは輪ゴムマウント。派手にクラッシュするとバッテリーがずれて重心が移動し、上昇時に勝手に前進したり横移動したりするが、一応ちゃんと飛べるようになりました。

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↑ バッテリーホールド部をカッターで削り、輪ゴムでマウント。

が、もともとプロペラの回転が非力で飛行時間の半分ぐらいまではキビキビ動くが、それ以降は上昇がもたついたり、ターンさせると機体高度がかなり落ち込んだりで操作が思うようにいかない。もっともっとパワフルなマイクロクアッドが欲しいですなー。

と言いつつ、タイ国内のラジコンショップからNaze32+Clean Flightで動作している小型ながら250mmとかのフルサイズスピードレーサー機と変わらない構成のブラシモーター機をすでに手配中。。

※ その後、それまでずっと付けていたプロペラガードを外すと結構しっかりと飛行することが判明。プロペラガードなんてプラスチックで4つ合わせても2gいかない程度の重量だと思いますがちょっとした差で特性が変わるものですな。これぐらいの小型機だと本体重量が少ない分細かいところに影響を受けるんでしょうなあ。

中国のオンラインショップでドローン購入、タイの通関でストップ 2017年02月01日

A package from Bang good.

ドローン好きの人間では有名な中国の通販サイトBang good で家での練習用にEachineというメーカーのQX95というマシンを購入。モーター軸間距離で95mmでブラシモーター搭載といういわゆるマイクロクアッドというおもちゃみたいなドローンだけど、軸間250mmのスピードレーサードローンと同じソフトウェア(フライトコントローラ)が搭載されてるし、操作や設定はフルサイズと全く同じことが出来る立派なドローン。

都会に住む人間はドローンを飛ばすための物理的な場所がほとんどないのでこういうマイクロ機で自宅や駐車場などでガンガン練習するのがいいかと思い購入したんですが。。

Bang goodの発送元広州や香港の空港出るまでは良かったがタイの通関に入ったところでいきなりステータスがuncontrollable clearance delayとなり進まなくなった。uncontrollableとはなんぞやと思って配送しているDHLに問い合わせてみたら帰ってきた返答は「ドローンですよね?プロポも、バッテリーも込みのやつ?これ、タイに輸入するにはライセンス(Import Licenseと言っていた)が必要ですよ。ライセンスないと通関できません。発送元に返送するか、税関で廃棄という処理のどちらかになります」とのこと。えー!関税がかかるどころか個人の遊びで輸入するものでもライセンスが必要ってか??電話で色々押し問答したがやはりライセンスは必要なようで早々に諦めました。

しょうがないので発送元への返送依頼をかけて、Bang goodにはダメ元でRefund依頼をしてみたところ送料は帰ってこないが品物の購入金額はRefund対応してくれることになりました。なかなか素晴らしい対応だBang good。タイの輸入規制なんて購入者の責任で確認しておいてくださいね、と言い切れば今回の件はこちらの確認漏れで費用のRefundも強くは言えない立場でありましたがBang goodはなかなか良心的だ。。

しかしタイにいる皆さんはBang goodやAli Express、またはeBayなどでドローンの購入は辞めた方がいいかもしれません。

ただ、完成品と半完成品や部品で通関での扱いが大きく変わる車などと同じくドローンもパーツだけならば全く問題なく海外から購入できるはずです。

今まで基板やブザー、バッテリーをつなぐコネクタ部分だけとか、fpvゴーグルなんかもストップもかからず、関税もかからず問題なくうちまで届いております。

なので輸入が怪しそうなものは国内から買えるLazadaやラジコンショップ等のタイ国内の実店舗から購入してパーツ単位で海外からモノを買うのが良さそうです。

うーん、いろいろと難しい。。

Eachine Tiny QX95 95mm Micro FPV LED Racing Quadcopter with i6 Transmitter RTF Sale – Banggood.com
↑ 完成品機体とプロポのセットであるRTF版は海外の購入からは問題有り。

頑張って自作したスピードレーサードローンも一回のフライトで3回墜落、ボロボロに 2017年01月27日

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表題の通りです。

めちゃくちゃパワーがあってピーキーなマシンなのでちょっと大きめにスロットルを開けただけで秒速で10mぐらい軽く上昇するマシン。操作感がつかめず、水平走行させようとしたらそのまま地面に接地してしまいもんどりうって墜落、高く飛びすぎて着地に失敗して機体の腹を強打などなど。。実際は3-5回ぐらい墜落してます。

プロペラが折れたし、最初はLOS(Line of Sight、地上の操縦者の目視での操縦)、と思って飛ばしたら、搭載しているカメラのキャップを付けたままにしてしまい、当然ながらクラッシュでキャップもどこかに飛ばされました。さらにFPV映像を送信するための送信機のアンテナが送信機の基板についている根元からもげてしまったり、ドローンが接地するための四つの足ももげました。。

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結構ボロボロ。。。

改めて考え直すと、初心者はあんなにスロットル開けて飛ばしてはダメ、ということでしょう。数十回ぐらいは低速低空を飛ばして操作感を体で覚えて徐々に高くアクロバティックに飛ばすスキルを身につけて行けばいいのかなと。出張中なのでメンテ道具は何一つ持ってきてないので修理もできず一旦バンコクに戻るまでおあずけです。LEDなんかももげてしまったから一旦ドローンを開腹して改めて組み直しですな。

しかしドローンで遊んでるとホントに田舎に引っ越したくなります。昔「玄関開けたら2分でごはん」てなCMがありましたが、「玄関開けたら2分でドローン」が遊べるような田舎の家、そういうとこに住みたいです。。。