近所のバイク屋にて 2014年07月26日

Thailand Protests_Bangkok_11

先日タイの運転免許を約10ヶ月ぶりに更新できたので今度はめんどくさくて更新をほったらかしてる愛車のHonda Wave 110の車税の納付であります。

家の近所のバイクを買ったお店に駆け込み、「車税納付の代行できる?」と聞くと「ああ、大丈夫ですよ」とのこと。

車両証などを持ち出して見てもらってたら、どうも3年ぐらい更新してなかったようで「じゃあ更新お願いしますね、おいくらですか?」と聞こうとしたら、「来月来た方がいいんじゃない?」と言われた。なんで?と聞くとどうも次の年の車税納付は有効期限が切れる3ヶ月前から受け付けるらしい。だから来月来たら4年分一気に更新できるけど、今やるなら3年分。またもう一回来ないといけないよ、という話らしい。

じゃあ、、来月来るか、という話になったが、よくよく考えると日本なら十中八九「今年までの分が3年分更新抜けてるので至急更新させていただきます、また来月次年度の分を更新するのでお手数ですがまたお越し願えますか?」と言われると思うが、一気に更新した方が手間かからないから、もうちょっと更新しないまま乗って来月来いってのは、こういう法令が絡むことだけに日本だったら文字通りご法度でしょうな。

この辺法令なんてコロコロ変わるし、あんまちゃんと守られてないから、まあ、それなりにやってりゃいいよ、的な対応はタイらしいと感じる。個人的には僕もこの程度でいいんじゃないかと思う。

だいたいが警察に路上で捕まっても、すぐに袖の下渡してしまうから車税納付書のところまで気がつかない事が9割です。知り合いのタイ人は十年間無免許で乗ってて、警察に捕まっても20バーツしか渡さずそれでずっとやってきている猛者も居る。

法律にこだわるよりかは、ちゃんと人に迷惑をかけない運転ができてりゃそれでいいと思うんですけどね。その一点だけだと思いますな。とはいえ問題起こるとこれまためんどくさいのも事実。適度に守っとかなければならない。ま、それぐらいで。日本みたいにちょっと何か違反があるとすぐに噛み付いてくる人がいっぱい居るのはどうも個人的にしんどくて嫌ですな。自分の判断で適度に生きたいもんです。

とりあえず来月車税納めます。

渋滞と運転マナーと警察と 2014年07月16日

Jammed / Bangkok, Thailand (2010)
“Jammed / Bangkok, Thailand (2010) by Stephan Rebernik, on Flickr”

タイの国内情報をTwitterで見る場合、Richard Barrowという西洋人のおっちゃんが非常に有名でいろいろと政治関連から観光の話までつぶやいてくれてしかも役に立つ情報いっぱい。そのRichard Barrow氏もつぶやいていたが、タイはクーデター後に軍が警察にテコ入れしてるみたいでNationやBangkok Postなんかの英字新聞でもいろいろと報じられていた。

その影響か、どうも本日から「ほんとにやるのか??」というような交通違反取締りの強化を行うらしい。その内容は以下。

上から、

1. 反対車線にはみ出して追い越しかけるの禁止
一般的な日本の運転マナーからしたら信じられないだろうが、渋滞時に反対車線が空いていると、反対車線を走って渋滞の先頭まで走り、先頭に割り込みしようとする運転がよくある。非常にうっとおしいのと、これが原因で反対車線まで渋滞するという、非常に馬鹿げた自体が起こる運転。規制されるべき、という運転マナーではあるが、ある意味日常茶飯事的で、こういう安全や全体効率を考えずにスペースが空いてれば先に行きたい一心でこういうことをする輩の動きをちゃんと抑止することができるのか甚だ疑問。

2. 停止線を超えての停止は禁止
これも日本では当然のお話ですが、タイでは停止線なんてのはないに等しい。特にバイクに対しては停止線はまず意味をなさない。これはマナー改善は無理だと思う。。。

3. 他の車線の流れを止めてまで強引に右折などを行うのは禁止
写真のように三叉路からの右折で、交差点内が詰まっていてもとりあえず突っ込む輩もたくさんいる。こうしておけば交差点内の車が右折しきるまで交差する通りの手前の右から左に流れるはずの車が流れず、これまた新たな渋滞が起こったりする。ただ、右折する車からしたらとりあえず突っ込んでおけば赤信号になってもそのまま右折してしまえるので待たずに済む。これも安全や全体効率を考えないわがまま系運転。

4. 逆走禁止
バイクに多い。路肩を逆走するパターン。タイの場合は、3車線、4車線道路も多く、中央分離帯を設けて簡単にUターンできないようになっているが、何キロかごとに大きなUターンブリッジを設けてそこでUターンして反対車線側の路地や商店に入る動きになるが、あまりにUターンブリッジまで距離がある場合、バイクの場合大体逆走で済ませる。これは個人的にはあまり渋滞の原因にはなりにくいと思うが、安全面では褒められたもんではないです。ただ、バンコク市内に何万と居るバイタクの兄ちゃんたちが非常に困ってしまうのではないかと思うし、ちゃんと守られるのか甚だ疑問。

5. ナンバープレートを隠したり、改造したりするのは禁止。
まあ、当然。ナンバープレート隠す、というかそもそもつけてない車もよく目にするけど、これはまあ罰金の引き上げで数は減るような気がする。実質的なめんどくささとは関係ないから、ある程度は規制可能じゃないかと思う。

こうやって考えると、タイの渋滞のひどさは都市開発の上で、道路の構成が全然計画的ではないからだ、とか言われる面もあるけど、こういうむちゃな運転マナーから発生している部分が非常に多いと思う。規制で改善されればいいけど、キャペーンが終われば元通り、というのがオチなような気もする。

軍の警察へのテコ入れも、民主制に基づいた議会政治を転覆した軍事政府といろいろ批判されていたりするが、今までの赤・黄のにらみ合いでジリジリとなんか変な方向に来ていた今までの状況を第三者として抜本的に変えるきっかけになるかと思いきや、テコ入れのニュースとともに今まで警察が白バイとして指定していたタイ国内メーカーのバイクが変更されてホンダ車になったなど明らかに利権筋が変わったんだなと思えるニュースも飛び込み、ああ、またこういう甘い汁でホクホクしてる輩が居ると思うとこのテコ入れもまた金の流れだけ変えて後は知らないというようなダメな方向に行くような気もしないでもないです。

とりあえず僕もバイク乗ってて、タイで運転するなりの運転マナーしてるのでちょっと気をつけないいけないですな。

ใต้ด่วนพระราม4ってどこだ? 2013年10月28日

Police Tape

日曜のヨガの帰り、クロントゥーイの交差点を颯爽とバイクで左折したらポリスが取り締まり。止められて「バイクは左車線のみしか走っちゃダメ」と。どこにもそんな標識は出てないけど、ポリスの小遣い稼ぎの際にはだいたいいつもこの理由で取り締まりする。なんでまあ運のものだと思って即時放免の袖の下を渡そうと。。。あ、Villa Marketで買い物した時に現金使いきったんだった。。60THBしか入ってない。。なんとかこれでお目こぼしを、とお願いしたが、聞き入れてもらえず免許証が警察署預かりに。

んで、めんどくさいがその日の午後にその警察署に罰金支払いと免許証の受取に。違反キップ見ると、“สถานีตำรวจ ใต้ด่วนพระราม4” とある。これ、どこだ??取り締まりしてたポリスはボンカイにある、と言っていたけど、ルンピニの警察署以外あのへんに警察署なんて見たことない。。細かくこのタイ語を見ていく。

“สถานี” = 駅
“ตำรวจ” = 警察官
“ใต้” = 〜の下
“ด่วน” = 多分、高速道路 ทางด่วน の省略表記
“พระราม4” = ラマ4通り

ラマ4高速道路の下のポリスステーション?確かにボンカイのあたりだが、まったく高速道路の入口周りに警察署らしきものなんて見えない。結局、しばらくうろうろした後、近くのバイクタクシーのおっちゃんに聞いてみたらなんとか場所が判明。


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このオレンジ色のトラックの奥のプレハブ小屋みたいなところが“สถานีตำรวจ ใต้ด่วนพระราม4”。こんなん初めて来た人間には絶対わからんよ。。。ホントこじんまりしてて罰金の支払いと違反者の免許証の管理だけをやってるようなところだった。また、ここで詰めてる警察官が人が良かった。。。ここでのお勤めは多分ハズレなんだろうな。性格のいい警察官がここに配属されてあんまりおいしい目も見れなさそうな雰囲気の警察署?プレハブ署?でした。。

車やバイクを自分で運転してて、取り締まりに捕まり、持ち合わせもなく、ここで罰金支払いするどんくさい日本人なんて僕ぐらいかもしれませんが、一応ご報告。もし、違反キップに”สถานีตำรวจ ใต้ด่วนพระราม4″と書かれていたらココに行きましょう。

パンクが多い。。。自動車のタイヤの構造ってなんとかならんのか。 2013年10月23日

A high-altitude tyre blowout and series of unfortunate events...
“A high-altitude tyre blowout and series of unfortunate events…” photo by Motographer

昨日また朝起きて会社行こうとしたらバイクのタイヤの空気が抜けてた。それでもまあ、今住んでいるコンドミニアムのすぐ前にバイクタクシーの兄ちゃんがいつもスタンばっているのですぐにバイクタクシーのほうに乗り換えて、別に会社に遅れることもなかった。ホントに朝のバイクタクシーってのは助かる。。バンコクの場合朝は超渋滞で自家用車は言うまでもなくバスなんかも乗る気がしないし、BTSという高架鉄道、地下鉄なども乗り継ぎがイマイチ良くないのであまり使わない。一本で行ける場所はそれなりに早いんだけど乗り換えると絶妙に時間がかかったりする。やっぱり時間コスト的にベストチョイスはバイクなんであります。

んで、それはさておいてバイクや車のタイヤというシステムってもうちょっとなんとかならんのかね?チューブの中に空気入れて走るってのは当たり前にやってるけど、

「空気って圧かけて閉じ込めとくの大変やん」

って思うんやけど。そりゃ空気抜けるでしょ、パンクするでしょ、って思うんですわ。なぜに空気の代わりにモノ詰めないのか。発泡スチロールみたいなもんでもいいんじゃないの?っていうか僕が考えつくぐらいやから誰かすでに試してるんやろうなあ。それで実験して多分空気入れるのが一番って結果になったんやろうけど、それでも何十年も技術革新なくずっと空気入れて走るスタイルってどうなんやろう。

バンコクは道路に段差や結構な穴ぼこが開いてたりするのでガッツーンと行くと大体は次の日空気が抜けてるのよね。空気じゃない詰め物のタイヤがほしい。。。

バンコクでバイクに乗る 2013年05月09日

Massed Motorcycles

最近身の回りでもバイクに乗る日本人が増えてきている。僕は2008年からタイでカブと同じエンジンを積んだWave100というバイクに乗り始めてもうすぐ5年。

その頃にはプライベートで知り合いの日本人、仕事で付き合いのある日本人、ほとんどバイクに乗っている人は居なかった。それから比べると乗る人が多くなったなあ。とはいえ、こちらに日本から駐在で来ている人は会社のほうでかけてくれている保険などがバイクを自分で運転した場合には適用されないのか運転禁止の会社がほとんど。だから僕が言ってるのは基本現地採用の人間か、こっちで自分で商売をやっている人という前提。

バンコクでバイクに乗るメリットは2つ。時間メリットとコストメリット。万年渋滞のバンコクなのでバイクで車の間をすり抜けて移動というのがかなり時間的に有利。BTSや地下鉄などもあるが、目的地に着くまでに乗り換えなどがあると、各交通機関同士の接続が適当だったりするのでそこで大きく時間が取られたりする。以前、自宅から職場までの所要時間を調べてみたことがある。

会社:シーロム、サラデーンの近く
自宅:ラマ3テスコロータスの裏あたり

公共交通機関での出勤経路
自宅>バイタク>MRT駅>MRT>MRTサトーン駅>乗り換え:めっちゃ歩く>BTSチョンノンシー駅>BTS>BTSサラデーン駅>徒歩2分

車(自走)>45分
公共交通機関>40分
バイク(自走)>15分

という風にダントツにバイクが早い。しかし、自宅から職場までの距離って直線距離じゃなく経路で見ても6.1kmしかないのであります。それが40分とか45分とかあまりに非効率で個人的には我慢できない。GoogleMapで調べてみると今の深夜帯で渋滞で時間が取られることもなく6.1km:12分で到着って表示されてる。

そうよね。それぐらいが普通よね。バンコクに居ると慣れてしまってよくわからないんですが、実はめっちゃ短い距離をめっちゃ時間かけて移動していることが多いんです。。。

だからと言って、バイタクで大通りを走るのはあまりオススメできません。バイタクの兄ちゃんらは時にホントに無謀な運転をします。多分その危険性を全然認識できてないから無邪気に「こっちのほうが早いから」とか「めんどくさいから」とかだけでびっくりするような運転をするんですが、乗る頻度が高ければ高い程事故に会う確率は上がると思われます。

それなら自分で運転したほうがずっと安全と僕は思ってたりします。こっちにはこっちのルールがあって、それに慣れてしまえば日本と変わらないぐらいの気分で運転出来ます。ただし、結構その慣れるまで(毎日運転して2週間ぐらいかな)が危ない目に会うことも結構あるかも。だからバイクの運転し始めから2週間を生き抜けば安定してくるはず。

コストメリットは言わずと知れたカブのエンジンの燃費の良さ。2,3週間に1回のぐらいのペースでガソリン入れて100THB程度。これが交通費。タイはバイクの交換パーツなども信じられないぐらい安いのでコストパフォーマンスは最高。税金も安いっす。ここ2年ほど陸運局行くのめんどくさくて車両税滞納したまんま。。。

というわけでこれからまた雨の時期になりますが、それでも僕はバンコクでバイクに乗るんだ。。。