というわけで日本に戻って来ました 2017年09月15日

#airport

というわけで日本でのお仕事のため、2017年09月15日の便でバンコクから大阪まで戻ってまいりました。

2006年08月29日に初めてタイはバンコクに入って以来、約11年間バンコクでお仕事しながら思いもかけず2017年09月15日に出国して大阪経由の東京へと向かうことになりました。

当日はいつもの4,5日間の一時帰国と変わらない気持ちで居りました。

引っ越し荷物を30kgのスーツケースに一個にするため断捨離を重ねたもののかっちり30kgでパンパンのスーツケースでした。さて出陣!と家を出たもののなんとエレベーターが計画停電で動かず16階から1階まで男二人でえっちらおっちら抱えて降りて来ました。その段階ですでに汗だく。

空港についてもずーっと普段通りの自分でしたが、さすがにイミグレのところで送ってきてくれた彼女と彼女のお兄さんと別れる瞬間だけはちょっとだけ感慨深くなりました。自分はなんとでもなるけれどバンコクに残していく彼女が一人で暮らして不便が出ないだろうか非常に心配。

とはいえ自分は自分で前を向いて進まにゃあいかんので寂しい気持ちもありながら帰ってまいりました。仕事が落ち着いて来たら東京ーバンコクでお互い行き来したいもんです。

バンコクでお世話になった皆さんありがとうございました。そして9月19日からはまた東京なので東京組の皆さんまたよろしくお願い致します。

というわけで東京に転居します。 2017年08月22日

Busy day at the office

現在バンコク在住ですが、LinkedInに登録したプロファイルにスキルマッチしたお仕事案内みたいなメールが6月の頭に届いて、その中のITネットワークエンジニア関連のお仕事、勤務地はアイルランドのダブリンという採用枠が面白くて、とりあえず応募してみたら、書類選考通過、一次面接通過、とんとんと最終面接まで。最後に自分ではっきりとわかるほど英語での面接を失敗して、結果、

「英語がダメでした。でも技術力はオーケーだから、東京でなら採用します。」

とのこと。その言葉を聞くまで再び東京で働くなんてこれっぽっちも意識してなかったので寝耳に水。最初聞いた時にまったく返答できず。後日いろいろ考えて、それでも仕事内容は非常に面白そうなので最終的に内定承諾。東京行き決定となりました。

というわけで、ITエンジニアの皆さんは転職を(特に外資系)意識する・しないに関わらず、LinkedInで自分のプロファイルを登録してアップデートしておくべきですな。多少ヘッドハンティングスパムみたいなメールもあるかもしれないですけれど自分の経験上はスパムはほとんどなく、損するものは何もなくて少なくとも転職などのチャンスは増えます。それほど手間がかかるものでもなし、お金もかかんないし。

とりあえず僕は9月中に東京に移動します。

東電OL殺人事件 / 佐野眞一 2016年12月23日

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園子温監督の「恋の罪」がめちゃくちゃ面白かったのでもうちょっとこの物語のベースになった「東電OL殺人事件」の詳細を知りたくなってアマゾンのkindleで売っていた佐野眞一氏著の「東電OK殺人事件」を買ってみた。

実は映画に負けず劣らずこの犯罪ルポが面白いのだ。

それほどに事件の背景に隠された闇が多く、根本的に人を魅了させる要素が多い事件なんだろう。被害者の家族にしたら身内のあまり自慢できない
ようなプライベートを暴露して何が魅了させるだ、という話になるでしょうが、人間の欲望の根本を改めて考えさせてくれるような深い深い闇があります。

被害者の「昼の顔:一流企業のエリート女性社員、夜の顔:渋谷の道玄坂で立ちんぼで客を拾う売春婦」という両面性の不可解さの中にどんどんと著者自身も魅了されていっている。この本の一人称は著者自身で事件に対する著者の取材の進捗と、取材をこなすごとに事実を知り、より深まる著者の被害者への思い、そしてその著者がまさに殺人現場に立つ時の描写などが叙情的で、ぐいぐい読み進められます。

犯罪ルポっていうジャンルの本はこんなに面白かったのかと勘違いさせてくれます。(たぶんこの本が面白いのは根本的に事件の背景が他の事件にないほど不可解なことが多すぎるからでしょう)

事件としては1997年に起こったことなので改めて考えるとすでに19年もの歳月が経っている古いお話なのですが、今読んでもとても面白い。そして上の「恋の罪」も絶対これを読んでシナリオ書いてるな、と思うほど映画ともリンクしてます。映画見てから本を読むか?本を読んでから映画を見るか?僕の場合は前者でしたが、多分本を読んでから映画見るほうが1.3倍ぐらいは面白いような気がします。

とかく、映画「恋の罪」と書籍「東電OL殺人事件」両方ともがイチオシの面白さです。

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深川通り魔殺人事件ドラマ版・大地康雄怪演18歳! 2016年08月01日

なぜかYouTubeに深川通り魔殺人事件のTVドラマ版があがっていて、ご丁寧に当時のCM付き完全版と称してフルに視聴することが可能。

で、せっかくなので全部見ました。

いやー、すごい。小学生の頃に無理やり見せられた「ダメ!覚せい剤STOP!」系の啓蒙映画のごとく、全編を通してずもーっとした重い空気に包まれた作品。80年代、90年代に「電波系」という言葉が流行った(というか今も使われてるか)けど、ガロの「毒電波」とこの深川通り魔殺人あたりでこのキーワードが世に(メディアに)出てきて、根本敬、大槻ケンヂあたりがさらに展開していった感じでしょうか。

いやー、しかし大地康雄の演技が素晴らしいですが、この人に川俣軍司の18歳とか20歳の時分の役をやらせるのには無理が。。。さすがに刑務所に入る、出るを繰り返すあたりになってくると風貌に役の年齢が追いついてくる感じにはなってくるが、それでも27歳とか。まあ、他に演じてくれる役者もあまりいなかったんでしょうな。

オススメだけど、万人には決してオススメできない電波仮体験ドラマです。早めに見とかないとこれはそのうち消されるんじゃないかと思います。

深川通り魔殺人事件 (文春文庫)
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追憶の牛丼太郎、そして愛再び 2015年12月10日

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東京に居てた頃はよくよくお世話になっていた牛丼太郎。2006年からタイ住まいですが、その間にどうも牛丼太郎の経営会社は倒産していたようだ。高円寺に駅前ロータリーにあった牛丼太郎が懐かしい。


ストイックマーチ

なっとう丼!

闘え友の会

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2004年当時のブログのエントリにはそこかしこに牛丼太郎の文字が。

牛丼太郎【熱烈】ファンサイト お店情報
↑ 当時何回もチェックしていたサイト。

しかししかし、まだ牛丼太郎の生き残り店があるという。先日知り合いがfacebookであげていた●丼太郎 茗荷谷店がどうも牛丼太郎の生き残り店らしく、ウェブで見てみるとなんとも感動的な牛丼太郎愛に支えられて継続されている牛丼太郎遺伝子でした。

『牛丼太郎』最後の生き残り、『丼太郎』茗荷谷店の謎 | ハーバービジネスオンライン

牛丼太郎の「牛」を消して●丼太郎、「どんぶりたろう」というお店。

次回、日本に一時帰国した際にはぜひとも何の用事がなくとも茗荷谷に訪れ、丼太郎で感動の納豆丼を食いたい!と思ったものの冷静に考えると現状220円の納豆丼に新幹線往復30,000円を費やすのも超クレイジーな行動だなと0.1秒で躊躇してしまう。いや、ダメだ!ものごとは考えずに行動しなくちゃ!

というわけでタイはバンコクから牛丼太郎の思いを書かせて頂きました。次回なんとかして食いに行きたい。