旅行に出るとコーラを飲みたくなる Sarsi 2015年05月08日

image

というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

普段の生活ではまったくコーラなんか飲まないのでありますが、なぜか旅行に出るとコーラが飲みたくなる。2006年のバックパッカー旅行時も昼間の炎天下ではやっぱりコーラだった。なぜだかわからんが、東南アジアの旅行時、飲み物と言えばコーラ。

そんなことを考えてたんだが、地球の歩き方にはコーラの代わりに小さく「Sarsi」という飲み物が載っている。曰く「湿布みたいな香りのするルートビア」。日本に居る人にはルートビア自体も耳慣れないかもしれない。アメリカ発のコーラの亜流みたいな飲み物でA&Wというハンバーガーのチェーン店で売られているルートビア。タイなんかではこのA&Wがところどころにある。なのでルートビアも一時期よく飲んでいた。

なのでマレーシアに来たらぜひこのSarsiを飲んでみたかった。というわけで早速7-11でSarsiを購入。上の写真。一応確認でカロリーなどのNutritionはこんな感じ。

image

飲んでみる。ルートビアと同じ味。その後から追いかけて鼻を抜ける湿布の香り。ああ、湿布だ。ハッカ臭。それ以外は全部ルートビアと同じ。以上。。。

何もないね。でもおいしい。コーラがなくてもこのSarsiで十分心が満たされます。でも炎天下の東南アジアを歩いていると思い浮かぶのはコーラ。まだまだSarsiにその座を明け渡すには至らない。。。そんな感じ。

地球の歩き方 D19 マレーシア ブルネイ 2015-2016
ダイヤモンド社 (2014-12-22)
売り上げランキング: 15,449

SWISS IN CHINA TOWN HOTEL 2015年05月07日

DSC01869-1.jpg

というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

KLで最初に泊まったホテルはブキットビンタンのジャランアローのすぐ裏。行く前は結構安い宿を見ていて、「ああ、KLって首都なのに45RMとかのゲストハウスが結構あるんだ」と感心していた。45RMというとだいたいタイバーツで450THB、日本円で1,500円と言ったところか。素晴らしいなあと期待して現地に向かったがいろいろ確認してみるとこの値段帯の部屋はドミトリーか、シャワートイレ共同のシングル。うーん、さすがにシャワートイレは個別についてるとこがいいなあと思ってもうちょっと値段が上のところを選んだら、まんま連れ込み宿で「ああ、やっぱこんなもんなのか」と思ってしまった。

んで、次の日、別の宿に移動。ブキットビンタンも東京でいうと六本木みたいな通りなのでちょっと自分の性格にも合わず、もう一つのホテル密集地であるチャイナタウンに移動。そこでAgoda経由で押さえた宿がここSWISS INN CHINA TOWN HOTEL

ここが割と新築で窓無しだがエアコン、シャワー、トイレちゃんとついて118RM。これはなかなかあたり。部屋も綺麗でエアコンも寒いぐらい効くし、トイレの水の流れも良い、ホットシャワーも水量十分。

DSC01870-2.jpg

DSC01867-2.jpg

DSC01866-1.jpg

DSC01871-1.jpg

レセプションの中国人のおばちゃんの見事な客さばきと仕事の様式美。ちゃんと客に何を言って何を渡してとフローがかっちり組み上げられているようで一糸の乱れもない。こっちが質問しても一瞬で返してくるし、様式美で仕事をこなしていながらももちゃんとこちらの顔色を伺っていて素晴らしいことこの上ない。レセプションの職人だ。このおばちゃんは。

image

というわけで、次の日も泊まりました。窓のある部屋に移動したくてもう一つ上のランクの部屋を取った。面積が17m2から20m2になってちゃんと窓が付いたが、こんな景色。さらには壁が薄くて時々隣の中国人の馬鹿笑いが聞こえてきてちょっと気になった。。夜は向こうもはよ寝たみたいで静かだったが。

まあ、全部が100点という事はないですな。

マレーシアでのドリアンの食い方 2015年05月05日

というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

その際に屋台でドリアンをバクバク食って楽しんできたわけですが、東南アジア旅行をしていてちょっとドリアンを試してみたいなー、でも買い方がわからないなーってな人のためにちょっとだけ「初めてのドリアンガイド」みたいなものを書いておきます。これでドリアン好きが増えれば幸いです。

ステップ1 仲間探し
マレーシアの場合はタイと比べてそれほどドリアンの実が大きくないのでドリアン好きなら1人でも食いきれますが初めてなら口に合わなかった場合のことを考えて2人ぐらいで行きましょう。足りなかったらもう1個買えばいいだけ!

ステップ2 屋台に行く
今回KLを見てきましたがチャイナタウンにもジャランアローの通りにもドリアン屋台が出ていました。とりあえずその辺のドリアン屋台に趣き、まずどの種類のドリアンを食うか決める。最初はどれがどんな味かってわからないと思うから店の人に聞きながら予算と相談して決める。今回見た品種は紅蛯(Red Prawn)というやつと猫山王(Musan King)というやつ。猫山王が一番最高級品種と言われていて今回キロ35RMもした。でも初めてならこれをオススメします。

ステップ3 重さを計る
ドリアンはトゲトゲの皮も含めて全部重量を計る。これはタイでもそうだしマレーシアも一緒。計った重量に店が設定しているキロ単価をかけて価格が決まる。うまく交渉すれば多少はまけてくれるかも。これで中身が多いとラッキー、少ないとちょっと残念という感じ。まあ、店の人も中身まで事前に見ることが出来ないから卸で仕入れる時も基本皮を含めた重量で流通してるのでそういう売り方になるのでしょう。

ステップ4 準備
屋台の脇か奥にあるテーブルに腰掛けて待ってると包丁を入れて半分ぐらいまで割ったドリアンがテーブルにどっかと出てくるので手に臭いが残るのが嫌な人はビニールの手袋をつけて手づかみで食いましょう。テーブル上のビニールの手袋とティッシュは店によってあったりなかったり。少なくともティッシュは自分で用意していったほうが無難。

ステップ5 Enjoy ドリアン 恍惚の時
ドリアンの実は半分ぐらいしか割られてないので後は自分たちで手で割りましょう。力入れなくても簡単に割れるように包丁を入れてくれてます。飲み物は水が一番いいと思います。たまに飲料水を用意してくれてるドリアン屋台もありますが基本水はないのでちかくの7-11などで購入しておくと吉。

ステップ6 手洗い
食い切ったら多分手がベトベトになっているので、店の人に言うと水道の場所を教えてくれるか店の親父がペットボトルに入った水を持って来て手を洗わせてくれる。これで手を洗いましょう。

ステップ7 お会計
事前に話をしていた金額をお支払いして終了。店の親父に手を振って別れましょう。

こんな感じかなあ。たまに屋台でも切り分けてパックに入ったドリアンを置いてるところがあるのでそういうところを見つければ一人でも気軽に食いに行くことができます。

カラー版 ドリアン 果物の王 (中公新書)
中央公論新社 (2014-07-11)
売り上げランキング: 99,816

KLで猫山王 MusangKingを食う 2015年05月04日

というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

初日はクアラルンプールの六本木的な繁華街エリア、Bukit Bintangで安めの宿を。。と考えていたらやっぱりハズレを引いてモロに連れ込み宿みたいなところに泊まることになりました。。。まあそれは良いとして、外には中華飯屋台で有名なジャラン・アローという通りがあってそこでしっかりマレーシアでは最高級品と聞いている「猫山王(漢字名)」「MusangKing(ムサンキング:マレー語読み?)」が置いていた。前回わざわざペナンまでドリアンを食いに行ったのになぜか最高級品と言われる猫山王だけ食いそびれていた。なので今回は迷わず注文。

値段を聞いたらなんと35RM/kg。=350THB=1100円ぐらいか?超高い。一人なのでできるだけ小さいやつを選んでもらって計測したら1.4kg。35×1.4= 49RM。約50RMがドリアンだけで飛んでいきました。

そして店のオヤジが割って出してきてくれたのが上の写真ですが、ちょうどいい感じの黄色で表面に若干シワが寄ってるほどのトロ熟。甘みもしっかりしてるし、完熟以降に香るコーヒーのような香ばしい香りと若干の苦味もバッチリ。

食うと確かに高級品と言われてるのがよくわかった。実はタイのモントンに比べると小さいし、皮を取った後の可食部と種の比率もモントンにかなわないが、甘みとこってり感のバランスが絶妙で、今の時期まだ絶好調のコンディションのモントンが市場に出回ってないのでこの猫山王はモントンよりもうまいと思った。

ただ、タイでホントにいいコンディションのモントンが出回るとこの猫山王もちょっと陰る感じがする。やっぱりタイのモントンが皮・種・可食部の割合が一番効率的で、甘み香りも素晴らしく、ドリアン一個の実も大きい。マレーシアはドリアンの原産地ボルネオ島をその領土に持っているが今の市場を見据えた品種改良、商品開発はタイほどに出来ていない感じ。こういう食品とか観光とかナイトライフとか享楽的な商品・サービスはタイ人がさすがにうまいなと感じます。


↑ 奥のテーブルで食べる。

ただ、マレーシアのドリアン屋台のいいところは、屋台で食わせてくれるところ。タイのドリアン屋台は基本お持ち帰りで全然客に食わせる用意をしてないんだな。マレーシアのドリアン屋台は旅行者にも優しく、ホテルに持ち帰れないドリアンをちゃんと食わせてくれる。暑い中、人の往来を見つめながら、手をドリアンの実でネチョネチョにしながらむしゃぶりつくドリアンの旨さは格別であります。

カラー版 ドリアン 果物の王 (中公新書)
中央公論新社 (2014-07-11)
売り上げランキング: 92,325

絹ごし豆腐に糖蜜かけて? 豆腐花 in クアラルンプール 2015年05月03日

これクアラルンプールで始めて食べたデザート、豆腐花。地球の歩き方には「豆乳を固めたデザートで糖蜜をかけて食べる」みたいなことを書いてるが、それってただの豆腐じゃないか?

日本なら絹ごし豆腐があるが、中国はあの固めで少し発酵したような中華豆腐しかないからこういう柔らかい舌触りのスムースな豆腐はデザートみたいな感覚になるのかな?中国本土、香港、台湾ではポピュラーらしいです。

豆乳マニアな自分はこれを毎日食ってました。チャイナタウンのペタリン通りの角で朝早くから晩遅くまで売ってます。一つ1.6RM。50円ぐらい。安い。この値段考えるとタイってやっぱかなり物価上がったねって感じるなあ。