PRS USAのストラト、Silver Sky Dodgem Blueを購入。2020年08月04日

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つい先日SE Custom24を買ったばかりなのに、ついついUSAのPRSが欲しくて、興味津々だったPRSの作ったストラト、Silver Skyを購入。タイでのPRSの正規代理店、Music Collectionにて79,000THBのところを10%オフプロモーションで71,100THBで購入。初めて日本円にして20万円を超えるギターを買う。

さて、PRSが作ったシングルコイルギター。言わずと知れたJohn Mayerのシグネチャーモデルであります。

ボディはアルダーのポリウレタンフィニッシュ、ネックはメイプルのラッカーフィニッシュにローズウッドフィンガーボード。ネックの塗装がめっちゃ薄くて肌触りがめちゃくちゃ木の感触がある。初めてラッカーフィニッシュのギターに触れた!と思っていたが、よくよく考えたら昔2003年ぐらいに高円寺のAV Garageで購入して実家にずーーーーっと眠ったままになっているGibsonのSG Standard(たしか90年代前半のシリアルだったような。25年以上経ってるからそこそこヴィンテージという状態かも)が同じような感触で、調べてみたらラッカーフィニッシュだった。

PRSの635 JM Single Coilのピックアップは高音域が適度にカットされてて、太いジョリンジョリンした音が響いてくる。そして最近わかったのは、ピックで弾くより、指で弾く方がもっともっとふくよかでまとまりのあるいい音がする。SEシリーズも素晴らしかったが、やはりUSA製、すばらしいです。

かっちりとまとまったプロダクトで、他のメーカーのギターによくある「ここは雑だなー」みたいな箇所がまったくない。はめ込みパーツのガタとか、隙間のようなもののない非常によく作られたギターです。

以前からストラトのシングルコイルのジョリジョリした音色でオーバードライブかまして、ギャンギャン言うようなサウンドが大好きでしたが、このギターはそこまでの大暴れな音が出る感じはない。逆にこのギターのポテンシャルをしっかり出した音っていうのは弾き方にも左右される感じで、初めてストラトっていい音で出すのは結構難しい楽器なんだなと認識。難しいけど、こいつをなんとか弾いてやろうという気持ちは価格も相まってドーンと増して、日々練習の毎日です。キース・リチャーズのごとく、「ギターなんて感性の楽器じゃ」と思っていたが、しっかりした高いギターをそれなりに鳴らすにはそれなりのテクニックが要るということをこの歳にして初めて認識しました。精進いたします。

しかし、ラッカー塗装のギターの質感ってのはすごくいいですな。保管、取り扱いが非常に難しそうですがラッカーはいいなあ。

うちのエレキ庫にPRS SE Custom 24が参加 2020年08月03日

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もうすでに参加されてかなりの時間が経っておりますが。。Blog更新をサボってましたからね。。

タイで27,800バーツ、日本円でも約100,000万円するギターですが、さすがPRS作りがしっかりしているし、ピックアップから出てくるサウンドが1弦から6弦までの音のバランスがしっかり調整されていてコードストロークも音のまとまりがよい。

タップスイッチで各ピックアップの音がハムからシングルに切り替わるし、トレモロのブリッジが金属製で「板一枚を曲げて作りました」というような感じではなく、鋳型から抜いたようなしっかり重量のある作りでアーミングが非常にスムース。弦やスプリングのテンションに負けないタッチ感でアーミングができる。

電装部品もしっかり取り付けてあって、安いFenderのギターなんかによくあるポッドのネジ締めが緩くて一緒に回ってしまうなどのしょうもないトラブルがない。

製品として個体差を極力なくすよう腐心しているというだけあって、納得の製品精度。というかそもそもの話だが、この業界、製品の個体差を黙認するってのはいかがなもんかと思う。というところでFenderやGibsonならブランドネームはあるが、この価格でこれだけしっかりした製品を作れないであろう。PRSの本家USAのコアラインモデルではなく、韓国生産のSEシリーズでこれだからよほどしっかりしているのだろう。中古で10,000バーツぐらいで買った2016年製のSE Standard 22フレットモデルを触って以降、熱烈にファンになってしまった。

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↑ 韓国生産の証拠

惜しむらくは、SEシリーズにはコアラインモデルには必ずついているロックチューナーが装備されていない。とはいえ、別途費用出せば純正のSE用ロックチューナーが発売されているので、それを取り寄せてつけることができる。というわけですでにSweetwaterから購入して取り寄せ、装着済みでございます。

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↑ 取り付けたロックチューナー。純正なのでネジ穴などもぴったり。

うーん、PRS、かなりお気に入りで、もうあんまりGibsonとかFenderに興味がいかなくなっている。

10万円ぐらいのミドルレンジのギター買う場合、色気だしてGibsonとかFenderにトライするよりPRSのSEシリーズ買うほうがよっぽどいい、というのが今の時点での僕の結論です。

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↑ しっかりとしたギグバッグ付き。

メーカーによってなんでこんなに弦のテンション感が変わるのか 2020年08月02日

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素朴な疑問。

同じギターに同じ太さのゲージを張ったのに、フローティングで設定してるトレモロブリッジの止まる位置がメーカーによって異なるのはなんで?

ギター触り出して約30年ほど、非常に適当にやってきた自分はトレモロなどの調整が必要だったり、チューニングが面倒になるパーツはバッサリと不要と割り切って全く使ってこなかったが、実際に触ってみると良い楽器ではチューニングも割りかし安定するし、調整もややこしいことがなく、逆に表現力にバリエーションが増えていいよね、と当たり前のことに気が付いた。まあ、Venturesとかサーフロックやるにはトレモロは必須ですわな。トレモロのないギターで弾くVenturesも福神漬の付いていないカレーライスのようなもの。

で、最近購入したギターにはトレモロが付いているんだけど、いろいろ弦交換していて気づいんたことが。

同じ太さのゲージ、例えば9-42とか10-46とかのセットの弦で新しく張り替えるんだがメーカーを変えると弦のテンション感がかなり変わる。いや、テンション感というより実際のテンションだな。実際にフローティングにしてるトレモロブリッジの位置がチューニングし終わった状態でだいぶ変わってしまう。これは前の弦と今の弦でテンション=張力=ひっぱりが違うことが原因でしょう。

実際にアーニーボールの弦からエリクサー(OPTIWEB)の弦に張り替えたんだけど、エリクサーの弦のほうがテンション高く、実際に弾き心地もエリクサーのほうが弦が固く感じる。同じゲージなのになんで?確かにエリクサーの弦はコーティングがあるけど、弦の上の被膜一枚でトレモロスプリングのハンガーのネジを1回転半も閉めないとブリッジが同じ位置が来ないほど変わるもんかね?

あ、もしかして素材か。。。?

1969年のストーンズのハイドパークコンサートはストーンズだけのコンサートじゃなかった 2020年07月29日


↑クリムゾン。ご覧のとおり、観客も危ないやつがいっぱい。

最近youtubeを見ていて発見。ライブビデオも発売されている69年のロンドンはハイドパークでのコンサートだが(画質、音質ともになかなかひどいが、演奏の荒々しさ、サウンドメイクのドギツさ、ステージ演出の無茶苦茶さは群を抜いて他のストーンズのライブビデオ〜りも抜きん出ている)、実はストーンズ単体のイベントではなくて前座でキングクリムゾンもやっていた模様。

はて、もしかして複数バンド出演ののフェスのようなイベントだったのか?と思って調べてみる。


↑ 中学生のときに見ていたライブビデオが全編でyoutubeにあった。

The Stones in the Park was a free outdoor festival held in Hyde Park on 5 July 1969, headlined by The Rolling Stones and featuring Third Ear Band, King Crimson, Screw, Alexis Korner’s New Church, Family and the Battered Ornaments,[1] in front of an estimated audience between 250,000–500,000 spectators. Wiki – The Stones in the Park

ストーンズがメインとはいえ、Third Ear Band, King Crimson, Screw, Alexis Korner’s New Church, Family and the Battered Ornaments が参加してたのか。観客数も25万から50万とすげえ適当な区切り方だけどなかなかない動員数。

この人の多さはぜひ上の動画で見てみてください。自分は中学生のときにレンタルビデオでこのハイドパークコンサートの映像見て「すげえ!今のバンドにもない凶暴さだ!」と感動したのを覚えている。大学のときにこのライブ知らない友人に教えたら!よくこんなの中学生のときに見てたねと、褒められ?た。

未だにストーンズが自分の音楽ライフの中でも上位にいるのはこのハイドパークコンサートと、「Beggers Banquet」「Let It Bleed」があるからであります。


↑ これをBlu-Rayで見るのか。。。

中華エフェクター、MoskyのCentaurコピー、Golden Horseが届く 2020年05月13日

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さて今回Moskyのエフェクターをいくつか買ったけど、その中で日本でも一番人気のものがこのCentaurのコピーもの、Golden Horseでございます。こちらも価格は他のMosky製品とほぼ変わらず574バーツ。

で、早速届いたら接続してみて音出し。

おお、今回買ったMoskyの製品群で一番いいかもしれない。

オーバードライブなので歪みは軽めだけど、頃合いの歪み。安物デジタルな妙に薄っぺらい高音域だけがシャカシャカ歪むような感じでもなく中音域から頃合いに歪む。また、Gainを9時の方向に、OUTPUTを3時の方向にセットしてのブースターとしての使い方も、クリーントーンからコンプがかったような太い音が出てくるようになって、結構使える音な感じ。日本のアマゾンでも人気なのがわかる。

たぶん、このペダルは今回買ったものの中でも一番使うんじゃないかな。なんせこの価格なんで気になるなら一回買ってみる、というのをおすすめいたします。

追記・今回PRS SE Standard 22で音出ししてみましたが、その後、もう少し価格帯は上のPRS SE CUSTOM 24で音出ししたら、思ったよりは良くなかった。これはCUSTOMのほうはStandardと比べても出音の質がかなりいいからなのか?安い目の音がそこそこなギターでは非常に音質向上感があるが、高いギターにはやっぱりそれなりの価格帯のエフェクタの効きしかしなく、ギターの音を残ってしまうのかもしれない。(あくまで感覚的な感想です。こういう感想は明確な指標がないので感じたことそのまま書いてるだけになります。)