Three Little Birds Coffee 〜 KLのサードウェーブ系カフェ 2015年05月15日

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というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

さて、マレーシアでコーヒーと言えばイポーのホワイトコーヒーですが、最近は他のアジアの都市と同じく、若いコーヒーマニアな連中が独自にコーヒー豆の選定から焙煎、カフェの経営までやってるサードウェーブ系のカフェが出来ているようで、KLもそういった感じの店があるというのでネットでいろいろ調べてみて行ってみました。

とりあえずネットの検索で出てきたのはここThree Little Birds Coffee。KLに二店舗あるみたいだけど、Desa Parkのほうの店はかなりKLの繁華街から離れている模様。なのでKLのちょっとはずれのSentul駅近くの店に行ってみた。その日はBukit Bintang駅のホテルに泊まっていたので朝早くから前出の「RA Nasi Lemak」にナシレマを食いに行き、その足でモノレール終点駅Titiwangsaまで行き、とりあえず徒歩でSentulのお店まで行けるかな?と考えていた。が、もう朝9時ぐらいになると日差しが暑くて歩くのが辛い辛い。たった2km弱の距離なんだけど中々辛い。これはBukit Bintangに居てもうまく乗り換えてちゃんとSentulの駅まで行ったほうがよかった。帰りは普通にお店からTitiwangsaの駅までタクシーを使った。。。

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ちゃんとお店の横に焙煎機を据えた焙煎所があってそこで豆のストック、焙煎をやっているようです。普通にブラックコーヒーを注文して飲みましたが、なんか結構油っこい感じのコーヒー。コーヒーに細かい泡が浮いていたので多分エスプレッソを伸ばしたアメリカーノ的なブラックコーヒーなのかと思いますが、やっぱりこういう店のコーヒーらしく浅煎りで苦味より酸味の目立つ味で飲みやすい。ここのコーヒーの独特な油っこさが面白かったのでこのブラックコーヒーの豆も注文。バンコクまで持ち帰りして家でも飲んでおります。

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ただ、個人的にはバンコクのRoots Coffeeほど「ああ、うまいねー、ここのコーヒー」とまでは言葉が浮かんで来なかったのでそこそこだったのかもしれませんが、KLにもやっぱりちゃんとこういうお店があるんだと納得して帰った猛暑の朝でした。

マレー料理 ナシレマ食いまくり 2015年05月14日

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というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

KL滞在中はインド飯をバカスカ食いまくっていたわけですが、晩になると圧倒的に中華が多く、それ以外にはインド飯、マレー料理は晩にはほとんど見かけなくなるので、朝飯には意識的にマレー料理を食ったりしておりました。とは言っても食ってたのってこれぐらい、上の写真のナシレマでございます。

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↑ 一番上とこの写真はRA Nasi Lemakで食べたナシレマ。下のNasi Lemakのリンクのやつです。

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↑ ブキットビンタン、ジャラン・アローで朝売っているナシレマ。持ち帰りをホテルにて。

ココナッツミルクで米を炊いてバナナの葉にその飯を盛って、ピーナッツと小魚のあげたジャコみたいなやつと、サンバルというピリ辛タレと、魚や野菜などのおかずを乗せて食う。その状態のまま新聞紙で包んであるものなどもあって仕事前に買って朝飯か晩飯にするみたい。この料理がタイのぶっかけ飯にジャコの魚の香りがふんだんにミックスされたような感じで実にうまい。米をココナッツミルクで炊くので絶対メタボな料理だと思うが、まあ旅行中+マレーシア料理という言い訳でガンガン食べてました。

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↑ こちらはチャイナタウンで見つけたナシレマ。持ち帰りをホテルにて。安かった。1.5RM。

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↑ セブンのチルド食品もトライ。レンジでチーン。クアラルンプールでは電子レンジはセルフで。普通に旨かった。値段は。。。失念。

タイ飯関連の話題でいつも参考にしているMark Wiensさんのクアラルンプールの記事からRA Nasi Lemakにも行ってきて、ここは殊更うまかったですな。クアラルンプール地元民のローカルな気張らない朝飯の雰囲気がとても和みましたわ。

Nasi Lemak – Creamy Rice, Heaven in Your Mouth
Kuala Lumpur Travel Guide for Food Lovers

チャイナタウン ー National Mosque 徒歩で行く in クアラルンプール 2015年05月13日

というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

さて、前回National Mosqueとなるマスジット・ネガラに行ってきたわけですが、前々から言ってるようにKLの街ってのは高架天国、バイパス天国で近くなのに徒歩で行けないとか、車で行くにも一回ずっと先まで直進してからUターンで折り返して目的地に行かないといけないようなところもあり、全然一見さんな旅行者ではどう行ったらいいのかわからんのです。

今回チャイナタウンのホテルに泊まりながらマスジット・ネガラも道がわかりにくい感じでありました。とりあえず行きはパサールセニの駅前からタクシーで。観光客相手のタクシーなんで高くて10RM。さて帰り。タクシーで帰りたくてもマスジット・ネガラの近くをタクシーが走ってないのであります。たまに通りかかっても客が乗ってたりでなかなか捕まらない。

なのでどこか歩いて帰れるルートってないもんかと探していたら最初の難関と思っていた電車の線路を越える高架橋が。。。

というわけでちゃんと歩いてチャイナタウンまで帰れました。それが上の地図のルートになります。地図を拡大するとわかりますが、線がぐるりと一周する部分がちょうど立体駐車場になっていてそこの2階だか3階だかに上がると高架を渡ることが出来ます。


↑ この駐車場から高架に入る。

高架を渡るとPost Officeのビルにつながるのでこれをぐるっとまた北側から回りこみ、屋根付きの歩道橋を南の方向に歩いて行くと今度は左に折れて川を渡り、パサールセニの駅に繋がり、チャイナタウンに戻ってこれます。


↑ パサールセニ駅のバスターミナル。ちなみに左に看板のかかっているVINNI JEYAAというインド飯屋が超うまい。毎日通ってました。

車でしか行けないかな?と思っていたマスジット・ネガラですが、ちょっと人通りの少ない通りですが、一応歩いて行けることを確認出来たのでバックパッカー向けのミニTipsとして書いておきます。

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マスジット・ネガラ 〜 National Mosque in KL 2015年05月12日

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というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

さて、今回はクアラルンプール、マレーシアに来ていてよく考えるとここはイスラム国家なんであります。去年ペナンに行った際はリゾートという事とドリアンで頭がいっぱいでイスラムというキーワードがすっかり抜けていましたが、KLでの泊まっている場所、チャイナタウンからすぐ近くにNational Mosqueなるかなり大きそうなモスクがあるので、人生初になるモスク潜入をしてきました。

いやーしかし、昼間10時とかに行ったもんだからホントに暑さが半端なかった。最高気温35度とかの中、多分その最高気温になりそうな時間帯にわざわざ出向いてしまった。

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しかしこれがまた素晴らしい造形のモスクで、炎天下のマレーシアの大青空の下、青を基調にした石と水のモスクがとても美しい。足裏に伝わるひんやりとした石の冷たさと、暑さを忘れさせてくれるブルーカラー、噴水の音、そしてイスラムの幾何学模様。ああ、中東の砂漠の果てにはこんなのが立ってるのだろうか。

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あんまり派手な施設でもないせいか観光客も少なく、落ち着いて回れたのもいいし、キリスト教にしても仏教にしても大寺院というのはやはり「神が実在する」と思わせるほどのスケール感を出すことで人の信仰心を高めるという機能があると思うが、このモスクはそういった機能があると思う。少なくとも初めてモスクというものに入った人間には。中東の古い有名なモスクならもっと凄いんだろう。

しかし、女性はモスクに入るにあたってムスリム式の服装を貸し出していて入り口でそれを着るような仕組みになっている。ヒジャブや全身をすっぽり覆うベール(なんて言うのかわからないが)を着るとまさにムスリムの格好そのもので女性の観光客は皆それを着て記念写真を撮っていた。僕はそれをぼんやり見ながら「タダでコスプレ出来ていいのう」と思っていた。

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日本語でイスラム教を解説するリーフレットが置いていたりと、ゆっくりとイスラムのモスクの空気を味わえるこのNational Mosqueはなかなかよかった。考えるにこの猛暑の時間に訪れたのも良かったのかもしれない。建物の青の清涼さを強烈に味わう事が出来ました。

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インド飯パラダイス in クアラルンプール 2015年05月09日

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というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

結局クアラルンプール滞在時にほとんど中華を食うことがなかった。中華で食ったのはデザートだけで、豆腐花という口当たりのめちゃ柔らかい豆腐のデザートだけだった。マレー料理というと、これも結構探すのが面倒になってしまい、ナシレマを数回食っただけ。じゃあ何を食ってたかというと、これでもかというほどインド飯を食ってました。

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↑ 初日に唯一のノンベジ。鶏のマサラを。

いやー、クアラルンプールは町の至る所にインド飯の食堂があって探すに困ることがない。しかも値段が安く、イドリーなどの軽食で1.5RMとか、南インド式のバナナの皮を敷いて食べるミールスでも5.5RMとかかなり安い。そしてちゃんとどこでもイドリー、ドーサ、チャパティ、ナン、パロタを揃えていた。最初クアラルンプールを歩いていて、インドと同じ匂いがするなあと思っていたが街の食堂でインドと全然同じもの置いてるんだから当然だわな。

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↑ 以降は全部ベジ。

しかし、食環境が恵まれているバンコクでもインド料理は結構高い。本当にざっくり考えて1RM=10THBぐらいになるが、クアラルンプールほどの値段でバンコクでインド飯が食える場所は王宮エリア南のパフラットぐらいじゃなかろうか。ブキットビンタンなどの観光地ではもちろんもうちょっと高くなるもののバンコクと比べるとクアラルンプールのインド飯は総じて安い。そして味も問題ナシであります。

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↑ チャナマサラ、サグ。

バンコク在住者としては、遠くのインディアより近くのKLでインド飯ツアーってのもいいかもしれない。いや、バンコクならインドは別に遠くないか。言い換えて、インフラボコボコでしんどいインディアより、街が綺麗なKLでお手軽インド飯、もしくはビザの準備が大変なインドよりもお手軽ノービザで90日のKLでお手軽インド飯がいいかもしれない。

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↑ 朝食。イドリーとダールマサラ。

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↑ バナナの葉っぱのベジミールス。

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↑ ダールと左上はパニールって言ってたけど豆腐だった。。

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ちなみにベジもノンベジもKLにはいっぱいありますが、ホントの南インド式のバナナの葉っぱミールスはKLのリトルインディアと言われているBrickfieldsと言われているブロックの表通りでしか見かけなかった。こんなスタイルの飯が食いたい場合はBrickfields(KLセントラル最寄り)に向かうと良いと思います。

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↑ KLセントラル駅周辺は都市開発バリバリで高層ビルが立ち並ぶ。それに背を向けて。。

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↑ 反対側はこんな感じ。インド人街。落ち着く。