マスジット・ネガラ 〜 National Mosque in KL 2015年05月12日

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というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

さて、今回はクアラルンプール、マレーシアに来ていてよく考えるとここはイスラム国家なんであります。去年ペナンに行った際はリゾートという事とドリアンで頭がいっぱいでイスラムというキーワードがすっかり抜けていましたが、KLでの泊まっている場所、チャイナタウンからすぐ近くにNational Mosqueなるかなり大きそうなモスクがあるので、人生初になるモスク潜入をしてきました。

いやーしかし、昼間10時とかに行ったもんだからホントに暑さが半端なかった。最高気温35度とかの中、多分その最高気温になりそうな時間帯にわざわざ出向いてしまった。

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しかしこれがまた素晴らしい造形のモスクで、炎天下のマレーシアの大青空の下、青を基調にした石と水のモスクがとても美しい。足裏に伝わるひんやりとした石の冷たさと、暑さを忘れさせてくれるブルーカラー、噴水の音、そしてイスラムの幾何学模様。ああ、中東の砂漠の果てにはこんなのが立ってるのだろうか。

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あんまり派手な施設でもないせいか観光客も少なく、落ち着いて回れたのもいいし、キリスト教にしても仏教にしても大寺院というのはやはり「神が実在する」と思わせるほどのスケール感を出すことで人の信仰心を高めるという機能があると思うが、このモスクはそういった機能があると思う。少なくとも初めてモスクというものに入った人間には。中東の古い有名なモスクならもっと凄いんだろう。

しかし、女性はモスクに入るにあたってムスリム式の服装を貸し出していて入り口でそれを着るような仕組みになっている。ヒジャブや全身をすっぽり覆うベール(なんて言うのかわからないが)を着るとまさにムスリムの格好そのもので女性の観光客は皆それを着て記念写真を撮っていた。僕はそれをぼんやり見ながら「タダでコスプレ出来ていいのう」と思っていた。

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日本語でイスラム教を解説するリーフレットが置いていたりと、ゆっくりとイスラムのモスクの空気を味わえるこのNational Mosqueはなかなかよかった。考えるにこの猛暑の時間に訪れたのも良かったのかもしれない。建物の青の清涼さを強烈に味わう事が出来ました。

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インド飯パラダイス in クアラルンプール 2015年05月09日

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というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

結局クアラルンプール滞在時にほとんど中華を食うことがなかった。中華で食ったのはデザートだけで、豆腐花という口当たりのめちゃ柔らかい豆腐のデザートだけだった。マレー料理というと、これも結構探すのが面倒になってしまい、ナシレマを数回食っただけ。じゃあ何を食ってたかというと、これでもかというほどインド飯を食ってました。

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↑ 初日に唯一のノンベジ。鶏のマサラを。

いやー、クアラルンプールは町の至る所にインド飯の食堂があって探すに困ることがない。しかも値段が安く、イドリーなどの軽食で1.5RMとか、南インド式のバナナの皮を敷いて食べるミールスでも5.5RMとかかなり安い。そしてちゃんとどこでもイドリー、ドーサ、チャパティ、ナン、パロタを揃えていた。最初クアラルンプールを歩いていて、インドと同じ匂いがするなあと思っていたが街の食堂でインドと全然同じもの置いてるんだから当然だわな。

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↑ 以降は全部ベジ。

しかし、食環境が恵まれているバンコクでもインド料理は結構高い。本当にざっくり考えて1RM=10THBぐらいになるが、クアラルンプールほどの値段でバンコクでインド飯が食える場所は王宮エリア南のパフラットぐらいじゃなかろうか。ブキットビンタンなどの観光地ではもちろんもうちょっと高くなるもののバンコクと比べるとクアラルンプールのインド飯は総じて安い。そして味も問題ナシであります。

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↑ チャナマサラ、サグ。

バンコク在住者としては、遠くのインディアより近くのKLでインド飯ツアーってのもいいかもしれない。いや、バンコクならインドは別に遠くないか。言い換えて、インフラボコボコでしんどいインディアより、街が綺麗なKLでお手軽インド飯、もしくはビザの準備が大変なインドよりもお手軽ノービザで90日のKLでお手軽インド飯がいいかもしれない。

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↑ 朝食。イドリーとダールマサラ。

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↑ バナナの葉っぱのベジミールス。

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↑ ダールと左上はパニールって言ってたけど豆腐だった。。

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ちなみにベジもノンベジもKLにはいっぱいありますが、ホントの南インド式のバナナの葉っぱミールスはKLのリトルインディアと言われているBrickfieldsと言われているブロックの表通りでしか見かけなかった。こんなスタイルの飯が食いたい場合はBrickfields(KLセントラル最寄り)に向かうと良いと思います。

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↑ KLセントラル駅周辺は都市開発バリバリで高層ビルが立ち並ぶ。それに背を向けて。。

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↑ 反対側はこんな感じ。インド人街。落ち着く。

旅行に出るとコーラを飲みたくなる Sarsi 2015年05月08日

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というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

普段の生活ではまったくコーラなんか飲まないのでありますが、なぜか旅行に出るとコーラが飲みたくなる。2006年のバックパッカー旅行時も昼間の炎天下ではやっぱりコーラだった。なぜだかわからんが、東南アジアの旅行時、飲み物と言えばコーラ。

そんなことを考えてたんだが、地球の歩き方にはコーラの代わりに小さく「Sarsi」という飲み物が載っている。曰く「湿布みたいな香りのするルートビア」。日本に居る人にはルートビア自体も耳慣れないかもしれない。アメリカ発のコーラの亜流みたいな飲み物でA&Wというハンバーガーのチェーン店で売られているルートビア。タイなんかではこのA&Wがところどころにある。なのでルートビアも一時期よく飲んでいた。

なのでマレーシアに来たらぜひこのSarsiを飲んでみたかった。というわけで早速7-11でSarsiを購入。上の写真。一応確認でカロリーなどのNutritionはこんな感じ。

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飲んでみる。ルートビアと同じ味。その後から追いかけて鼻を抜ける湿布の香り。ああ、湿布だ。ハッカ臭。それ以外は全部ルートビアと同じ。以上。。。

何もないね。でもおいしい。コーラがなくてもこのSarsiで十分心が満たされます。でも炎天下の東南アジアを歩いていると思い浮かぶのはコーラ。まだまだSarsiにその座を明け渡すには至らない。。。そんな感じ。

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SWISS IN CHINA TOWN HOTEL 2015年05月07日

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というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

KLで最初に泊まったホテルはブキットビンタンのジャランアローのすぐ裏。行く前は結構安い宿を見ていて、「ああ、KLって首都なのに45RMとかのゲストハウスが結構あるんだ」と感心していた。45RMというとだいたいタイバーツで450THB、日本円で1,500円と言ったところか。素晴らしいなあと期待して現地に向かったがいろいろ確認してみるとこの値段帯の部屋はドミトリーか、シャワートイレ共同のシングル。うーん、さすがにシャワートイレは個別についてるとこがいいなあと思ってもうちょっと値段が上のところを選んだら、まんま連れ込み宿で「ああ、やっぱこんなもんなのか」と思ってしまった。

んで、次の日、別の宿に移動。ブキットビンタンも東京でいうと六本木みたいな通りなのでちょっと自分の性格にも合わず、もう一つのホテル密集地であるチャイナタウンに移動。そこでAgoda経由で押さえた宿がここSWISS INN CHINA TOWN HOTEL

ここが割と新築で窓無しだがエアコン、シャワー、トイレちゃんとついて118RM。これはなかなかあたり。部屋も綺麗でエアコンも寒いぐらい効くし、トイレの水の流れも良い、ホットシャワーも水量十分。

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レセプションの中国人のおばちゃんの見事な客さばきと仕事の様式美。ちゃんと客に何を言って何を渡してとフローがかっちり組み上げられているようで一糸の乱れもない。こっちが質問しても一瞬で返してくるし、様式美で仕事をこなしていながらももちゃんとこちらの顔色を伺っていて素晴らしいことこの上ない。レセプションの職人だ。このおばちゃんは。

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というわけで、次の日も泊まりました。窓のある部屋に移動したくてもう一つ上のランクの部屋を取った。面積が17m2から20m2になってちゃんと窓が付いたが、こんな景色。さらには壁が薄くて時々隣の中国人の馬鹿笑いが聞こえてきてちょっと気になった。。夜は向こうもはよ寝たみたいで静かだったが。

まあ、全部が100点という事はないですな。

マレーシアでのドリアンの食い方 2015年05月05日

というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

その際に屋台でドリアンをバクバク食って楽しんできたわけですが、東南アジア旅行をしていてちょっとドリアンを試してみたいなー、でも買い方がわからないなーってな人のためにちょっとだけ「初めてのドリアンガイド」みたいなものを書いておきます。これでドリアン好きが増えれば幸いです。

ステップ1 仲間探し
マレーシアの場合はタイと比べてそれほどドリアンの実が大きくないのでドリアン好きなら1人でも食いきれますが初めてなら口に合わなかった場合のことを考えて2人ぐらいで行きましょう。足りなかったらもう1個買えばいいだけ!

ステップ2 屋台に行く
今回KLを見てきましたがチャイナタウンにもジャランアローの通りにもドリアン屋台が出ていました。とりあえずその辺のドリアン屋台に趣き、まずどの種類のドリアンを食うか決める。最初はどれがどんな味かってわからないと思うから店の人に聞きながら予算と相談して決める。今回見た品種は紅蛯(Red Prawn)というやつと猫山王(Musan King)というやつ。猫山王が一番最高級品種と言われていて今回キロ35RMもした。でも初めてならこれをオススメします。

ステップ3 重さを計る
ドリアンはトゲトゲの皮も含めて全部重量を計る。これはタイでもそうだしマレーシアも一緒。計った重量に店が設定しているキロ単価をかけて価格が決まる。うまく交渉すれば多少はまけてくれるかも。これで中身が多いとラッキー、少ないとちょっと残念という感じ。まあ、店の人も中身まで事前に見ることが出来ないから卸で仕入れる時も基本皮を含めた重量で流通してるのでそういう売り方になるのでしょう。

ステップ4 準備
屋台の脇か奥にあるテーブルに腰掛けて待ってると包丁を入れて半分ぐらいまで割ったドリアンがテーブルにどっかと出てくるので手に臭いが残るのが嫌な人はビニールの手袋をつけて手づかみで食いましょう。テーブル上のビニールの手袋とティッシュは店によってあったりなかったり。少なくともティッシュは自分で用意していったほうが無難。

ステップ5 Enjoy ドリアン 恍惚の時
ドリアンの実は半分ぐらいしか割られてないので後は自分たちで手で割りましょう。力入れなくても簡単に割れるように包丁を入れてくれてます。飲み物は水が一番いいと思います。たまに飲料水を用意してくれてるドリアン屋台もありますが基本水はないのでちかくの7-11などで購入しておくと吉。

ステップ6 手洗い
食い切ったら多分手がベトベトになっているので、店の人に言うと水道の場所を教えてくれるか店の親父がペットボトルに入った水を持って来て手を洗わせてくれる。これで手を洗いましょう。

ステップ7 お会計
事前に話をしていた金額をお支払いして終了。店の親父に手を振って別れましょう。

こんな感じかなあ。たまに屋台でも切り分けてパックに入ったドリアンを置いてるところがあるのでそういうところを見つければ一人でも気軽に食いに行くことができます。

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