タイメタル、ギターマスター Seree Lee 2017年03月07日

またまたタイメタルのギタリストをご紹介。ソロのSeree Lee名義でアルバムを2枚リリースしているSeree Lee氏。ワンレン長髪と太い眉毛がめっちゃ特徴的なメタルギタリスト。

時々日本から持ってきた日本のメタルのCDなどをebayで売ることがあるが、落札されて発送する際に大概「タイに住んでるならこのCD持ってない?」とタイメタルのCDのタイトルを言われる。

タイの場合ヒット曲のCDでも数年経てば見つけるのが非常に難しかったりするのに(最近はiTunesなどの配信があるからちょっとマシか)、洋楽のメタルではなくタイメタルはやはりニッチでまず発売時に買っておかなければその後入手するのは困難。

しかし今の御時世Facebookがあるのでご本人に問い合わせてストックがあるなら直接買える。このSeree Lee氏の2枚のアルバムも今はiTunesから買えるが、ちょうどCDがリイシューで出るというのでfacebook経由でご本人から購入しました。

以前に紹介したPattrawut Muti氏がスラッシュよりのテクニカルメタルだとすればSeree Lee氏はもうちょっとクラシカル、パワーメタルよりかな。曲によってはSteve Vaiなどトリッキーな匂いも若干するプレイ。

facebookを見てるとイベントでSeree Lee氏とPattrawut Muti氏の両雄揃って写真に写ってるたりするのでタイを代表するメタルギタリストなのでしょうな。Pattrawut Muti氏はチェンマイ在住でSeree Lee氏はバンコク在住。

ebayでCD売るところからじわじわとタイメタルを聞くように鳴ってきてますがオンラインでタイメタルのCDショップでもやろうかしら。200%儲かる気がしないが。。。

CDのロングボックスって知ってるかい? 2016年12月05日

20080223 - cd longboxes - Nine Inch Nails: Pretty Hate Machine, Jane's Addiction: Nothing's Shocking, Ministry: The Mind Is A Terrible Thing To Taste, Gwar: Scumdogs Of The Universe, Type O Negative: Slow, Deep And Hard, Atari Teenage Riot: Live In Philad

久しぶりの単語を聞いた。CDのロングボックス。世間的にぜんぜんクローズアップされていない単語ですな。

Wikiなんかを見ると1985年〜1995年ぐらいまでの間とあるが、個人的な経験ではもっと短くて、1989年〜1992年ぐらいまでは見たがそれ以降はぱったりと見なくなった。

Longbox – Wikipedia

CDのロングボックスというのはCDが販売され出した時分に販売店の什器がレコード用の箱しかなくCDだと小さすぎてレコードと並べられないなどの理由から12cmのCDケースに厚紙の外箱を付けて高さを30cm程度にしたもの。日本ではCDが出始めた当初からCD用の棚があったように思うがアメリカだとレコード棚に一緒に並べてたみたい。だからタワレコのような輸入盤のお店ではこのロングボックスがいっぱいあった。

外箱と言ってもそのデザインはアルバムジャケを伸ばしたものとか、大した意匠はなく、単純にレコード会社が便宜上付けてますといった程度で、ほとんどアーティスト側が意図してデザインをしたものではないようなつまらない印象だった。

中学生当時、タワレコでMetallicaのKill ‘em allやMotley CrueのDr. Feelgoodなんかのロングボックスの輸入盤を買った思い出があります。しかしホントにロングボックスがなくなったのは早くて次の年ぐらいにはもうほとんどの輸入盤屋でロングボックスはなくなってたような気がする。

当時日本盤と大きく違う見てくれと、雑な外箱の作り、ウンコのような匂いのするインキなどカルチャーショックの連続。今、実に久しぶりにロングボックスと聞いて懐かしさがこみ上げてきましたが、当然のことながら流通していた1990年初頭よりも後に生まれた25歳以下の若者はまったくロングボックスなど知る由もない事実を考えると自分はホントに年を取ったなあと感じます。。。

CDの記録面を眺める事もないけど、CDの反射光って綺麗なんですわ 2016年11月10日

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日本から持ってきた様々なCDやDVD。持ってきたもののPCに吸い出ししてからは一回も取り出すことはなく机の引き出しの奥で眠ってるのでやはり一旦処分することに。eBayで売り出そうと久しぶりにディスクの記録面の写真を撮ったりしてましたが、久しぶりにマジマジと記録面のレインボーカラーを眺めて子供の頃を思い出した。

CDの出始めの1984年当初、一般の家庭にこんな虹色に輝く物体なんてなく、この鮮やかな輝き方に魅入ったものでした。CDに記録されている音は関係なくて、単純にCDの光り方がツボにハマって、当時親戚の家にあったCDを角度を変えながらずっと眺めてました。

なので家にCDプレーヤーもなかったのにCDのディスクだけ異常に欲しかったのであります。

まあCDは瞬く間に普及していったからそれから確か数年ですぐに家にもCDプレーヤーが来てCDが買えたと思います。

オーバー40でも改めてCDの記録面を見てみたらやっぱ綺麗ですな。30分ぐらいCDの盤面をグリグリ角度変えながらフラクタルのように紋様を変えるCD盤をボサーっと眺める暇な自分がおりました。

コンパクトディスク – Wikipedia

日本の実家に光回線が!!タイ側PCとのデータ転送はBit torrent Syncが良いか?? 2016年02月07日

Computer Data Output

日本の実家には両親が住んでいるが今までのところモバイルルーターを一台置いていて、宅内も外出時もそのモバイルルーターがインターネット通信を一手に引き受けていたのだが、僕が実家に帰った際にも不安定&遅いという点は否めなかった。

ところがうちの親父の携帯の買い替えタイミングを機にインターネット回線を一新したそうな。モバイルルーターは解約、携帯はもう電話機能だけでいいということでガラケーにしたらしい。そしてインターネット回線はなんとeo光(関西なんで)を引いてくれたらしい。これは僕的には非常に嬉しい。ウェブで見てみると安いプランのやつでも上り下りが100Mbps!これは素晴らしいことになりそうだよ!

Mr.Boo 転送失敗 2015年10月10日

というわけで開通を確認してから、ウェブの通販で22,000円ぐらいの中古PCを購入、実家に配送。親父にネットワーク接続とTeam Viewerのインストールまでは作業してもらった。

さて、速度計測。下り200Mbps、上り270Mbpsもある!!素晴らしい!!これだけ速度が出るせいかTeam Viewerでのリモート操作もまるで直にPCをイジってるかのような操作感。

これで日本でしか手に入らないDVDなんかをタイの自分のPCに持って来ることができる。AmazonでほしいDVDを購入して実家配送、日本側PCでDVD Decrypterあたりでリッピングして、それをタイ側のPCまで転送かけて持ってくるわけだけど、いろいろマルチメディア系の業界でも巨大な動画素材などを日本に転送かけるのが大変、などと言われているのと同じく、DVDの平均6GBぐらいあるファイルをどうやって転送かけるか?

サーバーを介した転送というのはやはりサーバーを経由する際にサーバー側の通信処理のオーバーヘッド、および処理のログ記録などでオーバーヘッドが発生するので基本若干でも遅くなる。

そしてサーバー側には今回何もデータを置く必要性はない。利用するとしてもただの中継点としか利用しないので、ここでデータ転送の速度を落とすのは不本意。そうするとここはP2Pしかないなと。P2Pというが、単純に巨大ファイルを扱えるEnd to EndをそれぞれPCで結ぶ通信さえできればオーケー。

結局、ざっと探しただけだがP2P方式で特定のPC間のデータ転送/同期を扱うにはBit torrent Syncが良さそうという結論でテストしてみたところ16Mbps > 1.7MB/s程度の速度が出ています。

端末間のデータ同期でこれだけの速度が出てるのは始めてみるなあ。しかし改めてnetstat等で接続を確認してみたら直に日本のPCとタイのPCで通信を張っているセッションはなかった。今の環境はタイでも日本でも両方共IPマスカレードの配下に居るので接続用のサーバーが必須ってことか??なので少なくともどちらかのマシンをStaticNATでGlobal IPと結びつけてやる必要がある。

次は手元側のタイのルーターのNAT設定を変更して再度速度テストをしてみるつもりであります。たぶんまだ速度改善はできるのではないかという目論見です。とりあえずは一発目にこっちに持ってきたMr. Boo インベーダー大作戦の広川太一郎の吹き替えバージョンを楽しみます。

ちあきなおみ 全曲集 2015年07月08日

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タイのiTunes Storeでは扱いがなく、とりあえず日本から来る友人に持ってきてもらったちあきなおみのCD。一応ちあきなおみの曲は「あまぐも」という名盤を一枚持っているが他の曲もいろいろ聞きたく購入。相変わらずジャケから色気、フェロモンが悶々。

しかし実際に聞いてみると喝采とかのヒット曲の前などは、ホントの歌謡曲ばかりを歌っていて、ちあきなおみのあの、逝った目で歌う憑依系の曲は少ない。ヒットが出て余裕が出てきてからじっくりとああいうドロドロした曲を録り始めたのだろうか。聞きたいのは中々他の女性シンガーが歌いきれないそういう系統の曲。

嬉しかったのは「夜へ急ぐ人」のシングルバージョンが収録されていること。元々は友川かずきが作詞・作曲したこの曲、収録は河島英五や友川かずきなどの”ニューミュージック”勢に提供してもらった歌をちあきなおみが歌うという実験を前面に打ち出した「あまぐも」のアルバムでアレンジは当時のテレビドラマのテーマ曲なんかでもよくある感じのジャズファンク調(演奏はブレイク前のゴダイゴらしい)。これはこれでいいんだけど、Youtubeにあるような紅白歌合戦などのテレビで披露していた歌謡曲アレンジの「夜へ急ぐ人」が聞きたかった。


↑ なんどもなんどもこのブログで動画貼ってますが、これが歌謡曲バージョン。


↑ こちら「あまぐも」アルバムバージョン。


↑ こちら「全曲集」収録の歌謡曲バージョンスタジオ版。

この全曲集には歌謡曲バージョンスタジオ版がちゃんと収録。それと喝采のスタジオバージョンもちゃんと収録されているのでとりあえずこれが揃うだけでよしとするか??

なんか多分日本コロンビア時代はかなり後期でないと面白い音源は少なそうな印象ですな。それよりもビクターエンターテイメント時代のほうがいろいろと彼女自身がやりたいことをやってそうでやっぱり情念系のドロっとしたものが多そうで次からはその辺をベスト盤ではなくアルバム毎に攻めたい感じです。

ちあきなおみ全曲集
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