Naked Running? 〜Nike+ SportWatch GPS〜 2013年08月23日

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日本帰国に際して欲しかったGPSのランニングウォッチを購入。この分野の2大メーカーはNikeと海外ではカーナビなどで有名なGarmin。とりあえず今までiPhoneのNike Runningでランニングの記録を取っていたのでNikeを選択。並行輸入品で18,400円。

バンコクでまだ、このウォッチを見たことはないけど確実に日本で買うより高いはずだと踏んで購入。

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並行輸入品でパッケージの箱の角が折れてたり、多分日本側で検品が必要なんだろうけど封シールが開けられていたりとちょっと流通などの品質がイマイチな感ありですが、ま、海外住んでるのでこの程度の事はバンコクではよくあるのですぐ忘れます。ポイントは実際に使うもの、使う機能が問題なければいいので。

で開けてみると実際に時計のお出まし(一番上の写真)。僕はうっかり購入前にチェックし忘れていたがアマゾンのレビューなんかで防水機能の甘さや、故障しやすい点が指摘されていてるんだけど、やっぱり若干作りが甘いような気がする。大事に使って行ってどれぐらい持つだろうか。

と言っても、壊れるのを気にして本来使いたいときに使わないのも本末転倒。早速アクティベートして実走してきた。

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アクティベートはPCやMacにnike connectをインストールして、Nike+のユーザーアカウントを作成、もしくは既存のアカウントと紐付けをすれば完了。ただ、パソコンないとセットアップできないのは非常にめんどくさい。。まあ、通信モジュールのついてないデバイスだからじしょうがないのかもしれんけど。

実際走ってみるとやっぱり電話持って走るのと違って爽快!なんと言っても

1. (作りが甘くてよく故障の原因になると言われつつも)防水機能で汗、雨で濡れても気にしないでいい。スマートフォンだとこの点はとても気を使わなければならない。

2. 小型で体にしっかりホールドできる大きさ
スマートフォンがいくら軽いと言ってもウェストバッグに入れて走るとバッグの中で上に下に暴れるし、手持ちは汗濡れが気になる。アームバンドが必要。アームバンドも締めすぎると腕の血流が悪くなって腕が重くなる。。。

3. 腕時計型なんで現走行距離、タイム、ラップがいつでも見れる
スマートフォンの場合は、アームバンドから引っ張りだして、スリープ解除して、アプリを立ち上げて見ないといけない。

まあ、NikeでもGarminでも上記の条件は一緒だろうが、個人的には始めてGPSランニングウォッチを買ったのでとりあえずウォッチとしての特性がすごく便利で嬉しい。ラップ機能もオートにしておけば1kmごとのラップタイムをちゃんと自動で計算して1kmごとにピピッとビープ音がなってお知らせしてくれる。

いやー、こりゃ便利だ。これでランニング用タンクトップ、NikeのDri Freeのショートパンツ、軽いベアフットランニング系のシューズで走ればどんどん素っ裸で走っている感覚に近くなっていく。。。そもそもはランニングウェアはマラソン時の篭もる熱の放熱をどうするかでどんどん軽く、薄く、熱の抜けやすい露出がある程度多い設計になっていったんだと思うが、ランナーズハイも相まって自然の中や町中を素っ裸で走っているようなAbsolutely Freeな感覚がしてこれまた気持ちいいのであります。

しかし、Nike SportWatch GPS、先も言ったように先人達は壊れやすい点をさんざん指摘しているのでバンコクに戻ったら早速ネジ穴にはネジ止め剤打って防水、その他ベルトの継ぎ目などには可能であれば防水テープを詰めたりして出来る限りの防水対策をしようと思ってます。それでも壊れるようなら、もうNikeは却下してGarminをバンコクで買うしかないな。。。

週末バンコクでちょっと脱力 – 下川裕治 2013年08月22日

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“The River” photo by Emilio Labrador

久しぶりに読んだ下川裕治の著作。

すっかり忘れていたけどアジア各国の大旅行(世界一周と思ってたらアジアだけで金が尽きた)に出る前はこの人の本を読んで旅先の地に思いを馳せて胸ふくらませていたのももうほぼ十年前。

12万円で世界を歩く (朝日文庫)
下川 裕治
朝日新聞社
売り上げランキング: 35,281

↑ これもよくよく考えればもう相当古いなんだよなあ。

バンコクの住人となってからはほぼこの人の本を読むこともなくなっていた。

というのもやっぱりこの人描くアジアの風景ってのは旅行者視点で、”めまぐるしく忙しい日本を離れてアジアの街の片隅でゆるりほっと一息。。” てな前提がまずあるので、バンコク在住となった後はもっと発展するアジアやその歴史経済なんかに興味が移り、自分の中では古き良きゆるゆるアジアは二番目のプライオリティになっていた。

さてさて読んでみるとその視点っていうのはやっぱり全く変わっていなかった。10年程もバンコクに関する本を書いていなかったのはガンガン経済成長するアジアを横目にどうもうまくなじめない感覚があったらしい。それで今回のこの本の中でも経済成長の波で町並みの端に追いやられつつある超ローカルな屋台群などを求めて街を放浪する姿が。

時代遅れかもしれないけど、世の波に逆らってるのかもしれないけど、やっぱりバンコクはこうでなくちゃということなんであります。

タイ料理や屋台に関する記述もタイ在住の人間からしたら一般的なものまでしっかり解説が入っているので基本的には旅行者向けの本かな。僕個人としてはやっぱりたまーに読むぐらいはいいけど、興味が全然別の方向に行ってしまっているので感想としては、「ああ、そうか、」というレベル。バンコク好きで旅行でも頻繁に訪れる、というような人には再度バンコクへの思いをかき立ててくれそうな本。

ただ個人的には、下川さんが参加してたローカルマラソン大会の章は結構面白かった。まだ、僕はパタヤマラソンとか母の日マラソンとか規模の大きい大会しか参加したことがないのでこれ見ていっぺんは小規模ローカルマラソン大会にも参加してみるかな?とは思っております。

週末バンコクでちょっと脱力
朝日新聞出版 (2013-06-10)
売り上げランキング: 701

しみじみ来る – 最強伝説 黒沢 2013年08月21日

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福本伸行の漫画でこういうタイトルのものがあるのは知ってたが、今回kindleで第一巻が99円ということで安いので買ってみた。

読んでみると、ああ、身に沁みる主人公の不器用さとジャスティ感。深夜寝る前に読んでいくとホントしみじみする。5巻まで来ると喧嘩などの修羅場を切り抜けて来てだいぶ黒沢も垢抜けて(ちょっと表現違うか?)きてる感じもあるけど、ホント5巻ぐらいまでのじっとり感がはんぱなく身につまされる。いましろたかしのハーツ&マインズ松本零士の男おいどんを読んだ時のようなしみじみ感。今ちょうどバンコクは雨季だから深夜寝る前窓の外は雨の音で黒沢読みながら明日への活力を蓄えます。。

kindleでは「最強伝説黒沢」は1巻が99円、それ以降の巻は420円と第1巻はバラ巻き餌みたいなもんで、典型的なkindleの値付けポリシーですが、もう後続の巻をガンガン買ってしまってます。。。

最強伝説 黒沢 1 (highstone comic)
フクモトプロ/highstone, Inc. (2013-07-20)
最強伝説 黒沢 2 (highstone comic)
フクモトプロ/highstone, Inc. (2013-07-20)

今回の日本行きはServersMan SIM LTE 100を試してみる 2013年08月20日

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僕は基本タイはバンコク在住。日本へは一年に一回程度の頻度でしか帰らない。そこでいつも問題になるのは日本滞在中のインターネット接続の問題。特にモバイル。携帯のSIMを取得しようとするとちょっと前まではかなりのお金を払わないとどうにもならなかった。

数年前、2007年とか2008年ぐらいの時には、VodafoneやSoftbankのプリペイド端末(その頃はまだSIMカード端末じゃなかったと思う)を購入するのに10,000円以上かかってた。それで次回も使うからと言って実家に預けてタイに戻るけど、そういった時にかぎって次の帰国が2年後だったりしてすでに間が開き過ぎていて使えなくったりする。しかもこの頃のプリペイド端末は電話機能のみ。通話とSMSの機能だけで1万円だけである。

それからここ2,3年はb-mobileなどのMVNO(Mobile Virtual Network Operator、仮想移動体通信業者)が出てきて、割りかし安価にSIMカードをプリペイドで購入することができるようになった。やっぱり年に一回帰国したって日本に居るのは一週間かそこら。マンスリーで数千円支払う契約は馬鹿らしい。だからb-mobileの「1GB定額」のパッケージなどは何回かお世話になりました。30日間1GBまで使えて3500円程度。まだまだタイなんかと比べると高いけど、まあまあちょっとまともな値段の域に入ってきた間があった。ただ、この「1GB定額」もスピードは遅かった。タイでEDGE通信の重い時ぐらいの速度だった。10kとか20kぐらいしか出てなかったんじゃないかと思う。。。メールやメッセンジャーなどのテキスト中心のサービスを使うだけならなんとかなったけど、それ以外の画像の多いウェブサイトやyoutubeなんかは見れるもんじゃなかった。。それでもそれでも、遅くともネットに繋がるということが「まったく繋げられない」状態からはだいぶ進化したものだった。

b-mobile3G・4G 1GB定額 | 速くて安い、よくばりな通信。

さて、今年はあさって8月23日から約一週間大阪に一時帰国するわけですが、今年はどうしようかといろいろ見ていたら、やっぱりどんどん競争が激化し、当然のごとく価格競争が起き、だいぶ値段が下がって来ている模様。そんな中で素晴らしい金額のSIMカードを発見。それが上の画像で書かれている「ServersMan SIM LTE 100」というSIM。プリペイドではなく、月額490円の基本料金と、通常は100kbps接続となっていて、必要なときにチャージして100MB分とか500MB分とか1GB分を3Gの速度制限を外した状態やLTEで使うことができるらしい。月額490円なら別に毎月払い続けてもいいかなあ、というぐらいのお値段だったのでとりあえず購入。タイに戻るときもSIMを持ち帰り、職場や友人などで日本に一時帰国し、SIMがない人にその月の基本料金とスピードアップに必要なチャージの金額だけ払ってもらって貸し出せばある程度維持費が浮くかなとも思うし、次回以降の帰国の際に飛行機で成田なり関空に到着した直後に自分のスマホのSIMを入れ替えて即FacebookやLINEで連絡を取ることができるようになるのもいい。会社の同僚なんかも日本に到着した際の空港で家族と連絡するのにわざわざ今どきテレホンカードを買って公衆電話から電話を掛けている。僕だって空港に家族が迎えに来てくれる時はいつもそうしてた。月額490円程度でそういうわずらわしさからも解放、ということになるはずなんである。

ただ、やっぱり490円という(日本にしたら)安すぎる基本料が若干の不安。まあここは自分で使ってみるしかない。んで今回はiPhone4とGalaxy Nexusの2台持ちで帰るので、ネットワークの接続は以下のように考えた。

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iPhone4にServersMan SIMを入れてテザリングデバイス代わり。それにGalaxy NexusやPCやiPadをつなげるような形にします。Galaxy Nexusはデータ通信を切って、電話のローミングだけ有効にして仕事の電話は受けれるようにし、インターネットはモバイル通信を使用せず、テザリングのWiFi経由でiPhoneに入ってるServersManSIM経由でインターネットへ出る形。さらに念のため日本国内でも日本国内の電話番号で電話を掛ける/受ける必要があるかもしれない。なのでFusion IP-Phone SMARTという月額料金がかからず、通話した時間分だけ従量制でチャージされるIP電話サービスにも加入して、これまたテザリングーiPhone4経由で電話が使えるようにしてあります。

後はSMS/MMSが使えないけど、これは多分LINEかFacebook Messengerがあればだいじょぶでしょうということで無視。とりあえず実家にはすでにSIMは届いているようなので帰宅後すぐにActivate、500MB分ぐらい通信制限の解除を行いこの構成がちゃんと動いてくれるかのテストを行う予定。ServersMan LTE 100の回線品質が気になるなー。

ベジタリアンバーガー、BK VEGETABLE 2013年08月19日

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客先に向かう途中、バンコクからチョンブリまで貫く高速道路、モーターウェイのサービスエリアで同僚と一緒に久しぶりにバーガーキングに入った。そこでチキンでも食おうかな、と思っていたけどふと目に付いたので「BK VEGETABLE」というベジタリアン用のバーガーを頼んでみた。

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食べてみると、当然ながらお肉は入ってなくてパティはコロッケになっている。ま、ベジなんだからパティにするものってグルテンミートのセイタンか、コロッケ以外には選択肢はないんじゃないかな。そしてこのコロッケがまた香りは薄いもののカレー味だった。

まっさきにインドで食ったマクドナルドのベジバーガーを思い出した。ああ、インド行きたいなあ。。しかし、これ、タイでもこんなカレーというかマサラ味だったらタイ人客は嫌がるんじゃないのかな(ほとんどのタイ人がインド人がマサラ臭くて嫌いだと言う)。。そして生野菜もたっぷりでケチャップとマヨネーズたっぷりで中々イケております。インド、マレーシア、シンガポールあたりを全部同じレシピで作ってるのかな?ちょっとインド気分に浸れる目立たないメニューでおすすめであります。

Burger King Thailand
↑ タイのバーガーキングはウェブページがなく、facebook pageのみだった。。。