10分で本格タイごはん 味澤ペンシー 2013年06月24日

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妹の誕生日プレゼントをアマゾンで探していてふと気づいた。タイ料理好きだからタイ料理のレシピ本がいいかも?でも食うのは好きだが作る方にも興味を持ってもらえるかどうか。。。

んで、先に紹介した本もいいんだが、「タイに1,2回来たことがあってタイ料理は好きだけど、料理の名前まで覚えてない」というごく一般の人にはやっぱりちょっと向かない。贈っても「ほとんど食べた記憶のない料理ばっかりでレシピ通り作ってもうまくできたのかどうなのかまったくわかんない」と言われそう。

なので、もうちょっと簡単で王道メニューの載っているいい本がないか見てみたところ、表題の本がアマゾンで「タイ料理」で検索すると一番にヒットしてくる。

嬉しいことにKindle版がリリースされているので、ちゃんと海外に居てても内容をチェックすることができた。

こちらの本も、日本で手に入りやすい材料を選んで書いてます、、、ってところをさらに推し進めて、ココナッツミルク、ナンプラー、カレーペーストの3つだけをとりあえず揃えれば後は普通の日本の食材で大丈夫なように書いてある。本格的にタイ料理がすきな人にはちょっとレシピが甘すぎるかもしれないけど、普通の人にはこれぐらいが敷居が低くていいんじゃないだろうか?

面白いのは、

  • カノムチーンの代用品はやっぱりそうめん
  • クイティアオでセンレックの代用できしめん!を使っている
  • ゲーン・イープンということで逆アレンジで日本のカレールーをタイの食材でタイ料理っぽくアレンジ
  • オリジナルメニュー、と書かれているヤムタコ(タコの切り身のヤム)、ヤムヘット(キノコのヤム)はめっちゃうまそう。ヤムタコは時々、タイの日本食屋で見かけることがある。確かにうまかった。

などなど。タイに居る身で読んでみると代用品のアイデアが面白く、今度実家帰ったら僕はタイの本格レシピでタイ料理作って、妹にこの本の日本式タイ料理のレシピで料理作ってもらって食べ比べなどしてみるのもいいのかもしれない。

10分で本格タイごはん
10分で本格タイごはん

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味澤ペンシー
講談社
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暮らして恋した バンコクごはん タイ料理レシピコレクション 下関崇子 2013年06月23日

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日曜日の青空ヨガの後にスクムヴィット33/1をブラブラしております。その時に東京堂書店で見つけた本。元キックボクサーの下関崇子さんの「バンコクごはん」であります。

古い本かと思っていたが初版2012年12月の本なので全然新しい。この本、レシピの本数がすごい数えるのめんどくさくなるぐらいで、Amazonの紹介文を見ると約150品となっている。確かにそれぐらいはある。載ってる料理が王道のものだけではなく、これだけ点数があるので日本人にはまだあまり馴染みのない料理なども満載。例えば、

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เนื้อแดดเดียว : ヌアデッディァォ : タイ式ビーフジャーキー
หมูยอ : ムーヨー : 豚かまぼこ
แกงเหลือง : ゲーンルアン : 南部のイエローカレー
แกงสายบัว : ゲーンサイブア : 蓮の茎のスープ
ยำปลากระป๋อง : ヤムプラーガポン : 缶詰イワシのヤム
ข้าวยำ : カオヤム : 南部のまぜご飯
ลอดช่องสิงคโปร์ : ロートチョンシンガポール : 実に一言で説明し辛いタイのデザート・ドリンク

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などなど。しかも素晴らしいのは日本でも手に入りやすい食材を使ってレシピを構成してくれていること。タイ料理好きの日本在住の日本人(変な言い方?)にはとても役に立つ本だと思われます。ただし、確かにAmazonの紹介文にある通り、グリーンカレーやトムヤムクンは載ってないのでそういう王道以外のタイ料理を知ってて「またあの味を。。」と恋焦がれている方に最適。それ以外はあまり食ったことないなあ、という人はまず次の大型連休でバンコクに来て食い倒すことから始めましょう。

僕はこの本と、タイ語で検索かけて出てくるタイ語レシピと見比べながらいろいろ作ってみたいと思います。まずは上に書いた奴からかな。

暮らして恋したバンコクごはん~タイ料理レシピコレクション
下関 崇子
ダコトウキョウ
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Nestle CoffeeMate ネスレの抱えるブランド数ってすごい 2013年06月22日

Chinese Coffee Mate
“Chinese Coffee Mate” photo by Paul Beaulieu
↑ 中国だと当然こんな字をあてがう訳か。。

タイ在住の日本人ならほとんどの人がご存知であろう、Nestle ネスレのCoffee Mate。大体仕事で客先行くと会議室に通されて、メーバーンが水とコーヒーを運んできます。そのコーヒーのソーサーにはこのCoffee Mateが乗っている。客先の日本人担当者が出てきて挨拶、向こうが

「あ、コーヒーどうぞどうぞ。冷めたらクリームが溶けなくなっちゃうから。。」
「どうも、頂きます。」

てな会話がほぼ毎回であります。

Non-Dairy Coffee Creamerなのでまあホントの牛乳や生クリームと比べるとおいしくはないんだろうけど、タイの場合ちょっと高級そうなカフェに行ったって、ブラックのコーヒーの横にはこれが添えられてるし(ラテとかカプチーノとか最初からミルクがたっぷり入っているメニューはさすがにモノホンのミルク使ってる)、なんせ日持ちするんで自宅もこれを常備してる。タイに来て最初のうちは「おいしいコーヒーが飲みたい!」ってな感じでちゃんと牛乳を買ってきてコーヒー淹れたりしてたんだが、ちょっと日を開けると傷んでたりとめんどくさいし、僕らの子供の頃はカルシウム源としての優良食品で体強くするためにいっぱい飲め!てな事をよく言われたが、ここ10年来?ぐらいはラクトースとかコレステロールなど牛乳の安全性もいろいろ疑われたりしてる話もあるので「Non-Dairyでもいいじゃん」的な発想になり、段々と粉末のカフェクリーマーってのも気にならなくなり、こだわるのが面倒になってきた。

牛乳 – Wikipedia

で、日々このCoffee Mateを使ってるわけですが、ちょっとネットで検索をかけてみるとものすごいいろんなパッケージの写真が見つかるのである。いやー、やっぱNestleってすごいんだな。McDonaldsやPepsi、Coka Cola以上にめちゃくちゃ有名なブランドをいっぱい抱えているんだね。インスタントコーヒーの金字塔ネスカフェ、ブイヨンやスープで有名なMaggi、タイだとCarnationやこのCoffee Mateもそれぞれデファクトスタンダードだもんな。もしNestleが製造で成分間違えて作ったら、全国民の健康状態が傾くんじゃないかと思うほど市場に溢れていて誰もが知ってるもんなあ。どこまで規模のでかい会社なんだと関心してしまう。。


↑ ブライトってのもありましたな。。

日本ではスジャータなどの液体のクリーマーのほうがポピュラーでなぜかCoffee Mateは有名でないので、改めて日本から出てきて足元から見る世界の市場って細かいところでもいろいろ違うものだなあと考えるのであります。

久々のローカル市場 ตลาดนัดเย็นอากาศ 2013年06月21日

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雨季に入って夕方にどざっと雨が降ることが多く、会社の退社時間18時になっても外に出れず、とりあえずオフィスやスタバなどで雨が止むまで時間を潰すことが多い。

その後に彼女が野菜を買い込みたいということで会社と自宅の間にある、นางลิ้นจี่ ナンリンチーの通りとเย็นอากาศ イェンアーカートの通りのちょうど交差点のところにあるローカル市場に行ってきた。ここの市場、Foursquareなどでなんという名前の市場か調べていたら ตลาดนัดเย็นอากาศ、ตลาด(市場)、นัด(約束)、เย็นอากาศ(イェンアーカート通り) と書くみたい。通常の場合、市場って「タラートなんとか」って形でなんとかに地名が入ることが多いけど、このนัดは何?って感じで彼女に聞くと、นัดは人に会う約束などの意味の単語で、毎日開く市場ではなく、毎週日曜日とか夕方のみとか時間を決めて開かれる市場のことをตลาดนัดというらしい。なるほどまたひとつ勉強になりました。

久々にローカル市場あるくのも楽しい、と言いたいところなんですが、だいたいこういう市場って未舗装の駐車場脇なんかにあったりして雨季の場合地面がぬかるんでいて通勤用の靴で歩きまわるのは正直辛い。ドロドロになるんよね。

こういう市場は田舎でもバンコクでも風景はぜんぜん変わらずですな。

ドリアン売ってる。今の時期お店の軒先や、トラックの荷台にドリアン満載して移動販売してる人たちが通りの歩道で、とか至るところでドリアンをカットしてる風景を見ることができます。この日もドリアン買って帰ったな。。。

んで、市場で買い込んだ野菜を使って自宅で最近はこんな野菜メインの料理ばっか食ってます。

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↑ プラーラーサップ(魚の塩漬け発酵物とタイハーブのディップ)+マムアンディップ(酸っぱい若いマンゴー)

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↑ ナムプリックガピ(海老味噌のディップ)+プラトゥー(鯵みたいな小鯖)

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↑ ナムプリックガピ+プラーラーサップ+ゲーンヘット(キノコのスープ)+ガイトート(フライドチキン)

タイの野菜って生だとちょっとエグみのあるものが多いけど、ナムプリックについてくる野菜のように一度湯通しすると優しく、野菜の甘さも出てくるのでとても食べやすくなります。これにプラーラーサップとかナムプリックガピとかめっちゃ辛いソースつけて食うんですが。。

超極悪こってりお菓子、ข้าวเหนียวทุเรียน カオニャオトゥリアン 2013年06月20日

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Silom Complex一階でやっていたバンコク市内のどこでも見かける代わり映えのしない食品物産展のような催し物で、初めてカオニャオトゥリアンを見つけた。

ทุเรียน トゥリアン、日本での通称、ドリアンであります。そもそもドリアンだけでフルーツにしては珍しくかなり脂肪分が多く、こってりしたものなのにさらに甘く炊いたもち米を合わすというのはとてつもない油っこさじゃないかと前々から考えてたがやっと試せるチャンスが。

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売ってたのはこんなパックに詰めたもの。二色に炊き分けたもち米の上に光り輝くドリアンが。

これに横に付いているココナッツミルクをかけて食べるんだが、やっぱり見た目だけでもかなり油っこいのでちょっと怖気づいてココナッツミルクは少なめにかけて食う。googleで検索なんかしてみると、牛丼じゃないけどココナッツミルクだくだくで食うのが主流の模様。いやー、これやばいよ。成人病まっしぐら、こんにちわ糖尿病コースの極悪デザートだよ。

んで実際に食うとホント油っこいの。そもそもドリアン自体が大好きなのでこの濃さではちょっと引いてしまって、ドリアン単体のほうがうまいなあと思ってしまう。。デザートで腹一杯になりたい人はいいかもしれないけど、ちょっと僕にはきつい味だった。。

。。まあ、カオニャオドリアンはこれぐらいなんですが他にもいろいろタイのお菓子を買い込んでしまった。。

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こちらの右のクレープ生地みたいなものと後ろの白人の髪の毛をちぎったような奴は日本人にも結構人気のアユタヤのものが名物のโรตีสายไหม ロティサーイマイ。この塩気と甘さが是妙な皮を焼くときはこんな感じに焼いています。

こういう、日本ではちょっとありえない面白い焼き方してるので、結構見てるだけで飽きないのであります。。ただ、焼くときはしっかり手を洗ってねと心の何処かで誰につぶやくともなく思う自分が居ります。あの生地の塩気がおっさんの手の塩気だったら嫌だなあ。。って自分で書いてて嫌になってきたのでやめます。。