現状

8/14現在、ラオスはビエンチャンにてビアラオでまったりしております。

ラオスは秘境であります。

Capitalであるビエンチャンはまだしも他の町は何もございません。この国の人は農業しかすることがないんちゃうか??国の中に数本しか走っていない国道は当然街灯はなく、夜間に車で外出すると山賊が出るとのこと。疲れたのではよ寝まーす。そういやここも社会主義の国なんですな。社会主義ってなんだ???

travelling with typhoooooon

次の日、早起きしてちゃんと朝の7時半には中正国際空港にたどり着きましたよ。

ほんでもって待ちかまえていたのは香港を襲った台風。朝8時半の便だから8時ぐらいには搭乗口がオープンになるはずなのにずーっと開かない。中国語でなんかアナウンスがあったあと、ゲート前で待っていた人が散っていく。

「どないしたん?」

と美人のお姉さんに聞くと、

「香港に台風が上陸してて、今とても着陸できる状態じゃないの。だから時間を見計らってるのよ。」
 
と優しく応対してくれた。

7月にアジアを旅行するもんではありませんな。とにかく台風がつきまとう。韓国に行った時は済州島に台風が上陸してて、青島までの船がちゃんと出航してくるか心配だったし、広州に行けば大雨で东莞あたりが大洪水。そして台湾についたら台風だし、香港へ戻ろうとしても台風。とにかく台風と一緒に旅行してるようなもんですわ。

既に出国続きは終えてるので、空港のロビーで搭乗待ち。結局、11時ぐらいに飛行機に乗れたんですが、それまでの間、コーラやらサンドイッチやらが無料で振る舞われたのでここぞとばかりに3人分ぐらい奪って食べる。

そしてやっと飛行機は離陸しました。台北は快晴。しかし、香港は台風とのこと。しかも飛行機が離陸してから、

「香港に向かってるが、もし強風で空港に着陸することができなかったら台北に戻りますのでご容赦ください。」

とのアナウンス。これはよほどきっつい台風が来てるんだろうなと思いつつも、今更台北に戻りたくはないので、

「どれだけ揺れてもワシは耐える!だからパイロットも気合い入れて操縦せい!絶対台北には戻るな!」

と心の中でパイロットにエールを送る。その後、予想通り香港に近づくにつれて飛行機は揺れ出す。

座ってるシートの前に液晶画面で、飛行機の航路を表示しているが見事に蛇行しながら前進している。そしてさらに揺れがエスカレート。南シナ海上、香港から100キロぐらいのところ。そろそろ着陸態勢に入るかな、というところで飛行機のマークがぐぐぐっと旋回していく。

「???」

そして今までの進行方向とは逆の方向を向いた。これは、、、引き返すの??

「アホ!これぐらいやったら台北に来たときと同じぐらいの揺れや!これやったら大丈夫やろう!行け!香港!行け!」

と静かに念じる。すると、飛行機はさらに旋回してちょうど一回転した。そしてそのまま香港に向かってる。

「???」

何をしてたんかまったくよくわからんが、とりあえず香港には向かってるようなので安心。そして着陸準備でシートベルトを締めるように言われる。窓の外を眺めると、眼下の雲がどんどん近づいて来ている。

そしてまっしろの雲の中に突入するやいなや、飛行機が急降下。うしろの方で女の子が「ああああ」と声を上げている。こっちは声すら出ないよ。必至に肘掛けを握りしめて全身硬直。

「ぎぎぎ、、、こ、これは、やっぱ怖い。誰か助けてくれ!」

雲を抜けると眼下に海が。波高え!ていうか窓から海しか見えねえ!だいぶ傾いてるのか?ほんで一旦目を離してまた窓を見ると今度は雲しか見えねえ!かなりグラグラしてんな。そして着陸前なんでだいぶスピードを落としてるせいか凄まじい揺れ。急降下!急上昇!右に!左に!そして突然のジェット噴射で離陸時のような急加速!ジェットコースターでもこんな動きは体験したことないわ。肘掛けをぎりぎりと握りしめる。もう汗だく。

そして15分ほどこの強烈な揺れが続いて、

「いつ着陸するんやろう?」

と思った瞬間に窓に滑走路が見えた!

次の瞬間、ギュギュギュッ!!着陸だ!回りの客が一斉に「Yeahhhh!!!」「Waoooo!!」。そして拍手が!

ブラボーブラボーだ!パイロット、ようやった。我慢したかいがあった!Now we are in Hongkong!

着陸までは死ぬほど揺れたが、まったく不安定な要素なしで見事に着陸したパイロット。Good Job! かっこいいぜ!そして飛行機から降りて、喫煙室に向い、30分は体が動きませんでした。つ、疲れた、、、。

本来、香港の空港は、香港入国手続きがある前にマカオ行きや中国の各地へフェリーが出ていて直接他の国に入国できるようになってるんですが、台風ですべて運行停止。どこにも行きようがなく、しかたなく、香港で再度一泊したのでした。

長い台北日記、久々エロ

次の日、正午前にダムダム団ご一行様は帰国のため空港へ。タクシーに乗り込むのを見届けた後、アンクル邸でかならズメンバーとビール飲んだりしてました。そして8月1日の正式後夜祭のステージを鑑賞して帰宅。

次の日はかならズメンバーも帰国。ワシはその次の日の朝8時半の飛行機で香港へ戻る手はずだったので、2日は空港で一泊するか!と意気込んでかならズメンバーとともに空港に向かいました。

「カウンターでごねたら、飛行機の日程変えれたりできるよ」

との言葉を元にタイ航空のカウンターに行って、

「このチケット、明日の香港行きなんだけど今日に変えてくれない?」

と聞くと、

「ごめんなさい、タイ航空は香港までは一日一便なのよね」

とのこと。そうか香港までは結局明日まで飛行機がないのか、、、。では、今日の他の便はどこへ飛ぶの?バンコク?もし変えれるならイッキにバンコクまで行ってもいいなあ、と思ってたら

「????お前、香港に行くんじゃないの?今日の他の便?何言ってんだかわからない?とにかく香港は明日でないとないよ!」

とその趣旨を理解してもらえず、どうでもよくなりました。とりあえずこのやりとりでいっきに気落ちして、バスで台北に戻り、空港行きのバス停から歩いて10分の所にシングルルームで宿をとり、そそくさと寝てしまおうとしたところ、テレビをつけると、アダルトチャンネルで日本の古いAVが流れており、

「おお!1ヶ月ぶりのエロだ!!」

ということで3時間ほどAVを鑑賞したのち、快適な眠りについたのでした。さあ、次はまた香港へのフライトだよ!

台中日帰り、てんやわんやの移動記

31日、今度は台中のライブハウスで後夜祭ということで昼間からバスで台中へ移動。しかも台北から台中、その帰りもダムダム団ご一行様から移動費を出して頂けました。謝謝。

バスに乗り込むと一列2シートでシートはふっかふか、各シートに液晶テレビがついていて、テレビが見れるという、これがまたとてつもない豪華バス!みんなご機嫌で写真撮ったりしながら移動してました。

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さて、台湾日記、かなり長く書いてるので段々めんどくさくなってきました。ちょっと省略しながら行きます!

とりあえず台中ライブハウスに到着、ここでのライブはビールの酔いも手伝って大暴れでした。おっぱい見せてください!ワシので良ければどうぞ!ってな感じでしたな。

そしてダムダム団ご一行は次の日帰国ということで台中は日帰り。夜11時を過ぎて台北へ移動と言うことになるんですが、ここで一悶着。とりあえず台北行きのバスがあるというところへ歩いて行ってみるものの、バスチケット売り場が閉まっていてどうしようもない状況。そこで再度台中居残り組に連絡をとってもらって別の場所にある深夜バスターミナルへ移動。途中のタクシーでは運転手の拙い英語、日本語、こちらの拙い英語、台湾語でコミュニケーションを図り、台北駅までは3つのバス会社がバスを出していることが判明。運転手はご丁寧にちょうど地理的に真ん中にあるバス会社のターミナルまで連れて行ってくれたようですが、そのおかげで他のタクシーに乗った連中と離ればなれに。

その後、タクシーの中で見たひとつめのターミナルの記憶をたどり、戻って見るとみなさんいらっしゃいました。めでたく全員合流することができ、台北へのバスを確保。深夜3時を過ぎて台北の大安までたどり着くことができました。

フェス2日目、かならズ、士林夜市

30日相変わらず午前中はぐだぐだと過ごし、午後はダムダム団ご一行様と
ともに台北駅の地下街へショッピングへ。相変わらず台北地下街広場では
虚無僧が演歌を吹いており、ダムダム団ご一行もこれを見て笑ってました。
そして台北駅地下に約2キロに渡る地下街を散策したものの、ワシは特に
買う物もなく、コーヒーだけ飲んで大安に帰り、フェスに出る準備。今日は
かならズのステージであります。
とりあえず暑いし、時間ないしタクシーで行こうということになりましたが、
よく考えたら5人いる。タクシー2台で分乗か、、と考えていたら一台目の
タクの運ちゃんが「乗れ乗れ」というので、4人定員のタクシーに5人で
乗り込みました。そういや、日本以外のアジアの乗り物って、乗れるだけ
乗ればそれが定員なんだっけ。そういや、東京でもインド人と一緒に6人で
一台のタクシーに乗り込んだっけか。
圓山公園駅と運ちゃんに告げてちゃんと着いてくれるかドキドキしながら
でしたが、ちゃんと着いてくれました。
さあ、かならズのステージ。ふんどし姿にオーディエンスはかなり反応して
るが、残念ながらダムダム団にはおよばず。2バンドともフェス向きのいい
バンドであるが、ストレートな勢いで引っ張れるダムダム団のほうが言葉が
わからない台湾のステージでは少々勝っているでしょうか???
「どんな音楽やってんの?」と聞かれて、一言で形容しずらいかならズも
結構ツボに入って楽しめました。そしてかならズ終了後は他のステージへ。
途中でステージダイブしたりでいい運動にもなりました。
そして終了後、ダムダム団ご一行様、ナナちゃんとともに士林の夜市へ。
ナナちゃんのガイドのもと、士林へ向い、とりあえずメシを食らう。
台湾の臭豆腐!これがうまいのなんの。臭豆腐を揚げて、タレで煮込んである
ものなんですが、臭旨い。鼻をつまんで食えば多分木綿の厚揚げ。臭いは
くさやに似ておりますが、あれほど強烈ではありません。元々くさや好きなので
うまいうまいとバクバク食いながらビールをキューっとやって大満足。
その後、12時半を回って士林をうろうろしながらみんなTシャツやらパンツやら
買ってました。
その後は大人しく帰ったかな?よく覚えてねえや!