チケット取って出発の日まで青島でぼんやり

次の朝。

とりあえず7月29日には台湾に行かなくてはならないので広州までの列車のチケットを取りに行く。イブカさんが旅行代理店でないとチケット取るのがかなりきついと言って紹介もしてくれたので手数料がかかるが代理店で頼むことに。

話していると、広州までは明日のチケットが多分取れると満足げに親父が言うので、じゃあ取ってくれと頼んで手付け金100元を渡す。ちなみに広州までが2000キロ以上の距離があるんですが、このチケットがまた高い。449元にプラス手数料20元。ほんで明日のチケットだから今日の16時から16時半までの間に必ず取りに来いというので、キタムラ君、イブカさんと別行動にして16時に代理店に行くと、親父がいない。ずーっと待ってると17時直前になって帰ってきて「チケットはなかった」と。

「16日のしかないよ」と言って、しっかりもう16日の切符買ってきてるし。まあどっちにしろ他に頼るあてもないのでその切符をありがたく受け取り、宿も延長してとりあえず16日までは青島を堪能することにしました。

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キタムラ君、イブカさんは僕らの滞在が14日までと思っていたので最後の晩餐ということで青島のビール屋台街、台東地区へ。

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そこの四川からやってきた一行がやってる屋台で酒盛り。ビールのピッチャー1.5Lほどが10元、150円程度で飲めるのでみんなウハウハ。頼んだ麻婆豆腐、青椒牛肉絲、豆の炒めなどがめちゃくちゃうまい。やっぱ四川、唐辛子と山椒がビシッと効いててビールに合う。結局、終バス逃してタクシーで帰りました、、、。

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次の日はナガノさんと二人で青島駅までバスに乗ってお出かけ。というのも広州への出発が朝9時と早い時間なんで駅までの行き方を予行演習。知らない街のバスって以外と乗りにくいっすよ。

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しかし、意外に簡単に着いてしまったので、ぼんやりラオシャンコーラなんか飲みながら青島の海岸を観光。

この日の晩も台東ビール街。四川の殺人的に辛い麻婆豆腐が食いたいということで店の姉ちゃんと筆談で

「辛、麻婆豆腐、辛!辛!」

と強調。そして出てきた麻婆豆腐が全く辛くないのが出てきました。多分、中国で「辛」という漢字は「少なく」とか「全くない」とかの意味になるんじゃないか?と相談した上、再度辛い料理の名前に必ずついてる「辣」という字が辛いという意味じゃないかということになり、「辣的麻婆豆腐」を連発。そしたら

「没有、麻婆豆腐」

とのこと。品切れデース。ちょっとがっくり。

その後、店の姉ちゃんがどっかで豆腐を買ってきたらしく、「麻婆豆腐OK!OK!」というので再度頼むことに。またこっちは「辣的麻婆豆腐」を連発。しかし、出てきた麻婆豆腐は辛かったが割と常識的な辛さ。多分ほんとに辛いのはもっと殺人的に辛いはず。中々コミュニケーションがうまくいきません。それでも最後は店の人となごやかに写真もとりました。

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終バスで帰ろうと心に誓ってましたが、結局酔っぱらって目的の路線のバス停に辿り着けず終バスを逃し、やっぱりタクシー。しかし、段々買い物や、タクシーに乗るぐらいの会話は中国語でできるようになってきたぞ。

次の日は大人しく、青島大近くの屋台で昼飯。中国風のハンバーガーやインドで言えばドーサみたいなものを買い込んで昼飯。晩はそこの食堂でビールと麻婆豆腐。ここはなんとピッチャー1.5Lが5元でした。素晴らしいぜ!中国!

いざ世界の秘境、中国へ

さて、なんとか韓国〜中国の報告ができるようになりました。

中国はネットは街のいたるところでできるものの、スピードがかなり遅く、テキストはともかく、写真のアップロードはかなりきつかったのでとりあえずアップロードできんかったです。

まず仁川〜青島のフェリー、韓国の出国手続きから時間が遅れまくり。出国の審査官も笑いながらのらりくらりといらつく乗客を待たせながらお仕事されております。

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あ、後韓国でよく吸ってたタバコ。これ、「THIS」っちゅうタバコですわ。一箱W2,000-。250円ぐらいですかね。韓国はタバコ高いです。んでもってなんとか出国手続きを終えてフェリーへ乗り込み、1時間遅れで出航。船のデッキでは子供達がかっぱえびせんをかもめにあげてたので常にフェリーの回りにはかもめが飛び交ってました。

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そして黄海に出るまでの、多分仁川の湾だと思うんですが、海がないでて非常に綺麗でした。それにかもめが飛び交い、なんとも言えん素晴らしい景色で、やっとフェリーでの旅行がこんなに言いものかと納得。

その後、黄海に出るとフェリーはぐらぐら揺れだしてビール二本でアルコールよりも船に酔いだしてすぐに就寝。

朝8時ぐらいに目を覚まして、デッキにタバコ吸いに出たら、船がまったく動いていない。回りは視界500mほどの濃い霧の中、フェリーはまったく動かずに止まっております。

「これ、いつまで止まってるんやろうなあ」

と同行のナガノさん、キタムラ君と話していると、中国人が船員以外立ち入り禁止のところに堂々と入っていって、釣りを始める始末。さすがにみなさんのんびりしてはりますわ。

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そして北京時間で11時、やっと霧が薄らいで来て船が動き出す。濃い霧の中からビルが、陸地が見え始める。おお!中国や!

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なんとか3時間半遅れで青島のフェリーターミナルに到着。ここでキタムラくんの友達で青島在住のイブカさんと合流。タクシーで市街地へ向い、中国料理店で昼飯。うまかった。安かった。一人大体17,8元ぐらい。(1元は大体15円)。特にジャガイモの炒めもの、あさりの炒め物が絶品。

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そして中国のタバコを購入。これが3元。やっぱ中国物価安いぞ。

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そしてイブカさんとともに宿探し。イブカさんが紹介してくれた青島大学外国人寮の近くの旅館を回って、いろいろ交渉してくれながら一泊30元の宿を確保。トイレ、風呂共同、狭くて音がつつ抜けやけど、綺麗なダブル。とりあえず荷物もおけてこれで安心。

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ナガノさんとワシはとりあえず宿で一休みした後、晩飯を食いに近所の屋台街へ。そこで頼んだチャーハンです。

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この量で一人前2.5元。味はまあまあ、とにかく中華料理はすべて油っこいです。尋常じゃない量の油使ってますわ。そして青島名物の青島ビールを飲みながら一晩目は終了。

青島で青島生ビール三昧

結局のところ列車のチケットが16日まで取れず明日まで青島にいる事になりました。

とりあえずチケットが取れれば後はぼんやりなので、毎日が屋台で青島の生ビールですわ。1.5Lぐらいのピッチャーで8元(120円)ぐらいっすかね。男3人で飲んでても35元とかそんな支払いですんでしまう。

ちなみに昨日の昼飯の包子(10個!)は4元(60円)ですわ。お気楽な物価になってきたど!

ちなみにトラックバックスパムが多すぎるのでトラックバック受付停止させました。現在海外なので細かいスパム対策ができないので停止させました。ご了承を。

現在、中国の青島

7月13日現在、中国は青島に居ります。

インターネットが使えない宿に泊まっているため、また、街中のネットカフェが異常に遅いため、更新がうまくいきません。よって写真などは後日UPします。

とにかく中国は物価が安くなってよかった。宿は一泊30元(約450円)ですわ。

チケットが取れそうなので明日電車で30時間ほどかけて広州まで移動します。