タイの暦、月の名前 2013年03月02日

Business Calendar & Schedule
“Business Calendar & Schedule” photo by photosteve101

タイに来てはや6年を過ぎてタイの月の名称を全く覚えていなかったので、今回Ankidroid使って覚えてしまった。彼女と話をしていると、さらに気づいていなかった事実が。

タイ語 省略表記 読み
1月 มกราคม ม.ค. モッカラーコム
2月 กุมภาพันธ์ ก.พ. クムパーパン
3月 มีนาคม มี.ค. ミーナーコム
4月 เมษายน เม.ย. メーサーヨン
5月 พฤษภาคม พ.ค. プルッサパーコム
6月 มิถุนายน มิ.ย. ミトゥナーヨン
7月 กรกฎาคม ก.ค. カラカダーコム
8月 สิงหาคม ส.ค. シンハーコム
9月 กันยายน ก.ย. カンヤーヨン
10月 ตุลาคม ต.ค. トゥラーコム
11月 พฤศจิกายน พ.ย. プルッサチカーヨン
12月 ธันวาคม ธ.ค. タンワーコム

タイの月の名称って30日までしかない月は〜ヨン、31日までの月は〜コムというルールなんですな。これはわかりやすい。ちなみに28日か29日までしかない2月はクムパーパン。ちなみに”month”にあたるタイ語はเดือนで、1月、2月というように数字でเดือน1, เดือน2 … でも通じる。でもみな上記の名称でしゃべっているのでやっぱり覚えてないと話がわからなくなる。上記、ヨンやコムを抜きにしてเดือนมีนา, เดือนเมษา ドゥアンミーナー、ドゥアンメーサーという表現もあるし、日付の後に付けるならวันที18เมษาみたいにเดือนをつけなくても通じる。

月の名前は、インドの占星術に由来する。30日の月の語尾は、サンスクリット語で「到来」を意味する-āyanaに由来する-ayon (-อายน) 、31日の月の語尾は、英語のcomeと同語源で、やはりサンスクリット語で「到来」を意味する-āgamaに由来する-akhom (-อาคม) である。
2月のみ、語尾はサンスクリット語で「枷」や「束縛」を意味するbandhaに由来する-phan (-พันธ์) である。閏年の2月29日は、サンスクリット語で「付加」を意味するadhikaに由来するAthikasuratin (อธิกสุรทิน) と呼ばれる。

タイ太陽暦 – Wikipedia

あと、ちょっとついでに曜日も書いておきます。

曜日 タイ語 読み
日曜日 วันอาทิตย์ ワンアーティット
月曜日 วันจันทร์ ワンチャン
火曜日 วันอังคาร ワンアンカーン
水曜日 วันพุธ ワンプット
木曜日 วันพฤหัสบดี ワンパルハット
金曜日 วันศุกร์ ワンスック
土曜日 วันเสาร์ ワンサオ

ダイエットも一段落したし、次に今年の前半はタイ語の勉強かな。

Ankiで使うタイ文字暗記用データ 2013年02月12日

One of my Learning Spots
“One of my Learning Spots” photo by Kent Manning

昨日のAnkiでの単語学習の記事に続いて、自分で作ったタイ文字学習用のデータを上げておきます。一応他のツールを使ってる人でも加工して使えるようにテキストデータのファイルとanki用の単語帳パッケージファイルの両方を上げておきます。

http://www.yamagiwa2000.com/blog/wp-content/uploads/2013/02/ThaiAnki.zip

ThaiAnki.zip > 以下のファイルをまとめたzip圧縮ファイル

  • ThaiC20130212.apkg > Anki用タイ文字子音ファイル
  • ThaiNum20130212.apkg > Anki用タイ文字数字ファイル
  • ThaiO20130212.apkg > Anki用タイ文字記号ファイル
  • ThaiV20130212.apkg > Anki用タイ文字母音ファイル
  • ThaiC20130212.txt > タイ文字子音テキストファイル
  • ThaiNum20130212.txt > タイ文字数字テキストファイル
  • ThaiO20130212.txt > タイ文字記号テキストファイル
  • ThaiV20130212.txt > タイ文字母音テキストファイル

(テキストファイルはすべてTab Separated Text)

Anki日本語マニュアル Wiki*見ても暗記用のデータファイルを作成するところからして勉強なのだと書いてあって、まず自分で覚える必要のある事項を理解してどういう問いに対してどういう答えを覚えないといけないかという点を理解した上で自分で暗記用データを作成するように言っている。決め台詞は「理解していないものを 暗記してはいけない」。まさにおっしゃるとおりではありますが、とはいえテキストエディタでちまちまとデータファイルを作成するのがめんどくさい時もある。自分は我慢して作成しましたが。なのでとりあえずデータファイルを置いておきます。自由にDLしてお使いください。

でもなんかまだankiがうまく使いこなせてなく、上記ファイルのインポート時にエラーが出たりしてうまく行かない時もある。。やっぱりちょっと扱いが難しソフトかもしれないな。そういう場合はテキストファイルからデータを読み込んでもらうようにお願い致します。

用意したのはうろ覚えのタイ文字をちゃんと暗記できるようにするための、タイ数字、タイ文字子音、タイ文字母音、タイ文字記号のデータです。暗記項目が100個もないため、このデータでAnki使ってとりあえず毎日やれば1週間で全部きっちり覚えられるかと思います。

現在は自分が買ったタイ語の単語帳を自分用にAnki用のファイルに書き出し中。毎日何十個づつかでやっていってるのでこれはとても時間がかかりそう。。。

Ankiを使ったタイ文字の学習 2013年02月11日

Muji Flashcard Book
“Muji Flashcard Book” photo by Jack Hoge
↑ そうそう、MUJI(無印良品)に行けば単語帳売ってるんよね。

僕は6年タイに住んでおりますが、実に危ういタイ語しかしゃべれないのであります。仕事では英語併用で意思疎通は問題なくできてるのでまあいいやと思いつつ、心の片隅には「6年居たらせめて普通にしゃべれてもええはずやのに。。」という気持ちもございます。

というわけでとりあえず簡単に語学力を伸ばす方法がないかと考えてましたが結局語学力の基礎は語彙力だろうと思い、まず日常会話、ビジネスに必要なタイ語の語彙力を得て、その後、もしくはそれと並行して会話やら文法で正しい活用法を覚えていくのが金もあまりかからず手軽かなと。

しかししかし、この年になって高校生の頃のように単語帳を作るのもなんかなあと思ってた矢先、Android端末にはその名もズバリ、Ankiという単語帳を模した暗記ツールがある。というかそもそもはAnkiというWin/Mac/Linuxのそれぞれに対応した暗記学習用単語帳アプリ。ちょっと構造がややこしく、ノートタイプ単語帳カードの意味を理解するまで扱いが難しいが、その辺がおぼろげながらでも理解できると自分で単語帳を作って学習していける。そしてこのご時世ですのでAndroidやiOS版のAnkiもリリースされております。Android版はフリー、iOS版は17.50USD。。。こういうアプリがあると嬉しいのは僕みたいに今さら単語帳手繰るのはなあと思ってる人間でもスマートフォン片手に単語帳で勉強してても傍目には何してるかわからんところがいい。電子書籍でアメリカの暇な主婦がエロいロマンス系の本を読む時でもKindleなら他人にわからんもんねーっていうのと一緒である。デジタル万歳。

Anki – friendly, intelligent flashcards
↑ なんか英語では暗記用単語帳はFlash Cardというみたい。

Remember these?
“Remember these?” photo by HeatherMG
↑ どうも日本みたいにリングで綴じたりせず、名刺大のカードをそのまま使うみたいね。

Anki日本語マニュアル Wiki*
↑ 最初にこれをざっとひと通り目を通したほうが速いかもしれない。

これでとりあえずええかげんなりにも大体読めていたタイ文字もきっちり覚え直すこと、手持ちのタイ語の単語帳の語彙を自分でAnkiの単語帳データにしてゆっくりと覚えていく。これで今年前半半年でどれぐらい効果があがってるかですな。レコーディングダイエットと同じく、学習内容、不満点などを毎日メモしていけばある程度時間はかかっても絶対に効果は出てくるはず。

上記のようにこの歳で紙の単語帳手繰って暗記するのもなあ、、、と思っていたがこのAnkiでやってみるとやっぱ覚えは早い。やっぱ暗記を馬鹿にしてたらダメですな。地道に語彙力を増やす努力をこの半年頑張るつもりです。。

タイの習慣と日本の習慣 2013年02月08日

Good deed, bad deed

タイ人はよく食事の際に食べ物を箸で渡したりする。お皿で受けれればいいんだけど場合によっては箸で掴んで取れというような仕草をされるが、これは日本では死人の骨を拾うときにすることだよと話して教える。タイではそういう習慣がないから「あ?そーなの?」ってな感じである。

日本人はよくタイ人と飯食ったり酒飲んだりしてる際に、手のひらを上に返して飲み物をついだりすることがある(上記写真。通常は手のひらが下を向く)。別に日本人的には特段気にすることはない。実はこれはタイではどうも死人に対して?(葬儀の際とか?)水を注ぐときにする仕草のようで、タイ人にこれをやると嫌な顔をされる。まあ、これは僕らも今まで知らんかったことなんでゴメンね、という話である。

どちらもお互い知らないからやってしまうだけのことで、この例を考えると、風習や習慣って結局のところ感情的な部分が多くて実質的には何もないことが多い。ただし、だからと言ってそれをないがしろにするとこれまたそのことが原因で大きな実質被害が発生しそうなセンシティブなもんなんだが。

だからやっぱりこういうことを深刻に捉える必要はないが、広く勉強して「知っておく」ってことは大事なんだな。

長粒米と短粒米 2013年02月01日

Thai Jasmine Rice
“Thai Jasmine Rice” pic by “Emily Barney”
↑ おなじみタイ米

友人が沖縄の古酒の写真をfacebookにあげていたが、それで思い出したが沖縄の泡盛の仕込みの際の米は日本よりも緯度が南に位置する国で取れるタイ米のような長粒米で仕込んでいると昔何かの記事で読んだことがある。Wikipediaで調べてみるとまさにタイ産のインディカ米で仕込まれることが多いと書いてある。泡盛の味はタイ米と黒麹なんですな。

ひとつ米に関して。タイと言えばタイ米、タイ米と言えば長粒米であります。日本の米とくらべて粒がながく、炊いた状態もパラっとしている。しかし香りは芳醇で日本のものとはちょっとクセが違うけど日本米でも固く炊いた米が大好きだった僕はタイ米が大好きでたまらない。日本米は基本的に食わなくても何も不満がない。日本式のカレーで米がタイ米でも別段文句もない。

んで、タイ米以外にもアジアの米という点では超長粒米としてインドのバスマティライスなどもある。この米はタイ米よりもさらに長い米でパラパラ度もさらに強いように思うし、タイ米ともまた異なる香りがする。その地のものはその地のものと合うように出来ていてインド料理のカレーと実によくあってうまいんであります。ま、昔からその土地にあったものだから、試行錯誤が繰り返されて旨い組み合わせだけが生き残ってきたはずだから当たり前なのだが。

Indian Basmati Rice
“Indian Basmati Rice” pic by “Emily Barney”
↑ インドのはタイ米よりもさらに長い

以前、ペルシア料理というものを高円寺のレストランで食ったことがあるが、その時に食った米がびっくりするほど長かった。パスタか?と思うほど。長さが2cmほどあったぞ。あの長い米をもう一度食ってみたい。単純に米と言っても世界にはいろんな米がある。

Korean Sushi rice
“Korean Sushi rice” pic by “Emily Barney”
↑ 短粒米。ん?Korean寿司ライス?

そういえば2006年にアジアを旅行した際に日本から韓国、中国、香港、ベトナムというようにアジアを南下したがどこで米が短粒米から長粒米に切り替わるのかはわからずじまいだった。というのも時間の関係で中国の青島から広州まで一気に2000kmちかくを電車で移動してしまったからだ。韓国、青島では短粒米だったが、広州に来たらもう食う店食う店長粒米になっていた。なのでどのラインで短粒米から長粒米に切り替わるのかその線がわからない。そういう意味では中国を時間かけてもう一回旅行してみたい。中国からベトナムとか国をまたぐと行政、法律、民族が変わるので食事の材料が大きく変わることは当たり前だが、中国の場合国土が広いので(とは言っても複合民族国家だから区をまたいでガラっと変わってしまうということもありそうだけど)北から南、西から東などでゆっくり移動していって気候や人と共に米や食事がどのように変化していくのかを見ていくのはとてもやってみたいことであります。