OatMealでMK Sukiの雑炊を作る 2013年09月25日

image

IH調理器を買ってついてきた鍋。これがどうもタイスキをやりなさいと言ってるような気がしてならない。部屋の片隅に置いてある鍋がじっとこっちを見てそう言ってるような気持ちになるのです。

んで彼女と「せっかくなんでタイスキ食う?」って話になり、MKのデリバリーを頼むことに。このMKのデリバリーセット、鍋の出汁からタイスキのタレから、箸、レンゲ、タレに入れるニンニクや唐辛子のみじん切りに至るまで律儀にセットにしてくれてる非常によくできたメニューであります。

これを晩に注文して、新しい鍋で美味しくいただきましたとさ、ということになりますが、タイスキを食った際の日本人のステレオタイプとして「雑炊を食いたがる」という傾向があります。んで、流石に普通に雑炊作るにはちょっと多いなあと思っていたところに妙案が。

image

「Oat Meal Porridge をタイスキの出汁で作れば個食サイズ雑炊みたいにならんかね?」

と思いとりあえずトライして見ることに。うちにあるQuakerのOat Mealはインスタントクッキングタイプのすでにアルファ化されたものなのでお湯を注いでかき混ぜるだけで食べれる模様。なのでとりあえず、タイスキの出汁をオタマで入れます。。。

image

なんか雑炊というよりはジョクだな。。。โจก ジョクというのはタイ式のおかゆで米粒がほとんどなくなるぐらいにまでドロドロに煮込むもの。これに対してカオトムというのはあっさり出汁に具とご飯を放り込んで軽く火が通ったらすぐに食べるまさに雑炊的なもの。オートミールは明らかにジョク的ですな。ただ食べてみるとそもそもオートミール自体、塩と水だけで食っても思ったほど全然小麦臭くなく本当に米のおかゆに感覚的には近かった。

当然タイスキの出汁で作っても美味しい、、と言いたいところだがこういうアジアンなテイストや多分和風のテイストなんかとの組み合わせだと塩の時だけよりも逆に小麦臭さの違和感が。とはいえそれなりに食える。雑炊やおじやしたいけど、米の買い置きもない時とかは非常手段として全然使えるかもしれない。。

image

ちょっとこの写真、色味が悪いけど、こうやってタイスキのタレをオートミール雑炊に入れるのもうまかった。今度からちょっとだけ雑炊が食いたい時はこの方法に頼るかな。。

シーロム界隈ソイピパットのベジタリアン屋台 Tien Sin Vegetarian Food 2013年09月24日

IMG_20130924_115603

もうすぐ10月でタイの菜食週間、กินเจが多分始まりますが、一足先にกินเจの黄色い旗を見ているとタイのベジ飯が食いたくなりシーロム界隈で適当なベジ飯屋台がないものかとチェックしたところこんなところがWeb検索で引っかかって来ました。

Vanishing Vegetarian: Silom Soi Convent’s Hidden Street Food À la Carte Stand | Thai Street Food and Pictures | Eating Thai Food

ああ、またeatingthaifoodのMark Wiens氏のページからの情報。。。近場にもちゃんとベジ飯屋台があったのね。

でもまあ近くとはいえソイピパット。職場のあるSilom Complexから少し南下し、ソイコンベントをサトーン方面に歩いて途中で右折してしばらく歩いた右手にある。ちょっと歩くので雨降り続きのこの天候の中、珍しく晴れたお昼間に行ってきた。


View Bangkok Eating Thai Food Map in a larger map
↑ 場所はここ。

IMG_20130924_115626
↑ これがソイピパット。ソイコンベントから歩いて行って、右手を眺めると、

IMG_20130924_115629
↑ さらに小さいソイがある。

IMG_20130924_114515
↑ ソイの入り口にはちゃんとเจと書かれた看板が。

IMG_20130924_115538
↑ 知らない人が見ると全部肉料理に見えるかもしれないけど、フェイクミートや豆腐で作られた菜食料理です。ご飯は赤米入りの玄米。

ご飯におかず二品かけてもらって40THBだったかな?お値段は普通のSilomの屋台飯価格。レストランのベジ飯よりこっちのほうが気楽でいいや。ちょっと歩くけどSilom界隈でベジ飯が食いたくなった時に良いと思われます。

โรตี 在タイ約7年で始めてロティを食う 2013年09月23日

IMG_20130924_120548

日本ではまだあまり知られていないだろうが、タイのお菓子でポピュラーなもので โรตี ロティ、というものがある。大体Carnation カーネーションという乳製品メーカーのロゴが入った看板の屋台でよく売られている。ロティの屋台はそれこそ街中至るところで見かける。このロティというお菓子はそもそも名前からしてインドのパン、ロティが原型になっているんだろうけどタイの場合は薄ーく伸ばした小麦の生地を多めの油で揚げ焼きみたいにして中にバナナなどの具を入れて包み込むパイみたいなお菓子。

ただ、昔からのタイのお菓子なんでとにかく甘そう。油も多量に使うし、練乳もどばーっとかけているのを見てずーっと敬遠していた。酒飲むのを止めて、甘いもん好きになってからもこれは気になりつつも中々手を出さずにいた。

こちら、上の写真と同じく โรตีกล้วยหอมใส่ไข่ ロティクルヮイサイカイ、卵とバナナの入ったロティ。そういやあタイはバナナはあまり生で食べず焼く、蒸す、お菓子に入れるなどの加熱して食べることが多いな。

んで7年越しに始めて食べてみると、やっぱりめちゃ油っこい。鉄板にたっぷりの油で生地を揚げ焼き、ひっくり返す前に真っ黄色のマーガリンをどさっと入れるので油分は相当。そして卵とバナナのこってりした味。練乳の強い甘味。うーん、これって食べ物が十分になかった頃の味付けじゃないかい?戦後の日本もそうだけど物資が十分にすべての人に行き渡らないような困窮した時代から成長期にかけてはこういうわかりやすい味付け(しょっぱい、こってり、べた甘など)にして一回の食事でできるかぎりの満足感と、糖分であれ脂肪分であれ栄養価の高い食事に仕上げることが好まれるだろうけど、今のバンコクの食のバラエティを見てもそんな時期はとうに通り過ぎているように思える。。。。が、やっぱりうまいんだな。このベタ甘感、アジアンな空気を漂わしながら体内を駆け巡る血潮のブドウ糖流量(血糖値)を急激にドカンと上げてくれる。その甘々の悦楽。これではまた精製米、上白糖中毒になってまうよ。。。てかこれは食い続けると確実に太る。体に悪いとは言わないけどちゃんとコントロールしないとすぐ肥満に結びついてしまうこと必至。

残念だけど僕はもう食いません。これは食事制限してる人には完全に毒な食べ物ですな。。。でもそれだけにホント甘こってりでおいしい。

IHヒーターを新調。タイのアパート暮らしで自炊ならIH 2013年09月21日

IMG_20130922_162306

今のIH(Induction Heater)のコンロがジージーと作動させた際の音がうるさく、途中で勝手に置いてるフライパンを検出できずにオートストップしたりといろいろガタが出て来始めたので新調しますか、という話になった。んで思い起こしてみると購入したのは2009年ですでに4年が経っている。まあこれだけ使えてたならもう引退してもらってもいいところ。前回のものはZEBRAというタイのローカルステンレスメーカーが生産しているものだった。

そして今回はNiCOLEというブランド名で、どうも店員の説明ではSiemens製のものをタイのホームアプライアンス取り扱いの商社が独自のブランド名で輸入販売してるものらしい。完全にフルフラットのガラストップ天板のもので2040THBと価格も安かったのでこれに決定。操作ボタンの部分と調理エリアのトップが分かれているものは多少なりとも掃除がしにくく、完全に一体でガラス製のものなら掃除がしやすいでしょう。操作部の設計も超シンプルで自分好み。

IMG_20130922_162439

おもしろいのはIH調理器に標準でIH対応の鍋がついてきたところ。店員に聞いてみると結構鍋が付属してるモデルは多いとのこと。こういう卓上コンロみたいなものでタイ人が真っ先にすることと言えば「タイスキ」っしょ!ていうことなんだろう。うちでは基本IH対応の中華鍋みたいに若干深めの大きめフライパンで焼く、揚げる、煮る、蒸すなどなんでもやってしまうが、今度タイスキでもやってみるか。

しかし、タイに住む場合、ほとんどの外国人がアパートかコンドミニアムに住むことになると思うが、自炊派に都合のよくないのはこういう集合住宅はキッチン環境が良くないところ。よく言われているように屋台があって至るところで食事の調達が可能で、価格も個食レベルでは自炊するよりも安く住むからなのか、簡単な流しと電気式のコイルで温まるコンロがついているぐらい。しかも防火の一環か、ほとんどの集合住宅ではガスや炭火の直火での調理器が禁止されているのでなかなかまともな料理を作ろうとすると大変なんであります。

そんな中で唯一かなりの加熱力を実現できるIHはタイでは自炊派の強い味方なんであります。IH調理器と電子レンジ、あと炙り系の焼きものがほしい場合にオーブントースター。個人的には料理するにこの3つがあれば十分という結論です。

かぼちゃの種、すいかの種、ミックスナッツ 2013年09月20日

IMG_20130921_140325

セブンイレブンで見かけて買ってみたかぼちゃの種。前々からあるのは知っていたが、かぼちゃの種なんて食ってもそんなにうまいもんでもなかろう、とタカを括って食わずにいたが、パンを作ってる中でドイツのパンのレシピを見るとかぼちゃの種を混ぜ込むものなどがあってタイだけではなく他の国でも食ったりするものと知りました。パンに入れておいしいのかどうなのか一度買って食べてみたんだが、このパッケージのものはかなり強めに炒ってあってカラカラ。Saltedのモノだったので塩気がかなりキツくかぼちゃの種の香り自体がだいぶ向こうのほうに遠ざかりあまり味がわからなかった。。。ただ、別にまずいものではないことはよくわかりました。

この他、タイには普通にセブンイレブンでひまわりの種、スイカの種なんかもナッツの売り場に売っていたりする。ひまわりの種もスイカの種もなんか「わざわざ食ったりするか??」と思ってしまうところあるんだが、まあ基本植物の種なんで胚の部分は栄養価が高くて無駄にするのは勿体ないということなんだろうか。

IMG_20130921_173540

IMG_20130921_173613

IMG_20130921_173622

セブンイレブンで売ってるナッツ類はこれが一番うまいと思う。TONG GARDENというブランド名で「All Natural Cocktail Snack」となってる奴です。甘味系はレーズンとドライいちじく、ナッツはアーモンドとカシューナッツ、ピスタチオが入っていて塩は入っておらず多分軽く炒っただけの状態だと思わます。塩気や油に邪魔されずナッツの脂質の旨さ、香り、甘さを楽しめます。カロリーは袋の約1/4、30gで130kcalとやっぱりどうしても脂質が多い分高いのでご注意。