ข้าวเหนียวห่อใบตอง カオニャオホーバイトーン 2014年10月13日

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最近なんだかメシ屋(屋台以上)でカオニャオを頼むとこの形態で出てくることが多くなったような気がする。バンコクでは流行ってるんかね?これはもち米である ข้าวเหนียว カオニャオをバナナの葉っぱである ใบตอง バイトーンに包んで ห่อ (ホー)、蒸したものであります。普通の真っ白の精白もち米で出てくるところもあれば、赤米を足して赤飯のように赤く色づけしたものが半分ぐらい入って出てくることも多い。当然ながら昔は食べ物の包み紙や容器としてバナナの葉っぱはよく使っていたそうで、レトロ回帰ですな。

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普通はカオニャオ頼むと左のような竹で編んだミニおひつみたいなものに入って出てくるんだけど、この ข้าวเหนียวห่อใบตอง カオニャオホーバイトーンの場合は右みたいにちまき然とした風体で出てきます。バイトーンで包まれて出てくるものは独特の香りがもち米についていてぐっと香り高くなっている。確かにこれで食べるのはおいしい。タイもいろいろと昔のスタイルを持ちだしてレトロとかなんとかそういうパッケージを施して再度マーケティングしてるんですな。国内消費が成熟していくと、今度はその過程で捨てていったものの見直しが入るという流れは日本も同じでしたな。まあ経済の必須の過程なのかもしれません。

ณ เชียงของ CHIANGKHONG Restaurant 2014年08月26日

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自宅の近く、ナラティワートの通りとラチャダピセークの通りの交差点を200mほどチョンノンシ側へ行ったところにタイの北部料理のお店が出来ていた。それが、ณ เชียงของ CHIANGKHONG チェンコーンという北部はチェンラーイ県にある地域の名前を冠したお店。

お店の中はエアコンルームあり、1階、2階とかなり席数が多い。そして一階の奥にはステージがあってタイの飲み屋らしくギター一本生演奏をやっている。まだまだ出来て新しいお店からなのか客の入りはパラパラと、、という程度。びっくりするほど少ないってことはないからちゃんと頑張ればやってけるのじゃないかな?半年とかで閉店ってことにならなければいいんだけど。。。

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さて、料理でございますが、タイ北部料理のお店ですのでいろいろと試したいメニューがいろいろありますが、とりあえず2,3品。上の写真はソムタム。ソムタムカイケム(塩漬けゆで卵入りのパパイヤサラダ)です。あまり甘さくどくなく、軽めの味のソムタムで可もなく不可もなく。

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こちら、豚の三枚肉のカレー煮といった風情のゲーンハンレー。以前ここでもBlack Cannyonで食べた時の事を書いたがあんまり有名でない北部料理のまさにカレー!というような味のタイカレーなんであります。豚の三枚肉で皮の部分のプルプルがこれまたうまいし、赤身の部分もたっぷり入っていて非常にうまい。生姜の香りと、カレースパイスがええ感じ、そしてここのゲーンハンレーはちょっと赤唐辛子の量が多くて結構ピリピリと辛いものでこれもまた良し。

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ちなみにカオニャオ(もち米)を頼むとこんな感じでバナナの葉に包まれて出てきます。

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タイ北部料理の盛り合わせ。真ん中のナムプリックヌム(ししとうのペースト、ディップソース)と、ケープムー(豚の皮の揚げたものスナック菓子みたい)、茹で野菜、サイウア(北部式カレーソーセージ)、ネーム(豚の発酵ソーセージ)が大皿に。北部料理というとやっぱこのナムプリックヌムとケープムー。これにプラス、サイウア乗っけたりして食べるとうまいんですわー。

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カレーソーセージのサイウア。ゲーンハンレーもサイウアもナムプリックも中々イケてて合格合格。ちょっと他のメニューも試してみたいから何回か来てみよう。お会計はソムタム+ゲーンハンレー+大皿+カオニャオ+水で450THB。ビール置いててギター生演奏してる感じのお店からしたら若干お安い感じかな?

近所になかなかいいお店が出来てちょっと嬉しい。。。


View ณ เชียงของ in a larger map
↑ いつも一般的なバンコク市内の地図からフレームアウトしてしまうエリア。。

TRAJAI STEAK HOUSE 2014年05月12日

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↑ 僕の注文したChicken Tender Crispy。170THB。

会社の同僚の人にオススメされて行ってきたステーキハウス。サトーンソイ1を入って昔は有名だったマレーシアホテルの近くにトラジャイステーキハウスというレストランがあります。このサトーンソイ1界隈はゲストハウスが結構あってファラン(白人)がよくうろうろしている。そういう旅行で来た白人相手に商売をしているレストランなんだろう。

ずっと前からあるのは知ってたけど、この界隈のレストランなんて舐めてかかっていたので(ボンカイからこの地域にかけてはタイ料理はほとんどおいしいところにあたったことがない)全然食いに行くことはなかった。

トラジャイ・ステーキハウス [バンコク – レストラン] – SoiDB

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↑ 彼女の注文したサーモンステーキ 250THB。

で、今回改めて行ってみたのだが、意外と「うまい!」。想像してたのはステーキやらハンバーガーやらフライドチキンで味は超こってりというイメージだが、思ったよりも油べったりではなく、さらに塩気も控えめでゆっくり落ち着いて食えます。サラダなんかもドレッシングが2種類出てきて自分たちで選べる。

エアコンルームで隣の席のタバコの煙などに悩まされることもなく、快適に食って最後お会計が二人で505THBとなかなかお安い。ここはリピート確定のお店になりました。

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↑ MixSalad。左のドレッシングをかけて食う。確か70~80THBぐらいだった気が。

Sunrise Tacos の Santa Fe Salad 2014年03月05日

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最近Asoke周りの客先で仕事をする機会がちょくちょくあったので昼飯をTerminal21で食べたりしている。

ここ数年でAsokeの交差点周辺は新規で巨大なビルがボコボコ建っていてそのうちのひとつがTerminal21。1階から6階ぐらいまでがショッピングモールになっていて、そこにこのSunrise Tacosというお店があって、メキシカンも酒を飲まなくなってからさっぱり行ってないなあと思って晩飯に寄ってみた。

Tacosを。。。と言いたいところですが炭水化物が多かったりするとまた胃がもたれるのでとりあえず Santa Fe Saladと水を注文。Santa Feと聞くとすぐに宮沢りえを思い出すのは古いよなあ。もう20年も前だもん。なんだか中高生の頃に昔の事を説教たれるおっさんはかっこ悪いなあと思ってたが、ベタな宮沢りえとか、そんなの思い出す自分がやけにおっさん臭く思えてしょうがない。。。どうでもいいけど高校生の頃これをクラスの誰かが買って持って来ていて、男友達全員が授業の間の休憩時間に入れ替わり立ち代わりこの写真集片手に便所にこもっていたなあ。それ以前にも確かこの写真集って発売前に新聞の一面広告を載せていたと思うけど、確かそれも誰かが学校に持って来ていてその時もそいつは便所にこもってたな。

さて話し戻して、Grilled Chicken Breast Stripがサラダの上に乗っている、とメニューには書かれていたけど、なんかイメージと違ってチキンはちょっとだけなのね。もうちょっと肉系のメニューをとっても良かったかもしれない。。。んでもってこのサラダ、結構量もあっていいんだけどもうドレッシングが濃い濃い。バリバリ化調系の味の濃さで最後の下のほうの野菜がこのドレッシングにどっぷり浸かっていて結構食べるのが辛い。味自体はまあこんなもんかな、という感じですが、味の濃さはちょっと大変。このサラダはもういいかな。次回メインのタコスを食べてみたいですな。味濃いかな?

ちなみに場所柄かもしれませんがお値段高め、下のWebサイトの価格プラスサービスチャージ10%とVAT7%がかかります。

Sunrise Tacos | The Best Mexican Restaurant in Bangkok

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タイ人の耳は พี ピーと น้อง ノーンだけは反応しやすいように出来てるんだ 2014年02月01日

Bangkok - Citysights 04
“Bangkok – Citysights 04” photo by Pandiyan

タイ人の文化は基本的に年上の人を敬うように教育される文化であります。んで、年上の人を呼ぶときには基本”ピー”、年下の人を呼ぶときは”ノーン”と付けて呼んだりするのが通例。兄弟のことを”ピーノーン”と呼ぶ。

お店で店員を呼ぶとき、街中で知らない人に呼びかけるときなんかも基本”ピー”を使う。年上を呼ぶ言葉だけど、年上を敬う気持ちでってことでとりあえず他人への呼びかけに使うことが礼儀正しい、ということになっているみたい。

だからたまにタイに来たてで、あんまり事情をわからない20歳代ぐらいの兄ちゃんが、店員のおばちゃんに「ノーン、ノーン!」とか言って呼びつけてるのはホントは”ピー”を使う方がいいはずなんである。日本食屋やラーメン屋で働いているおばちゃんなんかは当然日本人相手の商売だからわかりきっていてほとんど気にしてないだろうけど。

んで、まあ僕らよく、タイ人の店員は客に全く気を使ってない、呼んでも全く聞こえてなくて全然注文取りに来てくれないなど、ぼやいたりする。

まあ、家族経営でちゃんと商売意識が給仕してる息子、娘にまで伝達されてるところならまだしも、雇われなら基本的にタクシーやバイタクと同じく、それほど職を得るのに敷居が高くないので基本的にやっつけである。ぱっぱと自分の仕事だけして給料もらって家帰ろうぐらいしか考えていない人間が多い。だから客のほうを気づかってちゃんと注視していたりはしない。客のほうが用事があるときは必死に呼ばないといけない。

たぶんそういう時は、”ピー”、”ノーン”で呼びかけると割りかしちゃんと反応してれる気がする。

日本人なら通常メシ屋で「あのー、ちょっとすんませーん」ってな感じで店員を呼ぶ。その感覚でタイのメシ屋で”コトォ〜 カ〜ップ!”って呼んでたって普段タイ人は謝る言葉で人を呼んだりしないのでその音の周波数ではメシ屋の店員のアンテナには引っかかんないんだろう。そこを”ピー!”と声がけすると、タイ人同士では通常そうやって人を呼ぶから、自分を呼んでるとは思っていなくともふり返ったり気付いてくれる可能性が高いんだな、と最近よく思うことがある。

日本人らしく(って僕だけかもしれんが)タイに来ても店で日式に「すんませーん」と叫ぶ客と、タイ人らしく”ピー”、”ノーン”で呼ばないとなかなか気付いてくれない店員って、お互いやっぱり言語や行動パターン、反応しやすい音なんかはそれぞれの文化にしっかり根付いてるんだなあと思う今日このごろです。