เจียงลูกชิ้นปลา チアンルークチンプラーのメニューの古めかしさ 2015年03月23日

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だいぶ前に紹介した เจียงลูกชิ้นปลา チアンルークチンプラーというお店、タイのショッピングセンターなどでたまに見ることがあるが、家の近くのセントラルラマ3に入っているので結構よく食います。元々はバンコクの中華街ヤワラートで店を開いて、うまく行ったのかデパートやショッピングセンターなどにも展開している。

しかし改めてメニューを眺めてみるが、やっぱりレガシーなメニューのオンパレードであります。

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飲み物。タイ茶もコーヒーもミルクたっぷりで多分超甘なんだろうと想像できる。ちゃんとタイ式オールドコーヒー、オーリアンもある。タマリンドの種を煎ってコーヒーにしたもの。激甘です。

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あ、写真が切れてる。。นำ้เก๊กฮวย ナムゲークフアイ(菊茶)やนำ้มะตูม ナムマトゥーム(ベールフルーツジュース)など。タイ飯とかタイのお菓子とか好きな人でないとわからないでしょうな。

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練り物オンパレードの一品料理。

Jian Lukjin Plaa menu 1

カーボン(炭水化物)を食いたくないのでクイティアオを食いに来ても麺はเส้นปลา センプラーという練り物を細く切って麺に見立てたもの。タイにはこんなものもあって、ルークチン(練り物)のクイティアオをセンプラーで食うとほぼ全部が練り物という食い物が完成します。カーボンが食いたくなくてこれを頼んだんだが、よくよく考えるとこの練り物も添加物いっぱいだろうしつなぎで小麦粉とかいっぱい入ってるだろうからあんまり他の麺とも変わんないんだろうなと後から思った。

最近はここでよく食います。

お一人様インド飯のトライアル 2015年03月10日

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“20130113_TempleHop_011.jpg by Nathan Cooke, on Flickr”

昨日はまた久しぶりに一人で職場の地下にあるMrs. Balbir’sというインド料理レストランで一人晩飯。インド料理ということで米かチャパティもしくはナンのようなパン系がないと話にならないところではあるが、炭水化物は摂りたくない。それでもマサラの香りに浸りたい、インドのチーズであるパニールを食べたいという欲求が勝り、とりあえず食うことに。

さてさて、ここでどうやってカーボン(炭水化物)を食わないようにするかが思案のしどころでありますが、結局のところ

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インディアグリーンサラダ
パニールティッカ

の2品にとどめて晩飯としました。これなら米もパンも食わずにローカーブな晩飯に仕上げられる。が、なんかインド飯でこういうのをするとなんだか玉ねぎばっかり食ってるような感覚になります。それとパニールティッカがマサラのヨーグルトペーストに浸けられていて香りがあるとはいえ、やっぱインド料理屋に来て汁もののカレーが食えないのがちょっと残念な気もしてもうちょっと改良の余地のあるお一人様ローカーブメニューです。

でもまあこれはこれで満足。一人でパニール大盛りが食えるので。。。

やっぱランニングシューズは大事なんですな 2015年03月06日

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前回のナコンナヨックのマラソンでタイムが伸びず、足がえらい痛かったので一度靴を買い替えてみようと思って買ってみました。

アシックスのGEL-GALAXY7というやつ。(前回書いてたワラーチというサンダルはまだテストもしてないのでちょっと置いておいて)ホントはNIKEのFREE5.0とかFLYKNITとかあのあたりを買って試してみたかったが、どうもシューズに4,000THBとか支払う気がしなくてプロモーションで2,190THBになっていたこのアシックスのシューズをチョイス。たまに「日本人の足に適したシューズはやっぱりアシックス」と聞くので値段も手頃だし試してみようと。

そして終業時間になって着替えてすぐに飛び出そうとしたら客から電話が。。。というわけで少し遅れて5kmだけ走ってみた。んで感じたこと。

前回まで履いていたNew Balanceの373はホントに履きつぶしていて1000km近くこれで走っていた。だからかかと部分などボトムのソールはおろかすり減りがミッドソールにまで達していたのでかなりソールのクッションはヘタっていたはず。その後に新しい靴を履くとすり減っていた部分にソールがあるので多少かかと内側などが突っ張った感覚でかかとの地面への着地角度が変わる。今のシューズはくるぶしのカップとかも硬すぎずで靴擦れしにくいのが嬉しい。履き始め一回目からかなりいい感じに走れます。くるぶしの靴ずれはまったく発生しない。ちゃんとこういうソールのカット角度や幅の選定をして足の設置角度が自動的に負荷なく修正されるんだろう。この着地角度や着地ショックの緩和が足の筋肉やくるぶし、膝、股間の関節などに過度な負荷を与えないようにしてるんだろう。

今回の5kmしかまだ試してないけど、タイムも伸びたし、第一走り始め2,3kmで発生していた足の痛みがほとんどなく、心肺機能いっぱい、筋肉の伸びるままに思い切り走れる。久しぶりに5kmだけだが大汗かくほど走れた。最近は足が痛いから心肺機能や筋肉の負荷にまだ余裕がある状態でも抑えて走っていた。10km走っても抑えめにしか汗かかない程度。

しかし、40歳近くになると、こういうところでいろいろ差が出てくるのかね。仕事の靴も運動機能性の高いものを選んで履けば疲れが出にくくてより効率よくなるような気がする。いろいろ考えてみよう。

これだけ走る感覚が違うとは思わなかった。まだ履けるから、と思って履き潰す前にある程度のとこで変えないとダメだね。足を痛める。そしてさらに「靴で治る痔もあれば靴で悪化する痔もあるんじゃないか」とも思う。歩くとき、走るときの筋肉の動きは肛門括約筋にも連携してるはずで痔にも影響すると思うのであります。

↑ 日本のアマゾンでも売ってますな。台湾からの並行輸入品らしい。

インド料理でローカーブダイエット+個食なソリューションって? 2015年02月17日

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“20130110_Avani_021.jpg by Nathan Cooke, on Flickr”

1月にムンバイに行って毎日当然のごとくインド飯を食ってたわけですが、やはり旨いなあと唸ってしまうのであります。それからまたポツポツとバンコクでもインド飯を食いに行ってます。

よく行くのは職場の周辺である「Himali Cha Cha」と「Mrs Balbir’s」であります。バンコクはアジア人、インド人、西洋人、中東の人、黒人などいろんな人が多数居るのでいろんな国の料理のレストランがあり、インド料理を食うにも街中なら困ることがない。ただし、バンコクのインド料理屋の営業形態はやはりインド本地よりは需要が少ないせいか客単価をあげるような料金設定になってるんだと思う。日本のインド料理屋も多分一緒なんですが。

なので一品一品が値段がそれなりに高くて量が多い。複数人で食べに来て何品かカレーを取って、ライスやチャパティ、ナンをそれぞれが注文してカレーを自分の皿に取って食うスタイル。

ここで困るのが小食な人&炭水化物を摂らないローカーブもしくはノーカーブダイエットをやってる人。僕もダイエット以降は食事量減らしたので昔みたいに飲んだ後に「ご飯500gでトンカツ2枚載せカレー」みたいな量を食えない。さらにはダイエット後も出来る限りはローカーブダイエットをやってるので基本濃い味のカレーにご飯やチャパティなどをがっつり組み合わせて食うインド料理は非常にチョイスに困る。

ムンバイに行って、食堂で飯を頼むと単品カレーでも割と小ぶりな皿に盛って出てきて現地のインド人はカレー一品にチャパティ2,3枚ぐらいで飯を済ませている印象。これは確かに量的にいい感じ(一番上の写真)。タイ飯で言うとぶっかけ飯の一皿でさっと飯を済ませる感じ。ターリーなんかを頼んだら思いの外量が多くて食い切るのが大変だった。これは現地の人もホントにがっつり食いたい時はこれをチョイスする形かと考えております。。

Thali thali thali
“Thali thali thali by flippy whale, on Flickr”
↑ ターリーだとカレー一品一品は量少ないが、チャパティ、米もついて全体の量はかなりのもの。

これがバンコク(てか多分日本でも一緒)の場合、ターリーも当然そこそこ量があるが単品だとカレーが大皿でそれを食い切るのにチャパティが何枚も必要になって食い過ぎてしまう。残せばいいんだがやはりちょっともったいない感がある。

これがバンコクでもパフラットやシーロムのチャオプラヤ川沿いだとインド人街に
なっていて、そのへんのメシ屋だと朝飯や昼飯に小ぶりのイドリー二個とサンバルを小皿にひとつみたいなより現地の個食的な量が用意されていて食いやすい。

「じゃあそこ行って食えばいいじゃん」と言われるのはわかってるんだけど、いわゆる近場のインドメシ屋でうまく量を調節してローカーブにできる食事法がないものかと現在も模索中なんであります。

子豚の丸焼き、หมูหัน ムーハン 2015年02月08日

というわけで子豚の丸焼き、หมูหัน ムーハンを食ってきました

ナコンナヨックに行った際に見た子豚の丸焼き、หมูหัน ムーハン。一回どんなもんなんだか食ってみたいなあと思ってました。んで、よくよく考えると近所にこれの看板がかかってる店があったなと思い出し、土曜日に行ってまいりました。

んで、ムーハンを注文。1300THB。高いなあ。まあ、でも初物だからとりあえずトライ。待つこと15分。下の動画でもある通りムーハンて下ごしらえで70%ほど火を入れておき、注文が来たら残りの30%の火を入れて熱々で出すみたい。


↑ 不美人チャイナ姉ちゃんのタイ飯グルメ番組?タイ語と中国語です。日本の人はまったく聞いててもわかんないでしょうけど、雰囲気で見てください。。。

出てきたのがこれ、どどーん!

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ああ、無情。生後30日ぐらいの子豚を〆て丸焼きにするこの料理、新たな生を受けてこの世に生まれて来た子豚も人間様に食われるが為、短いその人生(豚㌧生?)を閉じました。ありがたく美味しくいただきましょう。生き物の業の深さが感じられるいいメニューです。

食い方がまったくわからず、とりあえず一緒に出てきたマントウをパリパリの皮とタレのシーイウダムにつけて食うのはわかるがお肉が非常に弾力があってゴムのようで中々取れない。困っていたところに店員が「まず皮を食ってください。その後中の肉を再度焼いたり揚げたり調理しますから」ということらしい。皮を最初に甘ダレで食うのも、中の肉をその後調理して食うのも北京ダックと似てますな。

しかしまあ結構作った後も手間のかかる料理なのね。ある程度高いのも納得。んで、パリパリ豚皮、シーイウダム、マントウで食べてみる。豚皮は焼いてる間に油も落とされ、パリパリなんで歯ごたえ、香ばしさはええ感じですが、味はほとんどない。マントウの香りとはよく合うのでこれと一緒に食うのはよくわかる。さて、皮を食いきり、再度厨房に運ばれて行った子豚は骨ごとぶつ切りにされて、胡椒炒めと唐揚げに。

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しかしこの子豚、若い肉だからか普通の豚肉と全然味が違う。全体的に肉質が弾力があって鳥のもも肉を食べてるみたいな感触。クセも少なくてあっさりしてるので結構量も多めに食べれる。唐揚げにすると豚肉の香りが強くなってくるが、それでも嫌味のない香りで「ああ、確かに旨いや。高い金払って食う意味がわかるなあ」ってな感じ。

子豚なんで肉の量もそんなに多くないので食い盛りの男2人ぐらいでなら食いきれます。今回は彼女と二人で行ったので食いきれなかったものは包んでもらって持ち帰り。まあ旨いんだけど、かなりいいお値段するんで、自分からはあまり進んで行かないかな。友人が旅行でバンコクに来てちょっと変わった料理をというならインパクトのある記念写真も撮れるコレをオススメしますな。

あと、「子豚の丸焼きなんて可哀想!」なんて事もネットで意見を見かけることもあるけど、これは単純に日本人文化的な視点なだけですな。生きてる時の姿のまま丸々焼かれているって別にサンマやサバの塩焼きなんかもそうなんだからいくら四足だからと言って丸焼きが可哀想って言う意見はただ単に日本人はそういうことしないから見慣れていないからってだけですな。「クジラを食うなんて可哀想!」と大きなお世話を言われるのと同じですな。無駄な殺生はせずにちゃんと人様のエネルギーになるために消えていった命をきっちり消費する、それが本命でしょう。