インド飯パラダイス in クアラルンプール 2015年05月09日

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というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

結局クアラルンプール滞在時にほとんど中華を食うことがなかった。中華で食ったのはデザートだけで、豆腐花という口当たりのめちゃ柔らかい豆腐のデザートだけだった。マレー料理というと、これも結構探すのが面倒になってしまい、ナシレマを数回食っただけ。じゃあ何を食ってたかというと、これでもかというほどインド飯を食ってました。

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↑ 初日に唯一のノンベジ。鶏のマサラを。

いやー、クアラルンプールは町の至る所にインド飯の食堂があって探すに困ることがない。しかも値段が安く、イドリーなどの軽食で1.5RMとか、南インド式のバナナの皮を敷いて食べるミールスでも5.5RMとかかなり安い。そしてちゃんとどこでもイドリー、ドーサ、チャパティ、ナン、パロタを揃えていた。最初クアラルンプールを歩いていて、インドと同じ匂いがするなあと思っていたが街の食堂でインドと全然同じもの置いてるんだから当然だわな。

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↑ 以降は全部ベジ。

しかし、食環境が恵まれているバンコクでもインド料理は結構高い。本当にざっくり考えて1RM=10THBぐらいになるが、クアラルンプールほどの値段でバンコクでインド飯が食える場所は王宮エリア南のパフラットぐらいじゃなかろうか。ブキットビンタンなどの観光地ではもちろんもうちょっと高くなるもののバンコクと比べるとクアラルンプールのインド飯は総じて安い。そして味も問題ナシであります。

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↑ チャナマサラ、サグ。

バンコク在住者としては、遠くのインディアより近くのKLでインド飯ツアーってのもいいかもしれない。いや、バンコクならインドは別に遠くないか。言い換えて、インフラボコボコでしんどいインディアより、街が綺麗なKLでお手軽インド飯、もしくはビザの準備が大変なインドよりもお手軽ノービザで90日のKLでお手軽インド飯がいいかもしれない。

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↑ 朝食。イドリーとダールマサラ。

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↑ バナナの葉っぱのベジミールス。

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↑ ダールと左上はパニールって言ってたけど豆腐だった。。

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ちなみにベジもノンベジもKLにはいっぱいありますが、ホントの南インド式のバナナの葉っぱミールスはKLのリトルインディアと言われているBrickfieldsと言われているブロックの表通りでしか見かけなかった。こんなスタイルの飯が食いたい場合はBrickfields(KLセントラル最寄り)に向かうと良いと思います。

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↑ KLセントラル駅周辺は都市開発バリバリで高層ビルが立ち並ぶ。それに背を向けて。。

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↑ 反対側はこんな感じ。インド人街。落ち着く。

インド料理でローカーブダイエット+個食なソリューションって? 2015年02月17日

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“20130110_Avani_021.jpg by Nathan Cooke, on Flickr”

1月にムンバイに行って毎日当然のごとくインド飯を食ってたわけですが、やはり旨いなあと唸ってしまうのであります。それからまたポツポツとバンコクでもインド飯を食いに行ってます。

よく行くのは職場の周辺である「Himali Cha Cha」と「Mrs Balbir’s」であります。バンコクはアジア人、インド人、西洋人、中東の人、黒人などいろんな人が多数居るのでいろんな国の料理のレストランがあり、インド料理を食うにも街中なら困ることがない。ただし、バンコクのインド料理屋の営業形態はやはりインド本地よりは需要が少ないせいか客単価をあげるような料金設定になってるんだと思う。日本のインド料理屋も多分一緒なんですが。

なので一品一品が値段がそれなりに高くて量が多い。複数人で食べに来て何品かカレーを取って、ライスやチャパティ、ナンをそれぞれが注文してカレーを自分の皿に取って食うスタイル。

ここで困るのが小食な人&炭水化物を摂らないローカーブもしくはノーカーブダイエットをやってる人。僕もダイエット以降は食事量減らしたので昔みたいに飲んだ後に「ご飯500gでトンカツ2枚載せカレー」みたいな量を食えない。さらにはダイエット後も出来る限りはローカーブダイエットをやってるので基本濃い味のカレーにご飯やチャパティなどをがっつり組み合わせて食うインド料理は非常にチョイスに困る。

ムンバイに行って、食堂で飯を頼むと単品カレーでも割と小ぶりな皿に盛って出てきて現地のインド人はカレー一品にチャパティ2,3枚ぐらいで飯を済ませている印象。これは確かに量的にいい感じ(一番上の写真)。タイ飯で言うとぶっかけ飯の一皿でさっと飯を済ませる感じ。ターリーなんかを頼んだら思いの外量が多くて食い切るのが大変だった。これは現地の人もホントにがっつり食いたい時はこれをチョイスする形かと考えております。。

Thali thali thali
“Thali thali thali by flippy whale, on Flickr”
↑ ターリーだとカレー一品一品は量少ないが、チャパティ、米もついて全体の量はかなりのもの。

これがバンコク(てか多分日本でも一緒)の場合、ターリーも当然そこそこ量があるが単品だとカレーが大皿でそれを食い切るのにチャパティが何枚も必要になって食い過ぎてしまう。残せばいいんだがやはりちょっともったいない感がある。

これがバンコクでもパフラットやシーロムのチャオプラヤ川沿いだとインド人街に
なっていて、そのへんのメシ屋だと朝飯や昼飯に小ぶりのイドリー二個とサンバルを小皿にひとつみたいなより現地の個食的な量が用意されていて食いやすい。

「じゃあそこ行って食えばいいじゃん」と言われるのはわかってるんだけど、いわゆる近場のインドメシ屋でうまく量を調節してローカーブにできる食事法がないものかと現在も模索中なんであります。

ムンバイ紀行 その4 〜 Civil Restaurant 2015年01月21日

Civil Restaurant - Mumbai

前回からムンバイ紀行としてまとめております。第4回。

さて、今回は二泊三日で中日にマラソンを走ってほとんどムンバイを観光する時間や歩きまわる時間はなく、宿から半径500m以内しか歩いてないんじゃないか?と感じる程。実際にはインド門あたりまで行ったり、自分の足でムンバイ市内42.195kmも走って街の景色を堪能してるんだけどね。

先に書いたNew Bengal Hotelの2軒横に上の写真のCivil Restaurantというレストランというよりかは食堂と言った風情のメシ屋があった。あまり外を歩き回る時間がないので近くにこういう入りやすいメシ屋があるのはとても好都合だった。しかしCivil Restaurantというネーミングも凄いな。「一般市民のレストラン」?もしくは「礼儀正しいレストラン」みたいな意味なんだろうか?

inside of Civil Restaurant @ Mumbai

ここもNew Bengal Hotelと一緒で古びているが掃除は行き届いていて清潔。従業員もテキパキ動く。もうとにかくメシはほとんどここで食った。

Veg. Thali in Civil Restaurant @ Mumbai

Veg. Thali in Civil Restaurant @ Mumbai 2
↑ ベジターリー、150INR。量が多い。。。

Dal Masara with Chapati @ Civil Restaurant @ Mumbai
↑ マラソン後の疲れた体にご褒美。ダールとチャパティ。

Tissues
↑ ティッシュ。手で食う文化だからティッシュは皆大量消費?

Paneer Butter Masara with Chapati @ Civil Restaurant @ Mumbai
↑ パニール(インド式フレッシュチーズ)バターマサラとチャパティ。

Chai @ Civil Restaurant @ Mumbai
↑ チャイ。確か15INR。

Chana Masara with Rice @ Civil Restaurant @ Mumbai
↑ チャナマサラとライス。

食事はターリーも150INRぐらいだし、カレー1品とチャパティ、ラッシーとかのドリンク付けてもだいたい150INRぐらいでちょっと高いめかもしれないがどれを食っても非常においしいお店でした。この界隈ガイドブックに載ってるクロウフォードマーケットという生鮮品の市場があるが、地味だし外国人をあまり見かけなかった。まして日本人なんて今回マラソンで2人見かけたぐらいでほとんど顔を合わせることはなかった。だから珍しいのかわからんが店の親父が行く度に目を合わせてニッコリ微笑んでたり、「旨かったか?」と聞いてきたりと愛想もよくいいお店でした。ちなみに店内はほぼ99%がインド人で白人すら店内では見かけたことなかったです。

というわけで旅の醍醐味、食事もいいお店があったのでよかった。

はじめてのインド料理―HEALTHY WAY TO INDIAN COOKING
ミラ・メータ
文化出版局
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↑ 日本に住んでいた時はこの本見ながらよくインド料理を自炊してました。。

38歳で初マサラ・ドーサを食う 2013年11月15日

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昨日のエントリのパラタを食べようと思って、いつものパン通りにあるChennai Kitchenに土曜日の昼休みにバイクを走らせて行ってみたらいきなりClosedの札が掛かっていた。

なんだせっかく気分盛り上げて食いに来たのに出鼻をくじかれてしまったなあ。じゃあ、同じ通りの他の南インドベジ料理屋にするか?それともペルシア料理?それともマレーシア料理?いやいや、日本人のやってるヴィーガンレストラン?

ふと、昼飯を食いに出る前に行ってたMakroで看板が貼ってあった、ナラティワートとシーロムの通りの交差点の南西側にあるインド料理屋に行ってみることに。


View Cafe The India in a larger map

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店の前から見るとなんだかすごい旅行者向けっぽい感じでカオサンなんかにあるインド料理屋と雰囲気が似ている。そして入ってびっくり。多分以前は中華料理屋の店舗だったんだろう、内装に赤、黄色の配色が多くて中華の内装まんまである。これは。。。雰囲気出ないなあ。。

お値段も結構お高い。カレー一品頼んでも最低250THBぐらいする。カレー二品ぐらいとチャパティあたりを2,3枚付けてって考えたら結構なお値段になる。なので一品注文で完結するマサラ・ドーサを注文することにする。ただこれでも250THBもするから結構ちゃんとした食事の値段だ。

普通、ドーサ頼んでパパダムとか出てくるんだろうか?同じ薄焼きせんべい系が2種類て被るんですけど。。でも出てきたマサラ・ドーサは結構美味かった。サイズもでっかいのが出てきて、中のじゃがいもの具もどっさり。サンバルはタマリンドどっさり入っているのかかなり甘めだったけど、横のココナッツのチャツネもそれなりに美味かった。

でもなによりも、そもそもドーサの皮というか、生地というか、あのパリパリの薄焼きがめちゃくちゃうまい。パリパリの香ばしさと程よい厚さで焼かれていて重くもなく、軽すぎでもなく。こんなにうまいものだとは思っていなかった。

そもそもドーサって空洞のクレープっぽい見た目で腹にたまるような食事に見えないので今まで敬遠してたけど、マサラドーサなら中にじゃがいもも入っててかなり腹にたまる。そしてとにかくうまい。いやー、なんでもいろいろ挑戦してみないとダメですな。こんな大当たりメニューを残していたとは。。。

そしてこのCafe The India、お会計、

Masala Dosa 250THB
Coke Zero 50THB
合計 300THB

また、昼飯で300THBなんて金額使ってしまった。。。しかしドーサだけで300THBはちょっと高いんじゃないかなー。今度はChennai Kitchenで食いたいと思います。。。

Chennai Kitchen再び 2013年01月20日

Menu Board @ Chennai Kitchen

日曜日のお昼にウェブで2,3店ベジタリアンのお店をチェックしておいて飯食いに出たが行くところ行くところすべて休み。日曜日のお昼はダメですなー。というわけでどこか他のところ、というので考えてすぐ出てくるのはココ。以前も書いたChennai Kitchen。朴訥実直な親父さんがやってる南インドスタイルのベジレストラン。僕の大好きなパン通りにあります。


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営業時間は無休、10:00-15:00, 18:00-21:30 Last Order ~21:00

一番上は店内に掛かっている写真メニュー。以外と米メニューが少ない。最近はダイエットで食事制限しているのでちょっとターリーは食えないので前回のカルカッタ旅行で食べてとてもうまかったイドリーを注文。

Iddly @ Chennai Kitchen
↑ イドリー。量が少ないが減量中にはこのほうが嬉しい。

Masara Tea @ Chennai Kitchen
↑ マサラティー。ノンシュガーなので自分の好みに砂糖を入れる。

イドリーとは米の粉を蒸して作ったライス・パンケーキみたいなもの。甘さはなく、ふんわりと米の香りと多少の酸味がある。これが柔らかい味で胃に負担もかからず、カルカッタのホテルの朝食で食べたのがとてもうまかった。そしてやっぱりChennai Kitchenのもうまかった。アテのこれはチャツネなんかな?これがまたほどよく辛く、サンバルも豆のホコホコした味とスパイスの辛さがちょうどいい。しかし、これぐらいの量の食事ならダイエット中にインド料理ってのもありですな。北インドの料理の特徴なんかな?あの油っこいのはさすがにちょっと食事制限してる時にはきつい。Wikiのサンバルの解説ページを見ても料理がとてもシンプル。かと思えば、下の動画では馬鹿みたいに米を盛ってる。。。

てか、米飯だと量が多いのかな。。。ちょっとまた通ってドーサなんかにもトライしたいですな。イドリー60THB + マサラティー40THBの合計100THBのお食事でした。