Sygic カーナビ on iPhone 2012年01月13日

Sygic Car Navigation on iPhone

実家の車にカーナビを積んでいたのは10年以上前。ポータブルのカーナビを親父が買って来たのでそこそこ使っていたが、正直使い勝手がイマイチで重宝はしなかった。

タイに来て車を買ったときはそのときにすでにiPhoneがあったのでiPhoneのGoogle Mapで事足りるだろうと思っていた。実質、イサーンにドライブする際などはGoogle Mapで走りながら現在位置を確認し、どこの交差点を曲がるかなどナビゲーターとして十分活躍していた。なので結局カーナビは要らんやろと思っていた。

が、会社の人からiPhoneのカーナビソフトを見せてもらって、地図データにガソリンスタンドやら7-11の情報まで入っているのがわかった。というかよく考えれば昔からだ。忘れていた。iPhoneをカーナビにして使ってると困るのがガソリンスタンドや7-11が何キロ先にあるかわからないこと。ついついめんどくさくてギリギリまで給油せずに走っていると、田舎のほうだとなかなかガソリンスタンドがなくてガス欠にひやひやすることが多い。さらにはガソリンスタンドを見つけたけど、その時には既に遅しで数百メーター手前から幹線道の測道側に入っていないとガソリンスタンドには入れなかったりする。これ、現在地の何キロ先にガソリンスタンドがあるってのがわかってれば何も問題ない。

というような理由などがあって、カーナビのソフトを買ってみた。会社の人からはTomTom Thailandというのがいいと教えられたが、値段を見てみると74.99USD。iPhoneアプリの中では異例の高さですな。うーん、これはちょっとポチッとするに勇気が居る。後、タイで使えそうなソフトはSygicというカーナビソフトのSouth East Asia版。こちらが29.99USD。こちらもバカ高いが、地図データはTomTomのモノを使っているというし、ざっと機能を見たところ大丈夫そうなんで購入。

ちょうど彼女がまた実家に帰るというので、テストを兼ねてヤソトンまで走ってみる。セントラルのモバイルショップで290THBの中古のNOKIA製モバイルホルダーを購入。


↑ これと同じもの。

これ、そのままではダッシュボードのざらざらしたプラスチック面には吸着しなかったので、カーオーディオのディスプレイ部分につけたらしっかり吸着。7時間のドライブ中外れることなし。ホルダーの付け外しも簡単で中々いい買い物でした。

そしてテスト走行後の感想。

Sygic、大きく俯瞰で地図を見ると細かいガソリンスタンドなどの情報表示が消えてしまう。ガソリンスタンドのアイコンが表示されるまでズームすると前後2,3キロぐらいまでしか表示できない。これではちょっと本来の目的が満たされない。。でももしかしたら設定で表示できるようになるかも。もうちょっといじってみる必要あり。

どんなカーナビでも今はそうなんでしょうけど、大きなインターセクションなどで目的地に行くにはどのレーンを走るとかどの高架橋に入るとかのナビゲーションが非常に丁寧。タイの場合、一回間違うと結構大変なのでこれは助かる。そういや、こういう部分の機能もGoogle Mapではなかったなあ。

残りの走行距離や到着予想時刻など常に表示されていて単調な長時間ドライブに微妙な変化をもたらしてくれて眠気覚ましになる。

Sygic、地図のズームなどはオートで、直線を何キロも走るときは前後2,3キロまでの表示、レーン変更や右折、左折のある交差点では前後数百メーターまでズームアップして詳細地図を表示してくれるので基本何もしなくても十分欲しい情報は表示してくれるが、大きく俯瞰した表示にして、この県のどのあたりまで走ってるかな?という風に表示しても10秒ぐらいですぐに元の画面に戻ってしまうところがめんどくさい。こちらも設定でなんとかなるかもしれない。

しかし、カーナビってめちゃ便利だけど、これ使ってると絶対道を覚えないね。昔のナビは使い勝手悪かったから人間が補正してあげないとダメでそのために結局人間が地図やルートを覚えたが、今のはホントにそのまま従ってれば目的地到着できるのでどのようなルートで他にどのようなルートがってのを考える必要がほとんどなくなる。

結局、タイの道を自分でしっかり覚えたいと思ってる自分にはそもそも必要のないモノだった?やはり苦労して自分でルート考えたり、現在地を特定しようとするから覚えるものなのか??