ビアードパパのドリアンシュークリーム。そういやヒロタって。。。 2014年04月28日

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ビアードパパのシュークリームを初めて食べた。ここ2,3年ぐらいでバンコクのデパートなどでちょこちょこと見かけることが増えてきて、「シュークリームとはまた珍しい」と思っていたが、実はビアードパパって日本のブランドなんですな。

んで、なんでまた今まで食うことのなかったシュークリームを試そうかと思ったのかというと「ドリアンのシュークリーム」があるからである。見た瞬間に「あ、結構イケるだろうな」と思った。それぐらいドリアンの実ってトロ熟になるとこってりとしたクリーム状になるのだ。

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うーん、写真を載せただけでは普通のシュークリームとなんにも変わらん。そして一口パクっと食べてみるともわーんとあのドリアン臭。うん、確かにドリアン。ただ、香りも味のほうもだいぶソフト。本物のドリアンをシーズンになるとほぼ毎日食ってる僕にしたらちょっと弱いなあ。。。

まあ、可もなく不可もなくといった風情なんですが、ビアードパパのシュークリームは大きすぎて食いにくいっすな。食ってる端から噛んだ時にクリームがむにゅーってはみ出してきてそれが手についたり。

それではたと思い出したのがヒロタのシュークリーム。シュークリームっちゅうたらやっぱこれですな。小さいサイズで食いやすい。小さいころ、実家では親がどっか出かけたら必ずこれを買ってきてたような気がする。いつも家の冷蔵庫にはヒロタのシュークリームがあったなあ。今も売ってるのかと思って検索してみたら普通に売ってるみたいね。次回大阪帰ったらヒロタのシュークリーム食いたいね。

しかし会社沿革とかよく見てみるとヒロタは1924年創業っていう歴史のある会社っぽかったけど、2001年に経営破綻してたんですな。。そして2002年に21LADY株式会社って会社に買収されて現在に至るみたいですな。とりあえずヒロタのシュークリームがなくならずに済んでよかった。ただ、21LADY株式会社ってのがイマイチ何してる会社なのかもよくわからん感じですが。。

僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 中島らも 2014年04月27日

大阪で1番美味しいたこ焼きくん♥
“大阪で1番美味しいたこ焼きくん♥” photo by Giovanna Durgoni

少し前から中島らもの本がKindleで何冊か買えるようになっているのは知っていた。んで、久しぶりに探してみるとあの「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」まで電子書籍化されていた。中学生、高校生の頃に何度となく読み返した非常に懐かしい本。早速買って約20年ぶりぐらいに読み直した。

しかし僕でちょうど38歳。この本を手に取ったのは中学生の頃。そう考えるとこの本を大事に大事に読んできた30歳後半から40歳前半の人って結構多いんじゃなかろうか。読み返すたびに「ああ、そうかあの頃考えてたことはここから来てるなあ」とか「そうそう、このフレーズだけはきっちり覚えてるけど、この本に書いてあったか。忘れてしまってたな」ということが多々ありました。

大槻ケンヂはこの本の自殺した友人のくだり、

ただ、こうして生きてきてみるとわかるのだが、めったにはない、何十年かに一回くらいしかないかもしれないが、「生きていてよかった」と思う夜がある。一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。だから「あいつも生きてりゃよかったのに」と思う。生きていて、バカをやって、アル中になって、醜く老いていって、それでも「まんざらでもない」瞬間を額に入れてときどき眺めたりして、そうやって生きていればよかったのに、と思う。

に涙すると書いていたけど、僕は「まんざらでもない」瞬間を収めた額をときどき眺める、というのが引っかかってたりして、もうちょいパンクというか鬱々とした、

酒を飲み始めた動機というのは、単純に大人の真似がしたかった、だけだった。そのうちに「酔う」ということがわかってくると、それが自分の精神の欠落した部分にあつらえたようにぴったりとはまり込んで、空無のところを埋めてくれることに気づいたのだ。十代の僕は一種狂暴なほどに自分自身を憎んでいた。そしてそれ以上に、自分がその一隅を占めているところの「世界」そのものを憎み、呪っていた。世界は醜悪で愚かで付臭を放っていて、それは僕の存在とうりふたつだった。自分も世界もその腐った体で抱き合ったままで「ぶっつぶれてしまえ」というのが、僕にできる唯一の意思表示であり願望だった。酒の酔いは、そういう破滅的な気分に実によくフィットした。泥酔してぶっ倒れる瞬間というのは、自分と世界にとっての大破滅のミニチュアであり、夜ごとに訪れる小さな「ビッグ・バン」だった。

こういう文章のほうがしっくりきて、まだ中学生ぐらいならイマイチをわかりきらずにいたけどそれでも「精神の欠落した空無のところ」なんてところはわからないなりににもなんか共感を感じたりといろいろ考えてたもんです。

よくよく考えると結構大学入る前までの行動パターンってこの本に影響されてた部分も多いような気がする。だいぶ救われてるのは確かだけど、今考えるとエライ本を読んでたなと思う。読んでなかったらどうなってただろう??

なんてことを考えながら実に懐かしいこの本を、仕事の合間に携帯チラチラ読みながら、一気に半日で読みきってしまいました。。。

僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 (集英社文庫)
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キノコのフェイクミート 2014年04月26日

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Farmer’s Market Bangkok がラマ4のK-Villageで4月の26日、27日にやるというので行ってきました。今までの僕の素行を知ってる人が「こいつ、なんでそんなところに行くんだ??」と思われるでしょうが、基本的に高城剛氏の「オーガニック革命」を読んで、その受け売りで行ってるだけです。

とはいえ、まだオーガニック系ってよくわからなくて、行き過ぎた資本主義の効率化で地球や自然環境が乱用され、資源が枯渇していく、だから無農薬とか自然のものに回帰しようというような流れはわからなくもないけど、安全だけど値段が高くて手が出ない食べ物と多少ケミカルだけど安くて長持ちする食べ物とどちらがいいのか?とか自然のものに戻るのは安易だけど、もっと科学技術を信じて新しい技術で今の問題を解決していこうという、より前に向いた方向性もなしではないと思う。実際ホントよくわからんです。ま、だからいっぺんこういうとこにも行ってみようと思って行ってます。

実際に行ってみて思うのは、Farmer’s Marketという割にオーガニック野菜やオーガニックの肉を置いてるところはほんのちょっとでお菓子やらファラフェルサンドとかの料理、アクセサリ類やアロマ系など、加工品ばっかだった。ま、実際食ってみると味も穏やかで確かに化学調味料とかはあんまり使ってないんだろうけど。。

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↑ オーガニック革命で読んだ通りにポニーとかが居て、なんかちょっとわざとらしい感もありつつ。。

そんな中でちょっとカルチャーショックだったのはこちら

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これ、牛か豚の赤身の肉を焼いたような見た目の料理ですが、実はシイタケの軸(石づき?)の部分を黒胡椒などのスパイスと一緒に煎るように炒めたもの。これが実に食感、味ともに牛肉っぽかった。ベジタリアンの料理に肉の代わりにセイタンやキノコを使うというのはよく聞く話だけどシイタケでこんだけうまいフェイクミートが作れるとはちょっとびっくり。これシイタケですよ、と言われれば「ああ、そういや確かに」って味なんだけど、言われないと「肉だと思うけど、これ何の肉?」って感じ。普通にハンバーガー作っても絶対うまいと思う。

早速スーパーで干し椎茸買ってきてその日の晩にテスト。なぜ干し椎茸かというとネットでいろいろ調べてみるとフェイクミート作るなら干し椎茸使う方がうまいとベジタリアンのサイトで読んだので。。。

水で戻して、軸と傘関係なしにざっくりと刻んで、塩と胡椒を強めに振って、油多めでフライパンで長い間炒めてみた。結果、結構昼間食ったシイタケに近いところまで行きました。。。以外に簡単だな。

干し椎茸は基本味わい深いのと、塩・胡椒・油と思いの外マッチする。酒のつまみにもぴったり。そして干し椎茸の中でも傘より軸のほうが繊維がしっかりしてて歯ごたえがよく、味も太くてうまい。

うーん、シイタケ。こんなにうまいと思わなかった。これはちょっといろいろ他にも料理作ってみたいですな。残念なのは干し椎茸はやっぱり普通のスーパーなどでもちょっとお値段高いこと。。。

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↑ Amazonをオーガニックで検索してたらこんなものまで出てきた。。。

忙しくてもランニング、緩みメディテーション 2014年04月25日

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ここ二、三週間でくせになってるのが前回も書いた自宅近所のラマ3通り近くの公園にて朝からランニングし、ランニング後の汗だくの体ですぐさま帰宅してしまうのではなく、芝生にブルーシート (別に芝生の上にそのまま寝転んでてもいいんだが) に寝転び、瞑想とも睡眠ともつかないゆるーい時間の流れに体を預ける。

まだ朝のうちだと公園も人が少なく風に木が揺れる音や遠くの方で人が話す声、遠くの車の音を聞きながら、木陰で暑さに任せて汗をかきながらゆっくりと呼吸するその感覚が、個人的にめっちゃリゾートな訳であります。。。安上がりですな。

でも緩やかな時間と心地よい静寂と、何も考えなくていい気持ちの緩さが最高でちょっとしばらくはこんなことやってそうな感じです。

ただ、やっぱタイはこの時期暑いですな。走り始めが8時過ぎてしまったので上の写真みたいな「お帰りなさい横井さん」的なカッコしないと直射日光の熱が頭に篭って熱中症になりそう。やはりタイの場合4月から11月ぐらいまでは日中に走るならこういう装備は必要ですな。でもできるなら日が登り切る前の朝6時とかに走れたら最高です。中々、起きれないんですけど。。

Teva Mushというビーチサンダル 2014年04月24日

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タイに住んでると年がら年中サンダルを履いていると思われたりしますが、プライベートでも基本的に僕はスニーカーなどを履いている時間のほうが多いです。別になんでという理由もないですが、タイ人も別にみんながみんなサンダル履いてるわけではなく、スニーカー履いてたり、革靴履いてたりといろいろなんで多分一番履きやすいスニーカーに落ち着いているのだと思います。

でも田舎の砂っぽいところを歩くときとかすぐに靴が土色になってしまうのでサンダルも持っております。前回は適当にCrocsでも買ってみるかとこんなのを買いました。

まあ別に普通のサンダルなんすけど、実はこれ買ったの約5年前。そして未だに現役でこのサンダル壊れていない。驚異的に長持ちしてるサンダルです。買った時は1200THBぐらいして、サンダルとしてはちょっと高いんだけど「まあ質がよくて長持ちすりゃあいいよね」ぐらいに思って買ったらびっくりするぐらい長持ちしてます。

ただ、5年も経つとちょっと全体的に色がくすんで来て汚くなってきたので新しいのでも買うかなとこれまた適当に選んで買ったTevaというメーカーのサンダル。エンポリアムで1300THBぐらいのを30%引きで買った。

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これ。残念ながらAmazonでは今は取り扱ってないみたい。これも前回の経験に基づき、1000THB前後で割りと質の良さそうなビーチサンダルというだけの条件で買ってみたんだけど、足に吸い付くかのような超絶に履き心地のいいビーチサンダルだった。履き始めに鼻緒で親指付け根あたりが擦り切れたりするようなこともなく、鼻緒に使われているファブリックの質も得も言われぬフィットと触感で、ソールにええ具合に足の裏を押し付けてくれるのであります。こんなに歩いてて気持ちいいビーチサンダル初めてや。。。

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Amazonのレビューみたらやっぱり高評価が多いですな。これは万人に薦められる上出来サンダルですわ。

ただ、レビューにもあるように鼻緒が足の縦横サイズに比べて甲の高さをかなり低く見積もって作ってあるっぽいので甲の高さのある人は履けるサイズが大きくなる傾向があります。なので通販で買うには向かないかもしれない。それ以外には今のところ文句のつけどころがないサンダルですな。後は2年後、3年後にちゃんと壊れずに使えてるかどうかですな。