iPhoneのOS入れなおし。3Gでも少しは使えるように。

ここ数ヶ月、特にiPhone(3G)の動作がもったりしてきてて、アプリの立ち上げや画面のスクロール時なんかに2,3秒固まるなんてことが頻発していた。

なんで先月なんかもこのままiPhoneを使い続けるのはとてもストレスフルなんで4Gが出るのはわかってても3GSに変えようかとか、Androidはどうだろう?とかいろいろ検討を重ねておりました。ただ、他の人のiPhoneを見て、同じ3Gでも他の人の動作のほうが若干早い。少なくとも2,3秒固まる、という現象は自分のiPhoneほどは頻発していないように見えた。

となれば僕のiPhoneもなんとかすりゃもうちょと早くなるはずだと、とりあえずPCのようにOSのインストールのしなおしをしてみようと思い立ったのであります。

iPhoneソフトウェアリセット(JailBreakなし)

1. アプリケーションのバックアップ
iPhoneをiTunesに接続してiPhone単体でダウンロードしたアプリはすべてiTunes側へ移して置く。(通常通り接続して同期をかければ自動的にアプリはiTunesへ。)

2. 各アプリのデータバックアップ
これはアプリによってそれぞれあるでしょうから基本的にはマニュアルでやりました。

3. アドレス帳のバックアップ
iTunesからiPhoneの設定でアドレス帳をMS Outlookのアドレス帳と同期するようにして再度iPhoneの同期を行う。

4. 音楽データ・動画データのバックアップ
これは元データがiTunesにあるので全く問題なし。iPhoneのソフトウェアリセット後に同じプレイリストをしてやるなどで簡単にデータは復元できます。

5. SMS/MMSのデータバックアップ
これは簡単にネットで方法を調べてみたが、JailBreakしていないiPhoneでのバックアップ方法は見つけられなかった。とりえあず自分のiPhoneのSMS/MMSはしょうもないメッセージしかなかったのでデータが吹っ飛んでもOKとして無視した。

6. メールアカウントの設定控え
iPhoneのソフトウェアをリセットしてもメールデータには影響を与えないので問題ないが、アカウントの設定内容が飛んでしまうので、これは手動でメモしておく。

7. 写真のバックアップ
これはPCにつないで写真のフォルダの中のファイルをすべてPCの中に移して置くか、Picasaなどで同期してデータのバックアップを行っておく。

8. iPhoneをiTunesにつないでiPhoneの設定画面から「復元」を選択。

9. iPhoneOSが工場出荷時の状態にまで復元されるまでしばし待つ

10. 工場出荷時状態でiPhoneが立ち上がってきたら、バックアップからのデータの復元を選ばず(これを選ぶと動作の劇重を招いている要因のデータ、もしくはソフトウェア構成を再度iPhoneにインストールしてしまう可能性があるため)、iPhoneの新規セットアップを選ぶ。その際、iTunesとアプリケーション、およびアドレス帳の同期を行わないようにしておく。

11. アプリケーションの同期設定から、iTunesからiPhoneへ同期するアプリケーションを厳選、最小限のアプリケーションのみ同期させるようにする。また、アドレス帳の同期をMS Outlookと同期するようにする。

12. アプリとアドレス帳の同期が終われば、各アプリの再設定、メールアカウントの再設定を行って終了。

このセットアップを終えて試してみたところ、2,3秒のフリーズがぐっと少なくなった。お世辞にも早いとは言えないが、なんとか実用レベルに戻ってきたと感じれるぐらい。iPhone4も白は6月末の発売に生産が追いついていないみたいなので、とりあえずこのiPhone3Gでもうしばらくまってみることにするか。。。とは言っても6月21日にiOS4がリリースされるからまたすぐにOSの再インストールとなるのですが。。。