Au bon pain の Cream of Mushroom soup 2011年11月09日

タイは戦前、欧米列強の支配を直接的には受けてなかったのと、そのタイ自身の文化を尊重する教育の中で、ベトナムやラオスでフランスパンやコーヒーを飲む文化が浸透して行ったのに対し、米食を好み、コーヒーを飲む文化もほとんどなかったようです。

だがしかし、もう今は普通にスターバックスもあり、オフィスワークな人たちは朝、昼とみな好んでコーヒーを飲んでおります。そんなバンコクで数あるチェーン系のカフェの中でフランス系の

au bon pain (おーぼんぱん、と読む)

があります。ここはコーヒーもスターバックスほどではないけども結構お高い店ですが、注目すべきはフードメニュー。写真のようなブレッドボウル(パンの器)に入れたスープを出してくれる。写真のものはCream of Mushroom。濃厚なホワイトソースのマッシュルームスープがたっぷりこってりとパンの中に入っているのであります。

Mushroom Cream Soup @ au bon pain

Mushroom Cream Soup @ au bon pain 2

こちらのスープ、かなり粘度が高いのでパンに浸みたりしない。それどころかまだスープが残っている時からパンを解体していってもなかなかこぼれない。せっかくスープがパンに入ってやってきたらパンにスープ浸けて食いたいじゃないですか。だから毎回これを頼むと一心不乱にこぼさないようにパンを上から解体し、こってりしたスープにどっぷり浸けて食うのであります。うまい。

タイは上記のような政策・教育を採っていたせいかたまに日本で食ってたグラタンとかホワイトソース系の味がめったに見つからない。なんでこういうクリームスープを出してくれる au bon pain は僕の中でちょっとだけ評価が高いのであります。