ハートヤイにて肉骨茶、バクテー 2015年05月30日

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前回行ったタイのハートヤイで初めて肉骨茶を食った。

肉骨茶とはシンガポールの有名な肉の漢方薬煮込みだと思ってたが基本的にシンガポール、マレーシアが英国支配下時代に当時の中国人が肉の残った骨を集めてその他モツと一緒に中華スパイスで煮込んだものらしい。

肉骨茶 – Wikipedia

前回のクアラルンプールではあんまり中華を食う気にならなかったので食わなかったがハートヤイはマレーシア人向けの観光地なので肉骨茶があるのだろう。とりあえずと思って食ってみた肉骨茶だったが、これが中々うまい。タイ人は普通に「ต้มเลือดหมู トムルアットムー」と言っていた。確かに血のゼリーとかモツとか、中華スパイス煮込みのトムルアットムーですな。タイ式も好きですが、結構この肉骨茶がコクがあって旨かったので書いておきたいと思った次第です。

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ちなみにLee Garden’s Plazaの裏側のこのお店で食いました。向かいにはStarbucks。一人前90THBだったかな?

オーケー・ベートン! 2015年05月29日

ハートヤイに行ってきて、ぼんやりと深南部三県に興味を持っております。ちょっと危ないけどナラティワートの川のほとりの旅社(中国人経営ホテル、その実態は連れ込み宿)でぼんやりしたり、ほぼマラヤな熱帯雨林を眺めるのもいいなあと思ってますが、そんな中ハートヤイのホテルから空港までの帰りのタクシーの運ちゃんが「俺、家は เบตง ベートンだよ」と言っていた。うちの彼女が「ベートン!ベートンじゃん!オーケーベートン!」と言っていた。彼女の口癖が「オーケーベートン!」ああ、ベートンって南部の街だったのか。

実は「オーケー・ベートン」、2003年製作のタイ映画らしい。彼女もこの映画の名前は知っているが見たことは無いという。周りの友達が当時、「いい映画だよ」と言っていたのと、頭に残りやすいシンプルなタイトルでなんか口癖になっていたんだろう。

【タイ映画ライブラリー】オーケー・ベートン、OK Baytong、โอเคเบตง

ウェブで調べてみるとこんな記事も出て来たりと、これ、内容的にはかなり面白そう。トレイラーを見ているとカットや絵の作りなども自分好みな感じで俄然見たい欲が上がってくる。10年以上前の映画だからDVDは中々見つかんないだろうなあ。。。と思ってたら。。

Youtubeに上がってました。。。硬派に英語字幕すらなしバージョンですが上の解説であらすじは書いてあるんで割りと言葉わからんでもストーリー把握できるかなという感じ。ちょっとまずはYoutubeで見てみますか。

その後どこかでDVDを見かけたら買うとしますか。。。

ちなみにハートヤイと同じくマレーシア人向けの観光地であるベートン、タクシーの運ちゃんも「大丈夫大丈夫、安全だよ」と言ってたので、次回行ってみるか?まあ危なげならマレーシア国境側から迂回して入ることもできるしと考えていたら2004年中頃にホテル前でピックアップトラックの爆弾が爆発してたのね。

ハートヤイの宿は古いとこが多い 2015年05月28日

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ハートヤイのマラソン出場のための訪問で今回泊まったホテルはHatyai Green View Hotelというところだった。Agodaで予約して一泊750THBと普通にHatyaiのホテルは1000THB以下がゴロゴロある感じ。しかしまあグリーンビューホテルも綺麗に手入れはしてるものの、いかんせん、築年数がかなり経っていることがわかる。

Hatyai Green View Hotel | โรงแรม หาดใหญ่ กรีนวิว

他に移ろうかと思ってざっとハートヤイ繁華街周辺のホテルを見てみたが、街同様新しいホテルは皆無でどのホテルも経ってから10年以上は経ってそうなくたびれ感。なんかこう、このホテル豪華そうだなあー、とか、過ごしやすそう、とかを外目に全く感じさせないところがハートヤイですな。街もホテルも。でもグリーンビューなんかも一泊750THBで、シャワーの温水の調節が難しかったけど、WiFiがイマイチつながりにくかったけど、エアコンも使えるし不便はなかった。不可ではない。が、それ以上もない。

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なんか同じことを繰り返しますがホテルも街もこんな感じ。今回マラソンが目的でハートヤイまでやってきましたが、気まぐれにチケットが安いからとかで観光でハートヤイに来てたらあまりにやることがないのでどうしてたんだろうなあと心配になりました。

というわけで、ハートヤイには観光で来ることはオススメしません。やることがないです。滞在半日。これ以上居てもやることないです。それ以上居るのなら勇気を出して危険地帯と言われる深南部三県にハートヤイからロットゥで行けるみたいなので各三県の県庁所在地の街を眺めてみることぐらいかな。ナラティワートの街にはいいくたびれ具合の川に面した旅社があるようです。ロットぅとかで行ってさらっと一泊して帰ってくるぐらいなら以外と大丈夫そう。。。。以上でーす。

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Hatyai International Marathon 2015 ハートヤイマラソン 2015年05月27日

Hatyai Marathon 2015

いろいろハートヤイの事をブツブツ言ってますが、さて本来の目的のマラソンですが24日の早朝開始でその前日の23日土曜日に繁華街北にあるジラナコーンスタジアムという競技場にゼッケンを受け取りに行く。

หาดใหญ่มาราธอน2015

今回のハートヤイマラソン、インタナショナルマラソンのはずだが、申し込みの手順からしてもなんか適当感が滲み出てる。申し込みの用紙をネットからpdfでダウンロードし、それを書き込みスキャンしてメールかfaxで送付する。んで参加費(フルマラソンは600THB)を銀行振り込みで送る。手順には管理事務所から登録完了メールが来るとかの記載もなく、振り込みに関してはちゃんとその時のレシートを持って振り込み証拠を残しておくようにとの事。

海外住まいの経験がある人はわかると思うが、こういうパターンはかなりの確率で登録抜けになっていたり、そうなってても当日まで判明せず現場でバタバタするパターン。実際に行ってみると、案の定登録されていない。なので印刷して来た振り込み履歴を差し出して、「ちゃんと金払ってるからね!」と念押し。このマラソン目的で飛行機乗ってここまでやってきてるんだから。

なんかそれってどうなの?って話だが、受付の方も登録漏れがある前提でやってるがごとく僕の銀行振り込み履歴をパパッと確認してオーケーオーケーと、実に事務的にテキパキとナンバーを発行してくれた。それなら最初から漏れないようなシステムで登録すりゃあいいのにと思うが、まあ実害は何もないのでよしとする。

Hatyai Marathon start line

さて、晩は早めに寝て3:30フルマラソン出走。実に地味でスタート前の盛り上げの音楽もなく、なんかスピーカーから聞こえてくる声がカウントダウンみたいなことしてるなあと思ってたら「ぷぁーーーーん!!」でスタート。コースとタイムを記録するNike+の開始が間に合わなくてちょっとずれてしまった。

ハートヤイのジラナコーンスタジアムから駅前の繁華街をぐるっと回り、その後スタジアムの北の幹線道路に出てひたすらソンクラー郡方面にひた走る。そして折り返しが24km地点。あとで見たらまさにハートヤイとソンクラーの郡境まで走ってきた形だ。もうちょっと道を外れたら海が見えるところまで来ていた。ハートヤイの道路はほぼ平坦で走っててしんどい坂はなかったが、幹線道路のカーブのバンクが足首にきつかった。

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タイムは4時間47分と上出来のタイム。フルでは自己ベストかな?やはり前回のナコンナヨックと異なり、新しいReebokのシューズで50kmは事前に走りシューズ慣らしもしてありかなり快適に走れた。ほぼゴールまで歩かず、立ち止まらず(給水所では歩きながら水飲んだり、まれに立ち止まって補給のバナナを食べたりしたが)、それでも無理した感はなく元気に走れました。

やっぱり良いタイムは良いシューズからですな。スポーツも資本主義にしっかり取り込まれてます。とはいえマラソン、ランニングは他のスポーツと比べてほとんど金のかからないスポーツなんでとにかくシューズには金かけた方がいいという結論でした。次回はパタヤマラソンでまたフルをがんばりまーす。

ไก่ทอดหาดใหญ่ ガイトートハートヤイ & ข้าวหมกไก่ カオモックガイ 2015年05月26日

というわけでハートヤイのメシモノ紀行その2。

Fried Chicken at Hatyai

有名な ไก่ทอดหาดใหญ่ ガイトートハートヤイ。ハートヤイ式の鶏の唐揚げと言ったところでしょうか。どうもハートヤイのガイトートは揚げ玉ねぎのチップが付いてくるのがデフォルトのよう。ただ僕が買ったところではガイトートに揚げ玉ねぎが掛かっていない。店のおばちゃんが「カオニャオ(もち米)は?」と聞くので「あ、じゃあ頂戴。」というと出て来たのは揚げ玉ねぎがどさっと乗ったカオニャオ。

Fried Chicken & Sticky Rice at Hatyai

イサーンではカオニャオは普通の白米よりも主食の座を勝ち得ており、彼女の実家に行った際には基本的にカオニャオのみ出てくる。彼女の甥っ子が駄々こねて白米食うと言った時とか意識して用意しないと白米は炊かない感じなのだ。だからよく食ってるけど、この揚げ玉ねぎの香りが乗ったカオニャオは初めて食べるちょっと変わった感じの食べ物に変貌していた。たかがもち米でもやはりイサーンと南部ではこれぐらい味が変わるものなのだなあと感心。

Chicken & Yellow Rice at Hatyai

もうひとつはカオモックガイ。ターメリックとチキンと一緒に炊いた黄色ご飯にその鶏を添えて甘辛いタレを添えて出してくれる。僕はバンコクではどちらかと言うとカオモックガイ(鶏)ではなくカオモックヌア(牛)を食うことが多かったが、ここではカオモックガイしかなかった。このカオモックもご飯がめっちゃパラパラで旨かった。写真では後ろになってて見えにくいがこれにも揚げ玉ねぎが嫌という程付いてきた。ハートヤイでは揚げ物系は揚げ玉ねぎの香りを添えるというのがデフォルトなんだろうか?

しかし、このカオモックも基本マレー料理ベースなんだろうなあ。マレーシアのほうではビリヤニという、インド料理で言うマサラ入りチャーハンみたいなものがインド料理以上の存在感でほぼマレー料理みたいな感じで存在しているのを考えると、それを真似てもう少しスパイス慣れしていないタイ人にも食いやすくトランスフォームしたものがカオモックなんじゃないかと思う。

Satae Chicken at Hatyai

さらにサテもあったりして、やっぱ南タイは完全にマレー文化圏(中華も確実に存在しますが)なんでしょうな。うーん、もっともっと料理だけにあらず南タイを知りたくなってきた。。。