Logging or Logged? 2013年02月28日

Distribution centre
“Distribution centre” photo by Nick Saltmarsh

他人からの強制で自分の生活を計測されるときは大体において自分が評価されるときで、常に大きなプレッシャーとストレスがある。仕事で評価されるときや、医者からの強制で自分で食事の制限や数値を毎日計測する/されるのはとてもストレスフル。

反面、自分が進んで計測するのは楽しい。このへんはレコーディングダイエットで十分すぎるほど体験しました。自分の行動とフィードバックが手に取るようにわかるので常にこうやったら、これぐらいのいい結果があがるかな?とか普段の生活自体が創意工夫にあふれる。計測するだけではただの数字の羅列なんでそのログ解析について多少頭を使わないといけないが、その工夫も慣れてくると楽しい。

だから、以下のWIRED.JPの記事に書かれている、ログ取りの二面性がとてもよくわかる。

自分のすべてを計測・記録する「データ男」 « WIRED.jp

BMCソフトウェアのCTOであるクリス・ダンシーが進んでログを取るのは楽しいから、この事実から自分の知らない自分の事実が数多く発見できるから。それに対して、Tescoの従業員の件はしんどい事例ですな。とはいえ、こういう形態の業務評価がこれからどんどん夜に溢れてくるのは明白だと思う。例えばこちらも最近話題になっていたアマゾンの件。

Amazon物流センターの過酷な労働の実態が判明、多大なる犠牲が明らかに – GIGAZINE

人道的なことはちょっとおいておくと、これは自分が経営者だとしたらぜひ導入したいところだと思うなあ。なぜかというと一律で人間の主観が入り込む余地がなく数字で従業員のパフォーマンスを出せるから。全部コンピュータとセンサーでやってしまえば不正や人間の情による不正確さがかなり縮小されるはず。とはいえ、人間の感性的には自分が評価されることを想像すると安易には実施したくないもんです。

経営者がビジネスの頭、会社がその身体だとしたら、経営者が従業員や会社のリソースの詳細なログを取って評価していくのは楽しいだろうな。上の話と一緒で前向きで新しい発見がある。

従業員は他人の意思で強制的に計測されるわけだからストレス溜まるわな。

だから、従業員はまず自分の意志で自分のログを詳細に取って自分のパフォーマンスの売り方、見せ方を理解しておく必要があるのじゃないかと最近思ったり。経営者から先に評価のルールを適用される前に自分の評価を最大級に提示できるルールを先に提示してしまう。これならまだ他人から強制されるより人間的でモチベーションはあがるはず。

多分、いずれすべての従業員に機械で一律に評価ルールがあてがわれてストレスフルな「機械に支配される」労働スタイルが一般化する前に自分の評価を自己申告する手法を取らないと人生の中の労働が文字通り、死ぬほどストレスフルなってしまう可能性があるのかもしれないなあ。とはいえ自己申告と言ったってそれを受け入れてもらえるのはホワイトカラー層でもかなり上層の自分の仕事を自分で決められる人だけでそれ以下の人たちは自分の評価方法に対して自分の意志の介入が認められることはほとんどなさそう。とりわけ単純労働の現場はやっぱり辛いだろうなあ。

MEGA BANGNAに行ってきた 2013年02月27日

MEGA Bangna 3

先週初めてMEGA BANGNAに行ってきた。

MEGA BANGNAとは郊外型巨大ショッピングモールという触れ込みでバンコク東部のバンナートラートの道路を進みバンコクからちょっと外れてサムットプラカンに入ったところにある。2012年の5月にオープンしたらしい。以前僕が2011年の12月に始めてIKEAに行った記事を書いたが先にIKEAがオープンしてた模様で、IKEAと併設されるショッピングモールかと思ってたらどうも下記のサイトの書かれ方を見るとMEGA BANGNAの中にIKEAもある、という感じらしい。

メガバンナー[MEGA BANGNA] | バンコクナビ

先のIKEAの記事で書いてるややこしい道路を進み、今回はすんなりとMEGA BANGNAの駐車場に車を停めることが出来た。行ったのはタイの3連休の最終日だったが、全然混みすぎてなくて非常に過ごしやすい。彼女は何回か来たことがあるらしく、「こんなに人が居ることは珍しい」と言っている。「平日は全然人居ないよ」とのこと。

MEGA Bangna 1

腹減ってたのでフードコートで食事。

MEGA Bangna 4

この食事、ゲーンヘット(キノコのスープ)、ナムプリックプラトゥ(辛い唐辛子ディップソースwith鯖)、野菜(ディップ用)、ご飯2杯で200THB。高えなあ。しかも入れてくれる容器が発泡スチロールの味気のない皿。さらにはこのフードコートは食事後に自分たちで食事のゴミを捨てるセルフ式でした。味は高いだけあって全然食えるんだけど、それにしてもちょっと高いなあ。

au bon painStarbucksなどの茶店(カフェと書いたらいいの?)もあるけど言うほど混んでないのがイイね。

MEGA Bangna 2

au bon painの外の椅子に座って周りを撮る。ご覧のとおり人が少ない。

まあ、ただ来てみただけなので特に何も買い物することもなく、IKEAでせっかくだからと日用品を1,2品だけ買って帰宅しましたとさ。IKEAの店内は人がいっぱいだったな。帰りに駐車場が広すぎて自分の車をどこに停めたのかわからなくなり、探し当てるまで数十分もかかってしまった。。情けない。。。

Mega Bangna
↑ 2月27日現在、トップページが中国正月バージョンで画面上爆竹が爆発してとんでもない大きな音がしますので注意。ホントこんな演出止めて欲しい。。。

MEGA BANGNA

  • Bangna-TradとKanchanaphisekの交差点南西側
  • Bangna-Tradを進みSrinakarinの通りを過ぎたあたりから側道に入り、Kanchanaphisek直前のUターンブリッジに入り、分岐からMEGA BANGNA駐車場に入る
  • BTSウドムスックからシャトルバスも30分おきに運行
  • 営業時間: 10:00am – 22:00pm

map_en_2012
↑ こちらIKEAのアクセスマップ。ややこしいっしょー。

Galaxy Nexusの追加バッテリと充電器が届いた 2013年02月26日

AC Battery Charger for Galaxy Nexus 3

日本から友人がGalaxy Nexus用の追加のバッテリ(非純正)、さらにはバッテリのAC充電器を届けてくれた。追加のバッテリはいわゆる中華バッテリ。1900mAhで純正品よりも同サイズで若干容量が大きい。しかし、実際にはバッテリの放電も早いような気がする。。。

AC Battery Charger for Galaxy Nexus 2

AC充電器がすぐれもの。。。と思って買った。これは写真のように充電器自体にバッテリを取り付けて充電できる。デジタルカメラのバッテリとかは同じように本体からバッテリ取り外してこのように充電するタイプっすよね。更に素晴らしいのは、このAC充電器、USBの端子がついていて、そこからさらGalaxy Nexus本体を接続して本体に装着してるバッテリを充電できること。

と思ってたんだが、この充電器、USBの出力が5.2V/650mAしかない。iPhoneや他のスマートフォンの充電を行うAC充電器の出力って大体今は1.0Aなんで結構出力が弱い。これだと充電に時間がかかってしまう。アマゾンのサイトで書かれていたスペックでは800mAだったのにこれはちょっと残念だなあ。実際にこの充電器のUSBポートからGalaxy Nexusを接続して充電を行なってみるとそれほど充電に時間がかかるというほど実感はなかったたし、バッテリも充電器も690円という安値だから文句言ったりはしないけど。。。

と思ってたけど一応この商品の名前「Universal Battery Charget with USB output」でググってみると、やはりいろいろ出て来ました。そのうちのひとつが、

1.100% New Battery Charger
2. Easy to charge your battery without the phone
3. LED Charge indicator
4. Charge from a USB port or power outlet
5. Charge two batteries at the same time
6. Built-in protection circuit prevents overcharging and heats
7. CE and CCC certification
8. Do not put a Charger discarded in fire, bewaring of explosion
9. Fine workmanship, Perfect accessory for traveling
10. Do not place the charger to moisture or high temperature environment
1. Net Size: L83 x W48 x D26mm
2. Net \ Gross Weight: 47.5g \ 55g
3. USB: Voltage: 5.2v Capacity: 800mAh
4. Input: AC 100-240V 50/60Hz 0.15A
5. Output: DC 4.2V 350mA
6. Output: USB 5.2Vd.c. 800mA

Desktop Universal Battery Charger With USB Output For Samsung Galaxy Nexus Prime I9250-in Charger from Consumer Electronics on Aliexpress.com

↑ スペックから使用上の注意まで全部ごっちゃに書かれている。。。

んで、スペック見るとやっぱり800mAってなってる。僕のところに届いた商品はまた別の商品なのか?と思ってSpecが書かれているラベルをよく見てみると、ラベルの下にうっすらと別のラベルが見える。これはラベルの上にラベルを貼り重ねている。。はがしてみると、、

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あ、800mAだ。。。しかしなぜ650mAに訂正しないといけなかったのだろう?うーん、さすが中国製らしく謎がいっぱい。LED indicatorも、過充電を防止するProtection Circuitも、バッテリ2個同時充電もホントにちゃんと動いてるのかどうも怪しげな感じもしますが、このへんはもうちょっと使ってみないとわからないな。

さて、これで僕のGalaxy Nexusは最初からついてた純正バッテリと、スペアが2本になり、かなり余裕のある電源環境になりました。これなら1泊2日のキャンプなんかに出かけて、ずっと触っていたとしても充電せず一晩は持つんじゃないかな。

とんかつ まい泉 SilomComplex 2012年02月25日

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とんかつのまい泉に行ってきた。Silom Complexの地下に開店してからしばらく経っているんだが、ちょうど11月の頭からダイエットなどを始めてしまって行く機会を失っていた。今回は友人に「行きますか?」と声をかけられたのでちょうどいい機会だし行ってきた。

お昼の混雑を避けて11:40ごろに店に入って、すぐに注文。その後あれよあれよという間にお客さんで一杯になり、待ってる人も出始めた。その誘ってくれた友人が仕事の都合で遅れて12時すぎに入ったが、その注文はやっぱり来るのが遅かったなあ。混雑時はやっぱり日本のようにはうまくまわらない。

お値段はかなり強気で大体とんかつ食うなら300THB越えかな。さらにはそれにサービスチャージがプラス10%。この価格設定でタイ人客で満員ってのがすごい。僕らもせっかく来たんだからこの店の自慢のメニューを食いたいと思い、黒豚ヒレカツ 390THBを注文。ええ値段してますねー。当然、キャベツは食い放題。ご飯は??多分食い放題。ダイエットしてるとお代わりとかしなくなるからこの辺チェックするのを忘れてしまうな。。。

実際のヒレカツのお味は、まあ、いいんじゃないでしょうかといったところ。なんかやっぱり個人的には「箸で切れる柔らかいとんかつ」ってのに違和感があるな。普通にお肉と考えて箸で切れるのっておかしくないっすか?って思ってしまう。基本的に赤身の肉でワッシワッシと噛みごたえのあるお肉が好きなんで柔らかすぎる肉って自然界の食物って気がしないのであります。まい泉のヒレカツも柔らかさを実現するためにいろいろ加工してあるんだろうなあと思ってしまったな。

ハンバーガーにしたって肉が噛みごたえないとベターっとして実にジャンキーな加工食品を食ってるという感覚がする。どっしりした肉とざっくりシャキシャキした野菜などの歯ごたえが合わさるからやっぱりハンバーガーって旨いんだよなーと。だからバーガーキングの肉よりもマクドのほうが好きで、バーガーキングで個人的においしいなあと思うのはワッパーだけ。でも中々これに賛同してくれる人がいないんですけどね。

箸で切れるほどの柔らかい肉、衣厚めのザックリ感、それでいていい意味で油っぽさも感じさせない感じで、多分今風のとんかつとして出来はかなりいいんじゃないでしょうか。でも昭和50年生まれの僕としては浪花のとんかつのほうが好きです。。。

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↑ こちら友人の頼んだカツ丼。うっかり自分の奴は撮り忘れたよ。。

facebook: Maisen Thailand
「とんかつまい泉」 シーロムコンプレックスにタイ1号店|newsclip.be
バンコクの「まい泉」グランドオープン記者会見に行ってきた!:タイチのバンコク食べある記

とんかつ まい泉
BTS Silom 線 Sala Daeng 直結
Silom Complex B1 Fl. BlackCanyon横
営業時間: 10:30am – 21:00pm

佐々木俊尚氏 キャリアについてのお話 2013年02月24日

Working in Rimini
“Working in Rimini” photo by Quasimondo

佐々木俊尚氏のメルマガを契約して毎週読んでいるんだが、以前のメルマガでちょっと面白い記事があった。この記事は2013年1月21日に配信された(メルマガは毎週月曜配信)もので、トップ記事はfacebookのグラフ検索に関しての記事だが、個人的には2つめの記事で述べられていた内容がとても印象に残った。ちょっと時間が経ってしまったけどとりあえずちょっと紹介。

佐々木俊尚氏がとあるインタービューの中で「仕事をどう選ぶ」という問に対して自分がどうやって今の仕事をしていくようになったのかをなったのかを述べているんだけど、いろいろなメッセージがあってほとんどの内容に個人的に大賛成なんである。大賛成というだけなら話がここで終わるのでもうちょっと解説します。

日本の会社ってジェネラリスト養成型が多くて、社員に何でもやらせようとします。入社して企画の仕事をしていたら、「一度現場も見てこい」なんて言われて営業に異動して、また企画に戻ったかと思えば、今度は総務に行かされたりする。そういう「ひと通り見てこい」みたいなことって、実際はあまり意味がないと僕は思います。

中略

ただ問題なのは、たいていはその「ひと通り」のスパンが長いんです。大企業の場合は20年くらいかかったりする。そこから幹部になったり、起業できればいいけれど、計画通りに行かないことも十分あり得る。そうなったときに残るのは、中途半端な経験だけ。専門性が蓄積されていないので、リストラや倒産など転職せざる状況になった時につぶしが効きません。

自分の20年後につぶしが効かなくなったりしなくならないよう、専門分野を決めることが大切という。社会に出たら自分はどこの分野でメシを食うのかを決めないといけない、氏が新聞社で記者をやってる時代は終身雇用もまだ説得力を持っていた時代だったから、専門性の重要性を感じたのはIT系の記者になってからだとのこと。

ところが、いざIT系の雑誌編集部に飛び込んでみると、コンピュータやインターネットの技術や製品について詳しい人は山ほどいるわけですよ。がく然としましたが、いろいろな仕事をしているうちに、ちょうどそのころ頻繁に起き始めたインターネット犯罪については、取材手法を知る人が編集部に誰もいないことがわかりました。そこで、新聞記者時代に培った人脈やノウハウを使って「迷惑メールの帝王の素顔」というようなアンダーグラウンドの記事を書いたら、読者から大きな反響があったんです。

氏の場合、ITの専門性の部分とそれまでの経験で積み上げた人脈などを駆使して法や警察、犯罪といった専門性の部分も掛けあわせて他の人では中々真似できない記事を書くことができるようになったようです。

仕事もそうですが、私たちの生活がテクノロジーでどう変わっていくか。単にツールとして生活を便利にするという話ではなく、社会構造そのもの、世の中の概念や仕組みにテクノロジーがどのような影響を与えていくかを描いていく。それがジャーナリストとしての僕の立ち位置です。では、なぜ描き続けるのかというと、見てみたいんです。自分で「世の中がこうなる」という未来予測を立て、それがどうなるのかを知りたい。仕事を続けるということは、そういう面白さがあります。

このくだりは仕事に対するモチベーションの根本ですな。今の御時世、「仕事するぞ」と言って業務時間内に机に座ってる間だけが仕事というものではなく、プライベートの時間も含めオンラインになっている時間も長いし、すべてが自分の仕事やアイデンティティに関わってくる。そんな中で仕事する根本の気持ちの持ちようみたいなものですな。やっぱ基本的には好きなことを仕事にしないと始まらない。大学生の時に1日8時間、働いているということは1日の1/3を仕事に費やしてるわけだから、嫌な仕事を嫌々やってられない、という理由で自分の好きな仕事を探して良かったと思える。

インターネット犯罪の取材に端を発し、その後はテクノロジーが社会をどう変えていくのかをテーマにジャーナリストとして活動してきました。読者のニーズは高いテーマですが、テクノロジーと社会、それぞれについては語れても、その接点を追い続けてきた人というのはそう多くはありません。独立して10年になりますが、ここまでやってこられたのは専門性があったことに加え、その専門性にニーズがあったからだと思います。専門性というのはニッチすぎるとニーズがなくて仕事になりません。だから、ニーズを見極めながら自分の専門性を高めていくということが大事なんです。

氏は専門性もニッチにならず世の中のニーズを見ながら自分の専門性を高めていかないといけないとも言っている。まあね、そりゃあ今のインターネット全盛の世の中でいくらすごい技術者だからと言ったって「有線の電話技師です!」と言ったってそもそもそんなに商売の話もなかろうと言うものだろうし。その世の中のニーズにあった専門性を探していくのもトライアンドエラーでいろいろやってみてうまくいくようなら進めてみる、というようなやりかたで見つけていくしかないと。だから若手にいろんなことをやらせてくれる会社を選ぶのもまた良いかもという話。

常にビジネスを開拓しなければいけないというのは、もちろん会社員も同じです。ただ、フリーランスは収入がいつ途切れるかわからないから、それがある種の原動力になって日常に埋没しないでいられるというのは実感しています。よく「不安じゃないですか?」と聞かれますが、今の時代、不安じゃない人なんていない。むしろ、フリーランスというのは会社員と違って収入源が複数ですから、リスクヘッジになります。何が安全かわからない時代ですから、安全性を基準に仕事を選ぶという行為はもはや無効ではないでしょうか。

サラリーマンだって将来同じような条件で働けるかどうか、って不安は常にあるものだし、もしいきなり裸で明日ほっぽり出された時などにどうするか、というような例えの話でもある程度の回答を用意しておかないと、こっから先はホントに何があるかわからん。海外に住んでいるとVISAの問題などもあるし、さらには日本本体が今の現状どんどん先細りしてるように見えるから。

もうひとつ言うと、個人的には目が見えなくなったり、歩けなくなったりというような加齢とともに発生する身体の障害に対する備え、こうなった時にも自分は働く口があるのかということも最近は頭をよくよぎる。この回答はほとんどインターネットの向こうにしかないような気がします。やっぱりネット上のサービス業か、ネット上のコンテンツを扱う仕事。最悪指一本でも仕事は可能だと思うので。

コンピュータやインターネットが発達して、先進国の単純労働を機械や賃金の安い外国人労働者が奪い、仕事の選択肢が先細りすることもあれば、ネット上のサービスのように新たな仕事やビジネスが増えたりもしてるわけで、この技術の発展は人を幸せにも不幸にもしてるわけですがそういう構図がわかってるならじっくり先読みをしながら、なんとかその、幸せのほうに乗っかりたいと思うわけです。

でも先の氏の立ち回り方のように、ひとつの専門性を軸にしてそれまで自分のいろいろ寄り道をしてきた経験から来る他の専門性を掛けあわせた仕事のやり方、これこそ他の人には真似しにくい強みになるんじゃないかと。だからあくまで専門性を軸にした経験の豊富さ、人脈の多さでどれだけ独自性のあるスタンスが取れるかが決まってくるような気がしますな。基本的には常に実践実践!ということなんか。ちょっとこういうことを頭に置きながら日頃の生活の仕方をもっかい考えてみようと思ったりしております。

佐々木俊尚 公式サイト
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↑ こちら佐々木俊尚氏のメルマガ。コンピュータやネットで実現するちょっと先の未来を想像する、というのが楽しい人にはとてもおすすめ。毎週月曜配信、月額1,000円。

追記

人の文章を引用してこういう文章を書いていくってのは難しいもんですな。ほとんど1段落まるごと引用と変わらないぐらいになってしまった。。。。でも書くんだよ!書かないことにはうまくならない。