Stranger ThingsとDungeons & Dragonsと 2019年07月24日

Netflix制作のTVドラマ、Stranger Thingsのシーズン3がこの間公開されて、それに合わせてバンコクの街頭でも広告が大々的に展開されていた。広告の看板の絵面が気になって観てみたんだが、いやー、面白い。まず時代設定が1983年で80’s真っ盛り。そしていろんな映画のプロットを踏んでいたり、音楽もバリバリ80’sだったり楽しいことが盛りだくさん。主人公もグーニーズのように13歳の中学生4人組。でもストーリーは大人向けで見応えがあるし、レディ・プレイヤー・ワン同様、いろいろな要素の元ネタが何かを考えながら見るのも楽しい。

で、シーズン1を見ていて気になったのが、ストーリーが少年たちが熱心に遊んでいるボードゲームのキーワードに引っ張られて展開していくところ。なんだろうこのボードゲーム、、、と思って調べてみたらこれが「ダンジョンズ&ドラゴンズ」。名前は聞いたことがあったが、実はボードゲームでもなく、紙と鉛筆、そして会話で成り立っていくRPG。なんとコンピュータなしのRPG。

その昔、ドラクエが流行りだしたころに「ゲームブック」というものがあった。個人的には大量生産されていたゲームブックの中で一番のお気に入りはJ. H. ブレナン著のドラゴンファンタジーシリーズ。今はグレイルクエストという原題の呼び名に日本語版も統一されているらしいが。これは不確定要素の決定にサイコロを使ったり、ヒットポイントや持ち物を書き留めておくために冒険者シートに鉛筆で書き込んだり。モンスターとの戦いの際にはヒットポイントの項目がボロボロになってくるまで書いたり消したりを繰り返して机の上が消しゴムのカスだらけになった。

しかしこのダンジョンズ&ドラゴンズはそのゲームブックよりももっと原始的。コンピュータゲームのRPGにもゲームブックにも影響を与えたRPGのホントの元祖らしい。ボードゲームでもなくてルールブックに書かれたルールのみで進行するとのこと。

今となってはここまでアナログなRPGって逆に新鮮で興味津々。とりあえず販売元のサイトを見てみると日本語版のベーシックルールのPDFが無料ダウンロード出来て、これだけでもちゃんと遊べるらしい。プレイヤー用ベーシックルール、文字びっしりでなんと100ページ超え!ダンジョン・マスター用ベーシックルールと合わせて200ページ近いマニュアル。この物量もすごい。これを読みながらネットでいろいろ調べてみると、Discordにダンジョンズ&ドラゴンズのユーザーグループがあるらしい、とそれにも参加してみたら初心者向けに卓を立てられていたのでとりあえず参加。8月からオンラインでのセッションでダンジョンズ&ドラゴンズに参加できることになりました!こりゃ楽しみ。

で、文章の間に挟んでいる写真は、Stranger Thingsで主人公たちがダンジョンズ&ドラゴンズで遊んでいる様子と、もう一つはE. T. でもエリオットの登場シーンで友人同士でダンジョンズ&ドラゴンズを遊んでいる場面が。やっぱりこの時期には相当流行っていたのかねー。

↑ Stranger Things版D&Dスターターセット。

ダンジョンズ&ドラゴンズ プレイヤーズ・ハンドブック第5版
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↑ 本家D&D、第5版のプレイヤーズハンドブック。

こんな表情の天龍は見たことなかった 2018年06月01日

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この看板、ずっと気になってて、頭の中でずーっと「天龍?天龍?天龍?」と渦巻いていた。顔は天龍なんだけど天龍ってこんな笑顔振りまく奴やったっけ??あまりに自分の天龍のイメージと違うのでずっと頭の中の天龍という声を押さえ付けておりましたが、改めてこのスポーツドリンクのブランドサイトを確認したところ、「やっぱ天龍じゃん」という結論となりました。

2000年ぐらいに大阪で全日の試合を最前列で観ていて、小橋のチョップが天龍の胸板に炸裂、飛び散る天龍の汗!その汗を真正面から浴びた思い出がありますな。

てか天龍って1950年生まれで2015年の65歳までプロレスやってたんか。。えらいもんですな。。20000年代に入ってからはベテランのプロレス選手が事故で大怪我したり、亡くなったりが続いたが天龍は元気に引退できているのは喜ばしいことですな。しかし、プロレス引退後だからかテレビCMのお仕事の笑顔は昔のプロレスラーの表情は消えておりますな。ホントに天龍とはなかなか信じがたかったですもん。。。

神保町楽器カフェで Frank Zappa 70’s クロニクル 2017年12月04日

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日本に戻ってきてから、 Spotify で音楽聴いてたらザッパの Hot Rats のアルバムが 2012 年のリマスター音源でまるで新しいアルバムかのように見違えておりまして、それ以降ザッパを聴き続けております。そしたら facebook で東京でザッパの映画を爆音上映会するとのお話があって出かけることになりました。

12 月 6 日の神保町、楽器カフェなるイベントスペース?でザッパの 70s クロニクルというドキュメンタリー番組を上映するらしい。どうも映画ではなかった。

楽器カフェ
http://gakki-cafe.com/

そして当日、いそいそと会社を定時で脱出し、神保町に向かうも、該当のビルにはそんなに大人数を収容できるようなイベントスペースがあるようには見えない。。ただのオフィスビル。。意を決して階段を登っていくと 「楽器カフェ」。 ただ単なるオフィススペースを使ってプロジェクタで 100 インチほどのスクリーンに映像を写しているだけ。スピーカーも YAMAHA の 2ch スピーカー。それもそのはず。このイベントめちゃくちゃ安くて 1,000 円のチケットと 500 円の 1 ドリンクのみ。そして駆けつけたお客さんは我々含めて 6 人!ガラッガラ。

そして上映時間が 2 時間 40 分というとてつもない長さ。その 2 時間 40 分で語られるザッパの活動期間は 1969 年から 1972 年まで。まあアクティビティの多い人だから成り立つのかもしれないけど、この長さはなかなか疲れる。

会場は暖房がしっかりしてないのか、省エネなのか底冷えのする寒さで、椅子も結構シートの硬いものでケツと腰が痛くてなんどもなんども座り直したり、足を組み替えたり。。。せっかくチケットに 1 ドリンク強制で付けたりするわりに、会場を歩け回れるようにしてないおかげで上映が始まったらビール買いに行くこともできない。。。もうちょっと仕組み考えた方がええで。。。

上映する番組もどうも Music Air という CS の音楽チャンネルの放送番組を録画して流しているようで楽器カフェは Music Air と組んでるのかな?とはいえ来客数 6 人は悲しすぎるところもあるのだが。。。

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【ミュージック・エア・シネマ】フランク・ザッパ:70’sクロニクル | 楽器カフェ
http://gakki-cafe.com/events/event/%E3%80%90%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%8D%E3%83%9E%E3%80%91%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%83-2/

ミュージック・エア – 洋楽ライヴ、ドキュメンタリーなど貴重映像満載の音楽チャンネル!
https://www.musicair.co.jp/

しかし、ザッパの映画の内容は面白く 60 年代マザーズの解散を皮切りに Hot Rats 、そしてフロー & エディを迎えた 70 年代マザーズの誕生から Waka Jawaka 、 Grand Wazoo までを描く ( と言いつつ、 Waka Jawaka と Grand Wazoo が語られるのはちょっとだけど。。。 )。この番組見てから Hot Rats に続いてこの2枚がまた大好きになってしまいました。

ダウンタウンDXの初回放送ってこんなんやったんか 2017年08月26日

youtube上でふと見つけたダウンタウンDXの初回放送。なんじゃこりゃ、東映やくざ映画ファン、仁義ファンにはたまらん内容ですな。拓ぼんがなくなる2年前ですか。しかし時は流れて2017年の今では菅原文太も山城新伍も全員お亡くなりになっているというのは悲しいもんですな。

拓ぼんのアクションシーンの撮影でドカドカ殴られたり、酒のんで暴れて留置所に入れらたりとか、戦後すぐの豪快なおっさん世代の朴訥野暮天いいエピソードばかり。

ホストがダウンタウンというのもいいですな。他の中途半端なアナウンサーや芸人とか、逆にコアな仁義ファンがホストやるよりもバランスがいい。

AIS PLAYBOXがうちに来た 2017年05月22日

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以前タイの地上波デジタルTVの受信機とアンテナを買って一応画質の安定した地上波テレビを自宅で見れるようにしたと書いたが基本タイの地上波チャンネルしか見れないので内容はつまらなく、現在自宅で契約してるAISのインターネットの光回線のオプションでAIS PLAYBOXというIPTVのセットトップボックスをもらえることを思い出して改めて申し込んだ。

PLAYBOXが欲しいと思ってAISのコールセンター1185に電話するのだが、オペレーターへのつなぎで何分待ってもオペレーターが出ない「ただいま混み合っております」ばかり。何度かけても、何分待ってもつながる様子なしで数日トライしてみたが、諦めてセントラルのAISのサービスショップへ。

店頭でPLAYBOX欲しいんだけど、ただで貰えるんでしょ??と聞くと快適に使えるために回線のスピードアップが必要だと言われて下り/上りが15Mbps/5Mbpsのところを30Mbps/10Mbpsに増強。とは言え費用は今までの100バーツ/月増し程度。お店に行ったのは5月の最初の週。ここで変更は月契約の更新日5月の15日からになりますと言われる。1週間以上待つのかと思いつつ急いでないので「オーケー」。

5月16日になると確かにスピードテストで30Mbps/10Mbpsになっていた。が、PLAYBOXが待てど暮せど一向に送ってくる気配がない。どうしよかなー、そろそろ文句言いに行くかー、と思ってたところでAISのコールセンターから電話。これが26日。回線変更日より10日以上経って連絡有り。「明日サービスマンが持っていくセットアップさせてもらいます」とのこと。次の日はバンコクで最近降り続く雨のせいでスクンビット等洪水。3時間遅れて到着。セットアップは自分でやるということで箱を受け取って完了。

申し込みから4週間かかってやっと手に入りました。

さて、

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これが現物。まんまApple TV。中華STBみたいな安いプラスチック製かと思っていたが、それなりにずっしりとしていてまともなものっぽい。

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感心したのは外部接続ポートがそれなりに多い。PLAYBOXはAndroid端末になっていて、SDカードの動画を読み出して再生したり、USBのキーボードやマウスを接続して操作もできるらしい。

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リモコン。まんまApple TVだ。リモコンのボタンも押しやすくてものはいいんだが、肝心のテレビを観る際にチャンネルを数字で指定したり、100程もあるチャンネルを選別してよく見るチャンネルだけグループ化したりできないので上のリモコンの矢印キーで延々チャンネルを選んでいかなければならず使い勝手悪い。

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付属ケーブル類。HDMIもLANケーブルもAVコンソールケーブルもついていてタダの割にはなかなかちゃんとしたデバイスでした。

このご時世に「しっかりとしたネットワーク帯域を確保するためにWiFiよりもLANケーブルでの接続をオススメします」などめんどくさい警告が表示されたりとイマイチ部分もなくはないですが、とりあえずNHKのワールドワイドもタダで見れるし、海外のアジアニュースチャンネルやユーロ系のニュースチャンネル、タイのムスリムチャンネル、タイのモーラムばっかり流してるチャンネルなどいろいろ面白いものが見れて楽しいです。ただ、当初の目的のNational Geographicはやはり有料プランでないと見れませんでした。。。